エイリアン2

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エイリアン2
Aliens
監督 ジェームズ・キャメロン
脚本 ジェームズ・キャメロン
原案 ジェームズ・キャメロン
デヴィッド・ガイラー
ウォルター・ヒル
原作 キャラクター創造
ダン・オバノン
ロナルド・シャセット
製作 ゲイル・アン・ハード
製作総指揮 ゴードン・キャロル
デヴィッド・ガイラー
ウォルター・ヒル
出演者 シガニー・ウィーバー
マイケル・ビーン
ランス・ヘンリクセン
音楽 ジェームズ・ホーナー
撮影 エイドリアン・ビドル
編集 レイ・ラヴジョイ
配給 20世紀フォックス
公開 アメリカ合衆国の旗 1986年7月18日
日本の旗 1986年8月30日
上映時間 劇場公開版
137分
完全版
154分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $18,500,000
興行収入 $131,060,248[1]
前作 エイリアン
次作 エイリアン3
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エイリアン2』(エイリアンツー、Aliens)は、1986年のアメリカ映画である。『エイリアン』シリーズの第2作。監督はジェームズ・キャメロン

概要

SFホラーとして制作された前作『エイリアン』から作風を一変し、当時『ターミネーター』で一躍名を馳せたキャメロンを脚本・監督に迎え、原題通り無数に繁殖したエイリアンと未来兵器に身を固めた兵士との戦いを描くアクション映画として製作された。

1986年のアカデミー賞では視覚効果賞、音響効果編集賞を受賞。

キャッチコピーは「This time it's war.(今度は戦争だ)」。

ストーリー

ノストロモ号の惨劇からの唯一の生存者、エレン・リプリーの乗った脱出艇は、地球付近の宙域で偶然に発見・救助される。病院で長期間の冷凍睡眠から目覚めたリプリーは、ウェイランド・ユタニ社の社員バークから、57年間も宇宙を漂っていた事、そして当時11歳になろうとしていた娘アマンダがつい最近、自分より先に年老いて他界した事を告げられる。会社の査問会ではノストロモ号を爆破した責任を問われ、エイリアンとの遭遇については証拠不足でその存在自体を誰も信じなかった。実はノストロモ号が着陸した小惑星(LV-426)は今やテラフォーミングの対象となり、すでに多くの入植者たちが居住しているのだ。リプリーは精神の異常を疑われ、航海士としての資格も剥奪されてしまう。

その後リプリーは倉庫で作業員として働くことになったが、チェストバスターが自分の体を突き破る悪夢に毎晩うなされる。やがてLV-426からの連絡が途絶え住民157人が消息を絶った。調査のため植民地海兵隊が派遣されることになり、リプリーには航海士の資格を再付与する条件にアドバイザーとしてバークと共に同行して欲しいと持ちかけられる。当初は断ったリプリーだが毎晩繰り返される悪夢に、己のトラウマに決着を付けるべく同行を決意する。

宇宙船スラコ号に同乗し海兵隊員達とLV-426に向かうリプリー。航行中、乗組員のビショップがアンドロイドと知り、前作でのアッシュとの軋轢を思い出し不快感を示す。海兵隊員への任務説明の際、エイリアンの危険性を隊員達に訴えるリプリーだが、この時点ではほとんどの隊員がさほど危機感を感じておらず、冗談混じりに茶化すばかりであった。

一同は降下艇でLV-426へ降着。地表に降り立ち装甲兵員輸送車(APC)でコロニーの建物に入ると、そこに奇妙に破壊された施設と入植者たちの残した抵抗の痕跡があったが、建物は無人だった。次の建物に移動すると医務室の大きな実験用カプセルに数匹のフェイスハガーが捕獲されており、2匹はまだ生きている。居住者達がエイリアンと接触していた事がこれではっきりした。さらに1人の少女を発見し保護する。ニュートと名乗る少女は、通風管の中を逃げ回りただ1人生き延びていたのであった。コロニーの見取り図を調べていた海兵隊員は、惑星大気改造の環境システム施設内に多数の生命体反応を探知し、APCで進入する。しかし、そこはすでにエイリアンの巣窟と化していた。エイリアンの大群に囲まれて奇襲を受け、発砲を禁じられた海兵隊員達は次々に犠牲となっていく。現場は大混乱し、APCで指揮を執っていたゴーマンはパニックで的確な指示を出せない。リプリーは強引にAPCを運転し救助に向かうと、かろうじて撤退して来た隊員を乗せエイリアンの巣窟から脱出する。現場から退避に成功した隊員はヒックス、ハドソン、バスケスの3名だけであった。的確な指揮を執れず被害を拡大させたゴーマン中尉にバスケスは激怒。指揮権を引き継いだヒックス伍長の決断で降下艇に連絡し、スラコ号への撤退と核爆弾の投下によるエイリアン殲滅が決定するが、降下艇内にもすでに地上からエイリアンが潜入しており、それに気づかず離陸したパイロットたちは殺害され降下艇は墜落、スラコ号への帰還手段は失なわれてしまう。

彼らは残った武器を集め、コロニーの司令室内にバリケードを築き、通路内にセントリーガンを設置し篭城する。そこへビショップから更に悪い知らせが来る。墜落した降下艇の爆発で、環境システム施設の電気系統に障害が発生し、核融合炉の冷却システムがダウンしたため、4時間後に大爆発することが判明する。唯一の手段は、スラコ号から予備の降下艇を遠隔操作で呼び寄せ脱出することで、ビショップが1人パイプ内を移動して通信施設に向かう。その間、セントリーガンでエイリアンの大群を撃退した一同はひと時の休息を得る。リプリーはニュートに寄り添い睡眠を取ろうとするが、実験用カプセルから出てきたフェイスハガーの襲撃を受ける。枕元に置いたはずの銃が隣の部屋に移動されている事から、彼女はこれが人為的な状況だと悟る。火災報知機を利用して助けを呼ぶと、駆け付けたハドソンらがフェイスハガーを撃ち殺す。2人が襲われたのはエイリアンを持ち帰ろうとするバークの企てであり、意見が対立したリプリーをニュートもろともフェイスハガーに襲わせ、エイリアンを寄生させようとしたのだった。この外道な企みに一同は激怒しヒックスはバークを処刑しようとまでするが、まさにそのさなか、突然電源が切られ天井裏から忍び込んできたエイリアンたちが大挙して襲撃して来る。まずはハドソンが犠牲になり、医務室に退避しようとする一同だが、バークが1人で先に医務室に立て篭り鍵を閉めてしまう。しかしバークが逃げ込んだ先にもエイリアンが入り込んでおり、バークも殺害される。行き場を失ったリプリーたちはニュートの案内で通風管の中を伝って逃げる。バスケスは殿(しんがり)で迎撃するが、近距離でエイリアンを撃ったために強酸の返り血を浴びて動けなくなる。救出に戻って来たゴーマンの拳銃も弾が尽き、狭い通風管の中で前後をエイリアンに挟まれ、追い詰められた2人は手榴弾で自爆を遂げる。その爆風でニュートがダストシュートに落ちはぐれてしまい、あらかじめニュートに渡していた発信器を頼りに救出に向かうリプリーとヒックスだが、わずかに間に合わずニュートはエイリアンに拉致されてしまう。さらにヒックスも負傷。リプリーとヒックスはビショップが遠隔操作で呼び寄せた降下艇に乗り込むが、リプリーはニュートを助けるまで脱出しないようビショップに要求、武器を取り単身エイリアンの巣窟に突入し、そこで繭にされていたニュートを助け出す。辺りを見ると、そこには沢山のエイリアンの卵があり、二人はなおも卵を産み続けるエイリアン・クイーンと対峙する。リプリーは火炎放射器で卵を焼き払って銃を乱射し、手榴弾を投げ付ける。クイーンは激怒し、産卵管を切り離すと単身で襲い掛かってくる。大気改造システムの大爆発が迫る中、辛くも降下艇に逃げ込んだリプリーたちは、LV-426から脱出し軌道上のスラコ号に帰還する。初めはビショップを嫌悪していたリプリーは彼に感謝の言葉を述べた。

しかし、クイーンもまたスラコ号に潜入していた。ビショップの体を真っ二つに切り裂き、ニュートに襲いかかる。リプリーはパワーローダーを操ってクイーンと対決し、スラコ号のエアロックから宇宙空間に放出する事に成功する。ニュートはリプリーを「ママ」と呼び抱き合う。その後生存者一同は冷凍睡眠に入った。

登場人物・キャスト

民間人

エレン・リプリー
演 - シガニー・ウィーバー
ノストロモ号唯一の生存者。コールドスリープ中に地球を通り過ぎてしまったことが原因で長期に及ぶ漂流を強いられ、娘のアマンダ・リプリー英語版とは再会することなく死別、航海士の資格を剥奪された後はパワーローダーの操縦免許を取得し、倉庫での荷物の積み下ろしで生活していた。LV-426の植民地との連絡が付かなくなったことを知り、自身のトラウマと向き合うために再びエイリアンとの戦いに身を投じることになる。
リプリーがノストロモ号から連れてきた猫のジョーンズも共にコールドスリープから覚醒し、彼女とアパートで暮らしていたが、LV-426に向かう際に別れて以降の消息は不明。
ニュート(Newt)
演 - キャリー・ヘン
開拓者団最後の生き残りの少女。本名はレベッカ・ジョーダン(Rebecca Jordan)。ニュートとはイモリを意味するあだ名で、本名は兄のティモシーしか使わない。リプリーとは交流を通じて親子のような情で結ばれる。
ビショップ(Bishop)
演 - ランス・ヘンリクセン
医療従事用アンドロイド。APCの運転も担当しさらに降下艇の操縦資格も持つ。当初は前作におけるアッシュの件もありリプリーに嫌悪されるが、暴走したアンドロイド(アッシュ)は古い型の不具合であり自身は問題ないと説明する。人間ではないが恐怖心はあると語っている。ナイフを使った曲芸(広げた手の指の間を高速で突き立てていくもの)が得意で、劇中でハドソンの手に自分の手を重ねて人間離れした速さで行っていた。この時に珍しく手を傷付け、白い血液をリプリーに見られアンドロイドだと発覚する。
ラス・ジョーダン(Russ Jordan)
演 - ジェイ・ベネディクト
ニュートの父。完全版のみ登場。一家で辺境の墜落した異星人の宇宙船を捜索中にエイリアンの幼虫に寄生されてしまい、娘のニュートを除く同惑星の住民全員が死亡する引き金を作る。
アン・ジョーダン(Anne Jordan)
演 - ホリー・デ・ジョン
ニュートの母。完全版のみ登場。夫のラスと共に宇宙船を捜索し、夫がエイリアンに寄生されたため救援を求める。その後直接の描写はないが、エイリアンの手により死亡。
ティモシー・ジョーダン(Timothy Jordan)
演 - クリストファー・ヘン
ニュートの兄。完全版のみ登場。両親共々エイリアンにより死亡した。

植民地海兵隊

ドウェイン・ヒックス(Dweyne Hicks)
演 - マイケル・ビーン
伍長。小隊では第二分隊の分隊長(メンバーはドレイクとフロストとディートリック)。危険な戦地に赴く降下艇の中で眠りこけたり、(この時代から見れば)時代錯誤なモデルのショットガンに愛着を持っているなど、一見稚拙な性格に見えるが仲間からの信頼は厚く、指揮を委任された後は強いリーダーシップを見せ、リプリーら生存者達に頼られる存在になる。リプリーとは絆が芽生えたようで、パルスライフルの使い方を教えたり、互いにファーストネームで呼び合ったりするようになる。エイリアンを撃ち倒した際に強酸の血液を浴びて負傷するが、海兵隊メンバーで唯一生存する。
ウィリアム・ハドソン(William Hudson)
演 - ビル・パクストン
上等兵・メカニック。部隊内の盛り上げ役だがお調子者で、ゴーマンに対しても皮肉を言う。出撃前はエイリアンの存在も信じていなかったせいか常に余裕で威勢もよかったが、エイリアンの大群に襲われてからは勝てるわけがないと悲観的になり、リプリーに叱咤される。その後は落ち着きを取り戻し、植民地のコンピュータを操作して見取り図を探し出すなど活躍。バリケードを突破してエイリアンの大群が押し寄せてきた際には、バスクエスに劣らぬ勇猛さを見せてエイリアンに立ち向かうが、床下ダクトから現れたエイリアンに引きずり込まれ、行方不明となる。
ジェニット・バスクエス[脚注 1](Jenette Vasquez)
演 - ジェニット・ゴールドスタイン
上等兵・狙撃手。女性ながら大型武器の扱いを任されている。勝気な性格だが、仲間を思う気持ちは強い。ドレイクとは仲が良い一方、ゴーマンのことを快く思っていない。
核融合炉に近い場所のためにゴーマン中尉から重火器の発砲を禁止されるが、ドレイクと共に命令を無視してこっそりとスマートガンのバッテリーをエイポーンに見えないように渡して隠し合い、一行がエイリアンに襲われたときスマートガンでエイリアンと戦う。死角からドレイクに襲い掛かったエイリアンをスマートガンで撃ち倒すが、その返り血の強酸を浴びてドレイクは死亡。装甲車でエイリアンの巣から逃れた際には海兵隊壊滅の一因となったゴーマンを責め、彼を殺そうとするも、ヒックスに制止される。
エイリアンの襲撃からダクトに逃げ込む場面では、自発的に最も危険な殿(しんがり)を務めるなど戦闘意欲が高い。しかしそのダクトにて至近距離でエイリアンを撃ったために返り血を浴びて負傷し、身動きができなくなる。そこへ助けに来たゴーマンと共に手を取り合いながら手榴弾でエイリアンを道連れに自爆する。
ウィリアム・ゴーマン(William Gorman)
演 - ウィリアム・ホープ
中尉。唯一の士官だが実戦経験に乏しく、降下船での降下経験はそれまでわずか1回であった。APCに留まり無線で指示を送っていたが、現場がエイリアンの襲撃を受けると動揺して対応できず、適切な指揮が出来なくなり被害を広めてしまった事で、バスケスらから恨みを買う。更に環境システム施設からの脱出時、頭に負傷して意識不明となり指揮不能に陥る。頼りない上官としか見られなくなったが、植民地からの脱出の際、負傷したバスケスを救助に向かう勇気を示す。しかしエイリアンの挟み撃ちに遭い、拳銃の弾丸を打ち尽くすと、バスケスと共に手榴弾で自爆。
マーク・ドレイク(Mark Drake)
演 - マーク・ロルストン
二等兵・機関銃手。自身と仲が良いバスケスほどではないがゴーマンを良く思っていない。核融合炉に近い場所でゴーマンから重火器の発砲を禁止されるが、命令を無視し、バスケスと共にスマートガンでエイリアンと戦う。死角からエイリアンが現れたところをバスケスが撃って助けようとするが、飛び散った強酸の血液を浴びて死亡する。
アル・エイポーン[脚注 2](Al Apone)
演 - アル・マシューズ
軍曹[脚注 3]。前線部隊の部隊長であると同時に第一分隊の分隊長を担当(メンバーはハドソン、バスクエス、ウィズボウスキー、クロウ)。部隊内の問題児達に手を焼いている。核融合炉付近の戦いで、指揮官であるゴーマンに指示を求めていた際にエイリアンに襲われ、行方不明になる。ヒックスらが核融合炉から脱出後にまだ生命反応があり生きていた事から、その場では殺されずに繭にされたと思われる。
ノベライズ版では、ゴーマンの命令を無視してパルスライフル弾倉(マガジン)をパニック状態のハドソンに手渡す場面がある。
リッコ・フロスト(Ricco Frost)
演 - リッコ・ロス
二等兵・APC運転手。ゴーマンのことを良く思っていない。核融合炉近くでの戦いでは実弾使用を禁止された他のメンバー達の弾薬を預かっていたが、エイリアンに捕らえられたディートリックが放った火炎放射器の炎を全身に浴び火だるまになって転落して死亡。更に彼が預かっていた弾薬に引火し爆発、巻き添えでウィズボウスキーが負傷、クロウが死亡する。
シンシア・ディートリック(Cynthia Dietrich)
演 - シンシア・デイル・スコット
伍長・衛生兵。エイリアンに寄生された女性を発見するが、海兵隊のメンバーで最初にエイリアンに襲われる。その際、火炎放射器を暴発させてしまったことでフロスト、ウィズボウスキー、クロウが巻き添えを喰らい死傷する原因となった。ヒックスらが核融合炉から脱出後の段階でまだ生命反応があり生存していた事から、その場では殺されず繭にされたものと思われる。
トレヴァー・ウィズボウスキー(Trevor Wierzbowski)
演 - トレヴァー・スティードマン
二等兵。隊員の中で唯一セリフというセリフがない。核融合炉付近での戦いで、フロストが預かっていた弾薬に引火して起こった爆発に巻き込まれ負傷し、身動きがとれなくなったところをエイリアンに襲われる。混乱の中、彼の悲鳴にヒックスが振り返るが既に姿はなかった。彼がやられたのをきっかけに、バスケスらは我慢できず発砲を禁止された重火器を乱射し始める。
ティム・クロウ(Tim Crowe)
演 - ティップ・ティッピング
二等兵。核融合炉付近での戦いで、フロストが預かっていた弾薬に引火して起こった爆発に巻き込まれ死亡。
コレット・フェッロ(Colette Ferro)
演 - コレット・ヒラー
伍長。降下船操縦士。ヒックスからの撤収命令を受け、隊員を回収に向かうが、すでに機内に潜り込んでいたエイリアンに背後より襲われ死亡。
ダニエル・スパンクマイヤー(Daniel Spunkmeyer)
演 - ダニエル・カッシュ
二等兵。降下船副操縦士。機内の異変に気付くも時既に遅く、離陸後にエイリアンに殺害された(直接描写はなし)。

その他

カーター・バーク(Carter J. Burke)
演 - ポール・ライザー
ウェイランド・ユタニ社社員。救助されたリプリーのお目付け役。序盤はリプリーの娘の消息を調べてやるなど、リプリーに協力的な姿勢を示すが、本当の目的はエイリアンを持ち帰る社の極秘指令の実行だった。それが発覚してリプリー達に咎められると、リプリーとニュートにエイリアンを寄生させ冷凍睡眠させる作戦に出るが失敗、一同に糾弾されている最中にエイリアンの大集団の襲撃が始まり、自分だけ逃げ延びようとするがそこにもエイリアンが現れて、逃げる間もなく襲われた。未公開シーンではその後、繭にされ苦しんでる状態を、ニュートを探しに来たリプリーに発見され助けを請うが、自爆用にとグレネードを手渡されそのまま置いていかれる。
ヴァン・リューエン(Van Leuwen)
演 - ポール・マクスウェル
星間交易委員会委員長。ノストロモ号爆破の件でリプリーを査問会にかけた。彼女の証言を信じず、エイリアンの存在を否定し、LV-426が入植地となっていると告げた。

日本語吹替

役名 日本語吹替版
VHS/DVD TBS テレビ朝日 テレビ朝日版
特別編
テレビ朝日版
デジタルリマスター
アルティメット・エディション
DVD/BD
リプリー 幸田直子 鈴木弘子 戸田恵子 弥永和子 山像かおり 幸田直子
ヒックス 大塚明夫 屋良有作 田中秀幸[2] 小山力也 森川智之
ニュート 山田妙子 滝沢久美子 玉川紗己子 津村まこと 久野美咲
ビショップ 麦人 千田光男 中田浩二 城達也 小川真司 古川登志夫
バーク 荒川太郎 小川真司 富山敬 江原正士 古澤徹
ゴーマン 大塚芳忠 堀勝之祐 池田秀一 石丸博也 牛山茂 岡野浩介
バスケス 高乃麗 山田栄子 小宮和枝 唐沢潤 朴璐美
ハドソン 江原正士 野島昭生 田中亮一 牛山茂 田中正彦 神奈延年[脚注 4]
ドレイク 秋元羊介 江原正士 大塚明夫 大友龍三郎 小室正幸 咲野俊介
エイポーン 玄田哲章 朝戸鉄也 麦人 石塚運昇 宝亀克寿 土師孝也
フロスト 星野充昭 郷里大輔 幹本雄之 天田益男 楠大典
フェッロ 火野カチコ 高島雅羅 深見梨加 深水由美
スパンクマイヤー 稲葉実 喜多川拓郎 鈴置洋孝 松本保典 上田燿司
ディートリッヒ 堀越真己 磯辺万沙子 佐々木優子 棚田恵美子
ウィズボウスキー 増岡弘[3]
クロウ 荒川太郎 阪脩 なし[脚注 5]
リューエン 塚田正昭 増岡弘 石川ひろあき
ラス 河野智之 - - - - 上田燿司
アン 稀代桜子 - - - - 加藤沙織
ティモシー 黒田弥生 - - - - 小林由美子
役不明又はその他 火野カチコ
長島涼子
竹口安芸子
火野カチコ
河村理恵子
小山田詩乃
横尾博之
白山修
古閑俊行
古川千晶
酒井敬幸
小野大輔
演出 藤山房伸 田島荘三 福永莞爾 松川睦 神尾千春
翻訳 石原千麻 宇津木道子 たかしまちせこ 石原千麻
効果 PAG 猪飼和彦 遠藤堯雄 リレーション
調整 近藤勝之 金谷和美 山田太平 長井利親
プロデューサー 上田正人 圓井一夫 梶淳
解説 淀川長治
製作 千代田
プロダクション
コスモ
プロモーション

TBS
ムービーテレビジョン ACクリエイト
初放送日 2013年1月23日
21:00-22:54
TBS
水曜プレミアシネマ
1988年1月2日
21:00-23:24
TBS
『新春特別ロードショー』
1989年10月29日
21:02-23:24
テレビ朝日
日曜洋画劇場
1993年10月3日
21:02-23:24
テレビ朝日
『日曜洋画劇場』
2004年2月8日
21:20-23:14
テレビ朝日
『日曜洋画劇場』
-
  • 地上波放送バージョンは全て宇宙植民地の住民が登場するシーンはカットされた劇場公開版(特別編も一部シーンが追加してあるが同様)に近いので、当然ニュートの家族やその他の人々のセリフはない。
  • 1993年に日曜洋画劇場で放送された特別編は、主に「リプリーがバークから自身の娘についての詳細を聞かされる場面」と「セントリーガンでエイリアンを撃退する場面」が追加されているが、1989年に同番組で放映された通常版では存在した場面が特別編では一部カットされており、また吹替音声もキャストは一部共通しているが特別編用に新たに録り直している。
  • 2004年日曜洋画劇場版は放送時間の制約により夥しいカットが行われ、オリジナルには無いモノローグが付けられた場面もある。

メカニック

M41Aパルスライフル
植民地海兵隊の制式小銃。10ミリ口径ケースレス弾100発を装填可能で、残弾数がデジタル表示で示される機能がある。外観は樹脂部品を多用しているらしく、一体形成部品のフレーム構造である。下部にポンプアクション式の30ミリグレネードランチャーを内蔵しており、全体的にコンパクトにまとめられている。リプリーはヒックスから使用法を教わったが、最初に実戦使用した時は薬室に初弾を手動で送るコッキング操作を忘れていたために狼狽することになってしまった。プロップM1トンプソンレミントンM870ショットガンを組み合わせ、外観の一部にフランキ・スパス12の部品を流用して製作されている。
M56スマートガン
植民地海兵隊制式の支援用重火器。10ミリ口径ケースレス弾300発を装填可能。射手の身体とは可動式アームで接続され、照準コンピュータにより自動で目標を追尾・発砲する。かなり重量があるため、射手には並はずれた筋力が要求される。プロップはMG42に映画撮影用のステディカムを組み合わせたもので、銃身の装飾やアームと銃身の接合部分、引き金のグリップ部分などの細かい箇所ではカワサキ製のバイクの部品を使用している。
劇中ではバスケスとドレイクが使用。大気製造プラント地下で発砲を禁じられた際は照準コンピュータの電池パックを没収されたが、隠し持っていた予備のパックを接続しており、エイリアン出現時に命令無視して発砲した。
M240A1火炎放射器
大気製造プラント地下での戦闘で、実弾使用を禁じられた海兵隊員たちが使用した。ノベライズ版ではこの武器によるエイリアンの殺傷が描かれているが、映画ではその描写は全くない(ただし、発射したことによってエイリアンをひるませるような描写はある。だが、そのさいダメージを与えたかは不明)。さらに暴発などが原因で逆に人間側へ被害を出すことになった。
チェストバスターやエイリアンの卵などには実弾よりも有効であり、大気製造プラント地下での戦闘前にアポーンが捕らわれた民間人女性の胸から飛び出したチェストバスターを民間人もろとも焼き払い(彼女自身は自分の運命を悟っており、チェストバスターが飛び出す前に「殺して」と言っていた)、後にリプリーがニュート救出に向かう際には、パルスライフルにテープで括り付けたものを使用してエイリアンの卵を焼き払った。
燃料タンクが本体に直付になっており、そのタンク容量からは想像のつかない大きな火炎流を発生させる。先端部には燃料着火用の小型バーナーを備える。プロップM16をベースにしている。このスタイルの火炎放射器は、多くのテレビゲーム作品(例:『バイオハザードシリーズ』)でも見られるようになる。
動体探知機(モーション・トラッカー)
動いている物体の存在を感知し、距離と方位を表示する装置で小型の対人レーダーのような装備。動作原理は不明だが、前作でアッシュが製作したものは、動体センサーとして空気の密度を遠隔測定して音の高低で表すことが示唆されており、その発展型と考えられる。探知したものを小型スクリーンに表示するが、探知機からの相対距離を水平方向の距離に換算して表示するため、三次元的な探知は不可能という致命的な欠点があり、上や下に対象がいる場合に錯誤しやすく、天井裏を這って侵入してきたエイリアンたちに気づけなかった。また、あくまでも動いている物体しか探ることができないため、エイリアンがすぐ近くにいるにもかかわらず、動き始めてから感知する場面もあった。
グレネード
植民地海兵隊の制式手榴弾。手榴弾といっても形状は弾丸(散弾の形状)に酷似しており、劇中ではM41Aパルスライフルのポンプアクション式グレネードランチャーから発射するのが一般的だった。そのまま使用する際、弾体の起爆スイッチを押せば数秒後に爆発する。劇中においてゴーマンとバスクエスがエイリアンに囲まれ脱出不可能になった際、自決用に使用されたほか、リプリーもベルトに大量に括り付けた状態で燃え広がるエイリアンの巣に投げ込み、大爆発を起こさせている。また未公開だが繭にされたバークにリプリーが自爆用に手渡すシーンがある。
拳銃
植民地海兵隊の制式拳銃。あくまでもバックアップ用の武器でしかなく、威力は小さいが、それでも至近距離から発砲すれば、エイリアンの硬い表皮でも数発で撃ち抜くことができる。
H&K VP70をそのまま使用。すでに製造されていない製品だが、未来的なフォルムに合致したため、改造されない状態で使用された。
劇中ではフロストとゴーマンが使用(フェッロもエイリアンに襲われた際にホルスターからこれを取り出そうとしていた)。バスケスは私物と思われるS&W M39を使用している。
ショットガン
イサカM37。ヒックスがパルスライフルとは別に、背中に携行していた。劇中においては時代遅れのポンプアクション式の散弾銃で、大気製造プラント地下での戦闘で使用した。
ヒックス自身は「接近戦ではこれが一番」と言っており、実際にエイリアンの口の中に銃口を押し込んだ状態で発砲した際、頭部を一撃で撃ち抜いている。だがその際に、エイリアンの強酸血液によって銃身が溶けて使用不能となり、返り血でハドソンが左腕を負傷してしまう。
ノベライズ版では型式不明の二連銃身のショットガンが登場する。
ヘルメット
植民地海兵隊の制式ヘルメット。小型カメラとマイクおよび単眼式の赤外線ゴーグルが装着されている。カメラとマイクが捉えた映像や音声はAPCでモニターされている。ちなみに、バスクエスとドレイクはかぶっていない代わりにカメラとマイク・赤外線ゴーグルを常備しているほか、操縦士であるフェッロとスパンクマイヤーはパイロット用のヘルメットをかぶっている。
小型発信機
ヒックスがリプリーに手渡した発信機。専用の探知機で信号を拾い、居場所を調べられる優れものだが、リプリーはこれをニュートに渡し、物語後半で重大な役割を担うことになった。
セントリーガン
ノベライズと完全版にのみ登場した自動制御の機関銃。形式名は「UA 571-Cオートメイテッド・セントリーガン」。耐火ケースに入っていたため、降下艇の墜落やAPCの炎上にも生き残った。リプリーたちの籠城したエリア周辺に設置され、内蔵の動体探知機により接近するエイリアンを自動迎撃した。弾薬箱とセットで設置されるが、連射性能が高い半面弾薬が尽きるのも早く、急速に減っていく遠隔アウトプットされた残弾数の表示が静かな緊迫感を演出した。
降下艇(ドロップシップ)
宇宙船から発着し、単独で大気圏突入から惑星上空の軌道に脱出する飛行能力を備えた船艇。形式名は「UD-4L シャイアン降下艇」。APC1台を搭載可能。スラコ号には3機が搭載され、1号機は飛行中に操縦していたフェッロがエイリアンに殺されたために墜落し、APCと激突して爆発炎上した。その後、ビショップの遠隔操作により2号機を無人で降下させて脱出に使用した。3号機はLV-426突入前のメンテナンス中に原因不明の異常が発見されたため、使用されることはなかった。大気圏内でホバリングできるほか、武装として左右に展開するロケットポッドを備える。
メイキング映像では、実物大として作られた降下艇の部品は全てイギリス空軍で解体処理された爆撃機と廃車になったキャンピングトレーラーの部品を調達して作られたことを、当時製作に携わったスタッフが語っている。
APC(装甲兵員輸送車
海兵隊員たちを現場に運ぶ輸送車両。形式名は「M577装甲兵員輸送車」。車高は低く抑えられ、武装として前方に20mmガトリング砲2門、後方にプラズマキャノン2門を備えた砲塔を装備する。車内には兵員用シートの他、作戦指揮用のモニターも備えられている。巨大なタイヤを備え不整地走破性能はかなりのものだが、悪路での乗り心地はお世辞にも良いとは言えず、放り出されないようシートバーで乗員を固定する必要がある。
車内と車外のシーンは別々で撮られており、車体は空港旅客機牽引車として使用されている「ハンスレット・ATT77」の廃車予定のものを調達し、外装を改造して撮影に使った。しかし、廃車寸前ということもあって、暴走して定点設置されたカメラを破壊したり、スタッフを轢きそうになった他、降下艇の降下シーンにおけるAPC内の映像を撮影する際、天井の鉄板が抜け落ちてゴーマン役のホープを直撃したり、車内の火災シーンでは火と塗装の化学反応で発生した有毒ガスで出演者たちが窒息しかけるなどのアクシデントが絶えなかった。
スラコ号
リプリーと海兵隊員たちがLV-426に向かう際に使用した植民地海兵隊の艦船。船級は「コネストガ級兵員輸送船」。長期航行用にコールドスリープ装置を備えている。名前はジョゼフ・コンラッドの小説『ノストローモ[脚注 6]』の舞台となった港町からとられている。
パワーローダー
パワードスーツの一種。リプリーは地球へ帰還した後に2級免許を所得して貨物倉庫で働いており、スラコ号でも装備の積み込みを手伝った。溶接機が備えられていたり、スラコ号のエアロック開閉の遠隔操作もできるなど、多機能である。作中では、リプリー以外にもスパンクマイヤーがドロップシップのミサイルポッドにミサイルを装填させる際に使用したほか、クライマックスでリプリーが乗り込み、スラコ号に侵入したクイーンと格闘戦を演じた。
ナルキッソス
前作に引き続いて登場したノストロモ号の脱出艇。サルベージ船により発見・収容される。

スタッフ

作品解説

映像面では、一部わざと低解像度のビデオ画像を使用することで、リアリティを演出している。当時コダックのフィルムの過渡期であり、フィルム面積がアナモルフィック・レンズ撮影に比べて約半分になってしまうヴィスタ・サイズでの撮影で、想像以上に粒子が粗くなってしまったと監督が語っている。次回作の『アビス』以降撮像面積が最大限に確保出来る「スーパー35」を採用し、画質を向上しながら複数の画面アスペクト比にも対応した。

撮影は英国で行われたが、撮影現場ではスタッフやキャストの間で人間関係でのトラブルが度々発生しており、このために撮影が中断されて制作が遅れてしまったことがあり、英国スタッフたちが仕事の合間に行っていたお茶の時間を巡って監督と対立し、スタッフ側が抗議のストライキを起こしたとメイキング映像で明かされている。

また、小ネタではあるがバスケスがダクト内でエイリアンの頭をハンドガンで撃ち抜くシーンを演じたのはバスケ役のジェニットではなく、彼女の姿に扮したプロデューサーのゲイル・アン・ハードである。これは実弾を使っての撮影だったが、肝心のジェニットが一度も実弾の銃を使用した事が無かった[4]為に急遽代役を使う事になり、スタッフと監督が話し合いを行った結果、監督が実弾の銃を使った経験を持つ、当時監督の妻だったゲイルに白羽の矢を立て、ゲイル本人も渋々承諾し撮影を行ったという経緯がある。また、撮影現場では常にスーツ姿だったゲイルが髪を切ってバスケの姿でやってきた際はあまりの変わり様にスタッフや出演者を大変驚かせたという[5]

ディレクターズ・カット

公開当時にカットされた場面を復刻した「完全版」が1991年末にリリースされた。劇場公開版はVHS、LD、VHDで発売されたが、DVDでは完全版のみのリリースだった。2004年に発売されたDVDアルティメット・コレクションの北米盤では劇場公開版と完全版を選択できたが、日本盤では完全版のみの収録となった。2008年11月に発売されたUMDは劇場公開版。2010年11月に発売されたブルーレイでは劇場公開版と完全版を選択できる。完全版で復活した主な場面は次の通り。

  • リプリーがバークから娘アマンダの消息を聞かされる場面。
  • ニュートの一家が異星の宇宙船を調査して父親がエイリアンに寄生される場面。
  • セントリーガンに関する描写。
  • リプリーがニュート救出に向かう前にヒックスとファーストネームを教え合う場面。


さらにこの完全版でもカットされていたシーンとして、終盤で単身リプリーがニュートを探しに行く道中で繭にされたバークを見つけ、バークが苦しみのあまりリピリーに助けを求めるが、リプリーは無言で手榴弾だけ手渡して去る場面が後に公開された。

ブルーレイ

クイーンが船外に飛ばされたシーンの後、切断されたビショップがニュートを助けるところで、下半身を入れている穴が見えてしまっている。ブルーレイでは修正されて見えなくなっている。

ゲーム

1990年にはコナミがこの映画を題材にしたアーケードゲーム『エイリアンズ』を発売している[6]。またスクウェアからはPC-88PC-98MSXパソコン用ソフトとしてアクションゲームが発売された。

備考

  • エンドロールが全て流れ終わった後、フェイスハガーが歩きまわるような音が流れ、ここで物語が終わりではないことを示唆している。
  • リプリーがクイーンの前で火炎放射器を使った際、クイーンが激しく吼えるシーンがあるが、この際クイーンの内部の骨組みが見えてしまっている。
  • パワーローダーの下敷きになったクイーンの尻尾の先がなくなっている。
  • シガニー・ウィーバーが銃規制法の賛同者であることから本作でリプリーが銃器を使用する点に関して「とても難しい決断だった」と本人は語っている。
  • エイリアンシリーズのコミックとノベル小説で『Aliens: Earth Hive』とその続編『Aliens: Nightmare Asylum』と『Aliens: The Female War』がある。両方の作品に登場する植民地海兵隊のウィルクス伍長とコロニー唯一の生き残りの少女ビリーは元々本作のヒックス伍長とニュートを意図し、アンドロイドのブレーラーはビショップを意識している。その為、『Aliens: Nightmare Asylum』と『Aliens: The Female War』ではリプリーが再び惑星LV-426に行き、ウィルクスとビリーと出会って一緒に地球で活躍するなど、エイリアン2の続編的な内容にもなっている。エイリアン3が制作される前に書かれたこの作品は当初ウィルクスとビリーはヒックスとニュートの設定であった。しかし、エイリアン3ではヒックスとニュートは最初から死亡しており、舞台も惑星LV-426と地球とは関係ない流刑惑星と言う設定にされた為、この混乱を避ける為に、ヒックスとニュートとビショップはウィルクスとビリーとブレーラーの名前に取り替えるなど変更がなされた。
  • ディレクターズ・カット版に登場するリプリーの娘アマンダの顔写真は、ウィーバーの母親のものを利用している。

脚注

  1. ^ デジタルリマスター版やテレビ放送で多くのテロップは「バスケス」。
  2. ^ VHS・DVD版、アルティメット・エディション版では「アポーン」、TBS版では「アポーネ」。
  3. ^ デジタルリマスター版では曹長
  4. ^ マガジンを取り上げられるシーンで「何だって?正気かよ!!」と異議を唱える台詞をヒックスと間違われ、森川智之に吹き替えられている。
  5. ^ セリフを発するシーンはカットされた。
  6. ^ 前作に登場したノストロモ号もこれに由来。

引用

  1. ^ Aliens”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2010年3月6日閲覧。
  2. ^ 特別編では車に無理矢理入ろうとしたエイリアンにショットガンで発砲するシーンの「これでも食らえ!!」というセリフでハドソンと間違えられて牛山茂に吹き替えられた。
  3. ^ 死に際の悲鳴のみ担当。
  4. ^ 劇中スマートガンとパルスライフルを撃つ場面があるが、こちらは空気銃だった為ジェニットも使用できた。
  5. ^ DVD版「エイリアン2(完全版)」の音声解説より。
  6. ^ KLOV(Aliens)

外部リンク

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