プレデター: コンクリート・ジャングル
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プレデター: コンクリート・ジャングル(Predator: Concrete Jungle)とは、映画『プレデター』に登場した架空の宇宙生物プレデターが登場する、コミックと小説のシリーズである。ダークホースコミック社から出版されている。1989年には全4冊パート4までの話が刊行されており、題名はそのまま『プレデター』だったが、トレード・ペーパーバック版(1990年)と小説版は『コンクリート・ジャングル』とされている。
映画『プレデター』第1作の続編的な内容で、『プレデター2』に類似した、ビル街での戦いが行われる。同様にコミックと小説で刊行された『プレデター: コールド・ウォー』と『プレデター: ダーク・リバー』にストーリーが続く。
北米版のプレイステーション2とXboxでプレデター: コンクリート・ジャングルという同タイトルのゲームが存在するが、内容は全くの別物である。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] あらすじ
あるニューヨーク市のアパートで、コロンビア人の麻薬ギャングの首領カーと、首領ランブの両グループによる取引が行われていた。その最中、透明になった謎の生命体(プレデター)による襲撃があり、銃撃戦の末にギャングたちは抹殺される。すでにニューヨーク市警察が現場の建物周辺で待機する中、ニューヨーク市警察の刑事シェイファーとその相棒・ラッシュは車で現場へ向かうが、「警察は手を引け」と警告される。 2人がアパートへと入り、部屋の中へ乗り込むと、コロンビア人の麻薬ギャングたちの、血まみれになった死体と、全裸で天上にぶら下がった死体があった。そのとき、生き残りの首領カーが発砲しながら逃走していった。
その頃、地下鉄では乗客が殺される事件が発生。電車内が突然暗くなり、乗客のひとりが携帯していた銃を取り出したその瞬間、乗客達は何者かに殺されたのだ。通報を聞いたシェイファーとラッシュが地下鉄の現場へ向かうと、電車内は血まみれで、乗客の死体の中には全裸で天井に手を縛りつけられた死体があった。麻薬ギャングたちの死体とよく似た状況であった。
そこへ、フィリップス将軍ら軍関係者が現れる。警察と軍関係者らは事件の真相を隠蔽しようと、シェイファーとラッシュにこの事件から手を引けと言い放つ。しかしフィリップス将軍は、南米での要人救出任務失敗以降行方不明の兄、ダッチ・シェイファーを探す為、南米での任務を引き受けてくれと頼む。しかし、シェイファーは捜査を続ける為にこれを断る。
シェイファーは、麻薬ギャングたちが殺されたアパート内を再び調査する。その際、シェイファーは再びやってきたプレデターに襲われ、首に盗聴機を埋め込まれる。プレデターに蹴られて5階から転落、怪我を負うものの一命をとりとめる。シェイファーはラッシュに助けられ、救急車で病院へ搬送される。
事態を認識したシェイファーはフィリップス将軍との取引を決意し、行方不明の兄・ダッチを探すため南米コロンビアのジャングルでの任務を引き受ける。 ジャングルではプレデターの襲撃を受け、闘いの末にシェイファーはプレデターを倒す。しかし、その後エシュヴィラ首領率いる麻薬武装組織・カリ・カルテル(Cali Cartel)に襲われる。 シェイファーは捕まり、アジトで首領エシュヴィラに拷問などを受ける。しかし、隙を見て脱出し、武装組織のメンバーを倒しながらジャングルへと逃亡する。その直後、3人のプレデターがアジトへと現れ、生き残った組織メンバーを皆殺しにする。 ジャングルへと逃げ出したシェイファーは、フィリップス将軍が待つヘリに乗り込んで脱出する。
その頃ニューヨークのラッシュは、2度目にアパートを調査した際に拾った、プレデターの擬態能力付ヘルメットを調べていた。その過程で、プレデターの宇宙艦隊が接近していることが判明する。 その時、FBIの特別捜査官が現れてラッシュを逮捕する。一連のプレデター事件を隠蔽しようと意図し、事件の何を知っているのかを尋問しようとしたのだ。しかし、ラッシュはFBIの尋問から逃走する。
南米からヘリで脱出してきたシェイファーは、軍側に事実を隠蔽することを強要される。そのため、シェイファーはヘリ内で反乱を起こし、進路をニューヨークへと向ける。
その後、武装を整えて相棒のラッシュと合流したシェイファーは、麻薬ギャングのアジトで首領カーと対決する。その最中に、またしてもプレデターが現れ、2人は襲われる。さらに、プレデターの宇宙船にも取り囲まれ、攻撃を受ける。アパートは破壊されるが、シェイファー、ラッシュ、カーはその場から脱出する。プレデターと戦うため、彼らは一時的に手を組み協力体制に入る。
首領カーはプレデターと闘うため、武装ギャングを集結させるが、ラッシュはこれに反対し、対立する。シェイファーもカーを信用出来ないと考えてはいたが、手を組む事を選んだ。そしてシェイファーとラッシュ、そしてカーの武装ギャング一味はプレデター軍団との戦闘を開始する。警察部隊も駆け付け、ニューヨークはプレデターとの全面戦争状態に突入した。戦いで多くの犠牲者が出る中、シェイファーもまた、プレデターに倒され殺されそうになる。しかし、フィリップス将軍のヘリが来た時、プレデターはなぜかとどめを刺すのをやめ、プレデター達は宇宙船に乗り去っていった。
[編集] 主な登場人物
- シェイファー
映画『プレデター』のダッチ・シェイファー少佐(アーノルド・シュワルツェネッガーが演じた)の弟。兄のダッチに似て、がっちりした体格をもつ。ニューヨーク市警察の刑事で、殺人事件を担当する。ニューヨークで麻薬ギャングがプレデターに殺されて以来、相棒のラッシュと共にニューヨークで起きたプレデターの事件を追っている。 捜査の最中、プレデターの襲撃を受ける。以後、プレデターにつけ狙われる。南米での要人救出作戦失敗後、行方不明の兄・ダッチを探して、南米でプレデターや麻薬武装組織と闘い、またニューヨークに戻ってからもプレデターの軍団と闘う。『プレデター: 冷戦』と『プレデター: ダーク・リバー』にも登場する。
- ラッシュ
シェイファーの相棒。シェイファーと共に、ニューヨークでのプレデター事件を追い、プレデターと闘う。
- フィリップス将軍
映画『プレデター』に登場(R・G・アームストロングが演じた)した軍人。『プレデター: 冷戦』と『プレデター: ダーク・リバー』にも登場。
- カー
コロンビア人の麻薬ギャング組織の首領。髪を三つ編みにして鼻と左耳にピアスをしている。ニューヨークのアジトで、敵対する麻薬ギャング組織(ランブ一味)との取引の最中、プレデターに襲われる。その際唯一生き残り、シェイファーが来た時には、銃を乱射しながら逃走する。後にシェイファーと闘っている最中にプレデターに襲われ、敵がプレデターと知るとシェイファーと一時的に手を組み、仲間を集めてプレデター軍団と闘う。
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