プレデター (架空の生物)

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プレデターPredator, Yautja, Hish)は、映画『プレデター』及び『エイリアンVSプレデター』シリーズに登場する架空の異星人地球外生命体。コミック、小説、ゲーム等にも登場した。なお、Yautja、Hishはコミック版で登場する半公式的な種族名称である。

目次

[編集] 登場作品

[編集] 概説

宇宙の様々なを渡り歩き、その星に生息する猛獣生物を獲物として狩猟することを種族的な趣味にもつ人型知的生命体である。名称の由来は、1作目において獲物を一体ずつ殺す様が、捕食動物(プレデター)を想起させたことから。

高度な科学技術を持つにもかかわらず、驚異的な身体能力を生かしての白兵戦を好む。ただしこれは人により意見の分かれる所で、第1作では刃物を使った近接格闘戦は物語の後半に集中しており、全体を平均すると熱線銃器で人間を撃ち仕留めるシーンのほうが多い。光学迷彩装置により隠れながら人間を撃ち殺すなど、白兵戦というより地球人の動物狩りに近い狩猟であると予測できる。また、狩猟のスタイルには個人差もあるようで、「プレデター2」では多彩な武器を駆使し、大人数が集まっているところに強襲を仕掛け、1人ずつではなくその場にいる武器を持っているものを皆殺しにするなどの差が見られる。しかしながら(わざわざ銃器で人間を1人ずつ撃ち殺さずとも)まとめて殺せる大量破壊攻撃は自爆以外ではしない、またプレデター2およびエイリアンVSプレデターでは仲間が人間やクイーンエイリアンに殺されかけているのに助けず見ていた様子が伺えるなど、戦いに彼らなりのポリシーを持っていることが伺える。

映画公開当時、宇宙人が地球を侵略するSFであれば、ロボットや超ハイテク兵器を駆使して大規模に人間を殺すか、エイリアンのようにひたすら人間に襲いかかる猛獣が常識であったため、プレデターのように知能を持ちながら敢えて原始的な殺戮を好む野蛮な宇宙人は斬新だった。「高度な」文明だが「野蛮な」文化という人間臭さを持つ宇宙人は、メン・イン・ブラックなど以降のSFではよく見られるようになった。

また、戦場が放つ熱気に引き寄せられて出現する傾向がある。これは、彼らが銃器を持った危険な獲物を仕留めることにより大きな意義を感じていることと、故郷の生息環境が高温であることによるらしく、『AVP2』においては、大小2つの恒星に照らされ地表の各所をマグマが流れる惑星として描写されている。独自の文字体系を持っており、あくまで作中外の設定ではあるが、人類の使用するアルファベット・数字に置き換える事が出来るようだ。

『プレデターズ』では、プレデターの中にも複数の種族が存在するという事と、会話こそしていないものの、以前のシリーズよりもはっきりと言語を理解する様子が描写された。

[編集] 身体能力

プレデターは、人間よりも遥かに高い身体能力・耐久力を有する。
飛び上がるだけで樹上に上がれる非常に高い跳躍力を持ち、樹木から樹木、または高層ビルから高層ビルへと跳び回って移動する事が出来、また、高いところから落下しても無事着地できるだけの脚力も持っている。
脚力以外の筋力も総じて高く、人を片手で掴み上げ投げ飛ばす程度は軽々とやってのけ、獲物の脊椎も道具を使わずに引き抜く事が出来る。『エイリアンVSプレデター』シリーズには、エイリアンの二段顎を引きちぎってみせる者、タックルで石柱をへし折ったり、エイリアンをジャイアントスイングで投げ飛ばす者も登場した。またエイリアン駆逐を生業とするクリーナーと呼ばれるプレデターはエイリアンの首を掴み、片手でそれぞれ二体を持ち上げるなど強力な筋力を見せ付けた。
耐久力に関しては個人差はあるものの、攻撃されれば血を流しダメージを受けるようではあるが、近距離からの数発の銃撃や木材での打撃程度では致命傷にはならない。プレデター2に登場した個体は、至近距離からショットガンによるスラッグ弾の直撃を上半身に数発受けたにもかかわらず、ダウンしただけで死ぬことはなかった。重傷を負っても応急処置を行なうだけでそのまま戦闘を続行しており、人間とは比較にならない体力と耐久力を持っている。
1作目以来、赤外線を視覚化するという特異な視覚を持っている事が描写されているが、赤外線を反射しない物(石やガラスなどの障害物)に躓く事なく活動出来る事から、プレデターは複数の視覚を持ち合わせているようである。ただし、全身に泥を纏って赤外線を遮断している人間や、炎が燃えている状況などでは獲物を視認し辛くなるという弱点があり、マスクの視覚化機能によって補っている。
聴覚も鋭く獲物の心音を聴き取る事が出来、背後から忍び寄るエイリアンの気配にも敏感に反応し対処する事が出来る。
媒体によっては獲物の恐怖を感じ取る事が出来るという解説が為される事があるが、作中でそうした霊感能力のようなものが描写された事はなく、これはこうした彼らの特異な五感の事を指していると思われる。
マスクを取り外すと気体が漏れ出る描写がされているが、地球の大気圏下でも活動は可能である。しかし、やはり息苦しいのか、プレデター2では呼吸用のマスクを使用しながら闘っていた。
また、鎧を身につけたまま水中に飛び込んでも溺れる事はない。
知能はかなり高く、高度な技術を持ち、独自の言語体系を持っている。人語もある程度理解し、その気になれば話す事(それが会話として成立するかどうかは別として)も出来るようである。

[編集] 身体的特徴

身体はヒトよりも一回り以上大きく(設定では身長:230cm 体重:200kgという事になっている)、筋肉質な体型をしている。
体表には、爬虫類や水棲生物、昆虫類を思わせる模様や鱗が見受けられる。体色も黄土や茶、緑、黒など爬虫類に近い色が多い。
頭部における顕著な特徴の一つに、口の部分が挙げられる。顔の下半分には、皮膜に覆われた4本の爪状器官が、正面から見て四角形を描くように配置されている。これはそれぞれ独立して動かす事ができる。4本全てを大きく開く(下の2本は上の2本よりも可動域が大きいため、この状態を正面から見ると、上辺の短い台形を描く)と、その内側にヒトと同様の上下に開く(正確にはと歯茎)が剥き出される、という二重構造となっており、その動きはカニ等の甲殻類を思わせる。鼻や耳はない。1・2作目でこの顔を見た主人公は「醜い顔だ」と口にしている。
頭部周辺には、黒色で先細りの管が数十本生えており、ドレッドヘアーのようにも見える。意識的に動かす事は出来ないようなので、頭髪に近い物と考えられる(製作陣からは”ドレッド蟹”と呼ばれていた時期もあったようだ)。
頻繁に低い顫動音を鳴らしている。
血液は昼でも強い蛍光を発する緑色。。
また、入浴の習慣がないようで、非常に体臭が強いと言われる。
エイリアンVSプレデターにおいて全裸のプレデターの模型が作られたが使用されなかった。

[編集] 性別

現在のところ登場しているプレデターは総じて、肩が広く屈強で筋肉質な地球人の男に似た体型をしている。
高等生物である以上性別はあると思われるが、外見上からは判断できない。ストーリーにおいてもプレデター同士の男女の恋愛の場面の展開はなく、映画本編でそれらしい個体が登場した事はない。
AVP2の設定集によると、雌も存在はしているものの狩りには出てこないとされている。
プレデターズのコンセプトアートの中には女性型プレデターのデザインもあるが、採用されなかった。

[編集] パーソナリティ

それぞれに個性はあるようである。1作目において、傷ついた自身の姿を見て主人公が止めを刺すのを躊躇った隙に自爆装置のスイッチを入れて『自分を殺しておけば良かったな』とばかりに大笑いする。2作目ではブードゥ団員が『Shit Happens』(和訳すれば「災難だと思うんだな」)と言いながら相手を刺殺するシーンを目撃した個体が気に入ったのか劇中二度も口にしており、三作目にて主人公の女性と共闘する事になった際、エイリアンを解体してその隠し顎を飛び出させ、彼女を驚かせて喜んだりしていたことから、ある程度の冗談も解する面も見受けられる。

[編集] 装備

各作品によって形状、大きさが異なる多種多様の接近戦向け、飛び道具などの武器を装備している。装備の威力や細部の違いは、それを使用していたプレデター個人個人の装備品の質の違いによるものと考えることもできる。

光学迷彩装置
海外での呼称はCloaking Device(クローキングデバイス)が一般的である。体に装着しているスーツから発生する特殊なフィールドによって人間の目には見えないようにすることが出来る。ただし条件によっては型板ガラスを通してみるように、その存在が人間に目視されてしまう、基本的には周りの風景に同化させる光学迷彩装置である。
また、クローキング中はスピアやワイヤー等の手持ちの武器も見えなくなるが、手元から離れてしまうと見えるようになる。が、それでも数秒は迷彩効果が生きていた事、一作目でガントレットに損傷を受けたプレデターの光学迷彩が解けた事から、ガントレットが発生もしくは制御している何らかのエネルギーフィールドで体や手持ちの装備などを覆っているという意見が主流となっている。
そのメカニズムは2作目で光を曲げると科学者によって説明されている。単なる擬態で、情報をレコーダーに記録し擬態能力を高めていくという説明もあるがこれは1作目の初期稿での設定を中途半端に抜粋したもので厳密には異なる。なお情報をレコーダーに記録する設定は形を少し変えてヘルメットの設定に生かされている。
なお、この光学迷彩装置は耐水性が無い。濡れた状態だと正常に機能せず、充分に迷彩が発揮されない。水によって装置そのものが損傷するわけではなく、クローキングを解除して水の無いところで再度起動すれば正常に作動する。また、光学迷彩使用中でも何故か水溜り等の水面にはハッキリと姿が写ってしまう。
AVP』シリーズにおいてもこのクローキングデバイスは使用されるが、視覚に頼らないエイリアンには見破られる事もある。
ショルダー・プラズマキャノン
多くの場合左肩に装着している自動制御のプラズマ砲。海外ではPlasma Caster(プラズマ・キャスター)と表記されている場合が多い。
ヘルメット[1]から照射される3本の赤いレーザーで狙いを定め、発射されるプラズマ弾で対象を撃ち抜く。砲身は背中のアームに接続されており、ヘルメットの視覚システムと連動して照準の方向へ自動的に向きを変える。
エイリアン(ウォーリアー)を一撃で葬るほどの威力を誇る反面、ヘルメットのシステムに照準機構を依存している為、ヘルメットが何らかの異常に陥った場合は命中精度が著しく低下する[2]
弾数は無限だが発射直後はエネルギーチャージの時間が若干ながら必要なため、マシンガンのように間断なく連射することは出来ない。ただし、アーケードゲームの『エイリアンvsプレデター』によればその気になれば連射可能だが、それでは狩りにならないから使用しないらしい。
弾速が遅いため、エイリアンのような俊敏な生き物の標的に対しては発射直前にロックオンしたにもかかわらず、かわされてしまうことがしばしばある。
各作品ごとに大きさ、デザイン共に異なり、1・2作目の物は大型のユニットを肩に乗せて固定するタイプであったが、3作目以降の物は肩の装甲にアームを直接固定するタイプであり、プレデターズに登場した物は一射ごとに砲身が回転するようになっている。
AVPでの儀式においてでは、この兵器は神殿の奥に納められており、これを取る事で仕掛けが作動し儀式が始まるが、劇中ではウェイランド率いる探検隊が先に到達してしまった為、プレデター達は不十分な状態でエイリアンと対峙せざるを得なかった。
劇中破壊されるか捨てるかなどで使用不能になる事が多い。
『プレデターズ』では対象を木っ端微塵にしてしまうほどの威力を持つ物も登場した。
リスト・ブレイド
右腕ガントレットに装着している各プレデターの基本装備である長さ約50cmの鍵爪状の刃物。装備者によって伸張した刃の長さ及び機能はまちまちであり、状況に応じて伸縮させたり、折り曲げて刃間の間隔を広くしたり、刃の向きを変える事での裏拳も可能。軽くコッキングして敵に向けて刀身自体を射出する事も出来る。
エイリアンの酸に耐性がないものもあり、『AVP』においてエイリアンの尾を斬り飛ばした際溶けてしまった事がある。
二枚刃である事が多いが、プレデターズに登場したバーサーカープレデター達のそれは一枚刃である。
物語が進むにつれてプレデターは他の装備を失ったり自ら捨てる事があるが、この武器については最後まで残している事が多い。
ヘルメット
最大の特徴とも言える装備品。サーモグラフィー等の視覚補助装置と射撃武装用のレーザーサイト・記憶媒体を取り付けられており、様々な戦闘を経験するほど擬態能力は蓄積・強化されていく。
ヘルメットは各種光線をプレデターの視認しやすい赤外線に変換し彼らの視覚を強化・補正するが、ヘルメットを外すとサーモグラフィー、ズーム等の機能は失われてしまい、彼ら本来の真っ赤な視界になる。
可視光線のレンジを変える機能(人間の暗視ゴーグルに相当する機能)がある他、女性の体内の胎児をスキャンしたり、3作目では病人の肺癌やエイリアンが寄生した人間を走査する事も出来る(X線やCTMRI等に相当する機能と考えられる)。エイリアンの姿を浮かび上がらせる『エイリアン・ビュー・モード』などもあるが、エイリアン・ビューモードは電磁波を視覚化するものであり、強い電磁波を発生する発電所などでは機能に不調をきたす。
使用者が見たものはヘルメット内部に録画されており、たとえ他者のメットであっても左腕のコンピューターガントレットに接続して記録された過去の映像を見ることが可能である[3]
近距離から発射されたアサルトライフルの銃弾を弾くほどの強度を有する反面、耐腐食性はそれほど高くなくAVPでは倒したエイリアンの血液で自ら傷(勝利の印)をつけている。
ヘルメットのデザインは各プレデターによって異なっている。
彼らの習慣なのか強敵と認めた獲物にはヘルメットを外して素顔を晒す事があり、そうでない場合も破壊されるなどで素顔を晒すのが本シリーズのお約束となっている。
ちなみにこのヘルメットの内側は劇中では明かされていないが、AVP2の撮影時には内側も造形された物が製作されており、未公開シーン及びメイキングブックで確認する事ができる。
プレデター2では、ガントレットを操作することで、ヘルメットの視覚を切り替えていた。
AVP2のノベライズによると、最新式のヘルメットの操作は手ではなく外顎の触手で行なうようである。さらにプラズマキャノンのトリガーもヘルメットにあり、外顎の触手でボタンを押すことで発射される。
コンピューターガントレット
左腕に装着している装具。このガントレットを操作することで、ヘルメットの視覚装置・光学迷彩装置の調整などの各種装備の調整や制御を行なう。コンピューター部分のみを取り外す事も出来る。
またこのガントレットに各種装備を増設する事も可能で、プレデター2ではプラズマボルト、AVPではネット・ランチャー、AVP2ではナックルダスターとエイリアン追跡用の生体情報分析装置を内蔵した物がそれぞれ登場している。
最終手段として自爆用の小型プラズマ爆弾も存在し(核爆弾と言う説もあるが、1作目等を見る限り核爆弾の炸裂とは明らかに違う。)、使用時にはコンピュータのパネルを開き特定のコードを入力する事で自爆シークェンスが起動する。
上記以外にも、救難信号を発する機能や立体映像機能、音声の録音機能があることが確認される。
プレデターのハイテク装備をコントロールする為の最も重要な機器であるが、劇中では必ず破壊、もしくは喪失している。一作目では火薬を仕込んだ矢によって光学迷彩の制御部が損傷し、二作目では奪われたレイザーディスクによって腕ごと両断され、三作目ではエイリアンを全滅させるためプレデターが自ら自爆装置を作動させた上で遺棄し、四作目ではプレデリアンの尾撃によってコンピューター全体が破壊され、五作目では装着していた左腕もろとも切り落された。
応急処置キット
海外では「Medicomp(メディコンプ)」と表記されている。
戦闘で負傷した際に使用する。内容物は外傷に対応する為の外科用品といくつかの薬物で構成されている。
作品毎に内容物は変わっており、実際劇中で治療に使用された器具は、一作目では消毒薬の噴霧器と弾丸摘出用鋏、二作目では止血剤と何らかの注射、AVP2では医療用ステープラーである。
鎮痛剤の類は入っていないのか、治療の際、毎回苦痛のあまり大きな叫び声を挙げている。
スピア
プレデター2より登場。両側に鋭利な刃を持つ長さ約250cmの。海外ではCombiStick(コンビスティック)と表記されている。
移動する際には50cmほどの長さに縮める事ができる。プレデター2の物はやや太めで、3段伸縮式である。
AVP以降のものはデザインが変更されており、造形が全体的に細身となり、2段伸縮式でグリップの両端に小さな刃がついている。
この武器はリスト・ブレイドとは違いエイリアンの酸性血液が付着しても溶けることはない。
レイザー・ディスク
刃が付いた円盤状の武器で、投げると相手を一定距離ホーミングし、ブーメランのように戻ってきて回収することが出来る(その場合はディスクを反転させるほどの空間がなければならない)。またそのまま手に持って使用することも可能。不使用の際は刃を収納した状態で腰に装備している。
2作目では円盤状の刃で、使用時に光り輝く物であったが、AVP以降のものはグリップの周りに6枚の鋭いブレードがついており、この刃はグリップ自身に収納可能。海外ではプレデター2のものを「SmartDisc(スマートディスク)」AVP以降のものを「Shuriken(シュリケン)」と呼んで区別している。どちらのものも人体や冷凍牛肉をまとめて切断したり、石壁に突き刺さるほどの威力を持つ。
なお、この武器はエイリアンの酸性血液が付着しても、溶ける描写が無かった。
スピアガン
プレデター2に登場した武装だが、登場したのは二股の槍の穂先の形をした弾体(この形状が名称の由来である。)のみで発射機本体は映画作品では未登場である。
地球に存在しない金属でできているとされる。
PCゲーム『エイリアンVSプレデター』シリーズ及び『プレデター・コンクリート・ジャングル』でそれぞれオリジナルの発射機が設定されている。
ガントレットプラズマボルト
2作目に登場した装備。腕のガントレットに装備されており、使用時にはガントレットの一部がせり出す。
劇中ではハリガン警部へ発射するも、彼はボディアーマー(抗弾プレートをベストに入れる形のアーマー)を装着していた為に無事だった。
ネット・ランチャー
相手を包み込んで拘束したり壁面へ貼り付ける形で拘束する際に用いる、鋼鉄製の網を射出する武器。プレデター2から登場。ネットガンとも呼ばれる。
ネットを構成するワイヤーは鋭い刃になっており、触れたものを切り裂いてしまう。
こちらにもバリエーションが存在している。
プレデター2に登場した物は、発射機を手首に嵌め込むタイプである。不用時は左脛に装着している。ハリガンもこれを受けたが、奪ったスマートディスクを使用して脱出している事から、プレデターの使用する刃物で切断が可能なものであるようである。
AVPのは左腕部ガントレットコンピュータの上に専用のランチャーを追加装着するもの。壁面固定用のアンカーには巻き取り機構が追加されており拘束から逃れようとするほど拘束力が強まるもので拘束を解こうと切り付けた軍用ナイフを逆に易々と切り折ってしまった。エイリアンの酸に耐性はなく、グリッドエイリアンには容易に破られてしまった。
ノベライズによればかなり高コストの武器らしく、これを所持したために他の武器をほとんど持ち込むことが出来なかったらしい。
シミター・ブレイド
AVPに登場する、両腕に装備される大型の一枚刃の刃物。不使用時は半分程度の長さに縮めて収納している。
劇中ではチョッパー・プレデターとエンシャントプレデターが装備しているが、スカーやケルティックの玩具に付属している事もある。
この装備は監督のポール・アンダーソンのアイデアによるもの。
セレモニアル・ダガー
AVPで登場した短剣。儀式用短刀の意。
エイリアンの外殻から削りだされて作られたものであるため強酸に耐性があり溶けることがない。儀式中に仕留めたエイリアンを加工する際や、他の武器を全て失った時などに使用される。
3作目で少なくとも二体のプレデターが装備しており、AVP2ではプレデターの故郷の壁にかけられているのが確認できる。
スラッシャー・ウィップ
4作目で登場したプレデター「ザ・クリーナー」が使う鞭。名称はノベライズからで、海外ではRazerWhip(レイザーウィップ)などとも。
鞭自体がカミソリ状であり、エイリアンの身体ですら容易に切断するほどの切れ味を誇る。エイリアンの尾を元に作られており、酸性血液が付着しても溶けることはない。
プレデリアンとの一騎打ちの際には、プレデリアンの尾に巻き付けて切断しようとしたが通用せず、逆にプレデリアンの強力な尾によって破壊されてしまった。
刃がグリップに収納されるものも考案されていたが、最終的には巻いて束ねるタイプに落ち着いている。
ワイヤー
光学迷彩をかけた状態で相手の首に巻きつけ絞殺したり、樹木や蔓が無い場所で獲物を逆さ吊りにする際に用いている。
スキャッターガン
手持ち式のプラズマキャノン。プラズマ弾が拡散(scatter)する様子から名付けられている。
コミックやゲームなどでは幾度か同名の武器が登場していたが、AVP2でクリーナーが改修した手持ち式プラズマキャノンの名称にもなっている。
AVP2の設定資料集によるとプレデター達の間では、この形態で使用するのは恥ずべき事という了解があるらしく、故に使いたがらないらしい。
一射ごとに通常使用時より長いエネルギーチャージを必要とする。その上、連続で使用するとエネルギーの消費が激しく、チャージにかかる時間がさらに長くなってしまうという欠点が生じる。
ノベライズでは、地球性のウージーを加工した物にプラズマキャノンの砲身を組み込む事で使用しているが、劇中では単にグリップを追加したのみであった。
溶解液
AVP2に登場。ガラスのカプセルに入った青い液体で、証拠隠滅に使用される。特定の有機物に振りかけるだけで跡形もなく融解、消し去ってしまう。融解のメカニズムは不明である。根本的に酸では溶けないエイリアンの体組織を溶かすこと、コンクリートなどの無機物に全く影響をあたえず、人間とエイリアンの死体を落としたプールに注いだ際に一瞬で沸騰し、蒸発してしまったことから、酸性とは別の溶解であり、水分を奪うことでの溶解であることが確認できる。
劇中では、最終的に証拠隠滅作業を断念したクリーナーがエイリアンへの攻撃にも使用している。
プレデター2にも似た液体が登場しているが、こちらは止血用にコンクリートを溶かして使用していることから前者とは別物である模様。
クレイモア地雷
AVP2に登場し、クリーナーが使用した対エイリアン用地雷。ノベライズでは三芒星、海外では「RazerNet(レーザーネット)」と呼ばれる。
壁などに設置しガントレットの操作で起動する。赤い線状光を放ち、それに感知した物へ高圧の溶解液を噴きかけ獲物を切断するというものだが、劇中の描写を見る限りではレーザーそのもので焼き切っているようにも見える。
クリーナーケース
AVP2に登場したザ・クリーナーが所持していた金属製のケース。指紋認証のような装置で開封する仕組みになっている。
中にはエイリアンのサンプルを採取するための注射器に似たトラッキング・シリンジや、溶解液、対エイリアン用三芒星クレイモア地雷、レイザー・ディスクなどの様々な装備が納められている。
ケース自体が爆弾となっており、取り付けられた端末のスイッチを作動させるとガントレットと同じくカウントダウンの後に爆発する。自爆装置とは違い、小規模なブラックホールを形成して対象物を消滅させる証拠隠滅用の装置であり、溶解液と同じく、ザ・クリーナーの任務を象徴するような道具である。
プレデター猟犬
『プレデターズ』に登場した動物。
4足歩行で、頭や背中に長い棘のようなものが生え、尻尾はないなど地球上の犬とはかなり容姿が異なる。動きは非常に素早く、銃弾にもある程度耐えるだけの耐久力と生命力を持つ。血は赤い。
ドッグハンドラープレデターに使役され、猟犬として獲物の狩り出しを行う。犬笛のようなもので操作されていたが、指示を出すための道具は劇中未登場。
劇中では複数登場し、何匹かは射殺され生き残った物もいるが、主人となるプレデターたちが全滅した後どうなったのかは不明。
トラバサミ型トラップ
『プレデターズ』に登場したトラップ。
トラバサミと形や性質が良く似ており、踏んだ人間の足にダメージを与え、素早く走れなくさせる。ロイス曰く「殺すためじゃなく、動けなくさせるための罠」。
作動する瞬間に発光しているのを見る限り、ばねではなく電動モーターの様なもので動いている模様。
宇宙船
プレデターが惑星間での移動に使用する船。
降下用ポッドや大型宇宙戦艦、エイリアンの輸送船などいくつかのバリエーションが存在している。
デザインも作品によって細部が異なる。光学迷彩や、遠隔操作機能、大型プラズマキャノンを装備しているものもある。
ヘビー・プラズマキャスター
肩に付けた巨大なミサイル銃。コミックエイリアンVSプレデター: デュエル』で使用している。
ハンド・ブレイド
ナックルダスターの様に拳にはめて使う武器。ギザギザの刃が付いている。コミックの『プレデター: 一族』で使っているが、同じコミックの『エイリアンVSプレデター: 戦争』でも使用している。
ハープーン・スピア
コミック『プレデターVSジャッジドレッド』でプレデターが使用した槍。
ソード
ダークホースコミックの『プレデター: 1718』(ダークホース10年のコミック)に登場したプレデターが使っていた刃の部分が伸縮出来る
プレデターは背中に背負い、海賊及び海賊の船長と闘った時にこの剣を使用していた。
船長との剣と剣を使った一対一での闘いの真最中、後から別の海賊船員に船長がフリントロック式の銃で射殺されたため、船長を勇者として認めた証として船長の死体の上にこの伸縮剣を投げ渡した。
エネルギー・グレネード
ピストルの様なエネルギーのグレネード。コミックの『プレデター: 4次元からの侵略者』で登場。
エネルギー・ボラ
ロープの様な物で結んだエネルギー状の輪で出来ており、投げ縄の様にターゲットに投げ付けるとエネルギー状の輪が身体を捕らえ身動きが取れない様に出来る。更に皮膚など破壊し白目になり、身体から煙が出るほど強力な電流が流れ、感電死させる。コミックの『プレデター: ビッグ・ゲーム』でプレデターが使用。
ハープーン・ガン
コミック『プレデター: ヘル・アンド・ホット・ウォーター』で水中で使用した鋭い刃が付いた大きな矢。
シープ・ロケータ
ビーコン装置の様な装置。コミック『プレデター: 悪い血』で登場した。
シュリケン・ダーツ
首から手首の甲冑。コミック『プレデター: スターリング・ルー』で使用。

この他チャージエミッター、リモコンボム、トンファーにも似た刃物マウルゲーム版やコミック等が出典の装備が半公式的に存在している。 また地球製の刀剣や銃器を所持しているプレデターも登場しているが、劇中で使用した事はなくそれらが実用品なのか単なるアクセサリなのかは不明。

[編集] ファッション

鎧の下に網状の服を着て股間には布や褌を巻いている。
頭髪のリング状装飾や、何らかの小動物の骨を繋いだネックレスや獲物の脊椎、指輪、動物の毛皮など、何らかのアクセサリーをしている者もいる。
各個体で服装や装飾には差があり、ヘルメットのデザインにも個人差がある。
この網服について、ノベライズなどでは保温機能があるとされている事もあるが、映画の中でその事が明言される事はなく、プレデターズに登場するバーサーカープレデター達は素肌にそのまま鎧を着ていても活動に支障が無い事などから、文化として着ているのか、何らかの利点があって着ているのかは判然としない。
ボツデザインとして、刺青やピアスを入れたプレデターの案もあったが、劇中には登場せず、ゲームやコミックなどで登場している。

注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


[編集] 登場したプレデターの種類

プレデターは地球人などと同じく独自の文化を持つ知的生命体であるため、各個体による個人差も人類と同じように顕著である。以降は各作品に登場したプレデターの種類である。

[編集] プレデター・ウォーリアー

一作目に登場したプレデター。ジャングルで米軍の特殊部隊ダッチ・シェイファー(アーノルド・シュワルツェネッガー)らを相手に狩りを行った。
武装はプレデターとして知られている中で最もオーソドックスであり、肩部プラズマキャノン、腕に装備されたリストブレイドのみと推測される。ただし、ウォーリアーのリストブレイドは刀身を途中で折り曲げて刃同士の間隔を広くするといった機能が付いている。殺害方法にも独特の流儀や嗜好を持っており、狩った相手の生皮を剥いで木に吊るす、女性で武装していなかったアンナは殺さないなど、のちの作品に繋がる習性も既に示している。
ダッチ率いる特殊部隊のメンバーを翻弄し、一人ずつ確実に抹殺していった。そして一人生き残ったダッチのブービートラップにはまって致命傷を負い、腕の自爆装置で自爆した。
なお本来名称は未設定であるがフィギュア等の商品展開での区別の都合上「ウォーリアー」の名称を与えられている。
また、『AVP』の監督の話によれば、この個体はまだ成人にも達していない若者で、経験を積むために地球を訪れたのだという。
劇場版で登場した全プレデターの中で唯一、(主人公らを追跡していた際に特殊部隊メンバーの一人、ビリーが発した笑い声の模倣と思われるが、)笑っている。

[編集] プレデター・ハンター

二作目、ロサンゼルス市警の刑事マイク・ハリガン(ダニー・グローヴァー)と死闘を繰り広げたプレデター。
武装は一作目のプレデターよりも多彩である。武器(銃)を持たない者や妊婦は殺さない、戦場の熱気に惹かれて現れるなど、後のプレデターというキャラクターの方向性を決定付けたといえる。
この個体のみフェイスマスクのレーザーサイトが額の左側から照射されている。
顔の造形も異なり、一作目の爬虫類的な質感から昆虫的なデザインとなっており、体色も茶色く、牙の本数が前作に比べて多い。
ギャングの抗争で荒れるロサンゼルスに現れ、圧倒的な戦闘力でギャングを虐殺。その後、地下鉄、路地裏などで殺戮を繰り返し、牛肉を食べる為に精肉工場に侵入してきたところをピーター・キース捜査官率いる捕獲チームと遭遇。ハリガンとの一騎打ちの末、左腕を切断された上にスマートディスクで腹を抉られて死亡。突如現れたエルダー率いる仲間達により宇宙船内部へと運ばれていった。
1作目の個体同様こちらも名称は本来未設定だが「ハンター」という呼称を区別の都合上与えられている。
『AVP』の監督によれば、彼もまた成人には達していない若者である。

[編集] ロスト・プレデター

二作目、ハリガン警部が追跡の末に辿り着く宇宙船の内部で遭遇するプレデター達。それぞれ装備のデザインや体色が異なっており、プレデターにも複数のバリエーションが存在している事が明らかとなった。
ロストプレデター
HOTTOYSのフィギュアでは上半身に黒いプロテクターをつけている個体にその名称が与えられている。肌は緑色で、リストブレードの刃を取り付けた槍を装備している。
ガーディアン・プレデター
二作目、ハリガン警部が追跡の末に辿り着く宇宙船の内部で遭遇するプレデター達の一人。名称はHOTTOYSの玩具から。
AVPに登場したケルティックプレデターのマスクに似たマスクを装備している。

[編集] エルダー・プレデター

プレデターの長老。役職的な名称でもあるため特定の個体を指すものではない。
2作目と『AVP』で登場した個体は名称こそ同じだがそれぞれ別人である。
下顎にある牙部分と額部分の形状が異なる。
『AVP』で登場した固体の額にはスカー・プレデターと同様の印(傷)があり、
マスクにも同じ印があることからスカー種族ではないかと推測できる。
他のプレデターと違い髪が蒼い。
これが年齢によるものなのか族長の証であるのかは定かではない。
二作目では同族を倒したハリガン刑事に敬意を表して1715年製造(地球製)のフリントロック式銃を渡した。
グレイ・ベックという非公式な製作スタッフの愛称がある。
スーツは1作目に登場したプレデター・ウォーリアーのスーツを改良したものである。
『AVP』でも登場し、生き残った女性冒険家レックスにエイリアンを倒した印を認め、自らのスピアを渡した。
この時はさらに赤いマントを羽織っており、脇に金色のヘルメットを抱えていた。
彼の戦闘シーンは明らかにされてないがフィギュアは販売されており、装備しているリストブレードがシミターブレードよりも長い。
NGデザインとして、顔中にピアスを入れた物があったが採用されなかった。

[編集] AVPに登場する青年プレデター

儀式の為に南極地下のピラミッドへ現れた若いプレデター達。熱線で氷に穴を開け、降下ポッドで着陸、地上に控えていたクイン達を殺害した。
過去作同様、それぞれマスクや鎧のデザインが若干異なっている。装備品もこれまでの作品に登場した装備が殆どだが、デザインは一新されており、より戦闘的なものとなっている。
これまでに登場したプレデターの中で最も重装甲な鎧を着用している。胴体、肩、脛の部分まで鎧を装着しているプレデターは彼らのみであるが、はたしてこれが対エイリアン用のものなのかどうかはわからない[4]
他に、体格が従来よりも筋肉質である、リストブレードの刃がかなり長い、などの特徴がある。
ノベライズにはさらに2体登場しているが、1体目はグリッドエイリアンに倒され、もう1体はチェスト・バスターに寄生され、後にスカーによって殺された。
スカー・プレデター
『AVP』に登場した、成人前の年若いプレデターの一体。
鎧などのデザインこそ違えど、マスクのデザインは過去作品のプレデターのそれと同様のもので、儀式の過程において額に印を刻み込んでいる。
地球の神殿で成人の儀式を受けるため、南極に仲間とともに降下する。劇中では、女性冒険家のレックスと共に、エイリアンと戦っていた。そしてレックスが彼の目の前でエイリアンを倒した事で彼女を戦士と認め、行動を共にする事になった。その際、レックスの倒したエイリアンの死体の一部を槍と盾[5]に加工し、これを提供した。
三体のプレデターの中で最も腕が立つと推測されるプレデターであり、ケルティック、チョッパーの2体が見落とした人間を始末したり、背後からこっそり忍び寄るエイリアンをディスクで一刀の下に斬り捨て、ラストのエイリアンクイーンとの戦いでは飛び掛りざまにクイーンの頭部へスピアを突き刺すなど果敢に立ち向かい、腹部を尾で貫かれて尚、勇猛に吠え掛かった。最期はクイーンに負わされた腹部の重傷により、共に戦ったレックスに看取られながら息を引き取った。
名前の由来は、エイリアンの血で自らの顔に刻み込んだ傷から。この作業中にフェイスハガーに襲われ寄生されたために、ラストシーンで彼の胸部からプレデターの特徴を持ったチェスト・バスターが誕生している。これが後に『AVP2』で登場する強敵、「プレデリアン」に成長する。
過去作品のプレデターと異なり、門歯が存在している。
ケルティック・プレデター
『AVP』に登場した、成人前の年若いプレデターの一人。
マスクのデザインが古代ケルト人の兜に似ているため、この名称で呼ばれる。元々は製作スタッフ内での愛称である。
レックスたちが侵入したピラミッドに成人の儀式を行いにやってきた3体のプレデターのリーダー格であり、地上で作業をしていた人間を次々と殺害。ピラミッド内でも真っ先にエイリアンと戦闘を行なった。
他の二体と異なり、左腕のガントレットにネットガン[6]を装備していた。
エイリアンと一対一で対決し、激しい肉弾戦を見せるも一瞬の隙を突かれ、頭部をインナーマウスで貫かれて殺害される。が、エイリアンをタックルで吹き飛ばす、ジャイアントスイングで豪快に投げ飛ばす、飛びついて来たところで尻尾を斬り飛ばすなど、プレデター種の怪力と勇猛さを印象づけたキャラクターでもある。なお、同じようなマスクを被った個体が『プレデター2』にも登場している。
チョッパー・プレデター
『AVP』に登場した年若いプレデターの一人。3体の中でもこのプレデターのみ背中にトロフィー(頭蓋骨)を背負っている。
チョッパーとは「肉を切り刻む者」を意味し、両腕に装備したシミター・ブレードが名前の由来であるが、こちらも前述のケルティック同様本来は製作スタッフ内での愛称である。劇中ではその切れ味を披露することなくエイリアンに背後から尾で胴体を突き刺され、さらに頭部をインナーマウスで貫かれて投げ捨てられるという悲惨な最期を遂げた。
何故かこのプレデターのマスクは玩具化の際、銅色の場合が多い。
このシミターブレードのアイデアは監督のポール・アンダーソン自身によるもの。劇中では装備していない他のプレデターの玩具に付属している事もある。

[編集] エンシャント・プレデター

『AVP』劇中の回想シーンで無数のエイリアンを相手に奮戦した古代のプレデター。エイリアンの頭を突き刺したスピアを掲げ、雄叫びを上げる。

[編集] 執務クルー

『AVP2』の冒頭に登場した三体のプレデター(名前は小説から)。小説版によれば、内一体はクリーナーと同族であるらしい。デザインは三体ともほぼ同じで、AVPに登場したエンシャントプレデターに近い造形のマスクをしている。
AVPの儀式の後、スカーに破壊されたピラミッドに代わる新たな儀式の場を設置する為、容器に保存した数匹のフェイスハガーを連れて母船から小型艇で分離、地球へ引き返していた。
が、船の中に侵入していたプレデリアンによって、一体目はエイリアンのトロフィーを作成している最中に背後から襲われ、二体目もその直後に惨殺。駆けつけた三体目はプレデリアンの存在を確認、プラズマ・キャノンで応戦したが、プレデリアンにはうまくかわされ、逆に船を損傷させてしまい墜落。かろうじて生きていた三体目のクルーはガントレットで救難信号を発した直後にプレデリアンに殺害された。クリーナーはこの救難信号をキャッチしたことで地球を訪れることとなる。
唯一プレデリアンを視認した三体目の執務クルーのフェイスマスクにはその時の映像が記録されており、その記録を見たクリーナーにプレデリアンの存在を伝えることとなった。
この三体目の執務クルーのプラズマ・キャノンはクリーナーに受け継がれ、死体と船はクリーナーケースの爆発により消滅した。
プレデリアンに皮を剥がれた2体の執務クルーの死体も製作されたが、使用されなかった。
このプレデターのプラズマキャノンも他のプレデターと同様に左肩に装着されているが、後にクリーナーが彼のフェイスマスクでその模様を確認した際、何故か右肩から発射されている。

[編集] プレデター・ザ・クリーナー

『AVP2』に登場。ザ・クリーナーとは後始末屋の意。製作スタッフ内での愛称はウルフ[7]
前作までに登場した成人前の若者達とは違い、成人を経た後に特殊な戦闘経験を積んでおり、イレギュラーに発生したエイリアンの駆逐とその過程で発生した証拠物の隠滅を生業とする。そのため目撃者は敵意が無い者であっても容赦なく殺害するなど、純粋に強い獲物を狩ることを至上目的とする他のプレデター達とは一線を画す特異な存在であるとされる。
しかし、実際にクリーナーが殺害した人間は全員銃を所持しており、この点には疑問が残る。同時に、銃は所持しているものの自分の姿には全く気づいていない人間を躊躇無く殺したかと思えば、銃を所持していた上に光学迷彩を解いた自身の姿やエイリアンを間近で目撃した主人公達を見逃すなど、矛盾した行動もとっている。
額にプレデター文字で呪文のようなものが彫られたマスクには無数の傷があり、素顔もエイリアンの酸血を左半面に浴びた為か左目は潰れて白濁し、上外顎の左側が溶け落ちている[8]、腹部にも大きな傷跡があるなど、経験してきた闘いの熾烈さをうかがわせる傷跡が残っている。
対エイリアン戦に特化した多彩な装備を持つ。
前作のプレデターと比べるとクリーナーのリストブレードはかなり短いが、これはスタッフによれば「エイリアンの返り血を恐れない性格の表れ」であり、劇中でもエイリアンをかなりの至近距離で射殺するなど、エイリアン相手の接近戦でも躊躇しない。また前作のプレデター達が全身に鎧を纏っていたのと比べると、クリーナーはかなりの軽装である。
機械技術にも明るいのか、執務クルーのプラズマキャノンを自身の右肩へ増設したり、照準が破損したプラズマキャノンにパーツを追加し手持ちのハンドガンのような形態へ改修してみせた[9]
今まで登場したプレデター達とは桁外れの戦闘力を誇り、肉弾戦において奇襲以外ではエイリアン(プレデリアン以外)を寄せ付けなかった。身体能力で勝るプレデリアンとも優れた戦闘技術により互角に戦っており、戦闘中にインナーマウスを引きちぎる荒業も見せている。
だが作中においてはプレデリアンに不意討ちされることが多く、エイリアン抹殺に苦戦をしいられ本来の目的を果たし切れなかった。最後はプレデリアンに決闘を挑み、互いに組み討ちとなり瀕死の状態に陥るが、最後は軍の可変威力型核爆弾B83の爆発に巻き込まれ消滅した。
なお、このプレデターは他のプレデターとは異なり感情の変化が顕著に表れている。自らの奮闘もむなしく、倒しても倒しても現れるエイリアンの驚異的な繁殖能力によって劣勢に追い込まれていくにつれて、怒りが増していく描写が見られる[10]
「これまでに登場しなかったベテランプレデターを登場させたい」という監督のストラウス兄弟の意向により、前作のボツ案なども含め様々なデザインが模索された。

[編集] バーサーカー(ベルセルク)・プレデター

『プレデターズ』に登場。前作までに登場していたプレデター達とは異なる種族であり、身体的特徴やプロテクターのデザインにかなりの違いがある。
外見的に共通する特徴として、網状の服を着ていない、リストブレードが二枚刃ではなく一枚刃である[11]、より爬虫類らしく皮膚に鱗がある、などが挙げられる。
性質や嗜好、流儀も異なっており、罠で獲物を生け捕りにする、動物を使う、首を刎ねる、何処かへ狩りに行くのではなく獲物を自らの狩り場に放つなど、これまでのプレデター達には見られない行動を多くとっている。
名称不明だが、ターゲットに当てると槍が炸裂する武器などを持っている。(劇中ではモンバサに撃つがよくわからない。DVDなどの特典映像より、罠ではなく武器であることが判明する。)
ミスター・ブラック・プレデター
プレデター一味のリーダー。
体格はクラシックプレデターよりも大柄で、全身に黒い鱗があり、髪は先端が赤くなっている。
素顔は他のプレデターより顎が突き出ていて額が赤く、目つきも釣り上がっていて、よりグロテスクな顔になっている。仲間であるファルコナー・プレデターとドッグハンドラー・プレデターは素顔を見せていないため、素顔が他のプレデターと違うのはこの個体だけなのか、彼ら全員がそうだったのかは不明。
装着するヘルメットには何らかの生命体の下顎骨格が飾られている。岩の塊を粉砕するほど強力なプラズマキャノンを装備しており、頭突きでプレデターのヘルメットをぶち砕くなどパワーも強い。
対立するクラシック・プレデターと戦闘し勝利。その後ロイスらに迫るが、ロイスの手榴弾を用いたトラップに引っ掛かり、ヘルメットを損傷。加えて火による撹乱によってロイスに翻弄されるが、ヘルメットの心音センサーを起動させプラズマキャノンによってロイスを追い詰める。しかしイザベルの銃撃に撃たれた隙を突かれてロイスに滅多切りにされ、最後は首を切断されて死亡する。
ネカ社のプレデターズ アクションフィギュアでの名称はBerserker(バーサーカー)。こちらの設定によれば、エイリアン狩りの儀式を最年少で制覇した経歴の持ち主である。
ファルコナー・プレデター
『プレデターズ』に登場。ファルコナーとは鷹匠の意。
その名の通り、鳥類を模した小型偵察機を装備しており、帰還すると自動で肩に着陸、収納される。
マスクは他の2体のように他生物の骨格などの装飾物はなく、マスク下部は直線的で装甲板のような角ばったデザインになっており、鳥の嘴をイメージしたようにも見える。体色は緑色。髪は赤褐色。
同作に登場するプレデターの中では唯一プラズマ・キャノンを装備しておらず、武器はリスト・ブレイドのみとなっている。
日本刀を手にした日本人ヤクザのハンゾー(戦いの直前におけるハンゾーの行動は、『プレデター』劇中のビリー・ソールのものに近い)と1対1で戦い、相討ちで死亡した。劇中を見る限り、他の2体とは違い、獲物を狩る時背後から襲わず、正面から襲っていた。
ネカ社のプレデターズ アクションフィギュアでの名称はFalconer(ファルコナー)。こちらでは、前述した鳥型偵察機について、生きた鳥をサイボーグ化したという設定になっている。
ドッグ・ハンドラー・プレデター
『プレデターズ』に登場。ドッグ・ハンドラーとは犬の訓練士の意味。
その名の通り、プレデターの猟犬を操る役目を携わり、人間でいう犬笛と同じように音声で猟犬を指揮し、獲物を追いたてる。
マスクの左目部分に大きな傷があり、顎部には猟犬のものと思しき牙が2本前方へ向かってついている。他の2体と服装が異なっており、胸当てがない代わりに上半身に犬の鎖を巻いている。髪はクラシック種同様黒だが、一部が青緑になっている。彼のプラズマキャノンは、人体を一発で粉々にできる威力を持つ。
単身でアジトに侵入し、ノーランドをプラズマ・キャノンで殺害し、次にニコライを殺そうとするが、ニコライが所持していたクレイモア対人地雷などによる自爆に巻き込まれ爆死。
ネカ社のプレデターズ アクションフィギュアでの名称はTracker(トラッカー)。(フィギュアなどでは、こちらの名称の方が多い。)

[編集] クラシック・プレデター

『プレデターズ』に登場。1作目に出てきたプレデター・ウォーリアーと同じデザインをしているが、マスクが破損している。
ミスター・ブラック・プレデター率いるプレデター達によって柱に縄で縛り付けられ、囮にされていた。後にロイスに船の場所を教えるかわりに縄をとかれ、周囲に放置してあった装備を装着し、ガントレットを使ってロイスに船の場所を教え、遠隔操作によって地球へ帰還させようとする。しかしそこに現れたミスター・ブラック・プレデターと戦闘になり、死闘の末に首をリスト・ブレイドで切断され死亡。船はミスター・ブラック・プレデターによって爆破されてしまう(ロイスは残ったイザベルらを救助するため船には乗っていなかった)。
ネカ社のプレデターズ アクションフィギュアでの名称はClassic(クラシック)

[編集] ダチャンデ・プレデター

イエインデ(牙折れ)というニックネームを持つ、小説(ノベル)及コミックAVPの『AVP: Prey』、『AVP: Hunter's Planet』、『AVP: War』の3部作シリーズに登場したプレデター。エイリアン狩りを指揮していた奇襲隊のリーダー。
その名の通り、牙が一本欠けてしまっている。
プレデターの闘いの儀式で接近戦でエイリアンを5匹倒した事がある。宇宙船の事故で負傷していたところを人間に助けられた事があるため、人間に対して恩義を抱いている所がある。
地球人の殖民惑星リュシで日系人マチコ・ノグチと出会い、共に行動する。ノグチはダチャンデの名を正しく発音する事ができなかった為、彼をダ・ドトゥと呼び、またダチャンデ・プレデターは、自分の名ダチャンデから、ダチャンデ・ディ(小さなナイフ)と言う名誉の名をノグチに与える。最後別れる際、お互いに名付けた名を呼び合うなど、強い仲間意識を持った事が伺える描写がなされている。
その後のエイリアンVSプレデターシリーズに大きな影響を与えたキャラクターであり、以上のシークエンスや設定などが引き継がれている。

[編集] スプリングヒーレッドジャック・プレデター

スプリングヒーレッド(ばね足)ジャックとも呼ばれた。コミック『プレデター: ネメシス』に登場したプレデターで、1896年イギリスロンドンに現れた。巨大な剣の様な刃物を持つ。1896年当時イギリスロンドンを震撼させた謎の切り裂き魔、「切り裂きジャック」か、その数十年前の「バネ足ジャック」が元となっている。エドワード・ソームズ船長に倒された。

[編集] ドラゴン・プレデター

コミック『AVP:アニュアル』に登場したプレデター。12世紀キリスト教聖人セント・ジョージドラゴン退治の伝説に基づき、セント・ジョージが倒した野獣のドラゴンは実はプレデターだったという設定となっている。
12世紀頃の東欧ブルガリアのbradilovo村にドラゴンを退治しに来たセント・ジョージは村付近の森で野獣ドラゴン(プレデター)を見つける。激しい怒りの闘いの末、プレデターはセント・ジョージの剣に胸を貫かれて倒された。このプレデターの遺体及び宇宙船の残骸は後にブルガリア工学アカデミーのエレナや科学者らに発掘されるまで、bradilovo村の教会で秘密に守られながら保存されていた。

[編集] カプコン版AVPに登場するプレデター

エイリアンVSプレデター (カプコン)に登場するプレデター達。人間狩り目的で地球に降り立ったが、地球でのエイリアン増殖に遭遇。時にはシェイファー達人間と共闘しながら、地球で異常繁殖したエイリアン達を狩ってゆく。
内2体はプレイアブルキャラクターとして登場し、それぞれウォーリアーハンターという、過去作品に登場したプレデターの姿と名称を与えられている。ウォーリアーはスピア、ハンターはナギナタを装備しており、ゲーム的な性能の違いがある。
作中、ボスキャラクターとしてもプレデターが登場し、プレデターでプレイしている場合はプレデター同士の対戦となる。
地球の言語を理解し、流暢ではない物の話す事も出来る為、人間と明確な意思疎通を図る事が出来るプレデターでもある。

[編集] サムライビッグレッド・プレデター

バットマン・デッドエンド」に登場したプレデター。その名の通り、赤い鎧武者のような姿をしており、腰にはナタのような物を装備している。
ファン創作のキャラクターではあるが、造形は映画製作に参加したスタッフによるものである。

[編集] スカーフェイス・プレデター

ゲーム「プレデター・コンクリートジャングル」の主人公。
その名の通り、片目が潰れており大きな傷跡になっている。片目が潰れている事以外は通常のプレデターと同様の姿をしており、衣装に関しては過去シリーズに登場したプレデターの衣装に変更する事も可能である。
ニューウェイの町を牛耳るギャング、ブルーノ・ボルジアを襲撃。ブルーノの殺害に成功するが、その妻イザベラの反撃により片目を失う重傷を負わされてしまい、ついには自身のマスクや武器を人間達に奪われてしまう。自爆に失敗し生き残ったところを仲間達に回収され、100年の流刑に処された後、自身の罪を償う為に再び地球に舞い戻る。
人体を素手で引き千切るほどの怪力の持ち主で、他のプレデターが脱出できなかった拘束具も破っている事から、プレデターの中でもかなり力が強い。また、掴み上げた獲物を鉄柵に叩きつけて背骨を砕く、槍で突き上げ落下してきたところを両断するなど格闘戦時の技が多彩なのも一つの特徴となっている。

[編集] ロード・プレデター

ゲーム「エイリアンVSプレデター3」の主人公。作中での他のプレデター達の台詞から、(未成年ではないにせよ)若年である。
両腕にリストブレードを装備している。当初は通常のマスクを嵌めているが、中盤で遺跡から回収したマスクに変えている。後者のマスクのデザインはかなり独特なデザインをしている。
ゲーム本編においてエイリアン狩りの儀式を成功させた後、プレデター達の新たなるリーダー(Lord)として君臨する事になる。

[編集] 習性

獲物の頭蓋骨(あるいはそれに該当する部分)をトロフィーとして収集する習慣を持つ。また、収集するに及ばない獲物をワイヤーやツタなどを用いて逆さに吊るし上げ、さらに皮を剥ぐケースもある。収集した頭蓋骨は、彼らの宇宙船の内部に陳列されている。プレデター2で登場した陳列棚のなかにはエイリアンそっくりの頭蓋骨がある。主に単独で行動するが、仲間と共に狩りや任務を行う場合は三人一組で行動する。(『AVP』、『AVP2』、『プレデターズ』)

名称はプレデター(捕食者)であるが、捕らえた人間を食べる事は無い。ただし、プレデターという言葉には「天敵」という意味もあるので、獲物を摂食するかどうかは問題とはならない。食性については、プレデター2牛肉を食べるために食肉工場に行くことが確認されており、少なくとも菜食主義者でないことは確かである。

獲物である人間達のセリフをしばしば真似たり、録音して戦闘時に利用する事もある。1作目では狩猟対象者をおびき寄せるために、その仲間の「来いよ」という声を真似たり笑い声を真似た。プレデター2では子供がプレデターに話しかけてきた、「キャンディー食べる?」という言葉を狩猟対象に対して発言した。獲物の力を認め己の命を賭して戦うべき相手と認識した場合は各種武装、及びマスクを捨て去り、プラズマ・キャノン等による“狩り”ではなく、腕のリストブレイドのみによる“原始的な決闘”を挑む(1作目、『AVP2』)。

彼らにもいくつかの掟が存在している。

  • 弱い獲物(武器を持たない者、子供や年老いた者、癌などの深刻な病気を患っている者)は基本的に狩らない。
だが武器を所持していたり、戦闘意欲を持っていれば除外されるべき弱者でも狩の対象にする。また妊娠している女性は、たとえ武装していても胎児が無抵抗である為、狩の対象から除外される。
何れにせよ、単なる虐殺目的で「狩」を行なっているわけでは無い。
  • 勇敢な戦い手を賞賛し、それがたとえ同胞を殺した相手でも「勇者」と称え、騎士道的な敬意を表する。
プレデター2ではハンタープレデターを倒したハリガンに拳銃を渡し、エイリアンVSプレデターでもエイリアンを倒したレックスにスピアを譲渡している。
元々はコミックで登場した設定であり、作品ごとに差異はあるが、大まかには一定周期ごとに他の惑星で築いた神殿へ赴き、そこへエイリアンを放って狩りを行なうというものである。
儀式に使用した星や生命体に対する配慮によるものか、自ら撒いた種は自分で始末するという意識からなのかは定かでは無いが、失敗時や手に負えなくなった際は、自身の自爆装置使って神殿を丸ごと消滅させる。

なお、クリーナーやベルセルクなど、これらの掟の一部を適用しないプレデターも存在している。狩りの対象でしかなかった人間との関係はシリーズを追うごとに濃くなっており、AVPにおいては友情にも近い人間との意思の疎通が為されている。

[編集] プレデターのデザイン

プレデター (映画)』製作にあたり、プレデターの全体デザインをSFXアーティストでありクリーチャーデザイナーのスティーブ・ウォンが担当している。この際、スタン・ウィンストンが頭部をアレンジした。その経緯において、デザイナーのスティーブよりプレデターは彼個人による創作ではなく、公開二年前に日本で公開された東映の特撮番組『電撃戦隊チェンジマン』(1985年〜1986年放送)に登場する、敵組織のクリーチャー(異星人)幹部・ブーバから全体デザインを流用したとの正式なコメントが出されている。

これは公開当初、映画を観た日米の特撮ファンによって出た「両者のデザインが酷似しているのではないか」という話題から発生した公式コメントである。

現在でも購買可能な関連記事等によると、当初1作目の小説版およびメイキング映像で確認できる現在のものとは異なるデザイン(初期稿版)でスーツが試作され特殊効果テストが行われている[12]が、各種問題が発生した為一旦白紙に戻してやり直す事になった。この際に他のデザイナーによって提出されたデザインにインパクトが無かった。

そこで、シェイファー役のシュワルツェネッガーの紹介で、急遽スタン・ウィンストンの工房に話が来た。しかし代案が出ず、撮影までの時間的余裕がなかったスタン・ウィンストンはスティーブ・ウォンにデザインをまかせた。日本の特撮ファンでもあるウォンは、その時期に偶然放映されていた『電撃戦隊チェンジマン』のブーバ(作中では元宇宙海賊)からデザインを流用し、これを気に入ったスタンはさらに顔の部分に自分流のアレンジを加え、それが正式採用される事になった。

最新作の『プレデターズ』へと至る過程において、そのデザインは次第に変貌を遂げていくが、第一作目である『プレデター』では、プレデターのオリジナルであるブーバのデザインを描いた出渕裕によるブーバのスタイルが如実に反映されており、現在でもブーバ自体の、基本の身体的特徴とファッション・顔をマスクで覆っている・強者に対して敬意を示し、弱者は襲わない・腕にコンピューターガントレットがある・ありとあらゆる武器を使いこなすことが出来る等の設定が、プレデターの大まかな基礎設定に組み込まれている。片手を出す独特の仕草は、ブーバを演じた岡本美登(スーツアクター)の癖からきている。

[編集] 脚注

  1. ^ 砲身に照準光がついているものもある。
  2. ^ AVP2でのクリーナーは発電所内での戦闘中、電磁波の影響で視覚システムに不具合が発生しており、またその後のマスクの破損を受けて手持ち式へ改修している。
  3. ^ AVP2劇場未公開シーンではザ・クリーナーが墜落した同族の宇宙船内部で死亡していたプレデターのメットを取り外して自身のガントレットと接続し、記録された映像からプレデリアンの姿を確認する場面がある
  4. ^ 事実、ケルティックがグリッドエイリアンの酸を浴びた際これらの装甲は溶けてしまっている。監督のポール・アンダーソンは舞台が南極という事で防寒着をイメージしていたという。
  5. ^ 元となったコミックにも同様の描写があり、鎧にする案もあったが採用されなかった。ノベライズでは鎧となっている。
  6. ^ これを受けて出来たのがグリッドエイリアンの網目傷である。
  7. ^ 映画パルプフィクションの登場人物である掃除屋ウルフに由来する。
  8. ^ これらの特徴は後述のコミック版AVPの主人公をオマージュしたものである。
  9. ^ 過去作品に置いて登場したプレデター達の場合、破損したプラズマキャノンはそのまま捨ててしまう事が多かった。
  10. ^ 拳を握り締める、病院のドアをぶち壊して侵入する、倒したエイリアンの頭部を踏みつぶすなど。
  11. ^ 獲物を仕留める際に首を切断するためとも思われる。
  12. ^ ちなみに、このスーツと似たデザインの宇宙人が『プレデターズ』に登場している。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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