1995年愛知県議会議員選挙

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1995年愛知県議会議員選挙は、1995年4月9日に執行された愛知県議会の議員を改選するための一般選挙。第13回統一地方選挙の一つとして実施された。

概要[編集]

県議会議員の任期4年が満了したことに伴って行われた。この選挙から以下のように選挙区と定数が変わった。全体を合わせて定数は2つ減り「108」となった。

  • 「名古屋市西区選挙区」(定数3) → 定数2に減った。
  • 「名古屋市中区選挙区」(定数2) → 定数1に減った。
  • 「西尾市選挙区」(定数1) → 定数2に増えた。
  • 「蒲郡市選挙区」(定数2) → 定数1に減った。
  • 旧「愛知郡選挙区」(定数2) → 新「愛知郡選挙区」(定数1)と「日進市選挙区」(定数1)に分割された。

60選挙区108議席に対し174人が立候補した。そのうち16選挙区で21人が無投票当選となった。投票率は43.73%で、1991年の前回選を5.75ポイント下回り、過去最低を記録した[1]

前年の1994年12月10日、海部俊樹を党首とする新進党が発足。同党は、海部の出身地である愛知県の県議選において37人の公認候補を擁立した。その一方で旧民社党系の多くが「愛知民社協会」公認で出馬し、旧公明党の地方議員を中心に結成された「公明」ともども新進党系が三分される形で選挙戦を争った。

基礎データ[編集]

  • 選挙事由:任期満了
  • 告示日:1995年3月31日
  • 投票日:1995年4月9日
  • 議員定数:108人
  • 選挙区:60選挙区(うち16選挙区で無投票)
  • 候補者数:174人(うち21人が無投票当選

選挙結果[編集]

党派 新旧別 無投票
当選
現職 元職 新人
自由民主党 46 42 0 4 (13)
新進党 26 13 1 12 (3)
日本社会党 9 8 1 0 (2)
公明 6 6 0 0
日本共産党 2 2 0 0
愛知民社協会 3 3 0 0 (1)
無所属 16 7 0 9 (2)
108 81 2 25 (21)

当選者[編集]