正法寺 (大津市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
正法寺
Syouhouji5838.jpg
本堂
所在地 滋賀県大津市石山内畑町82
位置 北緯34度55分58.8秒 東経135度52分42.2秒 / 北緯34.933000度 東経135.878389度 / 34.933000; 135.878389座標: 北緯34度55分58.8秒 東経135度52分42.2秒 / 北緯34.933000度 東経135.878389度 / 34.933000; 135.878389
山号 岩間山
宗派 真言宗醍醐派
本尊 千手観音
創建年 (伝)養老6年(722年
開基 (伝)泰澄
別称 岩間寺
札所等 西国三十三所12番
ぼけ封じ観音4番
文化財 木造地蔵菩薩立像・木造不動明王二童子立像3躯(国の重要文化財)
テンプレートを表示
参道の石燈籠
仁王像

正法寺(しょうほうじ)は、滋賀県大津市石山内畑町にある真言宗醍醐派の寺院。本尊は千手観音、開基(創立者)は加賀白山を開いた泰澄(たいちょう)である。別称は岩間寺(いわまでら)。西国三十三所観音霊場第12番札所の他、ぼけ封じ観音第4番札所となっている。

概要[編集]

正法寺は、11番上醍醐の東方約4キロ、13番石山寺の南西約4キロ、滋賀と京都との府県境の一部をなす岩間山(標高443m)上に位置する。

縁起によれば、元正天皇の病気平癒祈願に功のあった泰澄養老6年(722年)、岩間山中の桂の大樹から千手陀羅尼を感得し、その桂の木で等身の千手観音像を刻んで、元正天皇の念持仏である金銅千手観音像をその胎内に納め祀ったのが当寺の初めとされる。

伽藍[編集]

本堂は、天正5年(1577年)に再建されたもので、寛永年間に解体修理された。当寺には山門は現存していない。 本堂脇の不動堂は度々建て替えが行われており、現在は平成5年(1993年)のもの。 本堂前には泰澄が最初の本尊を刻んだ後の切り株から再び芽生えたと言われる桂の樹があり、霊木とされている。

本尊[編集]

金銅千手観音立像-伝承によれば元正天皇の念持仏で、当初の本尊の胎内仏とされたもの。像高は4寸8分(約15cm)。現在は本堂の三重の厨子に納められ、秘仏とされている。毎夜日没時に厨子を抜け出て百三十六地獄を駆け巡って人々を救済し、日の出とともに岩間山へ戻る際には汗みずくとなっていると言われ、「汗かき観音」とも呼ばれている。1990年に365年ぶりに開扉されたほか、2009年から2010年にかけて花山法皇一千年忌を記念した「西国三十三所結縁御開帳」の際にも開帳された(開帳期間は2009年10月17日〜11月30日及び2010年4月17日〜5月17日)。

文化財[編集]

重要文化財(国指定)
  • 木造地蔵菩薩立像(平安時代後期)
  • 木造不動明王二童子立像3躯(鎌倉時代)

年中行事[編集]

  • 元旦 修正会、福茶接待
  • 1月17日 初観音、甘酒接待、不動護摩、写経会
  • 4月17日 雷除け法要、柴灯護摩供
  • 5月17日 ぼけ封じ祈願会、焙烙灸、もちまき、柴灯護摩供火渡り式
  • 8月17日 施餓鬼会、不動護摩
  • 9月17日 千日会、柴灯護摩
  • 10月17日 ぼけ封じ祈願会、焙烙灸、もちまき、柴灯護摩供火渡り式
  • 11月17日 万体観音供養会、柴灯護摩供
  • 12月17日 終観音、ぼけ封じ健康長寿大根焚き
  • 毎月17日 縁日、写経会、不動護摩

御詠歌[編集]

みなかみは 
いづくなるらん 
いわまでら 
きしうつなみは 
まつかぜのおと

前後の札所[編集]

西国三十三所
11 上醍醐寺 -- 12 岩間寺(正法寺) -- 13 石山寺

拝観情報[編集]

アクセス
拝観料

300円

拝観・納経時間

08:00~16:30


関連項目[編集]

外部リンク[編集]