国立西洋美術館
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| 正式名称 | ||||
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| 専門分野 | 西洋の美術作品を専門とする美術館 | |||
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| 管理運営 | 独立行政法人国立美術館 | |||
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| 開館 | 1959年 | |||
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| 所在地 | 〒 東京都台東区上野公園7番7号 |
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国立西洋美術館(こくりつせいようびじゅつかん The National Museum of Western Art)は西洋の美術作品を専門とする美術館である。独立行政法人国立美術館が運営している。東京都台東区の上野公園内にある。略称西美。館長は青柳正規が2005年から務めている。
目次 |
[編集] 概要
国立西洋美術館は印象派など19世紀から20世紀前半の絵画・彫刻を中心とする松方コレクションを基として、1959年に設立された。松方幸次郎は20世紀初めにフランスで多くの美術品を収集したが、コレクションは第2次世界大戦後、フランス政府により敵国資産として差し押さえられていた。松方コレクションが日本に返還される際の条件として、国立西洋美術館が建設されることになった。本館の設計はル・コルビュジエによるが、彼の弟子である前川國男・坂倉準三・吉阪隆正が実施設計・監理に協力し完成した。また新館は前川國男(前川國男建築設計事務所)が設計した。なお、本館は、1998年に旧建設省による「公共建築百選」に選定されている。
現在は松方コレクションに加えてルネサンス期より20世紀初頭までの西洋絵画・彫刻作品の購入を進め、常設展示している。なかでも西洋のオールド・マスター(18世紀以前の画家)たちの作品を見ることができる美術館として、日本有数の存在である。
[編集] 免震への取り組み
国立西洋美術館は、1998年に地下を含めすべてを地盤から絶縁する大規模な免震レトロフィット工事を行った。これは本格的な免震レトロフィット工事としては日本初のものである。これにより、ル・コルビュジエの建築だけでなく、人命と作品も地震から守り、美術館として安全に使い続けることが可能となった。また、前庭の彫刻にも免震台を設置するなど、建築物や芸術作品を地震から保護することに積極的である。免震のメカニズムを解説したパネルを添えるなど、その重要性を伝えている。
[編集] 本館の世界遺産への登録
フランス政府は、世界遺産登録の前提となる暫定リストに、フランス国内にあるル・コルビュジエの作品・計13件を「ル・コルビュジエの建築と都市計画」(L’œuvre architecturale et urbaine de Le Corbusier)として登載していた。
この「ル・コルビュジエの建築と都市計画」の中に、ドイツやスイスなどにあるル・コルビュジエの作品と同様に、フランス政府が本館を加えて、ユネスコに推薦することを検討していることが、2007年7月28日に報道された。9月14日には、日本政府がフランス政府に協力する形で、ユネスコへ本館を推薦することを決定した。その後10月9日までに、ユネスコの暫定リストに登載され、2008年1月7日に日本政府の「世界遺産条約関係省庁連絡会議」で、世界遺産候補としてユネスコに推薦することが正式に決定された。最終的な推薦書は、2008年1月に、各国の推薦書を一括してフランス政府が提出した。
2009年6月27日に世界遺産委員会による審査が行われた結果、情報照会と評価とされ、登録は見送られたが、期日までに追加書類の提出を行えば、2010年の世界遺産委員会で再審査を受ける事が可能である[1]。
これまで、アントニ・ガウディの作品群のように、一人の建築家の建造物を一括してユネスコに申請した事例はあるが、世界7カ国に散在する計23件の建造物を、一括して申請するのは史上初となる。なお、世界遺産には、登録国と所在地が一致していないものがいくつかあるが、日本国内にある文化遺産を外国政府が推薦するのは史上初となる。また、通常であれば、遺産候補は地元自治体からの推薦を受けて、その推薦を文化審議会で審議するが、今回はフランス政府からの協力要請のため省略された。なお、本館は2007年12月21日、日本の重要文化財の指定を受けた。これは従来「築50年以上のものが対象」とされてきた、建造物の重要文化財指定の目安を超えた初のケースであり(築48年の時点での指定)、世界遺産登録のためには当該物件が所在国の法律によって保護されていることが前提であるため、急遽重要文化財に指定されたものである。
[編集] 沿革
- 1959年4月 - 国立西洋美術館設置
- 1964年7月 - 講堂・事務棟竣工(現存せず)
- 1979年5月 - 新館竣工
- 1997年12月 - 企画展示館竣工
- 1998年3月 - 本館免震レトロフィット施工
[編集] 建築概要
- 設計 - ル・コルビュジエ(本館)・前川國男(新館)・前川建築設計事務所(企画展示館)
- 竣工 - 1959年(本館)・1979年(新館)・1997年(企画展示館)
- 延床面積 - 17227m²
- 所在地 - 東京都台東区上野公園7番7号
[編集] 主な収蔵作品
[編集] 外部リンク
[編集] 脚注
- ^ “国立西洋美術館、世界遺産登録見送り”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社)(. 2009-06-27) 2009-06-27 閲覧。.

