板橋区立美術館

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板橋区立美術館
Itabashi Art Museum
板橋区立美術館の外観
板橋区立美術館の外観
板橋区立美術館の位置(東京都内)
板橋区立美術館
板橋区立美術館
板橋区立美術館の位置
板橋区立美術館の位置(日本内)
板橋区立美術館
板橋区立美術館
板橋区立美術館 (日本)
施設情報
正式名称 板橋区立美術館
専門分野 洋画
日本画
前衛美術
館長 松岡希代子[1]
事業主体 板橋区
管理運営 (板橋区→)
成増アートギャラリー[2]
建物設計 柳学アーキテクツ[3]
延床面積 1928平方メートル[3]
開館 1979年5月20日[4]
所在地 日本の旗 日本
東京都板橋区赤塚
5丁目34番27号[3]地図
位置 北緯35度47分3.16878秒 東経139度38分40.16879秒 / 北緯35.7842135500度 東経139.6444913306度 / 35.7842135500; 139.6444913306座標: 北緯35度47分3.16878秒 東経139度38分40.16879秒 / 北緯35.7842135500度 東経139.6444913306度 / 35.7842135500; 139.6444913306
最寄駅 都営地下鉄三田線
西高島平駅[5]
最寄バス停 国際興業増17系統
区立美術館停留所[5]
外部リンク 板橋区立美術館
プロジェクト:GLAM
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板橋区立美術館(いたばしくりつびじゅつかん、英語: Itabashi Art Museum)は、東京都板橋区赤塚五丁目の赤塚城跡にある美術館である。

概要[編集]

内観

東京23区初の公立美術館として昭和54年5月20日に開館した。

江戸期の狩野派肉筆浮世絵、古美術をはじめ、近・現代の日本の洋画日本画前衛美術等の作品を多く収蔵する。近隣の豊島区では熊谷守一美術館だけのため、板橋区立美術館では池袋モンパルナスに関わる作品なども取り上げるなど、練馬区立美術館とともに区部の美術拠点となっている。

昭和56年より「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を毎年開催している[6]。また、毎年秋頃に、「江戸文化シリーズ」と称した江戸時代の美術の企画展が行われる。

古美術作品に限っては、館のPRになるという理由で、会社のカレンダーや包装紙などへの利用を無料で許可している(要問い合わせ)。

沿革[編集]

エントランス

建物は昭和46年3月に板橋区が「教育と文化の森」構想において赤塚城址に計画されたもので、当初は美術館を目的としていなかった。のち昭和52年12月に美術館へと計画が変更となったものである。

2009年板橋区日本画制作を公立小学校の授業に取り入れるため、館が企画した画材キットの無料配布を行った。事業費は「佐藤太清青少年美術奨励基金」から支出した。

改修工事のため2018年4月16日から2019年6月28日まで休館。

主な収蔵品[編集]

幟旗

交通[編集]

大規模改修前の外観(2007年3月)

鉄道:

バス:

  • 東武東上線成増駅北口から 区立美術館経由 高島平操車場行 乗車9分(西高島平駅経由ではないことに注意)
  • 都営地下鉄三田線高島平駅から 区立美術館経由 成増駅行 乗車9分(西高島平駅経由ではないことに注意)
いずれも「区立美術館」下車すぐ

脚注[編集]

  1. ^ 「新館長就任のお知らせ」『2021年4月1日 新館長就任のお知らせ|板橋区立美術館』板橋区立美術館、2021年4月1日。
  2. ^ 「板橋区立美術館のあゆみ」『板橋区立美術館のあゆみ|板橋区立美術館』板橋区立美術館、2020年3月17日。
  3. ^ a b c 「施設概要」『施設概要|板橋区立美術館』板橋区立美術館、2020年3月17日。
  4. ^ 「ようこそ板橋区立美術館へ」『ようこそ板橋区立美術館へ|板橋区立美術館』板橋区立美術館、2022年2月8日。
  5. ^ a b 「美術館へのアクセス」『美術館へのアクセス|板橋区立美術館』板橋区立美術館、2022年1月27日。
  6. ^ 板橋区史編さん調査会編『板橋区史 通史編 下巻』板橋区、1999年、752頁。

参考文献[編集]

  • 板橋区立美術館編集・発行 『板橋区立美術館所蔵品図録』 1990年2月22日
  • 佐々木英理子(板橋区立美術館)編集 『板橋区立美術館所蔵 狩野派全図録』 板橋区立美術館発行、2006年4月
  • 板橋区立美術館編集・発行 『板橋区立美術館所蔵 狩野派以外全図録』 2013年2月

外部リンク[編集]