チャールズ・グレイ (第2代グレイ伯爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
第2代グレイ伯爵チャールズ・グレイ
Charles Grey, 2nd Earl Grey
チャールズ・グレイ (第2代グレイ伯爵)
サー・トマス・ローレンスによるグレイ伯の肖像
生年月日 1764年3月13日
出生地 イングランドの旗 イングランドノーサンバーランドFallodon
没年月日 1845年7月17日(満81歳没)
死没地 イングランドの旗 イングランドノーサンバーランドHowick
出身校 ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ
所属政党 ホイッグ党
称号 ガーター勲章勲爵士(KG)
枢密顧問官(PC)
親族 初代ダラム伯爵(娘婿)
初代ハリファックス子爵(娘婿)
第3代グレイ伯爵(子)
第4代グレイ伯爵(孫)
配偶者 メアリ・ポンソンビー

任期 1830年11月22日 - 1834年7月16日
国王 ウィリアム4世
テンプレートを表示

第2代グレイ伯爵チャールズ・グレイ英語: Charles Grey, 2nd Earl Grey1764年3月13日 - 1845年7月17日)は、イギリスの政治家。ホイッグ党代表、首相(1830年 - 1834年)。

生涯 [編集]

ジェントリの家柄に生まれ、1786年、22歳で議員に選出される。1792年、社交界の花形でホイッグ党の有力支持者であった第5代デヴォンシャー公爵ウィリアム・キャヴェンディッシュ英語版の妻ジョージアナの愛人となった。

チャールズ・グレイと呼ばれたが、1801年に父サー・チャールズ・グレイが男爵に叙され貴族の一員となる。1806年に父が初代グレイ伯へと昇格したことによって、彼もホーウィック子爵(Viscount Howick)となる。翌1807年、父の死により爵位を襲い、第二代グレイ伯となる。

初期は、小ピット内閣を批判して名をあげる。1806年に海軍大臣、外務大臣に就任。1830年、選挙でトーリー党を破り、ウェリントン内閣(1828年 - 1830年)を崩壊させる。組閣後、七月革命にならい、第1回選挙法改正を成立させる(1832年)。さらに翌年、奴隷法を廃止する。彼以後、自由党(ホイッグ党の後身)と保守党(トーリー党の後身)の二大政党政治が展開されてゆく。1845年7月17日、ホーウィックにて81歳で没。爵位は長男のヘンリー・ジョージ・グレイに受け継がれた。

紅茶好きとしても知られ、アールグレイは彼にちなんで付けられた名前であるといわれている。

子女 [編集]

1792年に、デヴォンシャー公爵夫人ジョージアナとの間に、イライザ(Eliza Courtney)という娘を儲けた。イライザは両親の娘(チャールズの妹)として育てられた。

1794年に初代ポンソンビー男爵ウィリアム・ポンソンビーの一人娘メアリーと結婚しし、10男6女をもうけた。

  • 娘(1796年) 死産
  • ルイーズ・エリザベス(1797 - 1841) 初代ダラム伯爵ジョン・ラムトン英語版と結婚
  • エリザベス(1798 - 1880) 1841年にデヴォン州長官を務めたジョン・ブルティールと結婚。末娘ルイーズの子孫に、元イギリス皇太子妃ダイアナがいる。
  • キャロライン(1799 - 1875) 第5代バリントン子爵の次男ジョージ・バリントンと結婚。
  • ジョージアナー(1801 - 1900) 未婚
  • ヘンリー英語版(1802 - 1894) 第3代グレイ伯爵。父と同じくホイッグ党の政治家となり、ジョン・ラッセル第一次内閣で植民地および戦争大臣英語版を務めた。
  • チャールズ(Charles)(1804 - 1870) 陸軍大佐。のちにヴィクトリア女王アルバート王配の私設秘書を務めた。第4代グレイ伯爵アルバート英語版の父。
  • フレデリック・ウィリアム(Frederick Grey)(1805 - 1878) 海軍大将。
  • メアリー(1807 - 1884) 初代ハリファックス子爵チャールズ・ウッド英語版と結婚
  • ウィリアム(1808 - 1815) 夭折
  • ジョージ(1809 - 1891) 海軍大将。現グレイ伯爵リチャード英語版の高祖父。
  • トーマス(1810 - 1826) 早世
  • ジョン(1812 - 1895) ホートン・ル・スプリング(Houghton Hillside Cemtery)の教会牧師。
  • フランシス・リチャード(1813 - 1890) モーペス(Morpeth)の教会牧師。第6代カーライル伯爵令嬢エリザベスと結婚。エリザベズの母は第5代デヴォンシャー公爵ウィリアムと公爵夫人ジョージアナの長女である。
  • ヘンリー(1814 - 1880) 陸軍大尉。
  • ウィリアム・ジョージ(1819 - 1865) 在パリ公使館職員(Secretary of the Legation to Paris)。


先代:
初代ウェリントン公爵
イギリスの首相
1830年 - 1834年
次代:
第2代メルバーン子爵
先代:
チャールズ・グレイ
グレイ伯爵
第2代
次代:
ヘンリー・グレイ