ほるぷ出版

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株式会社ほるぷ出版
種類 株式会社
本社所在地 101-0061
東京都千代田区三崎町3-8-5 千代田CBビル
設立 初代:1977年5月14日
2代目:1999年
3代目:2010年4月1日
業種 情報・通信業
事業内容 児童図書・学習関連図書の出版・販売
代表者 高橋信幸 (代表取締役社長)
郡山龍 (取締役会長)
資本金 8,400万円(2012年)
売上高 7億4,561万1千円(2012年)
総資産 9億8,798万3千円(2012年)
主要株主 アプリックスIPホールディングス(株)(100%)
外部リンク http://www.holp-pub.co.jp/
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株式会社ほるぷ出版(-しゅっぱん)は、東京都千代田区に本社を置く日本の出版社。主に国内作家の絵本や海外絵本の翻訳出版を行っている。そのほか学校や図書館向けに学習資料などの出版も行っている。

かつては出版取次大手の日本出版販売グループ企業であったが、2012年8月以降はソフトウェア基盤技術事業を中心とするアプリックスIPホールディングスのグループ企業となっている。

会社概要[編集]

児童書の出版を主な事業とする出版社2011年までに2度の倒産をしており、現存する「ほるぷ出版」は登記上3代目にあたる。

2011年9月に役員人事の大幅な入れ替えがあり、当時のフレックスコミックス株式会社[注 1]代表取締役社長であった平井清隆が社長を兼任する事となった[注 2][1]。同年11月には本社事務所がフレックスコミックスと同住所へ移転[2]。更に、2012年2月1日からはフレックスコミックスが発行する漫画単行本の発売元がほるぷ出版となる[3]。また、2012年8月にフレックスコミックスがガイアホールディングス(現・アプリックスIPホールディングス)株式会社の子会社となった際には、これまでの連携関係があったために同時に同社の子会社となっている[4][5]。その後2014年1月1日付けで新社長としてスタジオ・ハードデラックス[注 3]株式会社代表取締役の高橋信幸が社長を兼任し、前社長の平井清隆は退任している[6]

このように日本出版販売株式会社傘下を離れた後は相次いで漫画系に関わりの深い人物が社長に就任するなど以前とは状況が変わっているが、アプリックスIPホールディングス傘下となってからも日本放送協会(NHK)が運営するウェブサイトにて連載された児童・少年少女向けオンライン小説の順次書籍化を発表するなど[7]、依然として児童書の出版が中核事業となっている。

なお児童書訪問販売の有限会社全国ほるぷ[注 4]などといった現存する多数の「ほるぷ」を社名に持つ訪問販売・出版会社は、ほるぷ出版(初代)の倒産を機に当時の親会社であった株式会社ほるぷとほるぷ出版(初代)の元社員が独立・起業したもので、現在のほるぷ出版(3代目)とは資本上の関係はない。

沿革[編集]

親会社・初代[編集]

  • 1964年6月 - 中森蒔人が義兄から引き継いだ書店[注 5]の経営規模を拡大するため、書籍売掛販売の株式会社図書月販を設立(後に株式会社ほるぷ商号変更し、百科辞典・児童書の訪問販売が中心となる)。
  • 1969年 - 日本出版販売株式会社(日販)から図書月販に役員を派遣開始。
  • 1969年 - ほるぷによって、株式会社ほるぷ出版(初代)が東京都千代田区麹町3-2に設立される。初代代表取締役に荒井正大が就任。
  • 1973年 - ほるぷと同所の新宿区新宿2-19-13へと移転。
  • 1982年 - 中森蒔人(ほるぷ代表取締役)が代表取締役就任。
  • 1985年 - ほるぷの株式の過半数を日本出版販売とその関係者が所有し、以降日販の支配下に入る。
  • 1986年 - ほるぷの経営難からリストラが行なわれ、全社員が退社する。同時に代表取締役も交代した。
  • 1986年 - 文京区富士見へ移転。
  • 1999年12月28日 - ほるぷ・ほるぷ出版(初代)が自己破産。児童書出版事業を株式会社ほるぷ出版(2代目)に譲渡。

2代目[編集]

  • 1999年 - 有志の出版社29社の出資を受け、株式会社ほるぷ出版(2代目)設立[9]
  • 2003年2月 - 日本出版販売の傘下に入り、正式に日販グループへと参加する。
  • 2006年11月 -「復刊ドットコム」を運営する株式会社ブッキングが、ほるぷ出版の一事業部となり書籍のオンデマンド印刷を開始(ブッキング事業)。
  • 2009年4月1日 - ブッキング事業を、ほるぷ出版から再独立したブッキングに譲渡[10]
  • 2010年 - 児童書出版事業を、ほるぷ出版(3代目)に譲渡[9]
    • 4月1日 - 株式会社HMB企画に商号変更。
  • 2011年10月4日 - 特別清算手続を申し立て、倒産[9]

3代目[編集]

主な出版物[編集]

シリーズ書籍
海外作家書籍

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 漫画作品の編集・出版を主な事業とする出版社。
  2. ^ 前社長の図師尚幸は顧問に就いた。
  3. ^ 雑誌・書籍等のデザインや編集・制作等を中核事業とする会社。
  4. ^ ほるぷ労働組合を母体として1999年に設立[8]
  5. ^ 中森蒔人の父・中森泰三により、武蔵境駅前に「書店クララ館」として創業。戦時中に「中森書店」に改名。有限会社聚宝堂「クララ館」として現存。

出典[編集]

  1. ^ a b ほるぷ出版、平井清隆氏が新社長に就任”. メディア産業の総合専門紙-文化通信. 文化通信社 (2011年9月29日). 2014年2月25日閲覧。
  2. ^ a b ほるぷ出版:最新ニュース”. ほるぷ出版. ほるぷ出版. 2014年2月25日閲覧。
  3. ^ a b Twitter / FlexComix: 【コミックス】FCコミックス発売元変更に伴うお知らせ ...”. フレックスコミックス営業企画課 (@FlexComix) - Twitter (2011年12月9日). 2014年2月25日閲覧。
  4. ^ a b ガイアHD(3727)ほるぷ出版を6.4億円で取得”. サーチナ(Searchina). SBIサーチナ (2012年8月9日). 2014年2月25日閲覧。
  5. ^ a b c 株式会社ほるぷ出版の株式取得(子会社化)に関するお知らせ (PDF)”. アプリックスIPホールディングス. pp. 1 - 3 (2012年8月9日). 2014年2月25日閲覧。
  6. ^ a b ほるぷ出版、新社長に高橋氏”. メディア産業の総合専門紙-文化通信. 文化通信社 (2014年1月20日). 2014年2月25日閲覧。
  7. ^ NHKネットコミュニケーション小説・初の書籍化 梨屋アリエ「空を泳ぐ夢をみた」発売のお知らせ”. プレスリリース/ニュースリリース配信サービス【@Press:アットプレス】. ソーシャルワイヤー (2012年8月24日). 2014年2月25日閲覧。
  8. ^ 組合側の勝利和解/ほるぷ争議/会社が解決金支払い”. しんぶん赤旗|日本共産党. 日本共産党中央委員会 (2002年5月11日付け『しんぶん赤旗』). 2014年2月25日閲覧。
  9. ^ a b c (株)HMB企画”. 山城紙業(株). 山城紙業. 2014年2月25日閲覧。
  10. ^ ブッキング、CCC子会社で再出発”. 新文化 出版業界紙. 新文化通信社. 2014年2月25日閲覧。
  11. ^ 第64回定時株主総会招集ご通知 (PDF)”. 日本出版販売. p. 6 (2012年6月13日). 2014年2月25日閲覧。
  12. ^ 2012/08/09”. ACA株式会社. ACA. 2014年2月25日閲覧。
  13. ^ 会社概要:ほるぷ出版”. ほるぷ出版. ほるぷ出版. 2014年2月25日閲覧。
  14. ^ 新レーベル「メテオCOMICS」、11月12日創刊!”. COMIC メテオ. アプリックス (2012年10月24日). 2014年2月25日閲覧。
  15. ^ ポラリスCOMICS・創刊応援キャンペーン<第1弾>!開始”. COMIC ポラリス. アプリックス (2013年9月20日). 2014年2月25日閲覧。

外部リンク[編集]