さばげぶっ!

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さばげぶっ!
ジャンル ギャグ学園サバゲー
漫画
作者 松本ひで吉
出版社 講談社
掲載誌 なかよし
レーベル 講談社コミックスなかよし
発表号 2011年1月号 - 連載中
発表期間 2010年12月1日 - 連載中
巻数 既刊7巻(以下続刊)
アニメ
原作 松本ひで吉
監督 太田雅彦
シリーズ構成 あおしまたかし
キャラクターデザイン 工藤昌史
音楽 三澤康広
アニメーション制作 studioぴえろ+
製作 「さばげぶっ!」製作委員会
放送局 #放送局を参照
放送期間 2014年7月 -
テンプレート - ノート
ウィキプロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

さばげぶっ!』は、松本ひで吉による日本漫画作品。『なかよし』(講談社)にて、2011年1月号より連載中。本作品は高校を舞台に、女生徒達が部活動としてサバイバルゲームに興じるギャグ漫画である。2014年7月現在、単行本は第7巻まで刊行されている。

2014年7月よりテレビアニメが放送中。これを記念して、同じく講談社の『モーニング』2014年32号および『週刊少年マガジン』2014年34号に「出張版」が掲載されている。

あらすじ[編集]

梧桐(あおぎり)学園高校[注 1]に転校した女子高校生・園川モモカはその初日、電車内で痴漢行為を働こうとした男に絡まれるが、同じ高校の先輩・鳳美煌に助けられる。実は彼女は「さばげ部」というサバイバルゲームの部活の部長で、モモカを大変気に入って無理やり部に加入させた。

かくして、ももかはサバイバルゲームに明け暮れる日々を送ることになる、かと思いきや、実際には、サバイバルゲームそっちのけでバカなことをやらかす[注 2]さばげ部の面々に振り回されるのだった。

登場人物[編集]

サバゲ部[編集]

園川 モモカ (そのかわ モモカ)
- 大橋彩香
本作の主人公。梧桐学園高校に転向してきた少女。15歳、1年C組。使用する銃は「Beretta 92F[M9]」。
表向きはイイコだが内面はかなりの毒舌家で、アニメでは転校早々いじめをしてきた同級生に対して倍返しする腹黒な一面が追加されている[注 3]射撃の才能を見込んだ美煌の悪だくみにより強制的に入部させられ、自分には変態を寄せ付けるパワーがあるのかも知れないと漏らす。
余談だがファンの間では「モモ"コ"」と間違えられることが多く、単行本第1巻のあとがきではファンレターの4割が「モモカ」ではなく「モモコ」と書いてあったという。
鳳 美煌 (おおとり みおう)
声 - 内山夕実
サバゲ部部長。18歳、3年生(単位不足で留年中)。使用する銃は、自動拳銃の中で世界最強の破壊力を誇る「Desert Eagle」。
変人ではあるが超美人で、女子生徒達の憧れの的。電車の中で痴漢に遭っていた転校初日のモモカを助けるが、その際に使用したエアガン[注 4]を見咎められ、「車内で物騒なものを振り回す不審者」として駅員に拘束される。モモカのママ曰く、「凛々しくて統率力がありそうでカリスマの中にも狂気が見え隠れするような子」。モモカいわく「最悪の独裁者タイプ」。18歳ゆえ、高校生にもかかわらず18歳用エアソフトガンを使用できる。
大富豪の家庭で、器物破損などの不祥事をことあるごとに金で解決している。一般常識に欠けている面が幾つも見られ、そこを部員にからかわれることもある。
経堂 麻耶 (きょうどう まや)
声 - Lynn
サバゲ部の良心。16歳、2年E組。使用する銃は「M4A1 Carbine」。
アルバイトとしてグラビアモデルをやっているスタイル抜群の少女で、そのスタイルの良さをモモカやうららに嫉妬されたこともある。言葉づかいは少々男っぽい。納豆が嫌い。
春日野 うらら (かすがの うらら)
声 - 大久保瑠美
15歳、1年A組。使用する銃は「GLOCK 26C」で、二丁拳銃。
美煌の幼馴染で、美煌を慕うあまり幼少の頃より美煌に近寄る者をことごとく排除していっており、さばげ部の部員が増えない原因の一つ。美煌がお気に入りのモモカのことも最初は目の敵にしていたが、後難を恐れたモモカの優しさに惚れて以来、彼女を愛してやまない。メイクの腕は上級。モモカのママ曰く、「ロリっぽくて小さくて可愛らしい中にも毒を隠しているような子」。鍛えぬいた握力50キログラムを誇り、徒手格闘術を得意とする。
薄紫のロングツインテールと口元のほくろが特徴。口元のほくろは10話までは口元の右側に描かれているが、12話以降は口元の左側に変更されている。
アニメではマゾヒスト設定が追加されており、モモカの暴力性の虜になっている。
豪徳寺 かよ (ごうとくじ かよ)
声 - 東山奈央
15歳、1年C組。第13話にて、初登場。使用する銃は「Ingram MAC M11」で、二丁拳銃。
サバイバルゲームには興味を持たず、コスプレ趣味なオタク少女。IQ160とも噂される天才で、無口ではあるが毒舌。モモカとはクラスメイトなのだが、授業中でも赤い雪男のコスプレ(さばげ部員からは身を隠すギリースーツと認識されている)をしていたために気づいたのは部に入ってからだった。

その他のキャラクター[編集]

カモ
かつては美煌のペットであった、凶暴かつ多芸なオス[注 5]カモノハシうまい棒が好物。外見・行動ともカモノハシとはとても思われない謎の生物であり、モモカはその正体を探るべくカモを尾行していたが、それを美煌に見とがめられたために苦し紛れに「かわいいからだ」と発言し、そのまま押し付けられてペットとして飼うはめになる。モモカのママ曰く、「ぬいぐるみっぽい癒し系の中にも鋭い眼光のあざとい生き物」。
園川 かず江(そのかわ かずえ)
声 - 井上喜久子
モモカのママ。娘を「モカリン」と呼んでとことん溺愛しているが、好き嫌いには厳しい。
佐倉 恵那(さくら えな)
声 - 堀江由衣
さばげ部顧問を務める教師。本人は無自覚だが、非常なドジっ子かつトラブルメーカーで、何かと災難に遭っては怪我をして休職することもしばしば。さばげ部でも厄介事を持ち込むことが多く、部内では「嵐を呼ぶ女教師」という異名で呼ばれており、部員全員から迷惑がられ、疫病神扱いされている。
石動 やよい(いするぎ やよい)
容姿端麗な梧桐学園高校生徒会長。美煌をライバル視している。かなりの不運の持ち主で、状況はいつも望まぬ方向へと流れていく。
羽黒 露世理亜(はぐろ ろぜりあ)
声 - かないみか
茅野小学校女子サバゲクラブ代表。2年前の夏祭りで、縁日の射的で自分が欲しかったクマのぬいぐるみを美煌に取られた過去があり、以降彼女をライバル視している。露世理亜本人はぬいぐるみを代わりに取ってくれるものだと思っていて、それを無視されたために深く傷ついたとのことで彼女を恨んでいたのが原因だが、美煌は「自分の金で取ったものを何で他人にやらなくてはいけない?」と正論を言っている。
ヤミー
国民的アイドルで麻耶とは事務所つながりの友達。とあることから激太りしてしまい、かつてモモカのダイエットを成功させた美煌のトレーニングを頼ってさばげ部へと訪れる。
美崎 ジュン(みさき ジュン)
高校2年生。生徒会役員。さばげ部に「花子さん」退治を依頼しに来た。
花子さん
学校の女子トイレに棲みついた、人間ではない存在。夜の学校を屋内戦闘実践場としたさばげ部メンバーと遭遇、美煌が神社の御手水に浸したBB弾に被弾したことにより、消滅した。
店長
声 - 玄田哲章
エアガン、ミリタリーショップ『サバゲ野郎ze』の店長。原作では薄毛のヒゲ男であるが、アニメ版では筋肉モリモリのマッチョマンな風格に変更されている。
アニメ版では担当声優がナレーションも務めており、その声が時たまキャラクターたちにも聞こえることがある。そのため、モモカからは「どこかで聞いたことがある声」と思われている。
からあげ☆レモン
声 - 荒井聡太
ディープなおたく風の男性で、ガンシューティングゲーム「DOT」の日本チャンピオン。一人称は「拙者」で「デュフフ」と笑う。原作では中肉中背だがアニメではデブに描かれている。
ゲームセンターで「勝ったらモモカとのツーショットプリクラ」という条件で彼女に「DOT」での勝負を挑む。勝利を目前にするも、心の中に現れた美煌のアドバイスを受けたモモカの直接的物理攻撃によって負けてしまうが、戦いの後の生まれた奇妙な友情によってモモカとのツーショットプリクラをゲットする。

書誌情報[編集]

テレビアニメ[編集]

2013年9月3日にテレビアニメ化が発表され[1]2014年7月より放送中。担当声優は同年3月開催のAnimeJapan 2014のオープンステージで発表された[2]

みつどもえ』『ゆるゆり』『琴浦さん』に一貫して関わってきた監督の太田雅彦、副監督の大隈孝晴、シリーズ構成のあおしまたかし、音楽の三澤康広などに加え、本作ではアームスが親会社のstudioぴえろ+名義でアニメーション制作を担当しており[3]、エンディングアニメーション作画監督を担当した宮澤努などアームス所属者も実名で参加している。また、銃器監修協力として『月刊アームズマガジン』編集部がクレジットされている。

ナレーションは俳優アーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替えを務めている玄田哲章が担当し、作中にもシュワルツェネッガー映画オマージュが盛り込まれている[注 6]

原作のギャグを動きと音声を活かしてアニメ化する一方で原作以上に男性ファンが意識されており[注 7]、梧桐学園高校を女子校へ変更するなど男性の登場機会が減らされたほか、2014年9月24日に発売予定のBDでもモモカ・美煌・麻耶のプライベートショットが描き下ろしブロマイドとして同梱されている[4]

スタッフ[編集]

  • 原作 - 松本ひで吉講談社なかよし」掲載)
  • 製作 - 前田明雄、鈴木伸育、本間道幸、井上俊次、春山ゆきお、古神子広一、木村文彦
  • 監督 - 太田雅彦
  • 副監督 - 大隈孝晴
  • シリーズ構成 - あおしまたかし
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 工藤昌史
  • 総作画監督 - 桜井正明
  • 銃器監修 - 大藤玲一郎
  • プロップデザイン - 秋篠 denforword 日和
  • エフェクト監修 - 橋本敬史
  • キーアニメーター - 野澤吉樹
  • 美術監督 - 河合泰利
  • 色彩設計 - 阿部みゆき、川上善美
  • 撮影監督 - 後藤健男
  • 撮影監修 - 田沢二郎
  • CGディレクター - 秋元央
  • 編集 - 小野寺絵美
  • 音響監督 - えびなやすのり
  • 音楽 - 三澤康広
  • 音楽プロデューサー - 伊藤善之
  • 音楽ディレクター - 大久保隆一
  • 音楽制作 - ランティス
  • 共同音楽制作 - アイウィル
  • プロデューサー - 加戸裕子、藤枝修一、高見正人、木皿陽平、北吉弘樹、田畑孝之、藍谷厚史
  • アニメーションプロデューサー - 小澤一由
  • アソシエイトプロデューサー - 仲吉治人、川添千世(第1 - 2話)→山谷奈久留(第3話)、福井洋平、竹中聖子
  • アニメーション制作協力 - ノーマッド
  • アニメーション制作 - studioぴえろ+
  • 製作 - 「さばげぶっ!」製作委員会(バンダイビジュアル講談社ぴえろ、ランティス、バンプレストキュー・テック日本ナレーション演技研究所

主題歌[編集]

オープニングテーマ「YES!!」
作詞 - こだまさおり / 作曲・編曲 - 高田暁 / 歌 - 大橋彩香
エンディングテーマ「ぴてぃぱてぃサバイバード」
作詞 - 畑亜貴 / 作曲・編曲 - 木下智哉 / 歌 - ゲスかわ☆ガールズ[園川モモカ(大橋彩香)、鳳美煌(内山夕実)、春日野うらら(大久保瑠美)、経堂麻耶(Lynn)、豪徳寺かよ(東山奈央)]
第1話では未使用。

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 原作話
MISSION 1 入部!
入部と言ったな?あれは嘘だ
本当はリアルなサバゲをやるつもりでした
あおしまたかし 太田雅彦 荒井省吾 塚田ひろし、仁井学
Chang Bum Chul
第1話 - 第3話
MISSION 2 ツインテールのワナ
精神トレーニング
沈黙のKILL or DIE
子安秀明 大隈孝晴 福本潔 Chang Bum Chul 第4話・第27話
MISSION 3 ヤツが来る!嵐を呼ぶ女登場!!
ヤツも来る!ヘルズチルドレンの挑戦!!
杉原研二 矢花馨 Lee Jong Gyeong 第10話・第11話・第16話
MISSION 4 運命(笑)のボーイミーツガールwww
痩せる意志を嗤う豚よ
カモなマイハウス
あおしまたかし 太田雅彦 矢野孝典 大田謙治 第5話・第15話・第21話

放送局[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送時間 放送系列 備考
東京都 TOKYO MX 2014年7月6日 - 日曜 22:30 - 23:00 独立局
日本全域 バンダイチャンネル 2014年7月7日 - 月曜 0:00 更新(日曜深夜) ネット配信
兵庫県 サンテレビ 月曜 23:30 - 火曜 0:00 独立局
日本全域 BS11 2014年7月8日 - 火曜 0:00 - 0:30(月曜深夜) BS放送 ANIME+』枠
京都府 KBS京都 火曜 1:00 - 1:30(月曜深夜) 独立局
日本全域 ニコニコ生放送 2014年7月9日 - 水曜 23:00 - 23:30 ネット配信 アーカイブ配信なし[注 8][注 9]
AT-X 2014年7月11日 - 金曜 23:30 - 土曜 0:00 CS放送 リピート放送あり
GyaO! 2014年7月14日 - 月曜 0:00 更新 ネット配信

関連商品[編集]

BD[編集]

発売日 収録話 規格品番
1 2014年9月24日予定 第1話 - 第2話
OVA SPECIAL MISSION 1
BCXA-0912
2 2014年10月29日予定 第3話 - 第4話
OVA SPECIAL MISSION 2
BCXA-0913
3 2014年11月21日予定 第5話 - 第6話
OVA SPECIAL MISSION 3
BCXA-0914
4 2014年12月25日予定 第7話 - 第8話
OVA SPECIAL MISSION 4
BCXA-0915
5 2015年1月28日予定 第9話 - 第10話
OVA SPECIAL MISSION 5
BCXA-0916
6 2015年2月20日予定 第11話 - 第12話
OVA SPECIAL MISSION 6
BCXA-0917

CD[編集]

発売日 タイトル 規格品番
2014年8月6日予定 YES!! LACM-14264(彩香盤)
LACM-14265(さばげぶっ!盤)
2014年8月20日予定 ぴてぃぱてぃサバイバード LACM-14266

関連番組[編集]

同時期開始のアニメ『スペース☆ダンディ』(第2シーズン)との合同事前宣伝番組『さばげぶっ!&スペース☆ダンディアワー 〜今夜はWコメディでいくじゃんよっ!〜』が2014年6月29日 23:00 - 23:30にTOKYO MXにて放送された。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 原作では共学だが、アニメでは女子校。
  2. ^ そのせいか、アニメ第1話のアバンでモモカは「こんなタイトルだけど、リアルなサバゲを期待してるなら無駄なんで、テレビ消して寝たほうがいいよ。見てから文句言っても一切聞かないから」と吐き捨てている。
  3. ^ 原作ではいじめの後、美煌にそれを咎められた同級生がモモカに謝罪するシーンまでしか描かれていなかった。
  4. ^ 原作ではベレッタM92F、アニメではデザートイーグル50AE
  5. ^ カモノハシのオスだけが持っている毒針が後ろ足にあるため。なお、実際のカモノハシはワシントン条約により国際的な商業取引が禁止されているため、個人がペットとして飼うことはできない。
  6. ^ 例えば第1話Bパートのサブタイトルは映画『コマンドー』から、次回予告の最後に使われる「戻ってくるぜ」はシュワルツェネッガーの映画で多く用いられている台詞『また戻ってくる』からの引用。
  7. ^ 番組内放映の原作単行本CMでも「大きなお友達には買いにくいかも」「ならば妹に買ってやるフリをして切り抜けろ」という男性ファンに向けたナレーションがなされている。
  8. ^ 2014年6月28日に第1話の先行配信を実施。
  9. ^ 開始前と終了後にミニ番組『さばばんっ!』を配信。

出典[編集]

  1. ^ 松本ひで吉のなかよし連載「さばげぶっ!」TVアニメ化”. コミックナタリー. 2014年7月6日閲覧。
  2. ^ ステージ”. AnimeJapan 2014. 2014年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月3日閲覧。
  3. ^ 制作関連情報 さばげぶっ!”. アームス. 2014年7月15日閲覧。
  4. ^ 商品情報”. TVアニメ「さばげぶっ!」公式サイト. 2014年7月15日閲覧。

外部リンク[編集]