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* [http://homepage2.nifty.com/okachimachishougi/kanako.htm Kanako's Room (御徒町将棋センターによる公認サイト)] |
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2012年4月13日 (金) 16:35時点における版
坂東 香菜子(ばんどう かなこ、1986年3月31日 - )は、将棋の女流棋士。広島県因島市三庄町(現尾道市)生まれ[1]の、大阪府育ち[2]。飯野健二七段門下。女流棋士番号51のち27。身長164cm・体重40kg(将棋年鑑のプロフィールにおける発表)、血液型A型。日本女子大学卒業。
人物
- 座右の銘は、「万能一心」。愛称は「バンカナ」で、本人公認である。
- 幼稚園時代に父から将棋を教わり、小学3年生の秋から飯野健二七段の子ども教室に通い始める。
- 趣味のピアノは3歳から始め将棋よりもキャリアが長く、音楽大学への進学も考えたほどの腕前[3]。
- テレビ番組「クイズ!ヘキサゴン」に出演するなど、女流棋士としての他、写真集を出しタレント的活動も行っている。
- 日本女子大学附属豊明幼稚園・日本女子大学附属豊明小学校・日本女子大学附属中学校・高等学校・日本女子大学と一貫して日本女子大学系列校である。
- 2006年 左自然気胸のため1月の入院と2ヶ月余り休場をした[4]。
- 「大学を卒業して就職をしたため対局日に仕事を休めそうにない。」という理由(CS放送囲碁・将棋チャンネル「将棋まるごと90分」2008年3月25日初回放送より抜粋)で2008年度以降は休場を続けている。
女流棋士としての実績
- 予選の概念が存在しない倉敷藤花戦を除くと、女流公式戦において本戦に進出した経験はないものの、2003年5月18日の第17回レディースオープントーナメント(マイナビ女子オープンの前身)において、後に女流名人位を獲得する矢内理絵子を、2005年10月22日の第10回鹿島杯女流将棋トーナメントで後に女流二冠(女王・女流王位)となる甲斐智美を、いずれも得意とする四間飛車で撃破した。
- 第1回(2006年度)・第2回(2007年度)白瀧杯(非公式戦)に出場し、第1回で準優勝の成績を修めた。(優勝は上田初美)
- 休場前の通算戦績は、60戦24勝36敗・勝率.400。
- 2001年10月のプロ入り以降昇級歴がなく、女流2級在位を10年以上続けている。おそらくこれは、女流棋士の段級位が制度化して以降最長の、非常に珍しい記録と考えられる。
略歴
- 1997年9月 女流育成会入会
- 2001年10月1日 15歳で女流2級
- 2004年 日本女子大学文学部日本文学科入学
- 2006年 健康上の理由により棋戦休場。
- 2008年3月 自身のブログで休場を発表。同月日本女子大学文学部日本文学科卒業。
棋歴等
- 2006年、第1回白瀧あゆみ杯争奪戦 準優勝
著書
- 「香菜子 北京・夏の記憶 坂東香菜子写真集」(ワニブックス、ISBN 484702835X)
関連項目
脚注
- ^ せとうちタイムズ. “因島出身坂東女流棋士迎え20日第40回近島交流将棋大会”. 2009年2月23日閲覧。
- ^ Kanako's Room. “Kanako's Room”. 2009年2月23日閲覧。
- ^ 2004年3月4日
- ^ BANKANA! 2006年12月28日