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* [http://joshi-shogi.com/lpsa/prof/shimai.html 日本女子プロ将棋協会 プロフィール]
* [http://joshi-shogi.com/lpsa/prof/shimai.html 日本女子プロ将棋協会 プロフィール]
* [https://twitter.com/#!/saori_shimai 島井咲緒里] (saori_shimai) - Twitter
* [https://twitter.com/#!/saori_shimai 島井咲緒里] (saori_shimai) - Twitter

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2012年4月13日 (金) 16:14時点における版

島井 咲緒里(しまい さおり、1980年5月15日 - )は、日本女子プロ将棋協会(LPSA)所属の女流棋士高知県南国市出身。土佐高校卒業。森雞二九段門下。LPSA番号13。以前は日本将棋連盟に所属し、当時の女流棋士番号は39。

略歴

人物

  • LPSAを代表する人気女流棋士の一人。[3]
  • 棋士仲間などからは「島井姫」「ペコ姫」と呼ばれている。「ペコ」とは、漫画「ピンポン」の主人公ペコにちなんで、自ら名づけたものである[4]
  • 1dayトーナメント創設以来第10回開催までの間に優勝4回・準優勝1回の好成績をあげていたことから「(元祖)1dayクイーン」と呼ばれることもある。
  • 得意戦法は四間飛車穴熊で、実際多くの場合この戦型を採用している。
  • LPSAではファンクラブ「Minerva」(ミネルヴァ)[5]神田真由美とともに担当。2007年8月からは、協会所属のアシスタント・インストラクター「AILS」(アイリス)も中倉彰子とともに担当。
  • パーソナルカラーは青。水色や寒色系の服を着ることが多い。[6]
  • 趣味は音楽鑑賞。2011年には実験的な非公式イベントながら、音楽と将棋のコラボイベントを企画・プロデュースし、自らも DJ を務めるなどした。[7] LPSA のカフェイベントで音楽を担当したこともある。[8]

エピソード

  • 6歳の時、三つ上の兄と祖父の仲間に入りたくて恐る恐る将棋の駒に手を伸ばす(本人談)。兄と共に将棋好きの祖父から手ほどきを受け、母の勧めもあり、すぐに近所の将棋クラブへ通うようになる。「何でも10年続ければ何かを得る」という考えを持つ母のもと、友達と遊びたいとだだをこねて泣きながら通わされたこともあったが、後年、「母のその想いがあったからこそ今の私がある、と感謝の気持ちでいっぱいです。」と語っている。[3][4]
  • 中学2年の時そのまま将棋を続けるべきか悩み、最後のつもりで、ある全国大会に臨んだ。そこでのちの親友岩根忍と出会い、島井の対局を見ていた岩根の「強いのにもったいないことをしたらあかん」という一言によって気持ちが変わる。本人曰く「腹をくくりました」。その後育成会入りの話があり、「1年で駄目だったらすっぱりあきらめよう[9]」という覚悟で東京へ乗り込んだ(本人談)。[5]
  • NHK将棋講座の「将棋ワンポイントクリニック」コーナーに看護師の扮装で登場。視聴者を驚かせた(谷川も医師の扮装であった)。この演出について島井は「自分でやりたいです的なことも言った」と中倉姉妹インターネットラジオ番組「Positive de Go!」で語っている[10]。他に、子供将棋スクールその他でミニスカサンタの扮装も披露している。
  • 第2回1dayトーナメントにおいてリラックマを抱きながら対局した[6]。「Positive de Go!」にゲスト出演[10]の際、マイブームとしてリラックマを挙げ、キーホルダー、ノート、携帯ストラップ等のグッズを携行していることが紹介された。かつてはカエルグッズを段ボール箱一杯に集めたこともあった[11]
  • 2007年のファンクラブクリスマスイベントに、席上対局の棋譜の符号を利用したビンゴゲームを企画。前日に夜遅くまで一人で符号のスタンプをひたすら押し続け、120枚の符号だけのビンゴカードを作成した。計算上、2,880回スタンプを押したことになる(1枚につき24回)。[7]

昇段履歴

主な成績

A級在位:2003年度、2005年度、2007年度。
優勝:第4回・第5回(2007年)、第8回・第10回(2008年)、第34回(2010年)、第44回(2011年)。

関連項目

脚注

  1. ^ “メディア情報 LPSA撮影協力・島井咲緒里初段出演映画公開(4/2)”. 日本女子プロ将棋協会. (2011年4月1日). http://joshi-shogi.com/lpsa/media/media-info.html 2011年4月2日閲覧。 
  2. ^ 所属女流棋士 入籍のご報告
  3. ^ 第44回1dayトーナメント・ファンクラブカップの出場者を決める“選抜総選挙”では、同票数を集めた石橋幸緒と並んで選抜第1位となった。[1]
  4. ^ 近代将棋」2002年10月号。[2]
  5. ^ 当初(2007年2月)日本将棋連盟女流棋士会内に発足し、その後LPSAのファンクラブとなった。
  6. ^ Positive de Go!」2007年11月16日配信分。
  7. ^ “将棋とDJ”. あっこ&ひろみオフィシャルブログ. (2011年4月28日). http://pgirls.exblog.jp/13473510/ 2011年5月30日閲覧。 
  8. ^ “9/11(土)LPSA The Cafe Style 2010”. 日本女子プロ将棋協会. (2010年9月11日). http://joshi-shogi.com/event/etc/lpsa_the_cafe_style_2010911.html 2011年5月30日閲覧。 
  9. ^ 当時の女流育成会制度は、年度前期・後期ごとにリーグ戦順位1位の者が女流棋士となる制度であった。
  10. ^ a b Positive de Go!」2007年11月30日配信分。
  11. ^ 「LPSAメールマガジン」vol.10。

外部リンク