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平野俊夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
平野俊夫ひらの としお
平野俊夫(2009)
生誕 (1947-04-17) 1947年4月17日(77歳)
大阪府
国籍 日本の旗 日本
研究分野 生物学
出身校 大阪大学
主な業績 IL-6の発見
主な受賞歴 クラフォード賞(2009)
日本国際賞(2011)
瑞宝大綬章(2022)
プロジェクト:人物伝
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平野 俊夫(ひらの としお、1947年4月17日 - )は、日本生物学者大阪大学第17代総長、量子科学技術研究開発機構初代理事長。専門は、免疫学腫瘍病理学医学博士(大阪大学)[1]インターロイキン-6の発見と作用機序の解明で著名である。

人物

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大阪府出身。大阪府立天王寺高等学校を経て、大阪大学医学部を卒業し、大阪大学医学部の第三内科に入局する。

1980年から1984年まで熊本大学助教授。1984年大阪大学細胞工学センター助教授。1989年から大阪大学教授となる[2]2011年8月 、 国立大学法人大阪大学総長(第17代)就任。

年譜

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  • 1966年3月 - 大阪府立天王寺高等学校卒業
  • 1972年3月 - 大阪大学医学部卒業
  • 1972年4月 - 大阪大学医学部副手
  • 1977年6月 - 大阪大学医学部附属病院医員
  • 1978年10月 - 大阪府立羽曳野病院勤務
  • 1979年1月 - 大阪大学より医学博士。“In vitro immune response of human peripheral lymphocytes : the mechanism(s) involved in T cell helper functions in the pokeweed mitogen-induced differentiation and proliferation of B cells”(ヒトヘルパーT細胞の定量法の確立とその作用機作の解析)より
  • 1980年5月 - 熊本大学医学部附属免疫医学研究施設助教授
  • 1984年1月 - 大阪大学細胞工学センター助教授
  • 1989年11月 - 大阪大学医学部附属バイオメディカル教育研究センター教授
  • 1997年10月 - 大阪大学医学部附属バイオメディカル教育研究センター長(1999年3月まで)大阪大学評議員(1999年10月まで)
  • 1999年4月 - 大阪大学大学院医学系研究科附属バイオメディカル教育研究センター教授 
  • 2001年4月 - 大阪大学大学院医学系研究科教授  
  • 2002年4月 - 大阪大学大学院生命機能研究科教授
  • 2003年4月 - 大阪大学評議員(2004年3月まで)
  • 2003年11月 - 大阪大学医学部附属動物実験施設長(2004年3月まで)
  • 2004年4月 - 大阪大学大学院生命機能研究科長(2006年3月まで)
  • 2005年4月 - 国立大学法人大阪大学経営協議会委員(2006年3月まで)
  • 2007年4月 - 国立大学法人大阪大学教育研究評議員(2008年3月まで)
  • 2008年4月 - 大阪大学大学院医学系研究科長・医学部長(2011年3月まで)[3]
  • 2010年4月 - 国立大学法人大阪大学経営協議会委員(2011年3月まで)
  • 2011年8月 - 国立大学法人大阪大学総長(第17代)就任。(2015年8月25日まで)
  • 2016年4月 - 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構理事長(初代) 就任。 (2023年3月31日まで)
  • 2020年9月 - 国立研究開発法人協議会会長[4] (2022年8月31日まで)
  • 2023年4月 - 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構理事長退任、理事長顧問に[5]

学術賞

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勲章・栄誉

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注釈・出典

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  1. ^ 氏名表記、氏名の読み、生年月日、専門分野は、『新訂 現代日本人名録 2002 3.そ~ひれ』、編集・発行 日外アソシエーツ株式会社、2002年1月28日、2010頁による
  2. ^ a b c d 教授略歴:平野俊夫 M.D. Ph.D.”. 大阪大学. 2009年12月2日閲覧。 アーカイブ 2011年8月16日 - ウェイバックマシン
  3. ^ 導入部記述の学位の種類・分野(医学博士)・取得大学・取得年、阪大卒業後の略歴は、「新部局長紹介」『阪大NOW』NO.103 2008年 4月号、編集・発行 大阪大学総務部評 価・広報課広報社会連携事務室、2008年4月20日、55頁による
  4. ^ 新会長に平野量子科学研理事長 国研協農業協同組合新聞2020年10月2日
  5. ^ 平野理事長退任挨拶
  6. ^ 第21回~30回の受賞論文”. ベルツ賞. 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社. 2021年1月11日閲覧。
  7. ^ 平成18年度「ノバルティス・リウマチ医学賞」” (PDF). 日本リウマチ財団 (2006年4月21日). 2009年12月2日閲覧。
  8. ^ Past Prizes” (英語). ノバルティス. 2009年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年12月2日閲覧。
  9. ^ 大阪科学賞歴代受賞者と受賞の業績”. 大阪科学技術センター. 2007年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年12月2日閲覧。
  10. ^ 持田記念学術賞受賞者一覧” (PDF). 持田記念医学薬学振興財団. 2009年12月2日閲覧。
  11. ^ ISI Citation Laureate Award, 1981-1998”. 大阪大学医学部. 2009年12月2日閲覧。
  12. ^ Prizes Awarded:Latest prize:The Crafoord Prize in Polyarthritis 2009” (英語). Royal Swedish Academy of Sciences. 2009年12月2日閲覧。
  13. ^ 2011年(第27回)日本国際賞受賞者決まる”. 国際科学技術財団. 2011年1月25日閲覧。
  14. ^ 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構の平野俊夫理事長が、これまでの大阪大学等でのインターロイキン6の発見とその一連の研究成果に対して、「Lifetime Achievement Award」を受賞いたしました。 - 量子科学技術研究開発機構プレスリリース
  15. ^ 吹田市長賞”. 吹田市. 2020年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月11日閲覧。
  16. ^ 令和4年秋の叙勲:NHK
  17. ^ 『官報』号外235号、令和4年11月4日

外部リンク

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先代
中鉢良治
国立研究開発法人協議会会長
2020年 - 2022年
次代
久間和生