鈴木優磨
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名前 | ||||||
愛称 | ユーマ | |||||
カタカナ | スズキ ユウマ | |||||
ラテン文字 | Suzuki Yuma | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 |
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生年月日 | 1996年4月26日(26歳) | |||||
出身地 | 千葉県銚子市 | |||||
身長 | 182cm | |||||
体重 | 75kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム |
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ポジション | FW | |||||
背番号 | 40 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2015-2019 |
![]() | 96 | (27) | |||
2015 |
→![]() | 9 | (3) | |||
2019-2021 |
![]() | 69 | (26) | |||
2022- |
![]() | 15 | (6) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2022年5月25日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
鈴木 優磨(すずき ゆうま、1996年4月26日 - )は、千葉県銚子市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・鹿島アントラーズ所属。ポジションはフォワード。J3・いわきFC所属のFW鈴木翔大は実兄。
来歴[編集]
プロ入り前[編集]
小学1年から鹿島のスクールに通い、アントラーズ一筋。2012年、鹿島アントラーズジュニアユースからユースチームに昇格し、2014年には10年ぶり3度目のJユースカップ優勝に貢献。また3月には、2種登録選手として登録され、2015年にトップチームに昇格することが決定した。
鹿島アントラーズ[編集]
2015年、鹿島アントラーズユースからトップチームに昇格。9月12日のガンバ大阪戦(2ndステージ第10節)でJ1リーグ戦初出場、アディショナルタイムには初得点を決める。10月17日の柏レイソル戦(2ndステージ第14節)では、後半38分から途中出場し、アディショナルタイムに決勝点を挙げ、勝利に貢献した。
2016年、開幕戦のガンバ大阪戦では市立吹田サッカースタジアムにおける公式戦初得点を決める。12月3日、Jリーグチャンピオンシップ決勝の第2戦・浦和レッズ戦では途中出場からPKを獲得し、優勝に貢献した[1]。FIFAクラブワールドカップ2016の準決勝でアトレティコ・ナシオナルを相手に得点を決めたあと、クリスティアーノ・ロナウドのゴールパフォーマンスで注目を集め、マルカなどのスペインメディアから取材を受けた。
2017年、背番号が「9」番に変更された。3月10日、J1第3節の横浜F・マリノス戦では途中出場から決勝ゴールをあげて、2017年シーズンにおいてホーム初白星をあげた。5月10日、ACL第6節のムアントン・ユナイテッドFC戦で2得点を決めて首位通過に貢献した[2]。7月22日、JリーグワールドチャレンジのセビージャFC戦では後半途中出場し2ゴールをあげる活躍にて勝利に貢献した。9月3日のベガルタ仙台とのルヴァンカップ準々決勝第2戦で2得点を奪い、鹿島の下部組織出身選手最多のシーズン通算14得点目を決めた。
2018年4月3日、ACLの上海申花戦では1得点1アシストの活躍でグループリーグ突破に貢献した[3]。9月29日、第28節のヴィッセル神戸戦で3試合連続得点を含む1得点1アシストの活躍で勝利に貢献した[4]。11月7日、国際親善試合に挑む日本代表のメンバーに初選出された[5]が、ACL決勝で負傷した為辞退した[6]。11月11日、鹿島初のAFCチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げた。この大会14試合全試合に出場し、大会MVPに選出された[7]。
シント=トロイデン[編集]
2019年7月15日、ベルギー1部のシント=トロイデンVVとクラブ間合意したことを発表した[8]。8月31日、第6節のKASオイペン戦で途中出場から新天地デビューを果たした[9]。9月21日、第8節のシャルルロワSC戦で初スタメンを飾ると移籍後初ゴールを決めた[10]。
2021年4月7日、ワースラント=ベフェレン戦で2ゴールを挙げ、今季17ゴール目を決めた[11]。9月3日、夏の移籍市場で本人がセリエAに移籍する希望だったが実現せず、チームに残留したのち監督にも謝罪した[12]。9月19日、KRCヘンク戦で2021-22シーズン初ゴールを決めた[13]。
鹿島アントラーズ復帰[編集]
2022年1月3日、古巣であるJ1リーグに所属する鹿島アントラーズに2年半振りの復帰が発表された[14]。その際に本人は、「アントラーズを優勝させるために帰ってきました」というコメントを発表している。背番号は40に決定した[15]。2月19日、J1リーグ開幕節ガンバ大阪戦で復帰後初ゴールを決めた。
エピソード[編集]
- 鹿島で2016年から金崎夢生と2トップとしてプレー。試合でPKを貰うと鈴木が蹴りたいと言っても、話合に負けて金崎に譲る場面が多かった[16]。2018年7月に金崎がサガン鳥栖への移籍が発表された際に、金崎から「やっとPK、蹴れるな」と笑って声をかけられた[17]。
- 自身のTwitterで日本代表の森保一監督への批判的ツイートやそれに関連したツイートにいいねをするなどして物議を醸した[18]。
プレースタイル[編集]
クリスティアーノ・ロナウドの大ファンである。また「戦う気持ち」を常に大事にし、そのプレースタイルの頂点にいるとして元日本代表FWの岡崎慎司を目標としている[19]。
所属クラブ[編集]
ユース経歴
- 2003年 - 2008年 鹿島アントラーズジュニア
- 2009年 - 2011年 鹿島アントラーズジュニアユース
- 2012年 - 2014年 鹿島アントラーズユース(鹿島学園高等学校)
- 2014年3月 - 同年12月 鹿島アントラーズ(2種登録選手)
プロ経歴
- 2015年 - 2019年7月 鹿島アントラーズ
- 2015年 Jリーグ・アンダー22選抜
- 2019年7月 - 2021年 シント=トロイデンVV
- 2022年 - 鹿島アントラーズ
個人成績[編集]
国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2015 | 鹿島 | 34 | J1 | 7 | 2 | 1 | 0 | 2 | 0 | 10 | 2 |
2016 | 31 | 8 | 6 | 0 | 6 | 2 | 43 | 10 | |||
2017 | 9 | 26 | 6 | 2 | 2 | 4 | 2 | 32 | 10 | ||
2018 | 32 | 11 | 2 | 0 | 4 | 4 | 38 | 15 | |||
2019 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
ベルギー | リーグ戦 | リーグ杯 | ベルギー杯 | 期間通算 | |||||||
2019-20 | シント・トロイデン | 9 | ジュピラー | 24 | 7 | - | 1 | 0 | 25 | 7 | |
2020-21 | 34 | 17 | - | 1 | 0 | 35 | 17 | ||||
2021-22 | 11 | 2 | - | 0 | 0 | 11 | 2 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2022 | 鹿島 | 40 | J1 | ||||||||
通算 | 日本 | J1 | 96 | 27 | 11 | 2 | 16 | 8 | 123 | 37 | |
ベルギー | ジュピラー | 69 | 26 | - | 2 | 0 | 71 | 26 | |||
総通算 | 165 | 53 | 11 | 2 | 18 | 8 | 194 | 63 |
- 2014年は2種登録選手
その他の公式戦
国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | 期間通算 | ||||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||||||
日本 | リーグ戦 | 期間通算 | |||||||||
2015 | J-22 | - | J3 | 9 | 3 | 9 | 3 | ||||
通算 | 日本 | J3 | 9 | 3 | 9 | 3 | |||||
総通算 | 9 | 3 | 9 | 3 |
- 2016年
- Jリーグチャンピオンシップ 1試合0得点
- 2017年
- FUJI XEROX SUPER CUP 1試合1得点
国際大会個人成績 | FIFA | |||||
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年度 | クラブ | 背番号 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 |
AFC | ACL | クラブW杯 | ||||
2015 | 鹿島 | 34 | 0 | 0 | - | |
2016 | - | 3 | 1 | |||
2017 | 9 | 8 | 4 | - | ||
2018 | 14 | 2 | 0 | 0 | ||
2019 | 0 | 0 | - | |||
通算 | AFC | 22 | 6 | 3 | 1 |
その他の国際公式戦
- 2016年
- スルガ銀行チャンピオンシップ 1試合出場0得点
- 出場歴
- Jリーグ初出場 - 2015年4月19日 J3第6節 vs藤枝MYFC(藤枝総合運動公園サッカー場)
- Jリーグ初得点 - 2015年5月17日 J3第12節 vs福島ユナイテッドFC(とうほう・みんなのスタジアム)
- J1リーグ初出場・初得点 - 2015年9月12日 2nd第10節 vsガンバ大阪(カシマサッカースタジアム)
タイトル[編集]
クラブ[編集]
- 鹿島アントラーズユース
- 鹿島アントラーズ
- J1リーグ:1回(2016年)
- Jリーグカップ:1回(2015年)
- 天皇杯全日本サッカー選手権大会:1回(2016年)
- FUJI XEROX SUPER CUP:1回(2017年)
- AFCチャンピオンズリーグ:1回(2018年)
個人[編集]
- J1リーグ月間MVP:1回(2018年7月)
- TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD:2回(2017年、2018年)
- AFCチャンピオンズリーグ 大会最優秀選手賞:1回(2018年)
- Jリーグ優秀選手賞(2018年)
代表歴[編集]
- U-23日本代表候補
- 2015年 AFC U-23選手権2016予備登録メンバー
- 日本代表
- 2018年 キリンチャレンジカップメンバー(負傷により辞退)
脚注[編集]
- ^ “20歳FWが大仕事!鹿島期待のストライカー鈴木がPKゲット”. デイリースポーツ online (2016年12月4日). 2022年5月30日閲覧。
- ^ “鈴木優磨2発の鹿島が首位突破!!日本勢対決回避で決勝T1回戦の相手は広州恒大”. ゲキサカ (2017年5月10日). 2017年5月11日閲覧。
- ^ “優磨弾&アシスト!鹿島 執念ドローでACL日本勢16強一番乗り”. スポニチ Sponichi Annex (2018年4月4日). 2022年5月30日閲覧。
- ^ “鹿島鈴木優磨が1G1A「全員連動守備続けた結果」”. 日刊スポーツ (2018年9月29日). 2022年5月30日閲覧。
- ^ “日本代表メンバー発表! “NMD”が順当に選出、初招集は山中亮輔と鈴木優磨”. フットボールチャンネル (2018年11月7日). 2022年5月30日閲覧。
- ^ “代表初招集の鹿島FW鈴木優磨、負傷辞退が決定…ACL決勝で右足ねん挫”. サッカーキング (2018年11月13日). 2022年5月30日閲覧。
- ^ “大会MVPは“鹿島のエース”鈴木優磨! 全14試合に出場しアジア制覇に貢献”. サッカーキング (2018年11月11日). 2022年5月30日閲覧。
- ^ “鈴木選手のシント=トロイデンVV移籍合意”. 鹿島アントラーズ (2019年7月15日). 2019年7月17日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2019年7月15日閲覧。
- ^ “鈴木優磨が新天地デビュー! ボリ2発で豊川雄太先発のオイペンを下す”. 超ワールドサッカー (2019年9月1日). 2022年5月30日閲覧。
- ^ “今季初スタメンのSTVV鈴木優磨、初ゴール&PK獲得で2得点に絡む! 好調・森岡亮太との日本人対決を制す”. サッカーダイジェスト (2019年9月22日). 2019年9月22日閲覧。
- ^ “鈴木優磨が今季17点目ゲット!欧州主要1部での日本人シーズン最多得点記録を更新”. サッカーキング (2021年4月7日). 2021年4月7日閲覧。
- ^ “「スズキを許した」今夏残留の鈴木優磨、同僚との関係修復か。監督にも謝罪”. Football Tribe Japan (2021年9月3日). 2021年10月3日閲覧。
- ^ “鈴木優磨が今季初ゴール ベルギー1部リーグ”. 東京新聞 (2021年9月20日). 2021年10月3日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2021年10月3日閲覧。
- ^ “J1鹿島 FW鈴木優磨の電撃復帰を発表 シントトロイデンから2年半ぶり”. デイリースポーツ online (2022年1月3日). 2022年5月30日閲覧。
- ^ “鹿島鈴木優磨「全タイトルを取るために帰ってきた。2ケタ得点は必ず取る」”. 日刊スポーツ (2022年1月22日). 2022年1月22日閲覧。
- ^ “【CS決勝】PK獲得も蹴れなかった鈴木優磨が「あの人なら譲っても…」と思うわけ”. サッカーダイジェスト (2016年12月4日). 2022年5月30日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “鹿島FW鈴木「あれしか」“妙技”GK誘い出し弾”. 日刊スポーツ (2018年7月25日). 2022年5月30日閲覧。
- ^ “日本代表「選外」のFW鈴木優磨、意味深の「いいね」 森保一監督との「いざこざ」ツイートなどに...”. J-CAST ニュース (2020年10月1日). 2022年5月30日閲覧。
- ^ “鹿島のルーキーFW鈴木優、元代表FW直伝のヘディングでJ1デビュー弾”. ゲキサカ (2015年9月12日). 2022年5月30日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 鈴木優磨 - J. League Data Siteによる選手データ (日本語)
- 鈴木優磨 (@antlers0426) - Twitter
- 鹿島アントラーズによる公式プロフィール