「クリス・カーター (1986年生の外野手)」の版間の差分
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'''バーノン・クリストファー・カーター'''(Vernon Christopher "Chris" Carter、[[1986年]][[12月18日]] - )は、[[アメリカ合衆国]]・[[カリフォルニア州]][[レッドウッドシティ (カリフォルニア州)|レッドウッドシティ]]出身の[[プロ野球選手]]([[一塁手]]、[[左翼手]])。右投右打。[[メジャーリーグベースボール|MLB]]・[[ニューヨーク・ヤンキース]]所属。 |
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=== ヤンキース傘下時代 === |
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== プレースタイル == |
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== 脚注 == |
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2017年6月30日 (金) 00:38時点における版
ニューヨーク・ヤンキース #48 | |
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アストロズ時代(2014年5月) | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | カリフォルニア州レッドウッドシティ |
生年月日 | 1986年12月18日(37歳) |
身長 体重 |
6' 4" =約193 cm 245 lb =約111.1 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 一塁手、左翼手 |
プロ入り | 2005年 MLBドラフト15巡目(全体455位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名 |
初出場 | 2010年8月9日 |
年俸 | $2,500,000 (2016年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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バーノン・クリストファー・カーター(Vernon Christopher "Chris" Carter、1986年12月18日 - )は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州レッドウッドシティ出身のプロ野球選手(一塁手、左翼手)。右投右打。MLB・ニューヨーク・ヤンキース所属。
経歴
プロ入りとホワイトソックス傘下時代
2005年のMLBドラフト15巡目(全体455位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名され、プロ入り。
アスレチックス時代
2007年12月3日にカルロス・クエンティンとのトレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した。
2007年12月14日にダイヤモンドバックス、シカゴ・ホワイトソックス、オークランド・アスレチックスとの間で三角トレードが行われ、今度はアスレチックスへ移籍した[2]。
2008年は傘下のA+級ストックトン・ポーツで39本塁打・104打点。2009年は主にAA級ミッドランド・ロックハウンズでプレーし、終盤にはAAA級サクラメント・リバーキャッツへ昇格。合計で打率.329、28本塁打、115打点、OPS.992を記録した。オフには、ベースボール・アメリカ誌選定の有望株ランキングにおいて、マイナー全体で28位の高評価を受けた[3]。
2010年は主にAAA級サクラメントでプレー。打率.258ながら31本塁打を放ち、8月9日のシアトル・マリナーズ戦でメジャーデビュー。しかし、20打席無安打のまま、一旦降格した。9月のロースター拡大に伴って再昇格した後もなかなかヒットが出ず、メジャー歴代ワースト記録にあと2つ迫るデビューから33打席無安打(四球1)となっていたが、9月20日のマリナーズ戦で待望のメジャー初安打を放った[4][5]。9月22日のホワイトソックス戦では、エドウィン・ジャクソンからメジャー初本塁打を放った[6]。
2011年もAAA級サクラメントでスタートしたが、4月22日に左手首を痛め、6月4日まで故障者リストに入った。6月23日にジョシュ・ウィリンガムの故障者リスト入りによってメジャーへ昇格したが[7]、10試合に出場しただけでマイナーへ降格となった。9月に再昇格したが、結果を残すことはできず、前年を下回る成績に終わった。
2012年はシーズン途中にメジャーに昇格し、ブランドン・モスとのツープラトン起用ながら218打数で16HR、OPS.864の成績を残した。
アストロズ時代
2013年2月4日にジェド・ラウリー、フェルナンド・ロドリゲスとの3対2のトレードで、ブラッド・ピーコック、マックス・スタッシと共にヒューストン・アストロズへ移籍[8]。3月31日の開幕では、3番左翼で開幕スタメンを果たした。開幕から出場を続け、自身最多の29本塁打を放った一方で、史上4人目の200三振となる212三振を記録した。またこの数は、アメリカンリーグ歴代2位の記録となった。
2014年は、攻撃面(打撃)では、打率こそ2年連続で.220台(.227)に終わったものの、自身初の30本塁打以上となる37本塁打 (リーグ2位) を放ち、シーズン終盤までネルソン・クルーズ(ボルティモア・オリオールズ)と本塁打王争いを演じた。特にオールスター以降、64試合で18本塁打と量産した[9]。また三振を30個減らした。初球打ちでは打率.322・6本塁打を記録した[10]。また、得点圏では打率.270・53打点という打撃成績をマークした[10]。守備については、殆どが指名打者としての試合出場であったが、一塁手として14試合で3失策を犯したものの、DRSは自己最高の+2を記録した。オフの11月7日に日米野球2014のMLB選抜に選出された事が発表された[11][12]。
2015年1月15日にアストロズと417万5000ドルの1年契約に合意した[13][14]。一塁手のレギュラーとして129試合に出場した。3年ぶりに規定打席に届かなかったが、24本塁打を放って通算100本塁打を達成した。守備面では115試合で8失策、DRSは-6だった。12月3日にノンテンダーFAとなった[15]。
ブルワーズ時代
2016年1月6日にミルウォーキー・ブルワーズと1年契約を結んだ[16]。シーズンではキャリア2回目の200三振超えを記録し、リーグ最多の160試合に出場しキャリア初の40本超えとなる41本を記録。ノーラン・アレナドと並んでナショナルリーグの最多本塁打のタイトルを獲得した。11月29日、エリック・テイムズとの契約によりブルワーズの40人枠から外れた。
ヤンキース時代
2017年2月7日にニューヨーク・ヤンキースと年俸300万ドル、サイン・ボーナス50万ドル、インセンティブ最大50万ドルの1年契約で合意したと報じられ[17]、2月16日に正式に契約した[18]。2017年6月24日、成績不振によりDFAとなり[19]、6月28日、40人枠を外れ、AAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースに降格した[19]が、翌29日に再度メジャー契約を結びアクティブ・ロースター入りした[18]。
プレースタイル
圧倒的なパワーを秘める巨漢のスラッガーで、三振の多さも共通することから、メジャーデビュー前は「右のライアン・ハワード」と称されていた[20]。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2010 | OAK | 24 | 78 | 70 | 8 | 13 | 1 | 0 | 3 | 23 | 7 | 1 | 0 | 0 | 1 | 7 | 0 | 0 | 21 | 3 | .186 | .256 | .329 | .585 |
2011 | 15 | 46 | 44 | 2 | 6 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 21 | 1 | .136 | .174 | .136 | .310 | |
2012 | 67 | 260 | 218 | 38 | 52 | 12 | 0 | 16 | 112 | 39 | 0 | 0 | 0 | 3 | 39 | 1 | 0 | 83 | 4 | .239 | .350 | .514 | .864 | |
2013 | HOU | 148 | 585 | 506 | 64 | 113 | 24 | 2 | 29 | 228 | 82 | 2 | 0 | 0 | 5 | 70 | 1 | 4 | 212 | 8 | .223 | .320 | .451 | .770 |
2014 | 145 | 572 | 507 | 68 | 115 | 21 | 1 | 37 | 249 | 88 | 5 | 2 | 0 | 4 | 56 | 6 | 5 | 182 | 12 | .227 | .308 | .491 | .799 | |
2015 | 129 | 460 | 391 | 50 | 78 | 17 | 0 | 24 | 167 | 64 | 1 | 2 | 0 | 5 | 57 | 1 | 6 | 151 | 5 | .199 | .307 | .427 | .734 | |
2016 | MIL | 160 | 644 | 549 | 84 | 122 | 27 | 1 | 41 | 274 | 94 | 3 | 1 | 0 | 10 | 76 | 1 | 9 | 206 | 18 | .222 | .321 | .499 | .821 |
通算:7年 | 688 | 2645 | 2285 | 314 | 499 | 102 | 4 | 150 | 1059 | 374 | 12 | 5 | 0 | 28 | 307 | 10 | 24 | 875 | 51 | .218 | .314 | .463 | .777 |
- 2016年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
獲得タイトル
- 本塁打王:1回(2016年)
背番号
- 22(2010年 - 2012年)
- 23(2013年 - 2015年)
- 33(2016年)
- 48(2017年 - )
代表歴
脚注
- ^ “Chris Carter Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2016年7月6日閲覧。
- ^ "A's trade RHP Dan Haren to Arizona in eight-player deal" (Press release) (英語). 14 December 2007. 2015年12月7日閲覧。
{{cite press release2}}
: 名無し引数「publisher MLB.com (Oakland Athletics)」は無視されます。 (説明) - ^ “Top 100 Prospects: No. 21-40” (英語). Baseball America (2010年2月23日). 2015年12月7日閲覧。
- ^ Alex Espinoza (2010年9月20日). “Carter's first hit sparks A's to victory” (英語). MLB.com. 2015年12月7日閲覧。
- ^ Paul White (2010年9月21日). “A's Chris Carter ends near-record hitless streak to start career” (英語). USA TODAY. Gannett Co. Inc. 2015年12月7日閲覧。
- ^ “Chicago White Sox vs. Oakland Athletics - Box Score - September 22, 2010”. ESPN (2010年9月22日). 2015年12月7日閲覧。
- ^ Lee, Jane(2011-06-23). Willingham's injury opens door for Carter. oaklandathletics.com(英語). 2011年10月2日閲覧
- ^ A's acquire Jed Lowrie from Astros
- ^ BASEBALL-REFERENCE.com Chris Carter 2014 Batting Gamelog 2014年10月13日閲覧。
- ^ a b BASEBALL-REFERENCE.com Chris Carter 2014 Batting Splits 2014年10月13日閲覧。
- ^ MLBオールスターチーム、追加選手発表!来日全29選手が決定 侍ジャパン公式サイト (2014年11月7日) 2015年3月26日閲覧
- ^ “シューメーカーら14人追加=日米野球”. 日刊スポーツ. (2014年11月7日) 2014年11月8日閲覧。
- ^ "Astros agree to terms with Carter and Corporan" (Press release). MLB.com (Houston Astros). 15 January 2015. 2015年1月16日閲覧。
- ^ “Astros agree to $4,175,000 contract with Carter”. ESPN MLB (2015年1月14日). 2015年1月15日閲覧。
- ^ Brian McTaggart (2015年12月3日). “Carter sent to free agency; Conger traded” (英語). MLB.com. 2015年12月7日閲覧。
- ^ “ブルワーズ、長距離砲のカーターを獲得 3季連続20本塁打を記録”. スポニチアネックス (スポーツニッポン新聞社). (2016年1月7日) 2015年1月7日閲覧。
- ^ “Yankees, Chris Carter Agree To One-Year Deal” (英語). MLB Trade Rumors (2017年2月7日). 2017年2月13日閲覧。
- ^ a b MLB公式プロフィール参照。2017年6月29日閲覧。
- ^ a b "Yankees place Matt Holliday on the disabled list, call up Miguel Andujar, and re-sign Chris Carter" [1]
- ^ 2011 Top 100: #50 Chris Carter. bullpenbanter.com(英語). 2011年10月2日閲覧
関連項目
外部リンク