「ブラック・ジャック (OVA)」の版間の差分
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登場人物 |
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|キャラクターデザイン=[[杉野昭夫]] |
|キャラクターデザイン=[[杉野昭夫]] |
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|アニメーション制作=[[手塚プロダクション]] |
|アニメーション制作=[[手塚プロダクション]] |
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|製作=手塚プロダクション(Karte1~12)< |
|製作=手塚プロダクション(Karte1~12)<br />ブラックジャック制作実行委員会(Karte1~10)<br />秋田書店(Karte1~10)<br />フォルテミュージックエンタテインメント(Karte1~5)<br />日本コロムビア(Karte6~10) |
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|開始=1993年 |
|開始=1993年 |
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|終了=2011年 |
|終了=2011年 |
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『'''ブラック・ジャック'''』は、[[手塚治虫]]の漫画『[[ブラック・ジャック]]』を原作とする[[OVA]]シリーズである。本項では、派生作品である1996年公開の[[アニメーション映画|劇場版アニメ]]『'''ブラック・ジャック 劇場版'''』についても扱う。なお、2005年公開の劇場版アニメ『ブラック・ジャック ふたりの黒い医者』については、[[ブラック・ジャック (テレビアニメ)]] を参照。また、『BLACK JACK Limited Edition BOX』に収録されたOVA『[[ブラック・ジャック 空からきた子ども]]』(『[[週刊少年チャンピオン]]』応募者全員サービスの非売品DVDと同様)については、当該の項を参照。 |
『'''ブラック・ジャック'''』は、[[手塚治虫]]の漫画『[[ブラック・ジャック]]』を原作とする[[OVA]]シリーズである。本項では、派生作品である1996年公開の[[アニメーション映画|劇場版アニメ]]『'''ブラック・ジャック 劇場版'''』についても扱う。なお、2005年公開の劇場版アニメ『ブラック・ジャック ふたりの黒い医者』については、[[ブラック・ジャック (テレビアニメ)]] を参照。また、『BLACK JACK Limited Edition BOX』に収録されたOVA『[[ブラック・ジャック 空からきた子ども]]』(『[[週刊少年チャンピオン]]』応募者全員サービスの非売品DVDと同様)については、当該の項を参照。 |
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== 概要 == |
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製作は[[手塚プロダクション]]、BJ製作実行委員会、[[秋田書店]]、[[日本コロムビア]](第1話〜第7話)、[[バンダイビジュアル]](第8話〜第10話)。発売元は日本コロムビア(第1話〜第7話)、バンダイビジュアル(第8話〜第10話)。監督は[[出崎統]]。キャラクターデザインは[[杉野昭夫]]。ブラック・ジャック役は[[大塚明夫]]。ピノコ役は[[水谷優子]]。 |
製作は[[手塚プロダクション]]、BJ製作実行委員会、[[秋田書店]]、[[日本コロムビア]](第1話〜第7話)、[[バンダイビジュアル]](第8話〜第10話)。発売元は日本コロムビア(第1話〜第7話)、バンダイビジュアル(第8話〜第10話)。監督は[[出崎統]]。キャラクターデザインは[[杉野昭夫]]。ブラック・ジャック役は[[大塚明夫]]。ピノコ役は[[水谷優子]]。 |
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[[2014年]][[4月13日]]にはカルテXIIがTOKYO MXで放送された(なお、2013年[[12月30日]]から2014年[[1月3日]]および[[3月30日]]にはカルテI〜XIも放送された)。 |
[[2014年]][[4月13日]]にはカルテXIIがTOKYO MXで放送された(なお、2013年[[12月30日]]から2014年[[1月3日]]および[[3月30日]]にはカルテI〜XIも放送された)。 |
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== 各話サブタイトル・詳細 == |
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!話数!!サブタイトル!!原作!!脚本!!絵コンテ!!演出!!作画監督!!時間!!製作年 |
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|KARTE I||流氷、キマイラの男||ハリケーン||出崎統<br />山下久仁明||rowspan="10"|出崎統||rowspan="2"|吉村文宏||rowspan="12"|杉野昭夫||49分||1993年 |
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|KARTE II||葬列遊戯||(アニメオリジナル)||出崎統<br />[[森絵都]]||50分||1993年 |
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|KARTE III||マリア達の勲章||約束||rowspan="4"|出崎統<br />小出克彦||桑原智||49分||1993年 |
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|KARTE IV||拒食、ふたりの黒い医者||ふたりの黒い医者、あるスターの死||rowspan="4"|吉村文宏||51分||1995年 |
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|KARTE V||サンメリーダの鴞||過ぎ去りし一瞬||51分||1995年 |
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|KARTE VI||雪の夜話、恋姫||(アニメオリジナル)||51分||1996年 |
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|KARTE VII||白い正義||白い正義||出崎統<br />[[竹内啓雄|日吉恵]]||49分||1998年 |
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|KARTE VIII||緑の想い||木の芽、老人と木||出崎統<br />[[金春智子]]||rowspan="3"|桑原智||51分||1999年 |
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|KARTE IX||人面瘡||人面瘡||出崎統<br />日吉恵||52分||2000年 |
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|KARTE X||しずむ女||しずむ女||出崎統||54分||2000年 |
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|KARTE XI||おとずれた思い出||奇形嚢腫、おとずれた思い出||森田眞由美||桑原智||rowspan="2"|[[竹内啓雄]]||49分||2011年 |
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|KARTE XII||美しき報復者||アナフィラキシー||森田眞由美<br />西田正義||西田正義||46分||2011年 |
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|} |
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*収録・その他詳細 |
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** カルテI:流氷、キマイラの男(原作:ハリケーン)(DVD-BOX Disc1に収録) |
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** カルテII:葬列遊戯(完全オリジナルストーリー)(DVD-BOX Disc1に収録) |
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** カルテIII:マリア達の勲章(原作:約束)(DVD-BOX Disc1に収録) |
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** カルテIV:拒食、ふたりの黒い医者(原作:ふたりの黒い医者、あるスターの死)(DVD-BOX Disc2に収録) |
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** カルテV:サンメリーダの鴞(原作:過ぎ去りし一瞬)(DVD-BOX Disc2に収録) |
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** カルテVI:雪の夜ばなし、恋姫(完全オリジナルストーリー)(DVD-BOX Disc2に収録) |
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** カルテVII:白い正義(原作:白い正義)(DVD-BOX Disc3に収録) |
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** カルテVIII:緑の想い(原作:木の芽、老人と木)(16:9サイズに変更)(DVD-BOX Disc3に収録) |
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** カルテIX:人面瘡(原作:人面瘡)(DVD-BOX Disc4に収録) |
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** カルテX:しずむ女(原作:しずむ女(旧版少年チャンピオンコミックス4巻のみ収録))(DVD-BOX Disc4に収録) |
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** カルテXI:おとずれた思い出 (ブラック・ジャック FINALに収録) |
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** カルテXII:美しき報復者 (ブラック・ジャック FINALに収録) |
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== スタッフ(OVA KARTE:1-10) == |
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* 原作・オリジナルキャラクター - 手塚治虫 |
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* 企画 - [[松谷孝征]]、清水義裕 |
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* 監督 - 出崎統 |
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* 脚本 - 山下久仁明 (KARTE1)、森絵都(KARTE2)、小出克彦 (KARTE3-6)、日吉恵 (KARTE7,9)、金春智子 (KARTE8)、出崎統(KARTE1-10) |
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* キャラクターデザイン - 杉野昭夫 |
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* 美術監督 - 岡田和夫(KARTE1-5)、斉藤雅己(KARTE1-3,6~)、市原美恵子(KARTE7) |
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* 撮影監督 - 高橋宏固、野口肇(KARTE4-10) |
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* 編集 - 森田清次 |
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* 音楽 - [[東海林修]] (KARTE1-5)、[[川村栄二]](KARTE6~)、[[鈴木清司]] (KARTE8~) |
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* 音響監督 - [[山田悦司]](KARTE1-5)、[[山田知明|山田智明]](KARTE6~) |
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* ミュージックディレクター - 鈴木清司 |
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* ミュージックプロデューサー - 熊田和生 |
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* 音響効果 - 糸川幸良 |
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* 医学監修 - [[永井明]](KARTE1-9、劇場版)、竹下俊隆(KARTE9~)、白鳥泰正(KARTE10) |
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* 医学協力 - 竹下俊隆(KARTE1-3,5,6)、白鳥泰正 (KARTE5) |
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* プロデューサー - 久保田稔(KARTE1-10)、宇田川純男、大石光明(KARTE7-10) |
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* 製作 - [[手塚プロダクション]]、ブラックジャック製作委員会([[秋田書店]]、フォルテミュージックエンタテインメント) |
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== スタッフ(OVA FINAL KARTE:11,12) == |
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* 原作 - 手塚治虫 |
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* 企画・プロデュース - 清水義裕 |
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* 監修・シリーズ名誉監督 - 出崎統 |
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* 総監督 - [[桑原智]](KARTE11)、[[西田正義]](KARTE12)<ref>[http://tezukaosamu.net/jp/mushi/201106/special1.html 虫ん坊 2011年6月号 特集1:出崎統さん追悼 『ブラック・ジャック』カルテ11・12スタッフが出崎統を語る:TezukaOsamu.net(JP)]</ref> |
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* 脚本 - [[森田眞由美]]、西田正義(KARTE12) |
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* キャラクターデザイン - [[杉野昭夫]] |
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* 美術監督 - 斉藤雅己(KARTE11)、[[柴田正人]](KARTE12) |
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* 美術監修 - [[河野次郎]](KARTE12) |
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* 演出 - 竹内啓雄 |
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* 撮影監督 - [[中村圭介]] |
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* 撮影監修 - 高橋宏固 |
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* 色彩設定 - [[川添恵]] |
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* 編集 - 渡部珠未 (協力 - 森田清次) |
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* 音楽 - 川村栄二、鈴木清司 (KARTE11「白鷺の舞」作曲 - 佐藤当史 / 演奏 - 三塚幸彦、吉原一憲) |
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* 音響監督 - 山田知明 |
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* 音楽監督 - 鈴木清司 |
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* 音響効果 - [[横山正和]](KARTE11)、[[柴崎憲治]](KARTE12) |
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* サウンド・ミキサー - [[はたしょうじ|はたしょう二]] |
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* 医学監修 - 竹下俊隆 |
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* プロデューサー - 宇田川純男、湯本裕幸 |
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* 製作 - [[松谷孝征]]、[[手塚プロダクション]] |
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== 主題歌 == |
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; カルテI〜III、カルテXI〜XII |
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:; オープニング:「Just Before The Sunrise」 |
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:: 作詞 - [[里乃塚玲央]] / 作曲・編曲 - [[堀江顕]] / 歌 - [[RHODES]] |
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:; エンディング:「I'll Be Back Again〜月の光」 |
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:: 作詞 - [[松原康治]]、里乃塚玲央 / 作曲 - 松原康治 / 編曲 - 堀江顕 / 歌 - RHODES |
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:* カルテIIIまでのオープニングでは、共通のタイトルバックの後、本編ワンシーンの止め絵が流れ、終盤ではBJが電話を取るカットで終わる。 |
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:* エンディングはカルテIIIまでに登場したヒロインの止め絵が流れる。 |
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:* カルテXI、XIIのオープニングでは、映像の順序を除き、共通のタイトルバック以降はカルテVI~Xまでと同様。 |
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:* エンディングはカルテVI以降の映像に加え、新たにカルテVI~Xまでのヒロインの止め絵がデジタル処理で追加された。カルテXI,XIIでは、これに加えそれぞれのエピソードで登場したヒロインの止め絵が流れる。 |
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; カルテIV〜V |
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:; オープニング:「-記憶の君へ-」 |
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:: 作詞・作曲 - [[島田貴斗]] / 編曲 - [[中村修司]] / 歌 - [[ANOTHER MOON]] |
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:; エンディング:「この想いつたえられると…」 |
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:: 作詞・作曲 - 松原康治 / 編曲 - 中村修司 / 歌 - ANOTHER MOON |
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:* オープニングは新映像にて刷新。共通のタイトルバックの後、BJの生い立ちを描いた止め絵と映像が流れる。最後はカルテIIIまでと同様、BJが電話を取るカットで終わる。 |
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:* エンディングはカルテIIIまでの映像に加え、カルテIVに登場したヒロインの止め絵、映像が流れる。 |
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; カルテVI〜VII |
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:; オープニング:「MOON SHADOW」 |
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:: 作詞・作曲 - [[宮原学]] / 編曲 - [[THE ORANGE VOX]] / 歌・演奏 - THE ORANGE VOX, MANABU MIYAHARA, ERIC-ZAY, ALI MORIZUMI |
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:; エンディング:「BLACK JACK」 |
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:: 作詞・作曲 - 宮原学 / 編曲 - THE ORANGE VOX / 歌・演奏 - THE ORANGE VOX, MANABU MIYAHARA, ERIC-ZAY, ALI MORIZUMI |
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:* オープニングはカルテIIIまでの映像に、カルテIV,Vの映像を混合。共通のタイトルバック以降、映像の順序を除きカルテXまでほぼ共通。 |
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:* エンディングはカルテIV,Vとほぼ共通の映像が使用されている。以降、映像の順序を除いてカルテXまで共通。 |
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; カルテVIII〜X |
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:; オープニング:「rebirth」 |
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:: 作詞・歌 - [[工藤栄子]] / 作曲 - [[水垣カエル]] / 編曲 - [[武藤義明]] / サウンドプロデュース - [[小幡英之]] |
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:; エンディング:「HOPE〜負けない、泣かない、くじけないこと」 |
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:: 作詞・作曲 - [[北川晴美]] / 編曲・サウンドプロデュース - [[沢井原兒]] / 歌 - 工藤栄子 |
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:* 本編に合わせ、16:9サイズに変更。映像の順序を除き、カルテVI,VIIとほぼ共通。 |
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:* 同様に16:9サイズに変更。映像の順序を除き、カルテVI,VIIとほぼ共通。 |
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== 各話ストーリー == |
== 各話ストーリー == |
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== 登場人物 == |
== 登場人物 == |
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「種田三郎左右衛門」(KARTE 6)、「種田(執事)」(KARTE 9)、「種田(おいだ)」(KARTE 10)に関しては全て別人の設定になっている。 |
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=== 共通 === |
=== 共通 === |
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; [[ブラック・ジャック (架空の人物)|ブラックジャック]] |
; [[ブラック・ジャック (架空の人物)|ブラックジャック]] |
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: 声 - [[大塚明夫]] |
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: 本作の主人公。[[医師免許]]を持たないモグリの医者で、いつも患者に法外な値段を吹っかけるが、天才的な腕を持つ外科医。詳しくはリンクを参照。 |
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: 本作の主人公。本名は間黒男。[[医師免許]]を持たないモグリの医者で、いつも患者に法外な値段を吹っかけるが、天才的な腕を持つ外科医。詳しくはリンクを参照。 |
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; [[ピノコ]] |
; [[ピノコ]] |
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: 声 - [[水谷優子]] |
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: ブラック・ジャックと一緒に暮らしている女の子。自称18歳。詳しくはリンクを参照。 |
: ブラック・ジャックと一緒に暮らしている女の子。自称18歳。詳しくはリンクを参照。 |
||
; 高杉警部(カルテ2と9に登場) |
; 高杉警部(カルテ2と9に登場) |
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: 声 - [[羽佐間道夫]] |
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: 警部。カルテ2ではS県警に出向し捜査四課で麻薬捜査を行っていたが、カルテ9では警視庁に戻り、少年課に所属している。態度が大きく馴れ馴れしい姿が目立つが根は親切で情に厚い。ブラック・ジャックとは多少の縁があり、酒好きなだけによく彼を誘ったりして飲みに行こうとする。[[東京都]][[杉並区]][[西永福]]に自宅を構えているらしい。 |
: 警部。カルテ2ではS県警に出向し捜査四課で麻薬捜査を行っていたが、カルテ9では警視庁に戻り、少年課に所属している。態度が大きく馴れ馴れしい姿が目立つが根は親切で情に厚い。ブラック・ジャックとは多少の縁があり、酒好きなだけによく彼を誘ったりして飲みに行こうとする。[[東京都]][[杉並区]][[西永福]]に自宅を構えているらしい。 |
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=== カルテI === |
=== カルテI === |
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; クロスワード・マナビス |
; クロスワード・マナビス |
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: 声 - [[大塚周夫]] |
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: キマイラ病を罹っている大富豪。余所者と思われていたが、少年時代に村人の焼き討ちに遭い島を逃げ出した過去を持っている。BJに手術をキャンセルされかけるが、命乞いではなくキマイラの発作の様子を見てほしいのだと説得。手術の日に「おはよう小百合」と言って最後の発作で息を引き取った。(原作では生存している) |
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: キマイラ病を罹っている大富豪。余所者と思われていたが、少年時代に村人の焼き討ちに遭い島を逃げ出した過去を持っている。BJに手術をキャンセルされかけるが、命乞いではなくキマイラの発作の様子を見てほしいのだと説得。手術の日に「おはよう小百合」と言って最後の発作で息を引き取った(原作では生存している)。 |
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; デビット・ローゼンタール |
; デビット・ローゼンタール |
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: 声 - [[大滝進矢]] |
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: クロスワードの秘書だが、小百合の不倫相手。小百合との関係や秘書課の経費を着服していたことをクロスワードに知られてしまい、クビになる。最後は小百合を守ろうとするも、村人に殴り倒されて死亡してしまう。 |
: クロスワードの秘書だが、小百合の不倫相手。小百合との関係や秘書課の経費を着服していたことをクロスワードに知られてしまい、クビになる。最後は小百合を守ろうとするも、村人に殴り倒されて死亡してしまう。 |
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; 小百合・マナビス |
; 小百合・マナビス |
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: 声 - [[井上喜久子]] |
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: クロスワードの妻でありながら、秘書のデビットは不倫の仲。バスルームで転倒し怪我をするが、BJの緊急処置によってお腹の赤ん坊共々救われた。実は10年前にBJの整形手術で美しく生まれ変わり、そのお陰でクロスワードと結婚した。村人の襲撃の後の行方は不明。 |
: クロスワードの妻でありながら、秘書のデビットは不倫の仲。バスルームで転倒し怪我をするが、BJの緊急処置によってお腹の赤ん坊共々救われた。実は10年前にBJの整形手術で美しく生まれ変わり、そのお陰でクロスワードと結婚した。村人の襲撃の後の行方は不明。 |
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; ミネア・F・ロス |
; ミネア・F・ロス |
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: 声 - [[冬馬由美]] |
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: 島の女医。兄フレディと英国で医師の資格を取り島に戻ってきたが、その兄がキマイラ病を発症している。 |
: 島の女医。兄フレディと英国で医師の資格を取り島に戻ってきたが、その兄がキマイラ病を発症している。 |
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; シェル |
; シェル |
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: 声 - [[亀井芳子]] |
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: 村の少年。父がキマイラ病を発症しており、井戸を掘るために城から壷を盗んだところをBJに助けられる。 |
: 村の少年。父がキマイラ病を発症しており、井戸を掘るために城から壷を盗んだところをBJに助けられる。 |
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; フレディ |
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: 声 - [[掛川裕彦]] |
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=== カルテII === |
=== カルテII === |
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; 藤波里枝 |
; 藤波里枝 |
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: 声 - [[林原めぐみ]] |
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: S市の少女。怪我をした際、偶然通りかかったBJに助けられる。再会したBJに友人の弓子を救ってほしいと頼むが、BJとの再会前に友人たちと登った仙人岳で見つけたサボテンペルート菜園でペルートに触れてしまい、ペルート中毒になってしまう。 |
: S市の少女。怪我をした際、偶然通りかかったBJに助けられる。再会したBJに友人の弓子を救ってほしいと頼むが、BJとの再会前に友人たちと登った仙人岳で見つけたサボテンペルート菜園でペルートに触れてしまい、ペルート中毒になってしまう。 |
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; 井上弓子 |
; 井上弓子 |
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: 声 - [[荒木香衣|荒木香恵]] |
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: 里枝の友人。吊り橋の崩落事故で植物状態になったが、里枝の依頼によってBJの手術で助けられた。彼女もまた里枝と同じペルート中毒だった。 |
: 里枝の友人。吊り橋の崩落事故で植物状態になったが、里枝の依頼によってBJの手術で助けられた。彼女もまた里枝と同じペルート中毒だった。 |
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; 梅谷時雄 |
; 梅谷時雄 |
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: 声 - [[関俊彦]] |
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: S市の病院の院長。亡くなった父親の病院を引き継いだ二代目で、病院の業務をそっちのけで遊びまわっている。裏では某国の犯罪組織と通じており、麻薬の元になるサボテンペルートを持ち山の仙人岳で栽培していた。そのため、サボテンのことを知る弓子の手術を拒んでいた。最終的には組織に切り捨てられて事件の真相を知ったBJもろとも殺されかけるが、死力を振り絞ったBJに救い出されて一命を取り留める。その後の消息は不明。 |
: S市の病院の院長。亡くなった父親の病院を引き継いだ二代目で、病院の業務をそっちのけで遊びまわっている。裏では某国の犯罪組織と通じており、麻薬の元になるサボテンペルートを持ち山の仙人岳で栽培していた。そのため、サボテンのことを知る弓子の手術を拒んでいた。最終的には組織に切り捨てられて事件の真相を知ったBJもろとも殺されかけるが、死力を振り絞ったBJに救い出されて一命を取り留める。その後の消息は不明。 |
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; 中島ユキ |
; 中島ユキ |
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: 声 - [[松本梨香]] |
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: 里枝の友人で、最初にペルートに触れた。1週間後に轢き逃げにより死亡。 |
: 里枝の友人で、最初にペルートに触れた。1週間後に轢き逃げにより死亡。 |
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; 後藤香 |
; 後藤香 |
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: 声 - [[岡村明美]] |
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: 里枝の友人。皆と一緒にペルートに触れてしまう。2か月後に地下鉄で自殺。 |
: 里枝の友人。皆と一緒にペルートに触れてしまう。2か月後に地下鉄で自殺。 |
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; ギル |
; ギル |
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: 声 - [[筈見純]] |
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: 某国犯罪組織のボス。日本を離れる際、証拠となる仙人岳のペルート菜園を焼き払う。 |
: 某国犯罪組織のボス。日本を離れる際、証拠となる仙人岳のペルート菜園を焼き払う。 |
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=== カルテIII === |
=== カルテIII === |
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; マリア・カルネラ大尉 |
; マリア・カルネラ大尉 |
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: 声 - [[勝生真沙子]] |
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: クルーズ将軍の娘で、末期癌の父を延命させるためBJに依頼した。敵兵に左目を撃たれつつもBJと父を対面させた他、避難の指揮を取る大役を果たした。しかし父の手術が終わった矢先、ユナイツ連邦特殊部隊のヘリにBJの目の前で撃たれる。BJに「カメール村の教会へ。みんなと祖国で落ち合うの」と言い残し死亡。BJはその後、教会の前で彼女の愛銃を空に向かって撃った。 |
: クルーズ将軍の娘で、末期癌の父を延命させるためBJに依頼した。敵兵に左目を撃たれつつもBJと父を対面させた他、避難の指揮を取る大役を果たした。しかし父の手術が終わった矢先、ユナイツ連邦特殊部隊のヘリにBJの目の前で撃たれる。BJに「カメール村の教会へ。みんなと祖国で落ち合うの」と言い残し死亡。BJはその後、教会の前で彼女の愛銃を空に向かって撃った。 |
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; クルーズ将軍 |
; クルーズ将軍 |
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: 声 - [[玄田哲章]] |
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: オルテガ共和国の元首。自由と独立のために戦ったが、隣国ユナイツ連邦のケリー大統領の陰謀で「麻薬王」の汚名を着せられる。そのことで逮捕された上、末期癌に罹ってしまう。娘マリアとエステファン大佐による救出、そしてBJの手術に助けられBJに背負われ国境を目指したがケリー大統領補佐官が待ち構えていた。腰に巻いた爆弾で威嚇し国境の鉄フェンスをよじ登ろうとしたが兵隊に撃たれ腰の爆弾が爆発し故郷の地を踏むことなく、片腕だけを残して爆死した。 |
: オルテガ共和国の元首。自由と独立のために戦ったが、隣国ユナイツ連邦のケリー大統領の陰謀で「麻薬王」の汚名を着せられる。そのことで逮捕された上、末期癌に罹ってしまう。娘マリアとエステファン大佐による救出、そしてBJの手術に助けられBJに背負われ国境を目指したがケリー大統領補佐官が待ち構えていた。腰に巻いた爆弾で威嚇し国境の鉄フェンスをよじ登ろうとしたが兵隊に撃たれ腰の爆弾が爆発し故郷の地を踏むことなく、片腕だけを残して爆死した。 |
||
; エステファン大佐 |
; エステファン大佐 |
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: 声 - [[渡部猛]] |
|||
: 捕らわれていた将軍を、マリアと共に助け出した猛者。将軍の手術を妨害させまいと特殊部隊と戦い、戦死。 |
: 捕らわれていた将軍を、マリアと共に助け出した猛者。将軍の手術を妨害させまいと特殊部隊と戦い、戦死。 |
||
; ケリー大統領 |
; ケリー大統領 |
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: 声 - [[大塚芳忠]] |
|||
: ユナイツ連邦大統領。クルーズ将軍を麻薬の密売者として国境を無視し軍を進めクルーズを逮捕した。自国の正義とプライドしか考えていない。 |
: ユナイツ連邦大統領。クルーズ将軍を麻薬の密売者として国境を無視し軍を進めクルーズを逮捕した。自国の正義とプライドしか考えていない。 |
||
; サム・バリンジャー・ジュニア |
; サム・バリンジャー・ジュニア |
||
: 声 - [[田中正彦]] |
|||
: ケリー大統領特別補佐官。国境近くでクルーズ将軍を待ち構えクルーズ将軍を国と国の争いだと言って射殺。BJに殴られた。 |
: ケリー大統領特別補佐官。国境近くでクルーズ将軍を待ち構えクルーズ将軍を国と国の争いだと言って射殺。BJに殴られた。 |
||
=== カルテIV=== |
=== カルテIV=== |
||
; [[ブラック・ジャックの登場人物#セミレギュラー|ドクターキリコ]] |
; [[ブラック・ジャックの登場人物#セミレギュラー|ドクターキリコ]] |
||
: 声 - [[山路和弘]] |
|||
: 原作でもおなじみ、BJのライバル。自暴自棄になり診療所を飛び出したミシェルを保護する。BJに対して原作とは違って敬語で話す。 |
: 原作でもおなじみ、BJのライバル。自暴自棄になり診療所を飛び出したミシェルを保護する。BJに対して原作とは違って敬語で話す。 |
||
; ミシェル・プチ(ミシェル・ロシャス) |
; ミシェル・プチ(ミシェル・ロシャス) |
||
: 声 - [[土井美加]] |
|||
: ようやく売れてきた女優で、無名時代はヌード写真やポルノ映画の仕事しか回ってこなかった。やっとつかんだ主役のためダイエットに励んだ結果、拒食症に陥る。実は死んだ親友のカティナと同じく、[[生物兵器]](患者の脳に寄生する擬態型[[エキノコックス]])に感染していた。BJの手術によって助かり、無事に主演作を完成させる。 |
: ようやく売れてきた女優で、無名時代はヌード写真やポルノ映画の仕事しか回ってこなかった。やっとつかんだ主役のためダイエットに励んだ結果、拒食症に陥る。実は死んだ親友のカティナと同じく、[[生物兵器]](患者の脳に寄生する擬態型[[エキノコックス]])に感染していた。BJの手術によって助かり、無事に主演作を完成させる。 |
||
; カティナ・アレコ |
; カティナ・アレコ |
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: 声 - [[氷上恭子]] |
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: ミシェルの幼馴染で2歳年上で、作家を志望していた。幼い頃、ミシェルと共によく廃墟と化したアンジェ村の軍廃棄物処理施設に行き、動物などを手厚く葬り、夢を語り合った仲。ミシェルが親の離婚の都合で村を去った1年後、肺炎で亡くなった。 |
: ミシェルの幼馴染で2歳年上で、作家を志望していた。幼い頃、ミシェルと共によく廃墟と化したアンジェ村の軍廃棄物処理施設に行き、動物などを手厚く葬り、夢を語り合った仲。ミシェルが親の離婚の都合で村を去った1年後、肺炎で亡くなった。 |
||
; アルマン・ロシャス |
; アルマン・ロシャス |
||
: 声 - [[滝口順平]] |
|||
: ミシェルの叔父で医学博士。小さな診療所を営んでいる。両親の離婚後、ミシェルを引き取って育てて来た。 |
: ミシェルの叔父で医学博士。小さな診療所を営んでいる。両親の離婚後、ミシェルを引き取って育てて来た。 |
||
; アレックス・レイ(ニコラス・アレコ) |
; アレックス・レイ(ニコラス・アレコ) |
||
: 声 - [[土師孝也]] |
|||
: ミシェルが主演している映画の監督。実はミシェルの親友だったカティナの兄で、本名はニコラス・アレフ。ミシェルを主役に抜擢したのは偶然だった(彼女の幼い頃の名はミシェル・ロシャスであった為)。 |
: ミシェルが主演している映画の監督。実はミシェルの親友だったカティナの兄で、本名はニコラス・アレフ。ミシェルを主役に抜擢したのは偶然だった(彼女の幼い頃の名はミシェル・ロシャスであった為)。 |
||
: アンドレからミシェルの事を聞いた際、カティナにも死ぬ前にエリテーマ(斑点)が現れたことを思い出す。病魔に蝕まれたミシェルの姿を見て事実を確信し、BJたちにその事を告げる。 |
: アンドレからミシェルの事を聞いた際、カティナにも死ぬ前にエリテーマ(斑点)が現れたことを思い出す。病魔に蝕まれたミシェルの姿を見て事実を確信し、BJたちにその事を告げる。 |
||
; アンドレ |
; アンドレ |
||
: 声 - [[青野武]] |
|||
: 芸能イブニング誌のゴシップ記者。大抜擢されたにも拘らず、突如消えたミシェルの捜索を開始し、場所を突き止め、マネージャーとアレックスを診療所に連れて行く。ミシェルのこき下ろし記事も多く書いたが、実は売れない頃からの大ファン。 |
: 芸能イブニング誌のゴシップ記者。大抜擢されたにも拘らず、突如消えたミシェルの捜索を開始し、場所を突き止め、マネージャーとアレックスを診療所に連れて行く。ミシェルのこき下ろし記事も多く書いたが、実は売れない頃からの大ファン。 |
||
; パドリック |
|||
: 声 - [[秋元羊介]] |
|||
=== カルテV === |
=== カルテV === |
||
; レスリー・ハリス |
; レスリー・ハリス |
||
: 声 - [[古谷徹]] |
|||
: 軍人養成学校、士官候補生のイギリス人。睡眠中に謎の女性が現れる夢を見るたびに、背中にありもしないはずの銃痕が開き大出血を起こしてしまうという謎の発作を持つ。旅行をしている最中に発作を起こし、その際にBJと出会う。 |
: 軍人養成学校、士官候補生のイギリス人。睡眠中に謎の女性が現れる夢を見るたびに、背中にありもしないはずの銃痕が開き大出血を起こしてしまうという謎の発作を持つ。旅行をしている最中に発作を起こし、その際にBJと出会う。 |
||
; エルネスト |
; エルネスト |
||
: 声 - [[坂口芳貞]] |
|||
: サンメリーダ村の墓地の手入れをしている巌窟な老人。戦乱により廃墟同然となった村の最後の生き残りだが、その正体は戦時中に負傷した兵士達の治療をしていた「サンメリーダの鴞」の異名を持つ医師だった。その際重傷を負った赤ん坊の頃のレスリーの手術をする。BJはレスリーにした手術痕を見てエルネストを超一流の医師と称したが本人にその意識はない。最後には、軍隊に銃撃されBJが必死に手術をしたが銃弾を全部、取り出せず死亡した。 |
: サンメリーダ村の墓地の手入れをしている巌窟な老人。戦乱により廃墟同然となった村の最後の生き残りだが、その正体は戦時中に負傷した兵士達の治療をしていた「サンメリーダの鴞」の異名を持つ医師だった。その際重傷を負った赤ん坊の頃のレスリーの手術をする。BJはレスリーにした手術痕を見てエルネストを超一流の医師と称したが本人にその意識はない。最後には、軍隊に銃撃されBJが必死に手術をしたが銃弾を全部、取り出せず死亡した。 |
||
; 牧師 |
; 牧師 |
||
: 声 - [[伊藤和晃]] |
|||
: 本名不明。異国から来た眼鏡をかけた現サンメリーダ村の若き牧師。その正体は少佐で、「サンメリーダの鴞」であるエルネストを探している。裁判にかけずエルネストを銃撃した母国に怒り責任を取る覚悟で部下達に軍の医療班に輸血用の血液を集めさせた。エルネストが死亡した際、静かに敬礼した。 |
: 本名不明。異国から来た眼鏡をかけた現サンメリーダ村の若き牧師。その正体は少佐で、「サンメリーダの鴞」であるエルネストを探している。裁判にかけずエルネストを銃撃した母国に怒り責任を取る覚悟で部下達に軍の医療班に輸血用の血液を集めさせた。エルネストが死亡した際、静かに敬礼した。 |
||
; サンドラ |
; サンドラ |
||
: 声 - [[鶴ひろみ]] |
|||
: レスリーの夢に現れた人物で、かつて戦時中のサンメリーダ村に住んでいた女性。敵の兵士の銃弾を受け重傷を負い、それが元で死亡する。死した後、エルネストの手によりサンドラの皮膚や臓器の一部は重傷を負った赤ん坊のレスリーに提供された。 |
: レスリーの夢に現れた人物で、かつて戦時中のサンメリーダ村に住んでいた女性。敵の兵士の銃弾を受け重傷を負い、それが元で死亡する。死した後、エルネストの手によりサンドラの皮膚や臓器の一部は重傷を負った赤ん坊のレスリーに提供された。 |
||
; アニタ |
; アニタ |
||
: ヘリの機銃掃射で死んだサンドラの娘。サンドラと共にレスリーの夢に現れる。 |
: ヘリの機銃掃射で死んだサンドラの娘。サンドラと共にレスリーの夢に現れる。 |
||
; 司令官 |
; 司令官 |
||
: 声 - [[宝亀克寿]] |
|||
: 本名、素顔不明。反政府運動が再び起こる事を恐れた大統領の命令によりエルネストを銃殺。少佐に死体の処理を任せ去った。 |
: 本名、素顔不明。反政府運動が再び起こる事を恐れた大統領の命令によりエルネストを銃殺。少佐に死体の処理を任せ去った。 |
||
=== カルテVI === |
=== カルテVI === |
||
; 種田三郎左衛門 |
; 種田三郎左衛門 |
||
: 声 - [[麦人]] |
|||
: 鎌倉時代の武将。幼少の頃から姫を守りつづけている。 |
: 鎌倉時代の武将。幼少の頃から姫を守りつづけている。 |
||
; 姫 |
; 姫 |
||
: 声 - [[玉川砂記子|玉川紗己子]] |
|||
: 16歳。種田三郎左衛門を好いているが、種田には家柄・身分の問題から求愛を拒否される。六条寺との婚姻話が出た途端、祝言を忌避するために毒の実「ガマカズラ」を食べ病気となってしまう。 |
: 16歳。種田三郎左衛門を好いているが、種田には家柄・身分の問題から求愛を拒否される。六条寺との婚姻話が出た途端、祝言を忌避するために毒の実「ガマカズラ」を食べ病気となってしまう。 |
||
; 薫光尼 |
; 薫光尼 |
||
: 声 - [[藤田淑子]] |
|||
: 姫に嫉妬し、殺そうと企む。ピノコに催眠術をかけて人質に取り、まるで自分の娘のように扱う。 |
: 姫に嫉妬し、殺そうと企む。ピノコに催眠術をかけて人質に取り、まるで自分の娘のように扱う。 |
||
; 虻丸 |
; 虻丸 |
||
: 声 - [[田中敦子 (声優)|田中敦子]] |
|||
: 薫光尼直属の忠実な配下。種田曰く「薫光尼のおもちゃ」。 |
: 薫光尼直属の忠実な配下。種田曰く「薫光尼のおもちゃ」。 |
||
; 六条寺 |
; 六条寺 |
||
: 声 - [[坂口哲夫]] |
|||
: 若い姫を妻にしようと企む。軍勢を率いての陣中シーンがある。 |
: 若い姫を妻にしようと企む。軍勢を率いての陣中シーンがある。 |
||
=== カルテVII === |
=== カルテVII === |
||
; 白拍子泰彦 |
; 白拍子泰彦 |
||
: 声 - [[水島裕 (声優)|水島裕]] |
|||
: 東西大学病院の第一外科医局長で完璧主義者。大学剣道部OBで、現役時代は三連覇した。無免許医であるBJに国際医師免許を与えようとするスタンフィールド教授の提案に激しく反発する。 |
: 東西大学病院の第一外科医局長で完璧主義者。大学剣道部OBで、現役時代は三連覇した。無免許医であるBJに国際医師免許を与えようとするスタンフィールド教授の提案に激しく反発する。 |
||
; キャサリン |
; キャサリン |
||
: 声 - [[潘恵子]] |
|||
: 白拍子の婚約者。結婚式を半年延期までして、内戦の勃発したアデンタールに医療ボランティアに行く。そこで出会ったBJの手腕に心酔する。 |
: 白拍子の婚約者。結婚式を半年延期までして、内戦の勃発したアデンタールに医療ボランティアに行く。そこで出会ったBJの手腕に心酔する。 |
||
; スタンフィールド教授 |
; スタンフィールド教授 |
||
: 声 - [[村松康雄]] |
|||
: キャサリンの恩師で心臓外科の権威。無免許医のBJに国際医師免許の交付を提案する。 |
: キャサリンの恩師で心臓外科の権威。無免許医のBJに国際医師免許の交付を提案する。 |
||
; パターソン |
; パターソン |
||
: 声 - [[大友龍三郎]] |
|||
: NYマフィアの親分。孫のカレンの治療をBJに依頼する。ピノコをカラオケに連れて行くなど人情味がある。敵対勢力の襲撃を受け、重傷を負うもBJの手術により一命を取り留める。 |
: NYマフィアの親分。孫のカレンの治療をBJに依頼する。ピノコをカラオケに連れて行くなど人情味がある。敵対勢力の襲撃を受け、重傷を負うもBJの手術により一命を取り留める。 |
||
; カレン・アラビス |
; カレン・アラビス |
||
: 声 - [[仲尾あづさ]] |
|||
: パターソンの孫娘でファロー四徴症を患っている。 |
: パターソンの孫娘でファロー四徴症を患っている。 |
||
; サランダ・アラビス |
; サランダ・アラビス |
||
: 声 - [[さとうあい]] |
|||
: カレンの母親。難民キャンプで死にかけのカレンを抱えて精神錯乱を起こしていた。 |
: カレンの母親。難民キャンプで死にかけのカレンを抱えて精神錯乱を起こしていた。 |
||
; ブロンソン |
|||
: 声 - 宝亀克寿 |
|||
=== カルテVIII === |
=== カルテVIII === |
||
; ロレンス |
; ロレンス |
||
: 声 - [[長沢美樹]] |
|||
: 声楽隊の生徒。身体に植物が生えるという医学では考えられない症状を持っている。行動力のある兄とは違いおとなしい性格。 |
: 声楽隊の生徒。身体に植物が生えるという医学では考えられない症状を持っている。行動力のある兄とは違いおとなしい性格。 |
||
; アンドリュー |
; アンドリュー |
||
: 声 - [[林原めぐみ]] |
|||
: 声楽隊の生徒でロレンスの兄。弟の身体に植物の芽が生えたのを憂い、BJに治療依頼をした。弟想いの一生懸命な性格。 |
: 声楽隊の生徒でロレンスの兄。弟の身体に植物の芽が生えたのを憂い、BJに治療依頼をした。弟想いの一生懸命な性格。 |
||
; アルマンド |
; アルマンド |
||
: 声 - [[池田勝]] |
|||
: 道路開発の際に古くからある大木を切り倒すことに反対する老人。過去に幾多の悪事を重ねており、大木が切り倒されるとともに自分の命を絶とうとしたが結局生き長らえることとなった。 |
: 道路開発の際に古くからある大木を切り倒すことに反対する老人。過去に幾多の悪事を重ねており、大木が切り倒されるとともに自分の命を絶とうとしたが結局生き長らえることとなった。 |
||
; ジョーンズ |
; ジョーンズ |
||
: 声 - [[内田直哉]] |
|||
: アンドリュー兄弟の父。国連職員で道路開発計画の地元との折衝担当。 |
: アンドリュー兄弟の父。国連職員で道路開発計画の地元との折衝担当。 |
||
; 樹木の声 |
|||
: 声 - [[堀勝之祐]] |
|||
=== カルテIX === |
=== カルテIX === |
||
; 都築耕一郎 |
; 都築耕一郎 |
||
: 声 - [[堀秀行]](少年時代:[[白鳥由里]]) |
|||
: 世界でも有数の財閥、都築グループ当主の座を30代の若さで引き継いだ男。幼い頃からスパルタ教育で厳しくしつけられていたが、最愛の母が父の愛人のために別れさせられて自殺した事から解離性同一性障害と腹部に人面瘡を発症する。捜査に入った刑事の一人に撃たれその傷が元で死亡。 |
: 世界でも有数の財閥、都築グループ当主の座を30代の若さで引き継いだ男。幼い頃からスパルタ教育で厳しくしつけられていたが、最愛の母が父の愛人のために別れさせられて自殺した事から解離性同一性障害と腹部に人面瘡を発症する。捜査に入った刑事の一人に撃たれその傷が元で死亡。 |
||
; 種田 |
; 種田 |
||
: 声 - [[麦人]] |
|||
: 耕一郎の幼少時代からの執事。医大を中退したがかなりの医療知識の持ち主。 |
: 耕一郎の幼少時代からの執事。医大を中退したがかなりの医療知識の持ち主。 |
||
; 摩知子 |
; 摩知子 |
||
: 声 - [[荘真由美]] |
|||
: 耕一郎の妻。種田と共に耕一郎の秘密を知る。彼女曰く耕一郎は「やさしい人」 |
: 耕一郎の妻。種田と共に耕一郎の秘密を知る。彼女曰く耕一郎は「やさしい人」 |
||
; ジュン |
; ジュン |
||
: 声 - [[佐々木望]] |
|||
: 耕一郎の別人格。10代の少年。高級外車を狙い、斧で叩き壊す。 |
: 耕一郎の別人格。10代の少年。高級外車を狙い、斧で叩き壊す。 |
||
; 柳子 |
; 柳子 |
||
: 声 - [[定岡小百合]] |
|||
: 耕一郎が17歳の時に現れた別人格。赤毛の20代ぐらいの女性。男性を[[ラブホテル]]に誘い殺害。種田曰く最初は脅したり暴力を振るう程度だった。 |
: 耕一郎が17歳の時に現れた別人格。赤毛の20代ぐらいの女性。男性を[[ラブホテル]]に誘い殺害。種田曰く最初は脅したり暴力を振るう程度だった。 |
||
; マリー |
; マリー |
||
: 声 - [[工藤栄子]] |
|||
: ホームレス生活を送る少女。かつて高杉警部に世話されていた。逃亡中の柳子を助ける。 |
: ホームレス生活を送る少女。かつて高杉警部に世話されていた。逃亡中の柳子を助ける。 |
||
; 佐々木 |
; 佐々木 |
||
: 柳子をナンパして殺された男。妻子持ちの商社マン。 |
: 柳子をナンパして殺された男。妻子持ちの商社マン。 |
||
; 人面瘡 |
|||
: 声 - 内田直哉 |
|||
=== カルテX === |
=== カルテX === |
||
; 月子 |
; 月子 |
||
: 声 - [[折笠富美子]] |
|||
: 素性不明、推定年齢19歳。泳ぎがうまく、地元の人から人魚の生まれ変わりとも言われている。しかし、魚を捕る以外に能がなく、BJは知的障害か精神病患者ではないかとも疑っていた(そのことは素性調査を行う際に養護施設なども当たらせたことからわかる)。意思疎通が若干困難ではあるが、本人は至って純粋な性格で、BJに一目惚れし、彼のために愛の証「青真珠」を捕って来ると言っていた。 |
: 素性不明、推定年齢19歳。泳ぎがうまく、地元の人から人魚の生まれ変わりとも言われている。しかし、魚を捕る以外に能がなく、BJは知的障害か精神病患者ではないかとも疑っていた(そのことは素性調査を行う際に養護施設なども当たらせたことからわかる)。意思疎通が若干困難ではあるが、本人は至って純粋な性格で、BJに一目惚れし、彼のために愛の証「青真珠」を捕って来ると言っていた。 |
||
: BJによって三ヶ月病治療手術(膝への人工関節移植)を受けるが、完治を待たずして青真珠を捕るため海に入り、溺死。 |
: BJによって三ヶ月病治療手術(膝への人工関節移植)を受けるが、完治を待たずして青真珠を捕るため海に入り、溺死。 |
||
; フォックス |
; フォックス |
||
: 声 - [[藤本譲]] |
|||
: 三ヶ月病救済委員会の総括。全国から優秀な医師を集めてくれと頼まれ、BJを強く推薦するが、無免許医であるとの内部告発により叶わないまま終わる。しかし月子の手術のことをBJから聞かされた際には自らの立場も顧みずに来院を勧めるなど、常に全面バックアップしていた。 |
: 三ヶ月病救済委員会の総括。全国から優秀な医師を集めてくれと頼まれ、BJを強く推薦するが、無免許医であるとの内部告発により叶わないまま終わる。しかし月子の手術のことをBJから聞かされた際には自らの立場も顧みずに来院を勧めるなど、常に全面バックアップしていた。 |
||
; タクシーの運転手 |
; タクシーの運転手 |
||
: 声 - [[堀内賢雄]] |
|||
: お調子者のタクシー運転手。BJを気に入ったらしく、「親戚だ」とミエミエの嘘をついてまでも終始一貫してBJの専属ドライバーを務めていた。満月館にいつのまにか馴染み、月子に関する情報収集にも協力する。 |
: お調子者のタクシー運転手。BJを気に入ったらしく、「親戚だ」とミエミエの嘘をついてまでも終始一貫してBJの専属ドライバーを務めていた。満月館にいつのまにか馴染み、月子に関する情報収集にも協力する。 |
||
; 満月館の主 |
; 満月館の主 |
||
: 声 - 内田直哉 |
|||
: オヤジギャグを飛ばすことを忘れない、愛嬌たっぷりの満月館の主。宿はいつもがらがらで、一人で切り盛りしている。彼とピノコは、作中ではさながら漫才コンビのようであった。月子のことを可愛がっており、食べもしないのに公害で汚染された魚を買ってはこっそり土に埋めるなど、根は情に厚い人間。 |
: オヤジギャグを飛ばすことを忘れない、愛嬌たっぷりの満月館の主。宿はいつもがらがらで、一人で切り盛りしている。彼とピノコは、作中ではさながら漫才コンビのようであった。月子のことを可愛がっており、食べもしないのに公害で汚染された魚を買ってはこっそり土に埋めるなど、根は情に厚い人間。 |
||
; 杉田まもる |
; 杉田まもる |
||
: 声 - [[矢尾一樹]] |
|||
: DLケミカルの社員で、三ヶ月病救済委員を兼任。BJの正体を隠すため、「ハザマ」としてスタッフに加えようとする。一見気弱そうだが、月子の手術のための道具を持ち出したり、BJが月子の将来のための金をBLケミカルから恐喝するためのセッティングを行うなど、この種の作品にありがちな『会社側の人間』とは異なる男である。 |
: DLケミカルの社員で、三ヶ月病救済委員を兼任。BJの正体を隠すため、「ハザマ」としてスタッフに加えようとする。一見気弱そうだが、月子の手術のための道具を持ち出したり、BJが月子の将来のための金をBLケミカルから恐喝するためのセッティングを行うなど、この種の作品にありがちな『会社側の人間』とは異なる男である。 |
||
; 種田(オイダ) |
; 種田(オイダ) |
||
: 声 - [[西田絵里]] |
|||
: 三ヶ月市役所の三ヶ月病救済窓口担当。月子に対し被害者認定カードを発行するために尽力している女性。 |
: 三ヶ月市役所の三ヶ月病救済窓口担当。月子に対し被害者認定カードを発行するために尽力している女性。 |
||
; 長谷川 |
; 長谷川 |
||
: 声 - [[松尾銀三]] |
|||
: DLケミカル常務。ブラックジャックとの裏取引に応じ、3000万円の小切手を切る。 |
: DLケミカル常務。ブラックジャックとの裏取引に応じ、3000万円の小切手を切る。 |
||
; 林 |
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: 声 - [[川津泰彦]] |
|||
=== カルテXI === |
=== カルテXI === |
||
; 西園寺ゆりえ |
; 西園寺ゆりえ |
||
: 声 - [[坂本真綾]] |
|||
: かつてピノコを体内に取り込んでいた双子の姉。西園寺流の家元で、西園寺グループの令嬢。全身に切除しても再生する腫瘍を患い昏倒を繰り返していたが、それがピノコと同期していた。西園寺家の血筋の常として特殊抗体で死ぬ運命にあったが、抗体に適応したピノコが奇形腫として存在したことで生き長らえていた。腫瘍の発生はピノコが分離したためだったが、ピノコからの肝移植によってゆりえ自身も抗体に適応する。 |
: かつてピノコを体内に取り込んでいた双子の姉。西園寺流の家元で、西園寺グループの令嬢。全身に切除しても再生する腫瘍を患い昏倒を繰り返していたが、それがピノコと同期していた。西園寺家の血筋の常として特殊抗体で死ぬ運命にあったが、抗体に適応したピノコが奇形腫として存在したことで生き長らえていた。腫瘍の発生はピノコが分離したためだったが、ピノコからの肝移植によってゆりえ自身も抗体に適応する。 |
||
; 高尾 |
; 高尾 |
||
: 声 - [[中村悠一]] |
|||
: ゆりえに仕える笛奏者。ブラックジャックにゆりえの治療を依頼する。 |
: ゆりえに仕える笛奏者。ブラックジャックにゆりえの治療を依頼する。 |
||
; 美登里 |
; 美登里 |
||
: 声 - [[城雅子]] |
|||
: 西園寺流の次期家元候補。ゆりえに白鷺天昇を伝授されるが、その実力差を思い知ることになる。 |
: 西園寺流の次期家元候補。ゆりえに白鷺天昇を伝授されるが、その実力差を思い知ることになる。 |
||
; 橘 |
; 橘 |
||
: 声 - 内田直哉 |
|||
: 美登里の父。ゆりえの病状から美登里を西園寺流後継者にしようと画策する。 |
: 美登里の父。ゆりえの病状から美登里を西園寺流後継者にしようと画策する。 |
||
; 松の丞 |
; 松の丞 |
||
: 声 - [[柿原徹也]] |
|||
: 女形を目指して実家の白鷺神社を出たが、現在は町のスナックで雇われママをしている。ブラックジャックに白鷺神社の伝承を教える。 |
: 女形を目指して実家の白鷺神社を出たが、現在は町のスナックで雇われママをしている。ブラックジャックに白鷺神社の伝承を教える。 |
||
; 白鷺神社宮司 |
; 白鷺神社宮司 |
||
: 声 - 堀内賢雄 |
|||
: 松の丞の父。 |
: 松の丞の父。 |
||
; 可仁医師 |
; 可仁医師 |
||
: 声 - [[後藤哲夫]] |
|||
: 西園寺の侍医。奇形腫除去の経緯からブラックジャックとも面識がある。 |
: 西園寺の侍医。奇形腫除去の経緯からブラックジャックとも面識がある。 |
||
; 幼女 |
|||
: 声 - [[工藤晴香]] |
|||
=== カルテXII === |
=== カルテXII === |
||
; L(アジュン) |
; L(アジュン) |
||
: 声 - [[朴ロ美|朴璐美]] |
|||
: アンリョン国の女工作員。ブラックジャックを騙す患者役を務めた。チェ・ヒョク将軍に家族ごと拉致された過去を持っており、自らの手で復讐を果たそうと狙っていた。手術終了後に将軍を狙うがブラックジャックに止められ、逆に射殺される。 |
: アンリョン国の女工作員。ブラックジャックを騙す患者役を務めた。チェ・ヒョク将軍に家族ごと拉致された過去を持っており、自らの手で復讐を果たそうと狙っていた。手術終了後に将軍を狙うがブラックジャックに止められ、逆に射殺される。 |
||
; チェ・ヒョク将軍 |
; チェ・ヒョク将軍 |
||
: 声 - [[小林清志]] |
|||
: 全体主義国家アンリョン国の独裁者。脳腫瘍を患っているが、麻酔に対するアナフィラキーショックのため、手術が出来ずにいる。電気麻酔によって手術が行われ、腫瘍を取り除くことに成功するが、内戦終結後にファンロンに拘束される。 |
: 全体主義国家アンリョン国の独裁者。脳腫瘍を患っているが、麻酔に対するアナフィラキーショックのため、手術が出来ずにいる。電気麻酔によって手術が行われ、腫瘍を取り除くことに成功するが、内戦終結後にファンロンに拘束される。 |
||
; テビョン大将 |
; テビョン大将 |
||
: 声 - [[関俊彦]] |
|||
: チェ・ヒョク将軍の長男。後継者の座を確実なものとするため、部下にブラックジャック暗殺を実行させる。作戦は失敗するが結果、気落ちした将軍から後継者に指名され、さっそく核実験を行う。 |
: チェ・ヒョク将軍の長男。後継者の座を確実なものとするため、部下にブラックジャック暗殺を実行させる。作戦は失敗するが結果、気落ちした将軍から後継者に指名され、さっそく核実験を行う。 |
||
; ジョンギ |
; ジョンギ |
||
: 声 - [[森久保祥太郎]] |
|||
: チェ・ヒョク将軍の次男。反体制組織ファンロンに肩入れしていたが、実はジョンギ自身がファンロンのリーダーだった。将軍の妻にさせられたLの母が産んだ異父弟。重傷を負うが、Lの輸血で助かる。最終的にファンロンが内戦に勝利する。 |
: チェ・ヒョク将軍の次男。反体制組織ファンロンに肩入れしていたが、実はジョンギ自身がファンロンのリーダーだった。将軍の妻にさせられたLの母が産んだ異父弟。重傷を負うが、Lの輸血で助かる。最終的にファンロンが内戦に勝利する。 |
||
; キム参謀長 |
; キム参謀長 |
||
: 声 - [[大竹宏]] |
|||
: テビョン大将の部下。テビョンからは全幅の信頼を寄せられている。 |
: テビョン大将の部下。テビョンからは全幅の信頼を寄せられている。 |
||
; Z |
; Z |
||
: 声 - [[中村大樹]] |
|||
: アンリョン国の工作員。ブラックジャックを騙す患者(L)の夫役を務めた。 |
: アンリョン国の工作員。ブラックジャックを騙す患者(L)の夫役を務めた。 |
||
; カン医師 |
; カン医師 |
||
: 声 - [[島本須美]] |
|||
: チェ・ヒョク将軍の主治医。女医。 |
: チェ・ヒョク将軍の主治医。女医。 |
||
; アジュン |
|||
: 声 - [[潘めぐみ]] |
|||
; アジュンの母 |
|||
: 声 - [[宮川美保]] |
|||
== |
== スタッフ == |
||
=== OVA KARTE:1-10 === |
|||
* 原作・オリジナルキャラクター - 手塚治虫 |
|||
* 企画 - [[松谷孝征]]、清水義裕 |
|||
* 監督 - 出崎統 |
|||
* 脚本 - 山下久仁明 (KARTE1)、森絵都(KARTE2)、小出克彦 (KARTE3-6)、日吉恵 (KARTE7,9)、金春智子 (KARTE8)、出崎統(KARTE1-10) |
|||
* キャラクターデザイン - 杉野昭夫 |
|||
* 美術監督 - 岡田和夫(KARTE1-5)、斉藤雅己(KARTE1-3,6~)、市原美恵子(KARTE7) |
|||
* 撮影監督 - 高橋宏固、野口肇(KARTE4-10) |
|||
* 編集 - 森田清次 |
|||
* 音楽 - [[東海林修]] (KARTE1-5)、[[川村栄二]] (KARTE6~)、[[鈴木清司]] (KARTE8~) |
|||
* 音響監督 - [[山田悦司]](KARTE1-5)、[[山田知明|山田智明]](KARTE6~) |
|||
* ミュージックディレクター - 鈴木清司 |
|||
* ミュージックプロデューサー - 熊田和生 |
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* 音響効果 - 糸川幸良 |
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* 医学監修 - [[永井明]](KARTE1-9、劇場版)、竹下俊隆(KARTE9~)、白鳥泰正(KARTE10) |
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* 医学協力 - 竹下俊隆(KARTE1-3,5,6)、白鳥泰正 (KARTE5) |
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* プロデューサー - 久保田稔(KARTE1-10)、宇田川純男、大石光明(KARTE7-10) |
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* 製作 - [[手塚プロダクション]]、ブラックジャック製作委員会([[秋田書店]]、フォルテミュージックエンタテインメント) |
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=== OVA FINAL KARTE:11,12 === |
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* 原作 - 手塚治虫 |
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* 企画・プロデュース - 清水義裕 |
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* 監修・シリーズ名誉監督 - 出崎統 |
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* 総監督 - [[桑原智]](KARTE11)、[[西田正義]](KARTE12)<ref>[http://tezukaosamu.net/jp/mushi/201106/special1.html 虫ん坊 2011年6月号 特集1:出崎統さん追悼 『ブラック・ジャック』カルテ11・12スタッフが出崎統を語る:TezukaOsamu.net(JP)]</ref> |
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* 脚本 - [[森田眞由美]]、西田正義(KARTE12) |
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* キャラクターデザイン - [[杉野昭夫]] |
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* 美術監督 - 斉藤雅己(KARTE11)、[[柴田正人]](KARTE12) |
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* 美術監修 - [[河野次郎]](KARTE12) |
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* 演出 - 竹内啓雄 |
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* 撮影監督 - [[中村圭介]] |
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* 撮影監修 - 高橋宏固 |
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* 色彩設定 - [[川添恵]] |
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* 編集 - 渡部珠未(協力:森田清次) |
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* 音楽 - 川村栄二、鈴木清司(KARTE11「白鷺の舞」作曲 - 佐藤当史 / 演奏 - 三塚幸彦、吉原一憲) |
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* 音響監督 - 山田知明 |
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* 音楽監督 - 鈴木清司 |
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* 音響効果 - [[横山正和]](KARTE11)、[[柴崎憲治]](KARTE12) |
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* サウンド・ミキサー - [[はたしょうじ|はたしょう二]] |
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* 医学監修 - 竹下俊隆 |
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* プロデューサー - 宇田川純男、湯本裕幸 |
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* 製作 - [[松谷孝征]]、[[手塚プロダクション]] |
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== 主題歌 == |
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; カルテI〜III、カルテXI〜XII |
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:; オープニング「Just Before The Sunrise」 |
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:: 作詞 - [[里乃塚玲央]] / 作曲・編曲 - [[堀江顕]] / 歌 - [[RHODES]] |
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:; エンディング「I'll Be Back Again〜月の光」 |
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:: 作詞 - [[松原康治]]、里乃塚玲央 / 作曲 - 松原康治 / 編曲 - 堀江顕 / 歌 - RHODES |
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:* カルテIIIまでのオープニングでは、共通のタイトルバックの後、本編ワンシーンの止め絵が流れ、終盤ではBJが電話を取るカットで終わる。 |
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:* エンディングはカルテIIIまでに登場したヒロインの止め絵が流れる。 |
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:* カルテXI、XIIのオープニングでは、映像の順序を除き、共通のタイトルバック以降はカルテVI~Xまでと同様。 |
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:* エンディングはカルテVI以降の映像に加え、新たにカルテVI~Xまでのヒロインの止め絵がデジタル処理で追加された。カルテXI,XIIでは、これに加えそれぞれのエピソードで登場したヒロインの止め絵が流れる。 |
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; カルテIV〜V |
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:; オープニング「-記憶の君へ-」 |
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:: 作詞・作曲 - [[島田貴斗]] / 編曲 - [[中村修司]] / 歌 - [[ANOTHER MOON]] |
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:; エンディング「この想いつたえられると…」 |
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:: 作詞・作曲 - 松原康治 / 編曲 - 中村修司 / 歌 - ANOTHER MOON |
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:* オープニングは新映像にて刷新。共通のタイトルバックの後、BJの生い立ちを描いた止め絵と映像が流れる。最後はカルテIIIまでと同様、BJが電話を取るカットで終わる。 |
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:* エンディングはカルテIIIまでの映像に加え、カルテIVに登場したヒロインの止め絵、映像が流れる。 |
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; カルテVI〜VII |
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:; オープニング「MOON SHADOW」 |
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:: 作詞・作曲 - [[宮原学]] / 編曲 - [[THE ORANGE VOX]] / 歌・演奏 - THE ORANGE VOX, MANABU MIYAHARA, ERIC-ZAY, ALI MORIZUMI |
|||
:; エンディング「BLACK JACK」 |
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:: 作詞・作曲 - 宮原学 / 編曲 - THE ORANGE VOX / 歌・演奏 - THE ORANGE VOX, MANABU MIYAHARA, ERIC-ZAY, ALI MORIZUMI |
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:* オープニングはカルテIIIまでの映像に、カルテIV,Vの映像を混合。共通のタイトルバック以降、映像の順序を除きカルテXまでほぼ共通。 |
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:* エンディングはカルテIV,Vとほぼ共通の映像が使用されている。以降、映像の順序を除いてカルテXまで共通。 |
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; カルテVIII〜X |
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:; オープニング「rebirth」 |
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:: 作詞・歌 - [[工藤栄子]] / 作曲 - [[水垣カエル]] / 編曲 - [[武藤義明]] / サウンドプロデュース - [[小幡英之]] |
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:; エンディング「HOPE〜負けない、泣かない、くじけないこと」 |
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:: 作詞・作曲 - [[北川晴美]] / 編曲・サウンドプロデュース - [[沢井原兒]] / 歌 - 工藤栄子 |
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:* 本編に合わせ、16:9サイズに変更。映像の順序を除き、カルテVI,VIIとほぼ共通。 |
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:* 同様に16:9サイズに変更。映像の順序を除き、カルテVI,VIIとほぼ共通。 |
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== 各話リスト == |
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{| class="wikitable" |
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|- |
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!話数!!サブタイトル!!原作!!脚本!!絵コンテ!!演出!!作画監督!!時間!!製作年 |
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|KARTE I||流氷、キマイラの男||ハリケーン||出崎統<br />山下久仁明||rowspan="10"|出崎統||rowspan="2"|吉村文宏||rowspan="12"|杉野昭夫||49分||1993年 |
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|- |
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|KARTE II||葬列遊戯||(アニメオリジナル)||出崎統<br />[[森絵都]]||50分||1993年 |
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|- |
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|KARTE III||マリア達の勲章||約束||rowspan="4"|出崎統<br />小出克彦||桑原智||49分||1993年 |
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|- |
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|KARTE IV||拒食、ふたりの黒い医者||ふたりの黒い医者、あるスターの死||rowspan="4"|吉村文宏||51分||1995年 |
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|- |
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|KARTE V||サンメリーダの鴞||過ぎ去りし一瞬||51分||1995年 |
|||
|- |
|||
|KARTE VI||雪の夜話、恋姫||(アニメオリジナル)||51分||1996年 |
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|- |
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|KARTE VII||白い正義||白い正義||出崎統<br />[[竹内啓雄|日吉恵]]||49分||1998年 |
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|- |
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|KARTE VIII||緑の想い||木の芽、老人と木||出崎統<br />[[金春智子]]||rowspan="3"|桑原智||51分||1999年 |
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|- |
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|KARTE IX||人面瘡||人面瘡||出崎統<br />日吉恵||52分||2000年 |
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|- |
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|KARTE X||しずむ女||しずむ女||出崎統||54分||2000年 |
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|- |
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|KARTE XI||おとずれた思い出||奇形嚢腫、おとずれた思い出||森田眞由美||桑原智||rowspan="2"|[[竹内啓雄]]||49分||2011年 |
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|- |
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|KARTE XII||美しき報復者||アナフィラキシー||森田眞由美<br />西田正義||西田正義||46分||2011年 |
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|} |
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* 収録・その他詳細 |
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** カルテI:流氷、キマイラの男(原作:ハリケーン)(DVD-BOX Disc1に収録) |
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** カルテII:葬列遊戯(完全オリジナルストーリー)(DVD-BOX Disc1に収録) |
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** カルテIII:マリア達の勲章(原作:約束)(DVD-BOX Disc1に収録) |
|||
** カルテIV:拒食、ふたりの黒い医者(原作:ふたりの黒い医者、あるスターの死)(DVD-BOX Disc2に収録) |
|||
** カルテV:サンメリーダの鴞(原作:過ぎ去りし一瞬)(DVD-BOX Disc2に収録) |
|||
** カルテVI:雪の夜ばなし、恋姫(完全オリジナルストーリー)(DVD-BOX Disc2に収録) |
|||
** カルテVII:白い正義(原作:白い正義)(DVD-BOX Disc3に収録) |
|||
** カルテVIII:緑の想い(原作:木の芽、老人と木)(16:9サイズに変更)(DVD-BOX Disc3に収録) |
|||
** カルテIX:人面瘡(原作:人面瘡)(DVD-BOX Disc4に収録) |
|||
** カルテX:しずむ女(原作:しずむ女(旧版少年チャンピオンコミックス4巻のみ収録))(DVD-BOX Disc4に収録) |
|||
** カルテXI:おとずれた思い出 (ブラック・ジャック FINALに収録) |
|||
** カルテXII:美しき報復者 (ブラック・ジャック FINALに収録) |
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== 劇場版 == |
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{{Infobox Film |
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| 作品名 = ブラック・ジャック |
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| 原題 = |
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| 画像 = |
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| 画像サイズ = |
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| 画像解説 = |
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| 監督 = [[出崎統]] |
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| 脚本 = 森絵都<br />出崎統 |
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| 原案 = |
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| 原作 = [[手塚治虫]] |
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| 製作 = [[奥山和由]]<br />[[松谷孝征]] |
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| 製作総指揮 = |
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| ナレーター = |
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| 出演者 = [[大塚明夫]]<br />[[水谷優子]] |
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| 音楽 = [[川村栄二]] |
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| 主題歌 = [[山根麻衣]]『Invisible Love』 |
|||
| 撮影 = 森田清次 |
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| 編集 = 森田編集室 |
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| 製作会社 = [[手塚プロダクション]]<br />松竹 |
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| 配給 = [[松竹]] |
|||
| 公開 = {{Flagicon|JPN}} [[1996年]][[11月30日]] |
|||
| 上映時間 = 93分 |
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| 製作国 = {{JPN}} |
|||
| 言語 = [[日本語]] |
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| 製作費 = |
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| 興行収入 = |
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| 前作 = |
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| 次作 = |
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}} |
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『'''ブラック・ジャック 劇場版'''』は、[[松竹]]の配給で、全国松竹系劇場において[[1996年]][[11月30日]]に公開された93分の[[アニメーション映画|劇場版アニメ]]。OVAシリーズの流れを汲む作品で、原作にはない劇場用オリジナルストーリーとして製作された。本作においても[[出崎統]]が監督を務めた。音楽はOVA版KARTE6より参加した[[川村栄二]]が担当、主題歌は[[山根麻衣]]『Invisible Love』。 |
『'''ブラック・ジャック 劇場版'''』は、[[松竹]]の配給で、全国松竹系劇場において[[1996年]][[11月30日]]に公開された93分の[[アニメーション映画|劇場版アニメ]]。OVAシリーズの流れを汲む作品で、原作にはない劇場用オリジナルストーリーとして製作された。本作においても[[出崎統]]が監督を務めた。音楽はOVA版KARTE6より参加した[[川村栄二]]が担当、主題歌は[[山根麻衣]]『Invisible Love』。 |
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=== 概要(劇場版) === |
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本作最大の特徴は、アメリカを舞台としており、欧米人が製作したような彫りの深いキャラクターデザインなどの描画、患者が血を吐くシーン・頭をぶつけるシーンなどに使われた[[サーモグラフィー]]切り替えによる演出などである。公開は[[アトランタオリンピック]]が開催された年であり、冒頭部にオリンピック競技で選手が超人的な動きをする場面が登場する。当時の最新の技術を極限まで用いた演出と、出崎監督特有の「ハーモニー」や「陰影」、「入射光」などもあり、人間の「生死」や「苦悩」をリアルに演出している。第51回(1996年)[[毎日映画コンクール]]アニメーション映画賞を受賞した。 |
本作最大の特徴は、アメリカを舞台としており、欧米人が製作したような彫りの深いキャラクターデザインなどの描画、患者が血を吐くシーン・頭をぶつけるシーンなどに使われた[[サーモグラフィー]]切り替えによる演出などである。公開は[[アトランタオリンピック]]が開催された年であり、冒頭部にオリンピック競技で選手が超人的な動きをする場面が登場する。当時の最新の技術を極限まで用いた演出と、出崎監督特有の「ハーモニー」や「陰影」、「入射光」などもあり、人間の「生死」や「苦悩」をリアルに演出している。第51回(1996年)[[毎日映画コンクール]]アニメーション映画賞を受賞した。 |
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* 1996年の12月、秋田書店から[[フィルムコミック]]が発売されている。全2巻。(1巻:ISBN 4-253-17328-4、2巻:ISBN 4-253-17329-2) |
* 1996年の12月、秋田書店から[[フィルムコミック]]が発売されている。全2巻。(1巻:ISBN 4-253-17328-4、2巻:ISBN 4-253-17329-2) |
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* 2005年末に[[手塚眞]]監督によって再び映画化された作品が東宝配給の『[[ブラック・ジャック (テレビアニメ)#アニメ映画|ブラック・ジャック ふたりの黒い医者]]』であるが、OVAの流れを汲まないテレビアニメ版の劇場版であるため接点は無い。なお、同作の予告に於いて「初の映画化」と謳っている上、テレビアニメ版放映以降はこちらの作品が強いために、本作のイメージは薄れつつある(※公式サイトの豆知識にメディア化作品が記載されているため否定しているわけではない)。 |
* 2005年末に[[手塚眞]]監督によって再び映画化された作品が東宝配給の『[[ブラック・ジャック (テレビアニメ)#アニメ映画|ブラック・ジャック ふたりの黒い医者]]』であるが、OVAの流れを汲まないテレビアニメ版の劇場版であるため接点は無い。なお、同作の予告に於いて「初の映画化」と謳っている上、テレビアニメ版放映以降はこちらの作品が強いために、本作のイメージは薄れつつある(※公式サイトの豆知識にメディア化作品が記載されているため否定しているわけではない)。 |
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=== あらすじ === |
=== あらすじ === |
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世界中で超人類ブームが起こっていた。従来の人間では考えられない集中力でパワーを発揮する彼らは、[[アトランタオリンピック]]や芸術の分野で次々に驚異的な活躍を見せる。ところが、実は彼らはある共通の病気に冒されていた。超人類と呼ばれる人達の入院管理をしているブレーン製薬のジョー・キャロル・ブレーンから、彼らの体に巣喰う病原菌の原因究明と手術を依頼されたブラック・ジャックは、その病原菌が[[脳下垂体]]の中に入り込んで、大量の[[エンドルフィン]]を分泌させていることを発見する。しかし、そもそも病原菌を彼らに移植して人体実験を行っていたのがジョーの仕業であることを、戦う医師団“M・S・J"のメンバーによって知らされたブラック・ジャックは、その非人道的なジョーのやり方に腹を立て、研究を降りようとした。ところが、ジョーはピノコを人質に取った上に、ブラック・ジャックの体内にその病原菌を植えつけてしまった。研究を続行しなければ、ピノコと自らの命も危険に晒されてしまうことになる。ブラック・ジャックはジョーがその菌を発見したという砂漠に赴いて、それがフルジウムという花の花粉であることを突き止める。一方、ジョーは行き過ぎた研究を非難されて、ブレーン製薬の会長の刺客によって射殺されていた。ブラック・ジャックも体に入り込んだ病原菌に次第に蝕まれていく。だが、彼は長い間砂漠に住んでいる砂漠の民によって、命を救われた。彼らは、その花粉の抗体の存在を知っていたのである。抗体を手に入れたブラック・ジャックは、瀕死の状態の超人類達を救うと、ピノコとふたりで再び闇の医療の世界へと戻っていった。 |
世界中で超人類ブームが起こっていた。従来の人間では考えられない集中力でパワーを発揮する彼らは、[[アトランタオリンピック]]や芸術の分野で次々に驚異的な活躍を見せる。ところが、実は彼らはある共通の病気に冒されていた。超人類と呼ばれる人達の入院管理をしているブレーン製薬のジョー・キャロル・ブレーンから、彼らの体に巣喰う病原菌の原因究明と手術を依頼されたブラック・ジャックは、その病原菌が[[脳下垂体]]の中に入り込んで、大量の[[エンドルフィン]]を分泌させていることを発見する。しかし、そもそも病原菌を彼らに移植して人体実験を行っていたのがジョーの仕業であることを、戦う医師団“M・S・J"のメンバーによって知らされたブラック・ジャックは、その非人道的なジョーのやり方に腹を立て、研究を降りようとした。ところが、ジョーはピノコを人質に取った上に、ブラック・ジャックの体内にその病原菌を植えつけてしまった。研究を続行しなければ、ピノコと自らの命も危険に晒されてしまうことになる。ブラック・ジャックはジョーがその菌を発見したという砂漠に赴いて、それがフルジウムという花の花粉であることを突き止める。一方、ジョーは行き過ぎた研究を非難されて、ブレーン製薬の会長の刺客によって射殺されていた。ブラック・ジャックも体に入り込んだ病原菌に次第に蝕まれていく。だが、彼は長い間砂漠に住んでいる砂漠の民によって、命を救われた。彼らは、その花粉の抗体の存在を知っていたのである。抗体を手に入れたブラック・ジャックは、瀕死の状態の超人類達を救うと、ピノコとふたりで再び闇の医療の世界へと戻っていった。 |
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374行目: | 497行目: | ||
* ピノコが遊んだ[[ジクソーパズル]]は、すべて手塚治虫の作品のキャラクターである。 |
* ピノコが遊んだ[[ジクソーパズル]]は、すべて手塚治虫の作品のキャラクターである。 |
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=== 登場人物 === |
=== 登場人物(劇場版) === |
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; ジョー・キャロル・ブレーン |
; ジョー・キャロル・ブレーン |
||
: 声 - [[涼風真世]] |
|||
: セント・ジョエル研究センターの主任ドクターにして、ブレーン会長の養女。優秀な頭脳を持ち合わせた精子と卵子を合わせ、人工授精によって産まれた。自らが後に養女として認められ生き残るために、与えられた最高の教育を完璧にこなし、生と死とを分ける試験にも、同じ野望を抱く友人達から勝ち続けていった。しかし、次第に去ってゆく友人達の末路を目の当たりにし、自らの生活に恐怖を覚え心を氷のように固く閉ざしていった。それが、後に悲劇をもたらすジョー・キャロル・ブレーン誕生の瞬間だった。自らエンドルフ・アーの原液を混入させたワインを飲み、BJにもそのワインを飲ませた。その後発病しBJによる治療を受けるがブレーン製薬の刺客に銃撃される。最期は自分の過去をBJに語り「ずっと…寒かった…」と言い残して息絶える。 |
: セント・ジョエル研究センターの主任ドクターにして、ブレーン会長の養女。優秀な頭脳を持ち合わせた精子と卵子を合わせ、人工授精によって産まれた。自らが後に養女として認められ生き残るために、与えられた最高の教育を完璧にこなし、生と死とを分ける試験にも、同じ野望を抱く友人達から勝ち続けていった。しかし、次第に去ってゆく友人達の末路を目の当たりにし、自らの生活に恐怖を覚え心を氷のように固く閉ざしていった。それが、後に悲劇をもたらすジョー・キャロル・ブレーン誕生の瞬間だった。自らエンドルフ・アーの原液を混入させたワインを飲み、BJにもそのワインを飲ませた。その後発病しBJによる治療を受けるがブレーン製薬の刺客に銃撃される。最期は自分の過去をBJに語り「ずっと…寒かった…」と言い残して息絶える。 |
||
; ブレーン会長 |
; ブレーン会長 |
||
: 声 - [[青森伸]] |
|||
: 巨大製薬会社ブレーン製薬の会長。モイラシンドロームが明るみになった後も関わりを否定し、手段を選ばない証拠隠滅でキャロルも亡き者にしようとする。 |
: 巨大製薬会社ブレーン製薬の会長。モイラシンドロームが明るみになった後も関わりを否定し、手段を選ばない証拠隠滅でキャロルも亡き者にしようとする。 |
||
; フェンディ |
; フェンディ |
||
: キャロルの侍女的存在。ずっと預かったピノコの相手をしていた。会長の命でキャロルを殺そうとするが、返り討ちに遭う。 |
: キャロルの侍女的存在。ずっと預かったピノコの相手をしていた。会長の命でキャロルを殺そうとするが、返り討ちに遭う。 |
||
; リサ・シーゲル |
; リサ・シーゲル |
||
: 声 - [[近藤玲子 (声優)|近藤玲子]] |
|||
: 絵画に特異な才能を発揮した少女。2年前心臓房室弁の手術をBJに受けて完全に回復したかに見えたが、再発のため「先生は超人類だもの、きっと私を治してくれる」と言い残して死んでしまう。彼女の遺体を解剖した結果、内臓が90歳の老人のように使い古されていた。原因は、ジョーの指示によって、彼女にエンドルフ・アーを混入した血液を投与したことだった。 |
: 絵画に特異な才能を発揮した少女。2年前心臓房室弁の手術をBJに受けて完全に回復したかに見えたが、再発のため「先生は超人類だもの、きっと私を治してくれる」と言い残して死んでしまう。彼女の遺体を解剖した結果、内臓が90歳の老人のように使い古されていた。原因は、ジョーの指示によって、彼女にエンドルフ・アーを混入した血液を投与したことだった。 |
||
; エレン・シュライア |
; エレン・シュライア |
||
: 声 - [[折笠愛]] |
|||
: 東ヨーロッパ某国の田舎町出身の少女。13歳まで駆けっこをしたことがなかったにもかかわらず、14歳で突然ジュニア新記録を出し15歳でオリンピックに出場、ゴールドメダリストとなった。モイラシンドロームを患い、セントジョエル研究センターに収容されていた。BJが研究センターに泊まった夜、突然病状が悪化して発狂しだす。9秒61のその足で病室の壁めがけて疾走し、17年の短い生涯をゴールした。 |
: 東ヨーロッパ某国の田舎町出身の少女。13歳まで駆けっこをしたことがなかったにもかかわらず、14歳で突然ジュニア新記録を出し15歳でオリンピックに出場、ゴールドメダリストとなった。モイラシンドロームを患い、セントジョエル研究センターに収容されていた。BJが研究センターに泊まった夜、突然病状が悪化して発狂しだす。9秒61のその足で病室の壁めがけて疾走し、17年の短い生涯をゴールした。 |
||
; ニコラス・ドリス |
; ニコラス・ドリス |
||
: 声 - [[若本規夫]] |
|||
: オリンピック棒高跳びで世界新記録を打ち出すが、彼もまたモイラシンドロームに体を蝕まれ、研究センターへと収容される。幾度となく手術を受けるものの容態は一向に良くならず、次第に絶望と怒りを募らせていった。BJの治療により、症状は改善されたが、逆に治療前にあった異常なまでの力を失ったことで本人は発狂し、天井をめがけてジャンプ。ベッドに頭を強く打ち付けて死亡する。 |
: オリンピック棒高跳びで世界新記録を打ち出すが、彼もまたモイラシンドロームに体を蝕まれ、研究センターへと収容される。幾度となく手術を受けるものの容態は一向に良くならず、次第に絶望と怒りを募らせていった。BJの治療により、症状は改善されたが、逆に治療前にあった異常なまでの力を失ったことで本人は発狂し、天井をめがけてジャンプ。ベッドに頭を強く打ち付けて死亡する。 |
||
; エリック・カデリィ |
; エリック・カデリィ |
||
: 声 - [[星野充昭]] |
|||
: セントジョエル研究センターの脳外科医だが、実はMSJのメンバー。キャロルの人体実験ビデオを入手し、ブラックジャックに渡す。父がセビ砂漠の遊牧民で、ブラックジャックをエンドルフA(アー)の工場へ案内する。 |
: セントジョエル研究センターの脳外科医だが、実はMSJのメンバー。キャロルの人体実験ビデオを入手し、ブラックジャックに渡す。父がセビ砂漠の遊牧民で、ブラックジャックをエンドルフA(アー)の工場へ案内する。 |
||
; ベティ・マッコール |
; ベティ・マッコール |
||
: 声 - [[井上喜久子]] |
|||
: セントジョエル研究センターの研究員だが彼女もエリックと同じくMSJのメンバー。麻酔科医。 |
: セントジョエル研究センターの研究員だが彼女もエリックと同じくMSJのメンバー。麻酔科医。 |
||
; トムス・ジョンストン |
; トムス・ジョンストン |
||
397行目: | 527行目: | ||
; マイケル・ジーン |
; マイケル・ジーン |
||
: レースドライバー。最初のモイラシンドローム感染者。 |
: レースドライバー。最初のモイラシンドローム感染者。 |
||
; ロジャー・シーゲル |
|||
: 声 - [[坂東尚樹]] |
|||
=== 劇中の「MSJ」「モイラシンドローム」について === |
=== 劇中の「MSJ」「モイラシンドローム」について === |
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408行目: | 540行目: | ||
: 微生物の正体は、フルジウムという植物の花粉に生息するカビである。 |
: 微生物の正体は、フルジウムという植物の花粉に生息するカビである。 |
||
== スタッフ(劇場版) == |
=== スタッフ(劇場版) === |
||
* 原作・オリジナルキャラクター - [[手塚治虫]] |
* 原作・オリジナルキャラクター - [[手塚治虫]] |
||
* 制作 - [[奥山和由]]、[[松谷孝征]] |
* 制作 - [[奥山和由]]、[[松谷孝征]] |
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422行目: | 554行目: | ||
* 音楽 - 川村栄二 |
* 音楽 - 川村栄二 |
||
* 音響監督 - [[左近允洋]] |
* 音響監督 - [[左近允洋]] |
||
* 主題歌 - |
* 主題歌 - [[山根麻衣]]『Invisible Love』 |
||
* 音楽ディレクター - 鈴木清司 |
* 音楽ディレクター - 鈴木清司 |
||
* ミュージックプロデューサー - 熊田和生 |
* ミュージックプロデューサー - 熊田和生(コロムビアエデュテインメント) |
||
* 医学監修 - 永井明 |
* 医学監修 - 永井明 |
||
* プロデューサー - 宇田川純男、久保田稔、[[秋葉千晴]] |
* プロデューサー - 宇田川純男、久保田稔、[[秋葉千晴]] |
||
430行目: | 562行目: | ||
* 製作 - [[手塚プロダクション]]、松竹 |
* 製作 - [[手塚プロダクション]]、松竹 |
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* 制作協力 - 秋田書店、コロムビアエデュテインメント |
* 制作協力 - 秋田書店、コロムビアエデュテインメント |
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== キャスト == |
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=== 共通 === |
|||
* ブラック・ジャック(間黒男):[[大塚明夫]] |
|||
* ピノコ:[[水谷優子]] |
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=== OVA版 === |
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* クロスワード・マナビス:[[大塚周夫]] (KARTE 1) |
|||
* 小百合:[[井上喜久子]] (KARTE 1) |
|||
* デビッド・ローゼンタール:[[大滝進矢]] (KARTE 1) |
|||
* シェル:[[亀井芳子]] (KARTE 1) |
|||
* ミネア・ロス:[[冬馬由美]] (KARTE 1) |
|||
* フレディ:[[掛川裕彦]] (KARTE 1) |
|||
* 藤浪里枝:[[林原めぐみ]] (KARTE 2) |
|||
* 高杉警部:[[羽佐間道夫]] (KARTE 2,9) |
|||
* 梅谷時雄:[[関俊彦]] (KARTE 2) |
|||
* ギル:[[筈見純]] (KARTE 2) |
|||
* 井上弓子:[[荒木香衣|荒木香恵]] (KARTE 2) |
|||
* 後藤香:[[岡村明美]] (KARTE 2) |
|||
* 中島ユキ:[[松本梨香]] (KARTE 2) |
|||
* マリア・カルネラ大尉:[[勝生真沙子]] (KARTE 3) |
|||
* クルーズ将軍:[[玄田哲章]] (KARTE 3) |
|||
* ケリー大統領:[[大塚芳忠]] (KARTE 3) |
|||
* エステファン大佐:[[渡部猛]] (KARTE 3) |
|||
* サム:[[田中正彦]] (KARTE 3) |
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* ミシェル・プチ:[[土井美加]] (KARTE 4) |
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* アルマン・ロシャス医師:[[滝口順平]] (KARTE 4) |
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* アレックス・レイ監督:[[土師孝也]] (KARTE 4) |
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* アンドレ:[[青野武]] (KARTE 4) |
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* ドクターキリコ:[[山路和弘]] (KARTE 4) |
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* パドリック:[[秋元羊介]] (KARTE 4) |
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* カティナ:[[氷上恭子]] (KARTE 4) |
|||
* レスリー・ハリス:[[古谷徹]] (KARTE 5) |
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* サンドラ:[[鶴ひろみ]] (KARTE 5) |
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* エルネスト:[[坂口芳貞]] (KARTE 5) |
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* 牧師:[[伊藤和晃]] (KARTE 5) |
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* 司令官:[[宝亀克寿]] (KARTE 5) |
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* 種田三郎左右衛門:[[麦人]] (KARTE 6) |
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* 池端家姫君:[[玉川砂記子|玉川紗己子]] (KARTE 6) |
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* 薫光尼:[[藤田淑子]] (KARTE 6) |
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* 虻丸:[[田中敦子 (声優)|田中敦子]] (KARTE 6) |
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* 六条寺:[[坂口哲夫]] (KARTE 6) |
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* 白拍子泰彦:[[水島裕 (声優)|水島裕]] (KARTE 7) |
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* キャサリン:[[潘恵子]] (KARTE 7) |
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* スタンフィールド:[[村松康雄]] (KARTE 7) |
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* パターソン:[[大友龍三郎]] (KARTE 7) |
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* サランダ:[[さとうあい]] (KARTE 7) |
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* カレン:[[仲尾あづさ]] (KARTE 7) |
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* ブロンソン:宝亀克寿 (KARTE 7) |
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* ロレンス:[[長沢美樹]] (KARTE 8) |
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* アンドリュー:[[林原めぐみ]] (KARTE 8) |
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* アルマンド:[[池田勝]] (KARTE 8) |
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* ジョーンズ:[[内田直哉]] (KARTE 8) |
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* 樹木の声:[[堀勝之祐]] (KARTE 8) |
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* 都築耕一郎:[[堀秀行]]、[[白鳥由里]](少年時代) (KARTE 9) |
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* 都築摩知子:[[荘真由美]] (KARTE 9) |
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* 種田(執事):[[麦人]] (KARTE 9) |
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* 柳子:[[定岡小百合]] (KARTE 9) |
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* マリー:[[工藤栄子]] (KARTE 9) |
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* ジュン:[[佐々木望]] (KARTE 9) |
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* 人面瘡:内田直哉 (KARTE 9) |
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* 月子:[[折笠富美子]] (KARTE 10) |
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* 満月館主人:内田直哉 (KARTE 10) |
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* タクシー運転手:[[堀内賢雄]] (KARTE 10) |
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* フォックス医師:[[藤本譲]] (KARTE 10) |
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* 種田(おいだ):[[西田絵里]] (KARTE 10) |
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* 杉田:[[矢尾一樹]] (KARTE 10) |
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* 林:[[川津泰彦]] (KARTE 10) |
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* 長谷川:[[松尾銀三]] (KARTE 10) |
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* 西園寺ゆりえ:[[坂本真綾]] (KARTE 11) |
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* 高尾:[[中村悠一]] (KARTE 11) |
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* 幼女:[[工藤晴香]] (KARTE 11) |
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* 可仁医師:[[後藤哲夫]] (KARTE 11) |
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* 松の丞:[[柿原徹也]] (KARTE 11) |
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* 宮司:[[堀内賢雄]] (KARTE 11) |
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* 美登里:[[城雅子]] (KARTE 11) |
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* 橘:[[内田直哉]] (KARTE 11) |
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* L:[[朴ロ美|朴璐美]] (KARTE 12) |
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* チェ・ヒョク将軍:[[小林清志]] (KARTE 12) |
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* テビョン:[[関俊彦]] (KARTE 12) |
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* ジョンギ:[[森久保祥太郎]] (KARTE 12) |
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* キム参謀長:[[大竹宏]] (KARTE 12) |
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* カン医師 :[[島本須美]] (KARTE 12) |
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* Z:[[中村大樹]] (KARTE 12) |
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* アジュン:[[潘めぐみ]] (KARTE 12) |
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* アジュンの母:[[宮川美保]] (KARTE 12) |
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なお、「種田三郎左右衛門」(KARTE 6)、「種田(執事)」(KARTE 9)、「種田(おいだ)」(KARTE 10)に関しては全て別人の設定になっている。 |
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=== 劇場版 === |
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* エリック・カデリィ:[[星野充昭]] |
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* ベティ・マッコール:[[井上喜久子]] |
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* ニコラス・ドリス:[[若本規夫]] |
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* エレン・シュライア:[[折笠愛]] |
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* リサ・シーゲル:[[近藤玲子 (声優)|近藤玲子]] |
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* ロジャー・シーゲル:[[坂東尚樹]] |
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* ジョー・キャロル・ブレーン:[[涼風真世]] |
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* ブレーン会長:[[青森伸]] |
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== 関連商品 == |
== 関連商品 == |
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=== コミックス === |
=== コミックス === |
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; ブラック・ジャック (1) 目撃者 |
; ブラック・ジャック (1) 目撃者(秋田CD文庫) |
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: 1995年5月発売、[[秋田書店]]/発行、ISBN 978-4-2531-8201-0 |
: 1995年5月発売、[[秋田書店]]/発行、ISBN 978-4-2531-8201-0 |
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: 原作の体裁を絵本調にしたもので、内容はOVAとは関わりがないが、本作カルテIV、Vのテーマソングを収録したCDが付属している。 |
: 原作の体裁を絵本調にしたもので、内容はOVAとは関わりがないが、本作カルテIV、Vのテーマソングを収録したCDが付属している。 |
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; ブラック・ジャック (2) 呪われた手術 |
; ブラック・ジャック (2) 呪われた手術(秋田CD文庫) |
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: 1995年7月発売、[[秋田書店]]/発行、ISBN 978-4-2531-8202-7 |
: 1995年7月発売、[[秋田書店]]/発行、ISBN 978-4-2531-8202-7 |
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: 1巻と同様。本作カルテI~IIIのテーマソングを収録したCDが付属している。 |
: 1巻と同様。本作カルテI~IIIのテーマソングを収録したCDが付属している。 |
2014年5月30日 (金) 10:27時点における版
OVA:ブラック・ジャック | |
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監督 | 出崎統 |
キャラクターデザイン | 杉野昭夫 |
アニメーション制作 | 手塚プロダクション |
製作 | 手塚プロダクション(Karte1~12) ブラックジャック制作実行委員会(Karte1~10) 秋田書店(Karte1~10) フォルテミュージックエンタテインメント(Karte1~5) 日本コロムビア(Karte6~10) |
発表期間 | 1993年 - 2011年 |
話数 | 12話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『ブラック・ジャック』は、手塚治虫の漫画『ブラック・ジャック』を原作とするOVAシリーズである。本項では、派生作品である1996年公開の劇場版アニメ『ブラック・ジャック 劇場版』についても扱う。なお、2005年公開の劇場版アニメ『ブラック・ジャック ふたりの黒い医者』については、ブラック・ジャック (テレビアニメ) を参照。また、『BLACK JACK Limited Edition BOX』に収録されたOVA『ブラック・ジャック 空からきた子ども』(『週刊少年チャンピオン』応募者全員サービスの非売品DVDと同様)については、当該の項を参照。
概要
製作は手塚プロダクション、BJ製作実行委員会、秋田書店、日本コロムビア(第1話〜第7話)、バンダイビジュアル(第8話〜第10話)。発売元は日本コロムビア(第1話〜第7話)、バンダイビジュアル(第8話〜第10話)。監督は出崎統。キャラクターデザインは杉野昭夫。ブラック・ジャック役は大塚明夫。ピノコ役は水谷優子。
原作を元にして展開されるオリジナルストーリー(第2話・第4話はOVAの完全オリジナル)。原作とはひと味違った作画と演出が盛り込まれ、やや大人向けの内容となっている(レンタルビデオでは「大人が見るアニメ」と表記されることがある)。
テレビシリーズ版『ブラック・ジャック』とは違って、手術シーンでの描写はリアルに再現されている。VHS版は、秋田書店が通信販売のみで取り扱っている。DVDは各話単品ではなく、第1話〜第10話を収録したDVD-BOXとして発売された。販売元はパイオニアLDC。早くに生産が終了しており入手は困難だったが、視聴はレンタルビデオやYahoo!動画などで可能である。なお、DVD-BOXには別売の劇場版のDVDも収納できる。
地上波では、1990年代後半に日本テレビ系でたびたび放送された他、2009年1月10日から同年3月28日までTOKYO MXでも放送された。また、毎日放送の『ヒーローは眠らない』枠で放送されたこともある。
2009年10月にはDVD-BOXが再発売された。
2011年5月には11年ぶりとなる新作(第11話・第12話)の製作が告知され[1]、シリーズ完結編として位置づけた『ブラック・ジャック FINAL』(以降、『FINAL』)のタイトルで発売することが決定した。シリーズを監督し続けた出崎統は同年4月に逝去したため、「監修・シリーズ名誉監督」と称されている。後任の総監督として、出崎や本作に関わりのあった桑原智が第11話を、西田正義が第12話をそれぞれ担当した。こうして完成した『FINAL』は、同年12月16日にDVDで発売された。
この『FINAL』制作には、闘病中だった出崎も少なからず関わっており、シリーズ初の絵コンテ・総監督を務めた桑原、西田は「(出崎監督からの提案を受けたことで)BJらしい、思い描いていたテーマを表現した台詞になった」「出崎監督より多くの助言を得て、ストーリーや登場人物などを盛り込んでいった」と語る[2]など、劇中の台詞、演出の一部に出崎の手が入っていることがうかがい知れる。公式的にも「ラストワーク」と称される[3]など、本作は出崎統が生涯で最後に勤め上げたアニメーション作品であると言えよう。
2013年9月21日には、同年9月24日に放送されるテレビドラマ『神様のベレー帽〜手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話〜』を記念し、『FINAL』のカルテXIが関西テレビの深夜枠で放送された。
2014年4月13日にはカルテXIIがTOKYO MXで放送された(なお、2013年12月30日から2014年1月3日および3月30日にはカルテI〜XIも放送された)。
各話ストーリー
- カルテI:流氷、キマイラの男(原作:ハリケーン)
- 謎の奇病、「キマイラ」に体を蝕まれる大企業の会長、クロスワード。彼は小さな島に屋敷を建てて住んでいた。彼の病気は発作を起こせばたちまち極度の脱水症状へと陥り、大量の水を欲するものの飲めば体の至る所からそれをすべて出してしまうといった恐ろしい奇病である。最終的には口から青い光を出して死に至る。ブラックジャックを呼び寄せ、治療を行うものの原因は全くつかめず。島にいた唯一の診療医も兄がその病に冒され、やがて死に至った。島の人間達は、次第にキマイラが大量発生したのは奴のせいだと、クロスワードに対する不信感を表し、各々が武器を片手に屋敷へと歩き出すのであった……。
- カルテII:葬列遊戯(完全オリジナルストーリー)
- 偶然通りかかった町で出会った少女、里枝。4人の仲間と遊んでいた最中に怪我をした彼女を、BJは手早く治療しその場を後にした。数ヶ月経ち、飛行機に乗ったBJは以前から馴染みのあった高杉警部と出会うが、ある事件を追っているらしく、行き先もBJと同じであった。診療を終え、帰路についてみればそこは以前里枝達と出会った場所。偶然が重なり、再び里枝と再会する。だが周りに仲間の姿はなく、何故か必死にBJに助けを求める。訳を聞き、ある大病院へと駆けつけるとそこで出会ったのは植物状態でベッドに横たわる里枝の仲間の一人、井上弓子。BJの判断で簡単な検査を行い、その結果をカルテと照合してみると、ある面白い発見をする。直後に、院長兼弓子の担当医の梅谷時雄が駆けつける。手術をすると言い出すBJだが、梅谷は何故かそれを頑なに拒むが、BJの手によって半ば強制的に手術へと事を運び、なんとか事なきを得た。回復へと向かう弓子、しかし見舞いに来ていた里枝が突然姿を見せなくなった。気にかけたBJは、彼女のマンションへ。だが、そこには暗い部屋で妖しく微笑む里枝の姿が…。それを目撃したBJは、里枝と弓子にある共通点があることに気づき、再び高杉と接触。梅谷院長と、その背後に見え隠れする巨大な黒い影、そしてそれによって明らかになる里枝達との因果関係とは?
- カルテIII:マリア達の勲章(原作:約束)
- 南米オルテガ共和国将軍、クルーズが逮捕された。続けてユナイト連邦の軍隊によって爆撃を受けるオルテガ共和国。仕向けたのは同連邦A国の大統領、ケリーであった。ケリーの狙いはオルテガの石油の利権で、クルーズはそのために麻薬密売などの無実の罪を着せられたのだ。クルーズを救うべく動き出したオルテガの軍隊の中に、マリアという名の女性兵士がいた。戦いで負傷した体を引きずりながら、彼女はBJをとある場所へと案内する。辿り着いたそこはオルテガ軍の宿営地であり、収監先から助け出されたクルーズの姿もあった。BJはマリアの依頼により、末期ガンの彼に帰国までの延命治療を施すが、その場所にもケリーの魔の手が押し寄せる。脱出を余儀なくされたオルテガ軍は、最終的な集合場所を定め散開。戦いの幕は再び開き、そして次々と倒れていく兵士達。BJ、クルーズ、マリアを乗せて走るジープの背後にもケリーによって差し向けられた敵軍のヘリが迫りよる…。
- カルテIV:拒食、ふたりの黒い医者(原作:ふたりの黒い医者、あるスターの死)
- 女優ミシェルは、原因不明の症状に悩まされていた。映画の撮影を中断し、療養のために休暇をもらうが、忽然と姿を消す。同時に、BJが治療しようとしていた患者が死んでいた。金を払えばすぐにあの世へと送ってくれる医師、ドクター・キリコ…もう1人の黒い医者の手によるものであった。その後、休暇中のBJに治療の依頼が入る。依頼主はミシェルであった。痩せ細った体でBJに助けを求める彼女。原因は拒食症を伴う奇病であった。しかし、どんなに時間を掛けた検査も治療も効果が無く、彼女自身もついには死にたいとまで考えるに至った。そんな折、事の成り行きを知ったキリコが現れ、BJに病気の原因を解くカギになるかもしれないと、ある場所を指した。後日BJが訪れたそこは、廃墟と化した軍の廃棄物処理施設であった。そこに隠された病魔の根源とミシェルの過去とは…?
- カルテV:サンメリーダの鴞(原作:過ぎさりし一瞬)
- 英国軍人レスリーは発作的な悪夢に悩まされ、精神科に通い詰めの日々であった。見知らぬ子連れ女性とともに殺害に巻き込まれてしまう奇妙な夢。発作が起きればたちまち背中から大出血を起こしてしまう病的とも言うべき症状であった。旅の最中にもそれは起こり、偶然列車に居合わせたBJによって応急処置が施されるが、彼は目を疑った。レスリーの体には、手術の痕跡が残されていたが、それは己が今まで見たことのない、芸術とも言えるべき素晴らしい技術によるものだった。レスリーから事情を聞いたBJは、治療した医者の捜索に協力することを条件に、彼の根本治療に取り組むことにした。夢に現われる女性の歌を頼りに、やってきたのはエルガニア共和国サンメリーダ村。未だに戦争の痕を色濃く残すこの村では、食料ですら未だ配給制という状況であった。だが、未だ訪れたことのないこの村に着くやいなや、突然涙を流しながら懐かしむレスリー。背中の傷に隠された過去の出来事と真実とは…?
- カルテVI:雪の夜ばなし、恋姫(完全オリジナルストーリー)
- ぼろぼろの紙幣がたくさん詰まった小包がBJの元へ届く。その荷物の発送は2年前。同封されていた手紙には、明日をも知れない命…と書かれており、すぐさまピノコを連れて車へと乗り込むBJ。行き先は夜叉ヶ岳郡大字中里。目的地にはほど近い場所で、車が雪にはまってしまいその場に立ち往生。焦っても仕方がない…シートを倒し、しばし眠りへと入るBJ。……目覚めたBJが外を見ると、古びた寺が立っていた。吹雪はやみ、辺りは静けさに満ち、冷たい風が吹きすさんでいた。寺の尼にピノコを預け、再び降り出した吹雪の中を徒歩で進むBJ。そして現れたのは依頼主、種田。だがその姿たるや、まるで戦国時代を思わせる馬にまたがった甲冑姿。そして次々と現れる武将達。それらを太刀で一閃し、案内された屋敷では、着物をまとい妖艶な美しさを放つ女が横たわっていた。男の名は種田三郎左衛門、そして患者は池端家の姫君であった。現代ではあり得ないような光景を次々と目の当たりにするBJ。果たして姫君の命は…?
- カルテVII:白い正義(原作:白い正義)
- 中東、アデンタール。砂漠に位置するこの村では、戦争によって受けたひどい貧困とキャンプによる生活を強いられていた。患者であるカレンを探し求め、砂漠を歩き続けるBJ。そこで一人の女と出会う。女の名はキャサリン、ボランティアで村へ向かう途中であった。数時間が経ち、村人の中で病人が発生したためにすぐに手術をするBJ。その患者こそ、BJが探し求めていた患者、カレンであった。だが、病気による患者はカレン一人だけではなく、その難民の多くが病気にかかっていた。それらを放っておけるはずが無く、カレンをスタンフィールド教授の下へと預け、BJは難民の治療を続ける。BJの見事な手技を目の当たりにしたスタンフィールドは役員会を開き、BJへの医師免許の発行に同意を求めた。集まった者達は皆賛成の意見を述べていたが、ひとり反対する者の姿が……。白拍子泰彦、東西大学病院の医師であり、キャサリンの婚約者であった。医療とは白衣に身をまとった正当な「医者」が行うことで、流れ者の「無免許医」が行なう事ではない…と頑なに異議を唱える。白と黒、相対する者同士は対立し、BJへの医師免許の発行が危ぶまれる。そしてカレンの元へとBJが駆けつけるが…。
- カルテVIII:緑の想い(原作:木の芽、老人と木)
- 地方の学校で寮生活を送るアンドリュー、ロレンス兄弟。アンドリューはロレンスの体を見て驚愕した。なんと、彼の体からは沢山の木の芽が吹き出していたのだ。奇妙な症状を目の当たりにしたアンドリューはBJに治療を依頼するが、その原因は全く分からずにいた。同時に、兄弟の両親が住む村では、村の開発のために一本の大木が切り倒されようとしていた。それを頑なに阻止する一人の老人。この老人と木の関係とは…?そして、木に呼び寄せられるかのごとくロレンスとピノコが突然の失踪。アンドリューの両親の協力の下、必死の捜索の末に居場所をつかみ、すぐさまロレンスをオペ室へと運び入れた。術着をまとい、準備を進めるBJにピノコが涙を流しながらぽつんと語りかける。―私にも木の芽が生えたの…!
- カルテIX:人面瘡(原作:人面瘡)
- 銀行、車、エレクトロニクスなどを取り扱う総合商社、都築財閥。患者は現社長である都築耕一郎。幼い頃から悩まされ続け、苦しんできた病。この病気をすがる思いでBJに打ち明けた。患者の腹部には巨大な「顔のようなできもの」が出来ており、名を『人面瘡(じんめんそう)』と呼ばれる病気であった。幼い頃に小さなできものから始まり、やがて顔のような形となり、ついには己に声で語りかけてくる始末。用意されていた設備をフルに活用し、研究に没頭するBJ。だが、深夜に都築が突然の失踪。執事の種田とピノコを連れて捜索へと向かうが、足取りは一向につかめなかった。その頃、街ではある事件が警察を騒がせていた。同じ手口、同じ凶器で犯行を繰り返す殺人事件であるが、同一犯の犯行とは思えないただ一つの奇妙な謎が存在した。捜査にはBJとも親交の深い高杉警部もあたっていた。奇妙な事件と奇妙な病気。高杉とBJは共に頭を悩ませていた。失踪した都築のことを執事の種田から聞いたBJは、精神的なものが作用していると悟った。雨の中一人で捜索を始めるBJ。家出少女のマリーと出会い、案内されてみるとダンボールハウスの中には一人の赤い髪の女が掌から血を流して座っていた。治療を開始しようと彼女の掌を開いた瞬間、あったのは「顔のようなできもの」であった…。驚愕するBJの手を振り解き、逃亡を試みる女。「解離性同一性障害(かいりせいどういつせいしょうがい)」、疑いつつもBJの頭によぎる。すぐさま引き返し、都築邸へと向かう。施錠された耕一郎の寝室、そして中にいたのは赤い髪の女であった……。「人面瘡」と「解離性同一性障害」、そして耕一郎に秘められた過去とは…?
- カルテX:しずむ女(原作:しずむ女)
- 豊かな漁場として知られる、三ヶ月湾。その湾へと流れ込む満月川に誘致された工場群から、不適切に管理された廃液が流れ出し、湾が汚染された。汚染されたことを知らずに人々はその湾で捕れた魚を食べ続け、そして蔓延した公害病、「三ヶ月病」。手足の関節にさまざまな異常が起き、変形あるいは変質を起こす症状だ。政府によって医師団が結成され、リーダーのフォックス医師によってBJにもオファーがかかる。三ヶ月市―その街はある伝説で知られていた。そして市から人里離れた山にある民宿・満月館。そこで魚を売り歩く不思議な少女、月子と出会うが、彼女もまた足を「三ヶ月病」に侵されていた。彼女を気にかけるBJ、彼に何らかの感情を抱いてしまう月子。やがて、月子とBJとの関係は深くなり、治療を試みようとするが、戸籍のない彼女には市からの救済措置がとれないことを知る。どうにかして月子を助けたいBJ。だが彼が奔走する最中にも、月子の体は「三ヶ月病」の魔の手に蝕まれていく。そして、伝説の顛末を知り驚愕するBJ。月子の正体は…?
- カルテXI:おとずれた思い出(原作:奇形嚢腫、おとずれた思い出)
- ある雨の降る夜に、ピノコが発作を起こして倒れてしまった。ピノコは数日で退院したものの、その後も同じ発作を繰り返していた。発作の原因を突き止めようとするBJの許に、高尾と名乗る青年が治療の依頼に訪れる。ピノコの治療に専念したいBJは依頼を断るが、患者の名前を聞いたBJは一転して依頼を引き受けた。患者の名前は西園寺ゆりえ。かつて奇形嚢腫を患っていた女性であり、ピノコの双子の姉に当たる人物だった。BJはピノコとゆりえの症状には関連性があると見て治療を引き受けたが、一向に治療の糸口さえ見出せなかった。ある日、BJは西園寺家に縁のある神社を訪れ、西園寺家にまつわる伝説を聞く。その伝説は、西園寺家に生まれる双子の片割れは、皆数年で死んでしまうというものだった。その話を聞いた直後、ゆりえが病室からいなくなってしまう…。
- カルテXII:美しき報復者(原作:アナフィラキシー)
- 日本へ向かう飛行機に搭乗していたBJは、機内で突然倒れた女性に出くわし、治療に当たるため女性と共に飛行機を降り病院に向かった。しかし、その女性は独裁国家・アンリョン国の女工作員Lであり、BJはアンリョン国に拉致されてしまう。アンリョン国に連れて来られたBJは、アンリョン国の支配者であるチェ・ヒョク将軍の手術を依頼される。将軍は脳腫瘍を患っていたが、麻酔に対するアナフィラキーショックのため、誰も手術を行えない状態だった。治療を引き受けたBJだったが、将軍の後継者の座を狙う将軍の長男・テビョン大将によって暗殺されそうになる。護衛の任に就いていたLによって危機を回避したBJは、Lと共にテビョンの追手から逃れ、負傷したLの治療に当たる。その際、BJはLが将軍の暗殺を狙っていることを聞かされる。その頃、アンリョン国では将軍の次男・ジョンギの率いる反政府組織ファンロンとテビョンの軍隊が内戦を引き起こしていた。Lの治療を終えたBJは混乱状態にある首都に向かい、将軍の手術を開始する…。
登場人物
「種田三郎左右衛門」(KARTE 6)、「種田(執事)」(KARTE 9)、「種田(おいだ)」(KARTE 10)に関しては全て別人の設定になっている。
共通
- ブラックジャック
- 声 - 大塚明夫
- 本作の主人公。本名は間黒男。医師免許を持たないモグリの医者で、いつも患者に法外な値段を吹っかけるが、天才的な腕を持つ外科医。詳しくはリンクを参照。
- ピノコ
- 声 - 水谷優子
- ブラック・ジャックと一緒に暮らしている女の子。自称18歳。詳しくはリンクを参照。
- 高杉警部(カルテ2と9に登場)
- 声 - 羽佐間道夫
- 警部。カルテ2ではS県警に出向し捜査四課で麻薬捜査を行っていたが、カルテ9では警視庁に戻り、少年課に所属している。態度が大きく馴れ馴れしい姿が目立つが根は親切で情に厚い。ブラック・ジャックとは多少の縁があり、酒好きなだけによく彼を誘ったりして飲みに行こうとする。東京都杉並区西永福に自宅を構えているらしい。
カルテI
- クロスワード・マナビス
- 声 - 大塚周夫
- キマイラ病を罹っている大富豪。余所者と思われていたが、少年時代に村人の焼き討ちに遭い島を逃げ出した過去を持っている。BJに手術をキャンセルされかけるが、命乞いではなくキマイラの発作の様子を見てほしいのだと説得。手術の日に「おはよう小百合」と言って最後の発作で息を引き取った(原作では生存している)。
- デビット・ローゼンタール
- 声 - 大滝進矢
- クロスワードの秘書だが、小百合の不倫相手。小百合との関係や秘書課の経費を着服していたことをクロスワードに知られてしまい、クビになる。最後は小百合を守ろうとするも、村人に殴り倒されて死亡してしまう。
- 小百合・マナビス
- 声 - 井上喜久子
- クロスワードの妻でありながら、秘書のデビットは不倫の仲。バスルームで転倒し怪我をするが、BJの緊急処置によってお腹の赤ん坊共々救われた。実は10年前にBJの整形手術で美しく生まれ変わり、そのお陰でクロスワードと結婚した。村人の襲撃の後の行方は不明。
- ミネア・F・ロス
- 声 - 冬馬由美
- 島の女医。兄フレディと英国で医師の資格を取り島に戻ってきたが、その兄がキマイラ病を発症している。
- シェル
- 声 - 亀井芳子
- 村の少年。父がキマイラ病を発症しており、井戸を掘るために城から壷を盗んだところをBJに助けられる。
- フレディ
- 声 - 掛川裕彦
カルテII
- 藤波里枝
- 声 - 林原めぐみ
- S市の少女。怪我をした際、偶然通りかかったBJに助けられる。再会したBJに友人の弓子を救ってほしいと頼むが、BJとの再会前に友人たちと登った仙人岳で見つけたサボテンペルート菜園でペルートに触れてしまい、ペルート中毒になってしまう。
- 井上弓子
- 声 - 荒木香恵
- 里枝の友人。吊り橋の崩落事故で植物状態になったが、里枝の依頼によってBJの手術で助けられた。彼女もまた里枝と同じペルート中毒だった。
- 梅谷時雄
- 声 - 関俊彦
- S市の病院の院長。亡くなった父親の病院を引き継いだ二代目で、病院の業務をそっちのけで遊びまわっている。裏では某国の犯罪組織と通じており、麻薬の元になるサボテンペルートを持ち山の仙人岳で栽培していた。そのため、サボテンのことを知る弓子の手術を拒んでいた。最終的には組織に切り捨てられて事件の真相を知ったBJもろとも殺されかけるが、死力を振り絞ったBJに救い出されて一命を取り留める。その後の消息は不明。
- 中島ユキ
- 声 - 松本梨香
- 里枝の友人で、最初にペルートに触れた。1週間後に轢き逃げにより死亡。
- 後藤香
- 声 - 岡村明美
- 里枝の友人。皆と一緒にペルートに触れてしまう。2か月後に地下鉄で自殺。
- ギル
- 声 - 筈見純
- 某国犯罪組織のボス。日本を離れる際、証拠となる仙人岳のペルート菜園を焼き払う。
カルテIII
- マリア・カルネラ大尉
- 声 - 勝生真沙子
- クルーズ将軍の娘で、末期癌の父を延命させるためBJに依頼した。敵兵に左目を撃たれつつもBJと父を対面させた他、避難の指揮を取る大役を果たした。しかし父の手術が終わった矢先、ユナイツ連邦特殊部隊のヘリにBJの目の前で撃たれる。BJに「カメール村の教会へ。みんなと祖国で落ち合うの」と言い残し死亡。BJはその後、教会の前で彼女の愛銃を空に向かって撃った。
- クルーズ将軍
- 声 - 玄田哲章
- オルテガ共和国の元首。自由と独立のために戦ったが、隣国ユナイツ連邦のケリー大統領の陰謀で「麻薬王」の汚名を着せられる。そのことで逮捕された上、末期癌に罹ってしまう。娘マリアとエステファン大佐による救出、そしてBJの手術に助けられBJに背負われ国境を目指したがケリー大統領補佐官が待ち構えていた。腰に巻いた爆弾で威嚇し国境の鉄フェンスをよじ登ろうとしたが兵隊に撃たれ腰の爆弾が爆発し故郷の地を踏むことなく、片腕だけを残して爆死した。
- エステファン大佐
- 声 - 渡部猛
- 捕らわれていた将軍を、マリアと共に助け出した猛者。将軍の手術を妨害させまいと特殊部隊と戦い、戦死。
- ケリー大統領
- 声 - 大塚芳忠
- ユナイツ連邦大統領。クルーズ将軍を麻薬の密売者として国境を無視し軍を進めクルーズを逮捕した。自国の正義とプライドしか考えていない。
- サム・バリンジャー・ジュニア
- 声 - 田中正彦
- ケリー大統領特別補佐官。国境近くでクルーズ将軍を待ち構えクルーズ将軍を国と国の争いだと言って射殺。BJに殴られた。
カルテIV
- ドクターキリコ
- 声 - 山路和弘
- 原作でもおなじみ、BJのライバル。自暴自棄になり診療所を飛び出したミシェルを保護する。BJに対して原作とは違って敬語で話す。
- ミシェル・プチ(ミシェル・ロシャス)
- 声 - 土井美加
- ようやく売れてきた女優で、無名時代はヌード写真やポルノ映画の仕事しか回ってこなかった。やっとつかんだ主役のためダイエットに励んだ結果、拒食症に陥る。実は死んだ親友のカティナと同じく、生物兵器(患者の脳に寄生する擬態型エキノコックス)に感染していた。BJの手術によって助かり、無事に主演作を完成させる。
- カティナ・アレコ
- 声 - 氷上恭子
- ミシェルの幼馴染で2歳年上で、作家を志望していた。幼い頃、ミシェルと共によく廃墟と化したアンジェ村の軍廃棄物処理施設に行き、動物などを手厚く葬り、夢を語り合った仲。ミシェルが親の離婚の都合で村を去った1年後、肺炎で亡くなった。
- アルマン・ロシャス
- 声 - 滝口順平
- ミシェルの叔父で医学博士。小さな診療所を営んでいる。両親の離婚後、ミシェルを引き取って育てて来た。
- アレックス・レイ(ニコラス・アレコ)
- 声 - 土師孝也
- ミシェルが主演している映画の監督。実はミシェルの親友だったカティナの兄で、本名はニコラス・アレフ。ミシェルを主役に抜擢したのは偶然だった(彼女の幼い頃の名はミシェル・ロシャスであった為)。
- アンドレからミシェルの事を聞いた際、カティナにも死ぬ前にエリテーマ(斑点)が現れたことを思い出す。病魔に蝕まれたミシェルの姿を見て事実を確信し、BJたちにその事を告げる。
- アンドレ
- 声 - 青野武
- 芸能イブニング誌のゴシップ記者。大抜擢されたにも拘らず、突如消えたミシェルの捜索を開始し、場所を突き止め、マネージャーとアレックスを診療所に連れて行く。ミシェルのこき下ろし記事も多く書いたが、実は売れない頃からの大ファン。
- パドリック
- 声 - 秋元羊介
カルテV
- レスリー・ハリス
- 声 - 古谷徹
- 軍人養成学校、士官候補生のイギリス人。睡眠中に謎の女性が現れる夢を見るたびに、背中にありもしないはずの銃痕が開き大出血を起こしてしまうという謎の発作を持つ。旅行をしている最中に発作を起こし、その際にBJと出会う。
- エルネスト
- 声 - 坂口芳貞
- サンメリーダ村の墓地の手入れをしている巌窟な老人。戦乱により廃墟同然となった村の最後の生き残りだが、その正体は戦時中に負傷した兵士達の治療をしていた「サンメリーダの鴞」の異名を持つ医師だった。その際重傷を負った赤ん坊の頃のレスリーの手術をする。BJはレスリーにした手術痕を見てエルネストを超一流の医師と称したが本人にその意識はない。最後には、軍隊に銃撃されBJが必死に手術をしたが銃弾を全部、取り出せず死亡した。
- 牧師
- 声 - 伊藤和晃
- 本名不明。異国から来た眼鏡をかけた現サンメリーダ村の若き牧師。その正体は少佐で、「サンメリーダの鴞」であるエルネストを探している。裁判にかけずエルネストを銃撃した母国に怒り責任を取る覚悟で部下達に軍の医療班に輸血用の血液を集めさせた。エルネストが死亡した際、静かに敬礼した。
- サンドラ
- 声 - 鶴ひろみ
- レスリーの夢に現れた人物で、かつて戦時中のサンメリーダ村に住んでいた女性。敵の兵士の銃弾を受け重傷を負い、それが元で死亡する。死した後、エルネストの手によりサンドラの皮膚や臓器の一部は重傷を負った赤ん坊のレスリーに提供された。
- アニタ
- ヘリの機銃掃射で死んだサンドラの娘。サンドラと共にレスリーの夢に現れる。
- 司令官
- 声 - 宝亀克寿
- 本名、素顔不明。反政府運動が再び起こる事を恐れた大統領の命令によりエルネストを銃殺。少佐に死体の処理を任せ去った。
カルテVI
- 種田三郎左衛門
- 声 - 麦人
- 鎌倉時代の武将。幼少の頃から姫を守りつづけている。
- 姫
- 声 - 玉川紗己子
- 16歳。種田三郎左衛門を好いているが、種田には家柄・身分の問題から求愛を拒否される。六条寺との婚姻話が出た途端、祝言を忌避するために毒の実「ガマカズラ」を食べ病気となってしまう。
- 薫光尼
- 声 - 藤田淑子
- 姫に嫉妬し、殺そうと企む。ピノコに催眠術をかけて人質に取り、まるで自分の娘のように扱う。
- 虻丸
- 声 - 田中敦子
- 薫光尼直属の忠実な配下。種田曰く「薫光尼のおもちゃ」。
- 六条寺
- 声 - 坂口哲夫
- 若い姫を妻にしようと企む。軍勢を率いての陣中シーンがある。
カルテVII
- 白拍子泰彦
- 声 - 水島裕
- 東西大学病院の第一外科医局長で完璧主義者。大学剣道部OBで、現役時代は三連覇した。無免許医であるBJに国際医師免許を与えようとするスタンフィールド教授の提案に激しく反発する。
- キャサリン
- 声 - 潘恵子
- 白拍子の婚約者。結婚式を半年延期までして、内戦の勃発したアデンタールに医療ボランティアに行く。そこで出会ったBJの手腕に心酔する。
- スタンフィールド教授
- 声 - 村松康雄
- キャサリンの恩師で心臓外科の権威。無免許医のBJに国際医師免許の交付を提案する。
- パターソン
- 声 - 大友龍三郎
- NYマフィアの親分。孫のカレンの治療をBJに依頼する。ピノコをカラオケに連れて行くなど人情味がある。敵対勢力の襲撃を受け、重傷を負うもBJの手術により一命を取り留める。
- カレン・アラビス
- 声 - 仲尾あづさ
- パターソンの孫娘でファロー四徴症を患っている。
- サランダ・アラビス
- 声 - さとうあい
- カレンの母親。難民キャンプで死にかけのカレンを抱えて精神錯乱を起こしていた。
- ブロンソン
- 声 - 宝亀克寿
カルテVIII
- ロレンス
- 声 - 長沢美樹
- 声楽隊の生徒。身体に植物が生えるという医学では考えられない症状を持っている。行動力のある兄とは違いおとなしい性格。
- アンドリュー
- 声 - 林原めぐみ
- 声楽隊の生徒でロレンスの兄。弟の身体に植物の芽が生えたのを憂い、BJに治療依頼をした。弟想いの一生懸命な性格。
- アルマンド
- 声 - 池田勝
- 道路開発の際に古くからある大木を切り倒すことに反対する老人。過去に幾多の悪事を重ねており、大木が切り倒されるとともに自分の命を絶とうとしたが結局生き長らえることとなった。
- ジョーンズ
- 声 - 内田直哉
- アンドリュー兄弟の父。国連職員で道路開発計画の地元との折衝担当。
- 樹木の声
- 声 - 堀勝之祐
カルテIX
- 都築耕一郎
- 声 - 堀秀行(少年時代:白鳥由里)
- 世界でも有数の財閥、都築グループ当主の座を30代の若さで引き継いだ男。幼い頃からスパルタ教育で厳しくしつけられていたが、最愛の母が父の愛人のために別れさせられて自殺した事から解離性同一性障害と腹部に人面瘡を発症する。捜査に入った刑事の一人に撃たれその傷が元で死亡。
- 種田
- 声 - 麦人
- 耕一郎の幼少時代からの執事。医大を中退したがかなりの医療知識の持ち主。
- 摩知子
- 声 - 荘真由美
- 耕一郎の妻。種田と共に耕一郎の秘密を知る。彼女曰く耕一郎は「やさしい人」
- ジュン
- 声 - 佐々木望
- 耕一郎の別人格。10代の少年。高級外車を狙い、斧で叩き壊す。
- 柳子
- 声 - 定岡小百合
- 耕一郎が17歳の時に現れた別人格。赤毛の20代ぐらいの女性。男性をラブホテルに誘い殺害。種田曰く最初は脅したり暴力を振るう程度だった。
- マリー
- 声 - 工藤栄子
- ホームレス生活を送る少女。かつて高杉警部に世話されていた。逃亡中の柳子を助ける。
- 佐々木
- 柳子をナンパして殺された男。妻子持ちの商社マン。
- 人面瘡
- 声 - 内田直哉
カルテX
- 月子
- 声 - 折笠富美子
- 素性不明、推定年齢19歳。泳ぎがうまく、地元の人から人魚の生まれ変わりとも言われている。しかし、魚を捕る以外に能がなく、BJは知的障害か精神病患者ではないかとも疑っていた(そのことは素性調査を行う際に養護施設なども当たらせたことからわかる)。意思疎通が若干困難ではあるが、本人は至って純粋な性格で、BJに一目惚れし、彼のために愛の証「青真珠」を捕って来ると言っていた。
- BJによって三ヶ月病治療手術(膝への人工関節移植)を受けるが、完治を待たずして青真珠を捕るため海に入り、溺死。
- フォックス
- 声 - 藤本譲
- 三ヶ月病救済委員会の総括。全国から優秀な医師を集めてくれと頼まれ、BJを強く推薦するが、無免許医であるとの内部告発により叶わないまま終わる。しかし月子の手術のことをBJから聞かされた際には自らの立場も顧みずに来院を勧めるなど、常に全面バックアップしていた。
- タクシーの運転手
- 声 - 堀内賢雄
- お調子者のタクシー運転手。BJを気に入ったらしく、「親戚だ」とミエミエの嘘をついてまでも終始一貫してBJの専属ドライバーを務めていた。満月館にいつのまにか馴染み、月子に関する情報収集にも協力する。
- 満月館の主
- 声 - 内田直哉
- オヤジギャグを飛ばすことを忘れない、愛嬌たっぷりの満月館の主。宿はいつもがらがらで、一人で切り盛りしている。彼とピノコは、作中ではさながら漫才コンビのようであった。月子のことを可愛がっており、食べもしないのに公害で汚染された魚を買ってはこっそり土に埋めるなど、根は情に厚い人間。
- 杉田まもる
- 声 - 矢尾一樹
- DLケミカルの社員で、三ヶ月病救済委員を兼任。BJの正体を隠すため、「ハザマ」としてスタッフに加えようとする。一見気弱そうだが、月子の手術のための道具を持ち出したり、BJが月子の将来のための金をBLケミカルから恐喝するためのセッティングを行うなど、この種の作品にありがちな『会社側の人間』とは異なる男である。
- 種田(オイダ)
- 声 - 西田絵里
- 三ヶ月市役所の三ヶ月病救済窓口担当。月子に対し被害者認定カードを発行するために尽力している女性。
- 長谷川
- 声 - 松尾銀三
- DLケミカル常務。ブラックジャックとの裏取引に応じ、3000万円の小切手を切る。
- 林
- 声 - 川津泰彦
カルテXI
- 西園寺ゆりえ
- 声 - 坂本真綾
- かつてピノコを体内に取り込んでいた双子の姉。西園寺流の家元で、西園寺グループの令嬢。全身に切除しても再生する腫瘍を患い昏倒を繰り返していたが、それがピノコと同期していた。西園寺家の血筋の常として特殊抗体で死ぬ運命にあったが、抗体に適応したピノコが奇形腫として存在したことで生き長らえていた。腫瘍の発生はピノコが分離したためだったが、ピノコからの肝移植によってゆりえ自身も抗体に適応する。
- 高尾
- 声 - 中村悠一
- ゆりえに仕える笛奏者。ブラックジャックにゆりえの治療を依頼する。
- 美登里
- 声 - 城雅子
- 西園寺流の次期家元候補。ゆりえに白鷺天昇を伝授されるが、その実力差を思い知ることになる。
- 橘
- 声 - 内田直哉
- 美登里の父。ゆりえの病状から美登里を西園寺流後継者にしようと画策する。
- 松の丞
- 声 - 柿原徹也
- 女形を目指して実家の白鷺神社を出たが、現在は町のスナックで雇われママをしている。ブラックジャックに白鷺神社の伝承を教える。
- 白鷺神社宮司
- 声 - 堀内賢雄
- 松の丞の父。
- 可仁医師
- 声 - 後藤哲夫
- 西園寺の侍医。奇形腫除去の経緯からブラックジャックとも面識がある。
- 幼女
- 声 - 工藤晴香
カルテXII
- L(アジュン)
- 声 - 朴璐美
- アンリョン国の女工作員。ブラックジャックを騙す患者役を務めた。チェ・ヒョク将軍に家族ごと拉致された過去を持っており、自らの手で復讐を果たそうと狙っていた。手術終了後に将軍を狙うがブラックジャックに止められ、逆に射殺される。
- チェ・ヒョク将軍
- 声 - 小林清志
- 全体主義国家アンリョン国の独裁者。脳腫瘍を患っているが、麻酔に対するアナフィラキーショックのため、手術が出来ずにいる。電気麻酔によって手術が行われ、腫瘍を取り除くことに成功するが、内戦終結後にファンロンに拘束される。
- テビョン大将
- 声 - 関俊彦
- チェ・ヒョク将軍の長男。後継者の座を確実なものとするため、部下にブラックジャック暗殺を実行させる。作戦は失敗するが結果、気落ちした将軍から後継者に指名され、さっそく核実験を行う。
- ジョンギ
- 声 - 森久保祥太郎
- チェ・ヒョク将軍の次男。反体制組織ファンロンに肩入れしていたが、実はジョンギ自身がファンロンのリーダーだった。将軍の妻にさせられたLの母が産んだ異父弟。重傷を負うが、Lの輸血で助かる。最終的にファンロンが内戦に勝利する。
- キム参謀長
- 声 - 大竹宏
- テビョン大将の部下。テビョンからは全幅の信頼を寄せられている。
- Z
- 声 - 中村大樹
- アンリョン国の工作員。ブラックジャックを騙す患者(L)の夫役を務めた。
- カン医師
- 声 - 島本須美
- チェ・ヒョク将軍の主治医。女医。
- アジュン
- 声 - 潘めぐみ
- アジュンの母
- 声 - 宮川美保
スタッフ
OVA KARTE:1-10
- 原作・オリジナルキャラクター - 手塚治虫
- 企画 - 松谷孝征、清水義裕
- 監督 - 出崎統
- 脚本 - 山下久仁明 (KARTE1)、森絵都(KARTE2)、小出克彦 (KARTE3-6)、日吉恵 (KARTE7,9)、金春智子 (KARTE8)、出崎統(KARTE1-10)
- キャラクターデザイン - 杉野昭夫
- 美術監督 - 岡田和夫(KARTE1-5)、斉藤雅己(KARTE1-3,6~)、市原美恵子(KARTE7)
- 撮影監督 - 高橋宏固、野口肇(KARTE4-10)
- 編集 - 森田清次
- 音楽 - 東海林修 (KARTE1-5)、川村栄二 (KARTE6~)、鈴木清司 (KARTE8~)
- 音響監督 - 山田悦司(KARTE1-5)、山田智明(KARTE6~)
- ミュージックディレクター - 鈴木清司
- ミュージックプロデューサー - 熊田和生
- 音響効果 - 糸川幸良
- 医学監修 - 永井明(KARTE1-9、劇場版)、竹下俊隆(KARTE9~)、白鳥泰正(KARTE10)
- 医学協力 - 竹下俊隆(KARTE1-3,5,6)、白鳥泰正 (KARTE5)
- プロデューサー - 久保田稔(KARTE1-10)、宇田川純男、大石光明(KARTE7-10)
- 製作 - 手塚プロダクション、ブラックジャック製作委員会(秋田書店、フォルテミュージックエンタテインメント)
OVA FINAL KARTE:11,12
- 原作 - 手塚治虫
- 企画・プロデュース - 清水義裕
- 監修・シリーズ名誉監督 - 出崎統
- 総監督 - 桑原智(KARTE11)、西田正義(KARTE12)[4]
- 脚本 - 森田眞由美、西田正義(KARTE12)
- キャラクターデザイン - 杉野昭夫
- 美術監督 - 斉藤雅己(KARTE11)、柴田正人(KARTE12)
- 美術監修 - 河野次郎(KARTE12)
- 演出 - 竹内啓雄
- 撮影監督 - 中村圭介
- 撮影監修 - 高橋宏固
- 色彩設定 - 川添恵
- 編集 - 渡部珠未(協力:森田清次)
- 音楽 - 川村栄二、鈴木清司(KARTE11「白鷺の舞」作曲 - 佐藤当史 / 演奏 - 三塚幸彦、吉原一憲)
- 音響監督 - 山田知明
- 音楽監督 - 鈴木清司
- 音響効果 - 横山正和(KARTE11)、柴崎憲治(KARTE12)
- サウンド・ミキサー - はたしょう二
- 医学監修 - 竹下俊隆
- プロデューサー - 宇田川純男、湯本裕幸
- 製作 - 松谷孝征、手塚プロダクション
主題歌
- カルテI〜III、カルテXI〜XII
-
- オープニング「Just Before The Sunrise」
- 作詞 - 里乃塚玲央 / 作曲・編曲 - 堀江顕 / 歌 - RHODES
- エンディング「I'll Be Back Again〜月の光」
- 作詞 - 松原康治、里乃塚玲央 / 作曲 - 松原康治 / 編曲 - 堀江顕 / 歌 - RHODES
- カルテIIIまでのオープニングでは、共通のタイトルバックの後、本編ワンシーンの止め絵が流れ、終盤ではBJが電話を取るカットで終わる。
- エンディングはカルテIIIまでに登場したヒロインの止め絵が流れる。
- カルテXI、XIIのオープニングでは、映像の順序を除き、共通のタイトルバック以降はカルテVI~Xまでと同様。
- エンディングはカルテVI以降の映像に加え、新たにカルテVI~Xまでのヒロインの止め絵がデジタル処理で追加された。カルテXI,XIIでは、これに加えそれぞれのエピソードで登場したヒロインの止め絵が流れる。
- カルテIV〜V
-
- オープニング「-記憶の君へ-」
- 作詞・作曲 - 島田貴斗 / 編曲 - 中村修司 / 歌 - ANOTHER MOON
- エンディング「この想いつたえられると…」
- 作詞・作曲 - 松原康治 / 編曲 - 中村修司 / 歌 - ANOTHER MOON
- オープニングは新映像にて刷新。共通のタイトルバックの後、BJの生い立ちを描いた止め絵と映像が流れる。最後はカルテIIIまでと同様、BJが電話を取るカットで終わる。
- エンディングはカルテIIIまでの映像に加え、カルテIVに登場したヒロインの止め絵、映像が流れる。
- カルテVI〜VII
-
- オープニング「MOON SHADOW」
- 作詞・作曲 - 宮原学 / 編曲 - THE ORANGE VOX / 歌・演奏 - THE ORANGE VOX, MANABU MIYAHARA, ERIC-ZAY, ALI MORIZUMI
- エンディング「BLACK JACK」
- 作詞・作曲 - 宮原学 / 編曲 - THE ORANGE VOX / 歌・演奏 - THE ORANGE VOX, MANABU MIYAHARA, ERIC-ZAY, ALI MORIZUMI
- オープニングはカルテIIIまでの映像に、カルテIV,Vの映像を混合。共通のタイトルバック以降、映像の順序を除きカルテXまでほぼ共通。
- エンディングはカルテIV,Vとほぼ共通の映像が使用されている。以降、映像の順序を除いてカルテXまで共通。
- カルテVIII〜X
-
- オープニング「rebirth」
- 作詞・歌 - 工藤栄子 / 作曲 - 水垣カエル / 編曲 - 武藤義明 / サウンドプロデュース - 小幡英之
- エンディング「HOPE〜負けない、泣かない、くじけないこと」
- 作詞・作曲 - 北川晴美 / 編曲・サウンドプロデュース - 沢井原兒 / 歌 - 工藤栄子
- 本編に合わせ、16:9サイズに変更。映像の順序を除き、カルテVI,VIIとほぼ共通。
- 同様に16:9サイズに変更。映像の順序を除き、カルテVI,VIIとほぼ共通。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 原作 | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 時間 | 製作年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
KARTE I | 流氷、キマイラの男 | ハリケーン | 出崎統 山下久仁明 |
出崎統 | 吉村文宏 | 杉野昭夫 | 49分 | 1993年 |
KARTE II | 葬列遊戯 | (アニメオリジナル) | 出崎統 森絵都 |
50分 | 1993年 | |||
KARTE III | マリア達の勲章 | 約束 | 出崎統 小出克彦 |
桑原智 | 49分 | 1993年 | ||
KARTE IV | 拒食、ふたりの黒い医者 | ふたりの黒い医者、あるスターの死 | 吉村文宏 | 51分 | 1995年 | |||
KARTE V | サンメリーダの鴞 | 過ぎ去りし一瞬 | 51分 | 1995年 | ||||
KARTE VI | 雪の夜話、恋姫 | (アニメオリジナル) | 51分 | 1996年 | ||||
KARTE VII | 白い正義 | 白い正義 | 出崎統 日吉恵 |
49分 | 1998年 | |||
KARTE VIII | 緑の想い | 木の芽、老人と木 | 出崎統 金春智子 |
桑原智 | 51分 | 1999年 | ||
KARTE IX | 人面瘡 | 人面瘡 | 出崎統 日吉恵 |
52分 | 2000年 | |||
KARTE X | しずむ女 | しずむ女 | 出崎統 | 54分 | 2000年 | |||
KARTE XI | おとずれた思い出 | 奇形嚢腫、おとずれた思い出 | 森田眞由美 | 桑原智 | 竹内啓雄 | 49分 | 2011年 | |
KARTE XII | 美しき報復者 | アナフィラキシー | 森田眞由美 西田正義 |
西田正義 | 46分 | 2011年 |
- 収録・その他詳細
- カルテI:流氷、キマイラの男(原作:ハリケーン)(DVD-BOX Disc1に収録)
- カルテII:葬列遊戯(完全オリジナルストーリー)(DVD-BOX Disc1に収録)
- カルテIII:マリア達の勲章(原作:約束)(DVD-BOX Disc1に収録)
- カルテIV:拒食、ふたりの黒い医者(原作:ふたりの黒い医者、あるスターの死)(DVD-BOX Disc2に収録)
- カルテV:サンメリーダの鴞(原作:過ぎ去りし一瞬)(DVD-BOX Disc2に収録)
- カルテVI:雪の夜ばなし、恋姫(完全オリジナルストーリー)(DVD-BOX Disc2に収録)
- カルテVII:白い正義(原作:白い正義)(DVD-BOX Disc3に収録)
- カルテVIII:緑の想い(原作:木の芽、老人と木)(16:9サイズに変更)(DVD-BOX Disc3に収録)
- カルテIX:人面瘡(原作:人面瘡)(DVD-BOX Disc4に収録)
- カルテX:しずむ女(原作:しずむ女(旧版少年チャンピオンコミックス4巻のみ収録))(DVD-BOX Disc4に収録)
- カルテXI:おとずれた思い出 (ブラック・ジャック FINALに収録)
- カルテXII:美しき報復者 (ブラック・ジャック FINALに収録)
劇場版
ブラック・ジャック | |
---|---|
監督 | 出崎統 |
脚本 |
森絵都 出崎統 |
原作 | 手塚治虫 |
製作 |
奥山和由 松谷孝征 |
出演者 |
大塚明夫 水谷優子 |
音楽 | 川村栄二 |
主題歌 | 山根麻衣『Invisible Love』 |
撮影 | 森田清次 |
編集 | 森田編集室 |
製作会社 |
手塚プロダクション 松竹 |
配給 | 松竹 |
公開 | 1996年11月30日 |
上映時間 | 93分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『ブラック・ジャック 劇場版』は、松竹の配給で、全国松竹系劇場において1996年11月30日に公開された93分の劇場版アニメ。OVAシリーズの流れを汲む作品で、原作にはない劇場用オリジナルストーリーとして製作された。本作においても出崎統が監督を務めた。音楽はOVA版KARTE6より参加した川村栄二が担当、主題歌は山根麻衣『Invisible Love』。
概要(劇場版)
本作最大の特徴は、アメリカを舞台としており、欧米人が製作したような彫りの深いキャラクターデザインなどの描画、患者が血を吐くシーン・頭をぶつけるシーンなどに使われたサーモグラフィー切り替えによる演出などである。公開はアトランタオリンピックが開催された年であり、冒頭部にオリンピック競技で選手が超人的な動きをする場面が登場する。当時の最新の技術を極限まで用いた演出と、出崎監督特有の「ハーモニー」や「陰影」、「入射光」などもあり、人間の「生死」や「苦悩」をリアルに演出している。第51回(1996年)毎日映画コンクールアニメーション映画賞を受賞した。
- 1996年の12月、秋田書店からフィルムコミックが発売されている。全2巻。(1巻:ISBN 4-253-17328-4、2巻:ISBN 4-253-17329-2)
- 1999年末、よみうりテレビ・日本テレビ系列にて地上波TV放送された。
- 2001年12月にパイオニアLDCから「手塚治虫アニメワールド」シリーズの一タイトルとしてDVDソフト(セル/レンタル)化されている。セル版はメーカー在庫切れで入手困難の状況にある。
- 2007年頃からに手塚プロダクションがアクトビラやインターネットテレビサイトの一部で「ブラックジャック(劇場版)」のタイトルで有料動画配信を開始している。
- 2008年12月31日(23時45分 - 25時30分)にTOKYO MXで地上波局としては異例の、年を跨いでアニメ作品の放送がされた。
- 2005年末に手塚眞監督によって再び映画化された作品が東宝配給の『ブラック・ジャック ふたりの黒い医者』であるが、OVAの流れを汲まないテレビアニメ版の劇場版であるため接点は無い。なお、同作の予告に於いて「初の映画化」と謳っている上、テレビアニメ版放映以降はこちらの作品が強いために、本作のイメージは薄れつつある(※公式サイトの豆知識にメディア化作品が記載されているため否定しているわけではない)。
あらすじ
世界中で超人類ブームが起こっていた。従来の人間では考えられない集中力でパワーを発揮する彼らは、アトランタオリンピックや芸術の分野で次々に驚異的な活躍を見せる。ところが、実は彼らはある共通の病気に冒されていた。超人類と呼ばれる人達の入院管理をしているブレーン製薬のジョー・キャロル・ブレーンから、彼らの体に巣喰う病原菌の原因究明と手術を依頼されたブラック・ジャックは、その病原菌が脳下垂体の中に入り込んで、大量のエンドルフィンを分泌させていることを発見する。しかし、そもそも病原菌を彼らに移植して人体実験を行っていたのがジョーの仕業であることを、戦う医師団“M・S・J"のメンバーによって知らされたブラック・ジャックは、その非人道的なジョーのやり方に腹を立て、研究を降りようとした。ところが、ジョーはピノコを人質に取った上に、ブラック・ジャックの体内にその病原菌を植えつけてしまった。研究を続行しなければ、ピノコと自らの命も危険に晒されてしまうことになる。ブラック・ジャックはジョーがその菌を発見したという砂漠に赴いて、それがフルジウムという花の花粉であることを突き止める。一方、ジョーは行き過ぎた研究を非難されて、ブレーン製薬の会長の刺客によって射殺されていた。ブラック・ジャックも体に入り込んだ病原菌に次第に蝕まれていく。だが、彼は長い間砂漠に住んでいる砂漠の民によって、命を救われた。彼らは、その花粉の抗体の存在を知っていたのである。抗体を手に入れたブラック・ジャックは、瀕死の状態の超人類達を救うと、ピノコとふたりで再び闇の医療の世界へと戻っていった。
豆知識
- ピノコが遊んだジクソーパズルは、すべて手塚治虫の作品のキャラクターである。
登場人物(劇場版)
- ジョー・キャロル・ブレーン
- 声 - 涼風真世
- セント・ジョエル研究センターの主任ドクターにして、ブレーン会長の養女。優秀な頭脳を持ち合わせた精子と卵子を合わせ、人工授精によって産まれた。自らが後に養女として認められ生き残るために、与えられた最高の教育を完璧にこなし、生と死とを分ける試験にも、同じ野望を抱く友人達から勝ち続けていった。しかし、次第に去ってゆく友人達の末路を目の当たりにし、自らの生活に恐怖を覚え心を氷のように固く閉ざしていった。それが、後に悲劇をもたらすジョー・キャロル・ブレーン誕生の瞬間だった。自らエンドルフ・アーの原液を混入させたワインを飲み、BJにもそのワインを飲ませた。その後発病しBJによる治療を受けるがブレーン製薬の刺客に銃撃される。最期は自分の過去をBJに語り「ずっと…寒かった…」と言い残して息絶える。
- ブレーン会長
- 声 - 青森伸
- 巨大製薬会社ブレーン製薬の会長。モイラシンドロームが明るみになった後も関わりを否定し、手段を選ばない証拠隠滅でキャロルも亡き者にしようとする。
- フェンディ
- キャロルの侍女的存在。ずっと預かったピノコの相手をしていた。会長の命でキャロルを殺そうとするが、返り討ちに遭う。
- リサ・シーゲル
- 声 - 近藤玲子
- 絵画に特異な才能を発揮した少女。2年前心臓房室弁の手術をBJに受けて完全に回復したかに見えたが、再発のため「先生は超人類だもの、きっと私を治してくれる」と言い残して死んでしまう。彼女の遺体を解剖した結果、内臓が90歳の老人のように使い古されていた。原因は、ジョーの指示によって、彼女にエンドルフ・アーを混入した血液を投与したことだった。
- エレン・シュライア
- 声 - 折笠愛
- 東ヨーロッパ某国の田舎町出身の少女。13歳まで駆けっこをしたことがなかったにもかかわらず、14歳で突然ジュニア新記録を出し15歳でオリンピックに出場、ゴールドメダリストとなった。モイラシンドロームを患い、セントジョエル研究センターに収容されていた。BJが研究センターに泊まった夜、突然病状が悪化して発狂しだす。9秒61のその足で病室の壁めがけて疾走し、17年の短い生涯をゴールした。
- ニコラス・ドリス
- 声 - 若本規夫
- オリンピック棒高跳びで世界新記録を打ち出すが、彼もまたモイラシンドロームに体を蝕まれ、研究センターへと収容される。幾度となく手術を受けるものの容態は一向に良くならず、次第に絶望と怒りを募らせていった。BJの治療により、症状は改善されたが、逆に治療前にあった異常なまでの力を失ったことで本人は発狂し、天井をめがけてジャンプ。ベッドに頭を強く打ち付けて死亡する。
- エリック・カデリィ
- 声 - 星野充昭
- セントジョエル研究センターの脳外科医だが、実はMSJのメンバー。キャロルの人体実験ビデオを入手し、ブラックジャックに渡す。父がセビ砂漠の遊牧民で、ブラックジャックをエンドルフA(アー)の工場へ案内する。
- ベティ・マッコール
- 声 - 井上喜久子
- セントジョエル研究センターの研究員だが彼女もエリックと同じくMSJのメンバー。麻酔科医。
- トムス・ジョンストン
- MSJ突入部隊を率いていた地区リーダー。精神分析医。
- チビデブ、ノッポ
- リサ・シーゲルの絵を買い付けに来た画商。
- マイケル・ジーン
- レースドライバー。最初のモイラシンドローム感染者。
- ロジャー・シーゲル
- 声 - 坂東尚樹
劇中の「MSJ」「モイラシンドローム」について
- 「MSJ」の組織について
- Medicai Soldiers for Justice。別名「戦う医師団」と呼ばれている、国家的権力、組織的暴力によって蹂躙された医療患者の救済、人権保護、それらの患者に対する公正な治療の続行を目的に組織された医療ボランティアグループ。具体的には組織の運営権を相手側から剥奪した上で占拠し、責任者から所員全てを「MSJ」の管理下におく。「MSJ」に協力する職員から順次解放してゆくが、協力しない者に対しては更に厳重な管理が行われる。これは、外部組織からの圧力の介入を避けるため。これらの手順により、相手組織は「MSJ」の手によって運営され、患者達を救うことが可能となる。ただし、きわめて悪質な組織の内部に潜入する際には、マシンガン(MP5、M16A1など)等の重火器類を使用して暴力的に組織を抑圧する面もあり、今回のセント・ジョエル研究センター占拠がその一例と言える。
- リーダーはトムス・ジョンストン。精神分析医として、バンクーバーで開業している。
- なお、BJの助手を務めたエリックとベティも「MSJ」のメンバーである。
- 「モイラシンドローム」について
- 超人類などが発症した奇病。その名は運命の女神モイライに由来し、別名「多臓器不全症候群」と呼ばれている。実際にはジョーの開発した新薬「エンドルフ・アー」によるものだった。
- その経路は、ラリードライバーのマイケル・ジーンが事故でセビア砂漠をさまよった後、急速に実力を上げてF1レーサーに転身したことに起因する。マイケルと専属契約を結んだジョーは、彼の能力がその地方の砂に含まれる微生物によるエンドルフィンの異常分泌によるものと突き止め、極秘裏にモニタリングを行っていた。しかし、モニター以外にも「超人類」が出現したこととモイラシンドロームの発生という予期せぬ事態が起こり、彼らの隔離につながった。
- 微生物の正体は、フルジウムという植物の花粉に生息するカビである。
スタッフ(劇場版)
- 原作・オリジナルキャラクター - 手塚治虫
- 制作 - 奥山和由、松谷孝征
- 企画 - 清水義裕、古徳稔、石田康男
- 監督 - 出崎統
- 脚本 - 森絵都、出崎統
- 脚本協力 - 手塚プロダクション文芸部
- キャラクターデザイン・作画監督 - 杉野昭夫
- 美術監督 - 河野次郎
- 演出 - 吉村文宏
- 撮影監督 - 高橋宏固、野口肇
- 編集 - 森田清次
- 音楽 - 川村栄二
- 音響監督 - 左近允洋
- 主題歌 - 山根麻衣『Invisible Love』
- 音楽ディレクター - 鈴木清司
- ミュージックプロデューサー - 熊田和生(コロムビアエデュテインメント)
- 医学監修 - 永井明
- プロデューサー - 宇田川純男、久保田稔、秋葉千晴
- アニメーション制作 - 手塚プロダクション
- 製作 - 手塚プロダクション、松竹
- 制作協力 - 秋田書店、コロムビアエデュテインメント
関連商品
CD
テーマソング
- RHODES/「Just Before The Sunrise」
- 1993年12月1日発売、コロムビアエデュテイメント/発売元
- カルテI〜III、カルテXI〜XII オープニングテーマ。
- RHODES/「I'll Be Back Again ~月の光」
- 1993年12月1日発売、コロムビアエデュテイメント/発売元
- カルテI〜III、カルテXI〜XII エンディングテーマ。
- ANOTHER MOON/「記憶の君へ」
- 1995年4月21日発売、コロムビアエデュテイメント/発売元
- カルテIV,V オープニングテーマ。
- ANOTHER MOON/「この想いつたえられると…」
- 1993年4月21日発売、コロムビアエデュテイメント/発売元
- カルテIV,V エンディングテーマ。
- THE ORANGE VOX /「MOON SHADOW」
- 1996年5月21日発売、コロムビアエデュテイメント/発売元
- カルテVI,VII オープニングテーマ。
- THE ORANGE VOX /「BLACKJACK」
- 1996年5月21日発売、コロムビアエデュテイメント/発売元
- カルテVI,VII エンディングテーマ。
- 山根麻衣 /「Invisible Love」
- 1996年11月1日発売、日本コロムビア/発売元
- 劇場版 テーマソング。
※いずれも現在は廃盤。 なお、カルテVIII~Xまでのテーマ曲、「rebirth」、「HOPE〜負けない、泣かない、くじけないこと」(歌:工藤栄子)については未だ発売されていない。
サウンドトラック
- ブラック・ジャック Sound Track & Image Album Vol.1
- 1993年発売、日本コロムビア/発売元
- 主にカルテI~III にて使用されたBGMを収録。演奏は東海林修。
- この他、本作では登場しない「ブラック・クイーン」や、「琵琶丸」などのキャラクターイメージソングを収録。
- ブラック・ジャック Sound Track & Image Album Vol.2
- 1995年発売、日本コロムビア/発売元
- カルテIV~V にて使用されたBGMを収録。演奏は東海林修。
- ブラック・ジャック KARTE VI [雪の夜ばなし、恋姫] ミュージックコレクション
- 1996年発売、日本コロムビア/発売元
- カルテVI にて使用されたBGMを収録。演奏は川村栄二。
- この他、「ブラック・ジャック」のキャラクターイメージソングを収録。
- 一部はカルテIX、カルテXI、カルテXII にてアレンジの上で使用されているが、これらは収録されていない。
- [BLACK JACK] オリジナル・サウンドトラック
- 1996年発売、日本コロムビア/発売元
- 劇場版、OVA版カルテVI~カルテX にて使用されたBGMを収録。演奏は川村栄二。
- この他、山根麻衣による「Invisible Love」の日本語・英語歌詞フルバージョン、およびそれぞれのショートバージョンを収録。
※いずれも現在は廃盤。 なお、カルテVIIIより「音楽」にクレジットされている鈴木清司によるBGMは収録されていない。
コミックス
- ブラック・ジャック (1) 目撃者(秋田CD文庫)
- 1995年5月発売、秋田書店/発行、ISBN 978-4-2531-8201-0
- 原作の体裁を絵本調にしたもので、内容はOVAとは関わりがないが、本作カルテIV、Vのテーマソングを収録したCDが付属している。
- ブラック・ジャック (2) 呪われた手術(秋田CD文庫)
- 1995年7月発売、秋田書店/発行、ISBN 978-4-2531-8202-7
- 1巻と同様。本作カルテI~IIIのテーマソングを収録したCDが付属している。
- ブラック・ジャック (Anime book)
- 1995年5月発売、秋田書店/発行、ISBN 978-4-2531-0323-7
- OVA版「流氷・キマイラの男」、「葬列遊戯」、「マリア達の勲章」の3編を収録。全1巻。
脚注
- ^ “ニコニコ生放送でブラック・ジャックのアフレコ生放送決定!”. 2011年5月15日閲覧。
- ^ DVD「SPECIAL EDITION」版同梱ブックレット参照
- ^ 本作品予告映像より(公式サイトより参照可)
- ^ 虫ん坊 2011年6月号 特集1:出崎統さん追悼 『ブラック・ジャック』カルテ11・12スタッフが出崎統を語る:TezukaOsamu.net(JP)