愛知電気鉄道電5形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
電5形1048

愛知電気鉄道電5形電車(あいちでんきてつどうでん5がたでんしゃ)は、愛知電気鉄道(愛電)が新製した通勤形電車デハ1040形とも称する。後年愛電と名岐鉄道が合併し名古屋鉄道(名鉄)が設立されたことに伴い、モ1040形と改称された。

沿革[編集]

1922年(大正11年)に日本車輌製造で8両(デハ1040~1044、1046~1048)[注釈 1]が製造された、全長15.062m。600V区間用車両であった。

1935年(昭和10年)、名岐鉄道と愛知電気鉄道が合併すると、デハ1040形はモ1040形に改称する。

1948年(昭和23年)に電装解除され、ク2040形(2041~2048)になり1500V区間用となる。

1958年(昭和33年)、5両(2044~2048)が鋼体化されて ク2700形(2710~2714)となる。残り3両のうち1両(2043)が廃車され、2両(2041・2042)はニセスチール化(車体は2047・2045を使用)、600V化され、瀬戸線に移り、1965年(昭和40年)に揖斐線に移る。

1966年(昭和41年)2月に2041が廃車される、11月に2042は北恵那鉄道に譲渡されク551に改称される。北恵那鉄道では同時期に譲渡されたモ560形と連結して使用され、1978年(昭和53年)の北恵那鉄道線の廃止まで使用された。

主要諸元[編集]

  • 全長:15,062mm
  • 全幅:2,642mm
  • 全高:4,077mm
  • 自重:26.61t
  • 定員(座席):100(0)[注釈 2]
  • 台車:ブリル27MCB-2[注釈 3]

その他[編集]

ク2700形となった車両のうち、2712~2714は高松琴平電気鉄道に譲渡され、1020形となり、2004年(平成16年)まで使用された。

注釈[編集]

  1. ^ 愛電は末尾5を忌み番号としている(電1形参照)
  2. ^ 1041・42・45は100(22)
  3. ^ 1041・42・45はブリルMCB-2