名岐鉄道キボ50形気動車

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キボ50形54

名岐鉄道キボ50形気動車(めいぎてつどうキボ50がたきどうしゃ)は、名岐鉄道(名古屋鉄道の前身会社)が新製したガソリンカー。後年電車化(制御車化)改造を受けク2060形と改称・改番されている。

概要[編集]

名古屋鉄道サ2060形電車
基本情報
製造所 日本車輌製造
種車 初期車:名古屋鉄道キボ50形気動車
後期車:名古屋鉄道キハ100形気動車
製造年 1931年(昭和6年)
改造年 初期車:1942年(昭和17年)頃
後期車:1947年(昭和22年)頃
改造数 初期車:6
後期車:4
総数 10
投入先 名鉄大曽根線・勝川線
主要諸元
車両定員 80人
(うち着席28人)
自重 11.43t
全長 10,794mm
全幅 2,500mm
全高 3,455mm
台車 BB75
備考 1950年(昭和25年)~1953年(昭和28年)に600V電化線用制御者ク2060形に改造。
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  • 1931年(昭和6年)に日本車輌製造で新製されたガソリンカーで、10両(51 - 60)が導入された。全長約11,000mm、定員80名の小型車両である。非電化で開業した城北線(上飯田駅 - 新小牧駅[1]及び味鋺駅 - 新勝川駅[2])で運用された。
  • 1942年(昭和17年)7月1日、上飯田 - 新小牧間が電化されると、6両(51 - 56)のエンジンが取り外され付随車化、サ2060形2061 - 2066)に改称・改番される。残る4両はキハ100形100 - 104)に改称し、新小牧駅 - 犬山駅間で運用された。1947年(昭和22年)11月24日、小牧駅 - 犬山駅間が電化されるとキハ100形も付随車化され、先に付随化された車両と同形式のサ2060形(2067 - 2070)となる。
  • 1950年(昭和25年)から1953年(昭和28年)にかけて600V区間用の電車化(制御車化)改造を受けク2060形と改称・改番されている。制御車化後は西尾線蒲郡線などで運用された。2061, 2062は1960年(昭和35年)3月に廃車、残りは1967年(昭和42年)に廃車された。最後は、築港線で5両ほどが2両の電気機関車に挟まれて使用されていた。そのうちの2066, 2069は福井鉄道に譲渡され再付随車化されサ20形21, 22)となった。

脚注[編集]

  1. ^ 後の小牧線の一部
  2. ^ 後の勝川線