小田急バス町田営業所

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小田急バス町田営業所

小田急バス町田営業所(おだきゅうバスまちだえいぎょうしょ)は、東京都町田市野津田町字関ノ上284-1に位置する小田急バスの営業所である。営業所記号はFで、神奈川中央交通町田営業所に隣接している。最寄停留所は「野津田車庫」であるが、ここには神奈川中央交通の路線のみが発着しており、小田急バスは当営業所発着の路線がなく営業地まですべて回送している。

主に町田市東部と稲城市神奈川県川崎市北部・横浜市北部の路線を担当する。

かつては小田急バスの車両の車検・整備を担当する工場が設けられていたが、2013年6月2日をもって、その機能は登戸営業所(生田営業所の後身)へ移転した[1]
小田急百貨店野津田物流センターが同一敷地内に併存している。

沿革[編集]

  • 1983年昭和58年)7月21日 - 小田急バス町田営業所を新設。生田営業所が管轄していた鶴川駅柿生駅発の路線を引き継ぐ。
  • 1985年(昭和60年)12月 - 小田急バス初の深夜バスを運行開始。(鶴川駅 - 鶴川団地、鶴川駅 - 奈良北団地の2路線)
  • 1988年(昭和63年)11月18日 - 町田営業所敷地内に小田急百貨店野津田物流センターを開設[2]
  • 2007年平成19年)11月1日 - 当営業所管内でICカード乗車券(PASMO / Suica)を使用開始。
  • 2011年(平成23年)9月1日 - 小田急バスで唯一町田駅に乗り入れていた柿20(柿生駅北口~町田バスセンター)を廃止。
  • 2012年(平成24年)8月1日 - 新26「新百合ヶ丘駅~新百合ヶ丘総合病院」(2点間の直行バス)の新規運行を開始。
  • 2013年(平成25年)6月2日 - 整備工場の機能を登戸営業所に移転[1]
  • 2016年(平成28年)6月1日 - 稲11・稲12が「前乗り後降りの運賃先払い方式」に変更され、小田急バスで中乗り前降りの運賃後払い方式が廃止[3]
  • 2017年(平成29年)2月16日 - 登戸営業所から新01・稲02・新05・新06が移管。

1980年代に入るまで、鶴川駅や柿生駅を発着する路線は生田営業所(現在の登戸営業所の前身)が管轄していたが、従来から担当している新百合ヶ丘駅発着路線以外にも小田急小田原線沿線を中心に宅地化が進んだため、所管路線を担当できない事態が発生した。そこで、1983年に生田営業所の管轄路線は新百合ヶ丘駅発着路線を中心とし、鶴川駅・柿生駅発着路線を町田市野津田町に新設した「町田営業所」へ移管させた。

現行路線[編集]

鶴川駅 - 三輪緑山 - こどもの国方面[編集]

  • 鶴05:鶴川駅 - 岡上 - 三輪緑山二丁目 - こどもの国
  • 鶴06:鶴川駅 - 岡上 - 三輪緑山二丁目 - こどもの国 - 三菱ケミカル
  • 鶴07:鶴川駅 - 岡上 - 三輪緑山二丁目 - こどもの国 - 奈良北団地
  • 鶴09:鶴川駅 - 岡上 - 三輪緑山二丁目 - ことり橋 - 奈良北団地

鶴川駅から南下して横浜市北部地区へ向かう。鶴07が中心で深夜バスも運行されている。鶴07はこどもの国まで南下した後、再び北上して奈良北団地に入る。折り返し場は横浜市営バス東急バス奈良北団地折返場とは別位置にある。鶴06は平日・土曜の朝夕のみ運行され、終点・三菱ケミカル前では三菱ケミカル駐車場で折返す。2017年4月に三菱化学三菱樹脂三菱レイヨンの統合による社名変更に伴って、停留所名も三菱化学前から三菱ケミカル前に変更された。鶴05は、日曜・祝日の多客時のみに運転する不定期路線。鶴09は、三輪緑山二丁目まで鶴07と同経路だが、都県境近くの緑山・玉川学園台を経由して奈良北団地へ直接向かう。同地区はこれまで横浜市営バス(2007年廃止)・東急バスが青葉台駅から緑山循環を運行していたが、小田急の運行は初となる。奈良北団地発は6時台~16時台、鶴川駅発は7時台~22時台まで1時間に1本運転される。

運賃は鶴川駅 - 三輪緑山二丁目が210円、それ以降は横浜市内均一:220円である。なお、鶴川駅 - 三輪緑山二丁目(岡上)は川崎市麻生区の飛び地となっている。

鶴川駅 - 鶴川緑山住宅循環[編集]

鶴川駅と南下した丘にある緑山住宅を結ぶ循環路線。終点側の三輪入口 - 鶴川緑山住宅のみ、町田市内であるため180円だが、鶴川駅から乗車した場合は川崎市内運賃と同一額の210円である。

鶴川駅 - 千都の杜中央循環[編集]

  • 鶴10:鶴川駅 → 藤の木 → 千都の杜中央 → 鶴川駅(神奈川中央交通町田営業所と共同運行)

鶴川駅から北東部にある新興住宅地「千都の杜」への循環路線で、東京都道・神奈川県道3号世田谷町田線から千都の杜に入り、能ヶ谷二丁目(旧・鶴川第二小学校)を経て鶴川駅に戻る。

鶴川駅 - 鶴川団地方面[編集]

  • 鶴11:鶴川駅 - 鶴川二丁目 - センター前 - 国士舘大学前 - 鶴川団地(神奈川中央交通町田営業所と共同運行)
  • 鶴12:鶴川駅 → 鶴川二丁目 → センター前 → 国士舘大学前 → 鶴川団地 → 団地南 → 鶴川二丁目 → 鶴川駅(北回り)
  • 鶴13:鶴川駅 - 平和台入口 - 鶴川六丁目 - 国士舘大学前 - 鶴川団地(神奈川中央交通町田営業所と共同運行)

鶴川駅から鶴川団地へ向かう路線。鶴11と鶴13は神奈川中央交通町田営業所と共同運行。 以前は鶴12も神奈中と共同運行だったが、2015年11月4日のダイヤ改正で鶴12南回りは両社とも撤退して路線廃止となり、鶴12北回りは小田急バス担当便の夜間1本のみとなった。 また、鶴川団地停留所に関して、神奈中は「鶴川団地」、小田急は「鶴川団地引返場」という名称を使用していたが、2015年12月21日から「鶴川団地」に名称が統一され、同時に途中の鶴川病院前停留所は「鶴川中央公園」に、鶴川第二小学校停留所は「能ヶ谷二丁目」にそれぞれ名称変更された。

鶴川駅 - 真光寺公園方面[編集]

鶴26(16-F9376)
  • 鶴26:鶴川駅 - 平和台入口 - 鶴川台坂下 - 真光寺公園(神奈川中央交通町田営業所と共同運行)

鶴川駅と鶴川台地区を結ぶ路線として、1998年に鶴23(鶴川駅 - 平和台入口 - 和光学園)の代替で新設された。朝夕を中心に運行されており、日中は1時間に1-2本と少ないにも関わらず乗客は多いことから、2015年11月4日のダイヤ改正で増便および等間隔の運行に変更された。

柿生駅 - 下麻生 - こどもの国方面[編集]

  • 柿21:柿生駅南口 - 真福寺 - 下麻生 - 常盤橋 - 神前橋 - こどもの国

柿生駅からこどもの国方面へ向かう。2011年9月1日のダイヤ改正で、柿20が廃止されて町田への路線が消滅、残された柿21も大幅に減便されている(後述)。

柿生駅 - 下麻生 - 桐蔭学園方面[編集]

柿25(06-F9211)
  • 柿22:柿生駅北口 - 下麻生 - 桐蔭学園入口 - 桐蔭学園
  • 柿22:桐蔭学園 →(急行)→ 柿生駅北口
  • 柿23:柿生駅北口 - 下麻生 - 桐蔭学園入口 - 市が尾駅東急バス虹が丘営業所と共同運行)
  • 柿25:柿生駅北口 → 下麻生 → 常盤橋 → 鴨志田団地 → 寺家町 → 常盤橋 → 下麻生 → 柿生駅北口

柿生駅北口から県道12号を経由して下麻生方面へと向かう路線で、町田営業所の主力路線。

中心となっているのは柿22で、桐蔭学園のバスロータリーへ向かう。平日土曜の通学時間帯は本数が非常に多く設定され、雨天時には直行の臨時便まで出される。この際ロータリーだけでは手狭になるので、桐蔭学園の来賓客口にバスを待機させてすぐ発車出来るように工夫している。平日夕方には桐蔭学園 → 柿生駅をノンストップで走る急行便が、15時台と16時台にそれぞれ1本ずつ運転されている。柿23は柿生駅と東急田園都市線市が尾駅を結ぶ。東急バスとの共同運行路線で1時間に3-4本運転されるが、最終バスが21時台と早い。かつては神奈川中央交通も柿23を担当していたものの撤退したが、現在でも休日に柿26として若葉台駅 - 柿生駅北口 - 市が尾駅を1往復運行している(柿生駅北口 - 市が尾駅のルートは柿23と同一)。2011年9月1日より東急バスとの共通定期券が導入された。

柿25は、かつては鴨志田団地折返しだったが、寺家町へのバス乗り入れ開始に伴い、寺家町を循環する形に変更した。

柿生駅 - 下黒川 - 矢野口・若葉台方面[編集]

はるひ野駅入口に停車する柿24(07-F9228)
かつて使用されていた稲城台病院折返場(90-F740)

原町田駅 - 袋橋 - 柿生 - 調布駅を走っていたものが柿生で分割された路線。数少ない多摩川を渡る路線でもあるが、多摩川原橋付近の慢性的な渋滞により、正常な運行が阻害されるようになり、調布駅に至る便は徐々に減少した(渋滞は拡張工事などによりほぼ解消)。下黒川は若葉台駅の最寄停留所であるが、稲城台病院経由若葉台駅行を除き、若葉台駅のロータリーには乗り入れない。若葉台駅発着便は、2004年まで運行されていた稲城台病院行きを延伸したもので、運転時間・本数共に稲城台病院行き時代を踏襲しており、平日土曜は午前に4本、休日は5本(午前3本・午後2本)の運行であったが、2013年10月1日のダイヤ改正で休日1往復のみの運行となった。

現在主力となっているのは区間便である稲城駅発着便で、駒沢学園を経由するが稲02・新06より本数は少ない。休日朝は黒川 - 矢野口駅(矢野口駅東)間を鶴22が並走する。1時間当たりの運行本数は1本程度(平日・土曜の朝は2 - 3本)で、最大で2時間以上間隔が開く時間帯も存在する。

2011年3月1日から、柿24の柿生駅北口発のうち、平日・土曜の8:00発と日曜・祭日の8:20発が路線免許維持のために調布駅南口まで運行され、それ以外の時間帯は矢野口駅南口駅前広場の完成を受けて現状運行本数分をそのままに短縮し、「柿生駅北口 - 矢野口駅線」として運行が開始された。同時に他の路線とiバスの改正、矢野口駅経由便の経路変更が実施され、調21と共に、矢野口駅南口駅前広場への乗り入れが開始された。

また、従来の矢野口駅停留所は「矢野口駅東」に名称変更され、矢野口駅南口駅前広場に乗り入れない「新宿駅西口 - よみうりランド線」、鶴22は従来通り使用される。

その後、2013年10月1日のダイヤ改正で運行本数の削減を行い、矢野口駅発着便と稲城駅 - 下黒川の区間便、平日・土曜の調布駅南口発着便、若葉台駅発着便を廃止し、休日の調布駅南口発着便(運行時間を変更し、柿生駅北口13:15発、調布駅南口14:10発。駒沢学園は経由せず)と若葉台駅発着便各1往復を除く全便が柿生駅北口 - 稲城駅の運行となった。2015年5月16日には稲城駅・調布駅南口発着便が柿生駅方面に限って若葉台駅のバスロータリーに乗り入れるようになった。ただし若葉台駅発着便とは違いはるひ野駅入口、稲城台病院入口を経由せず下黒川~若葉台駅を往復する形になる。

運賃は川崎市内・稲城市内は川崎市内運賃210円であるが、矢野口駅 - 調布駅南口間を利用する場合に限り運賃が220円に設定されている。このため調布駅南口行きに乗車する際は、行き先を乗務員に申告して運賃を支払うようになっている。

新百合ヶ丘駅 - 上平尾方面[編集]

新08の上平尾区画整理停留所
  • 新01:新百合ヶ丘駅 - 下平尾 - 台原 - 平尾団地(深夜バスあり)
  • 稲02:新百合ヶ丘駅 - 下平尾 - 台原 - 平尾団地 - 坂浜 - 駒沢学園 - 宮の台 - 稲城駅
  • 稲02:新百合ヶ丘駅 - 下平尾 - 台原 - 平尾団地 - 坂浜 - 宮の台 - 稲城駅
  • 新05:新百合ヶ丘駅 - 下平尾 - 台原 - 平尾団地 - 坂浜 - 駒沢学園 - 宮の台 - 稲城駅 - 向陽台六丁目 - 稲城市立病院
  • 新06:新百合ヶ丘駅 - 下平尾 - 台原 - 平尾団地 - 坂浜 - 駒沢学園
  • 新08:新百合ヶ丘駅 - 下平尾 - 台原 - 平尾団地 - 上平尾区画整理

東京都稲城市南部地区と、小田急小田原線新百合ヶ丘駅を結ぶ。新01と新06を中心に運行されており、平尾団地までは1時間に6 - 9本、駒沢学園までは1時間に4 - 6本と頻繁に運行されているが、稲城駅まで向かうバスは1時間に2本程度と少ない。しかし、稲城駅に向かう途中の停留所からの需要も高く(特に宮の台)、稲03(駒沢学園 - 宮の台 - 稲城駅)や柿24の大半(柿生駅 - 下黒川 - 駒沢学園 - 稲城駅)と合わせて、駒沢学園から稲城駅の通学輸送も担っている。

新05は日中のみ運転され、本数は1時間に1本。稲城駅まで稲02と同じルートで運行した後、稲城市立病院に向かう。なおこの系統の稲城市保健センターと市立病院の相互間を利用する場合は武相地区運賃適用となり、現金180円(IC 176円)。それ以外は川崎地区均一運賃が適用される。

稲02のうち朝夕に運転される便は駒沢学園を経由しない。これは柿24の調布駅南口発着便も同様。以前は駒沢学園のバス停は校内にあり、校門の中までバスが乗り入れていた。

新08は2014年12月1日に新設された路線。宅地開発中の上平尾区画整理事業地へ向かう。

平尾地区は稲城市でありながら丘で隔てられた場所で、稲城市内の各駅よりも川崎市内にある新百合ヶ丘駅との結びつきが強いようである。

沿線には団地が多く、駒沢学園があるため、ほぼ終日利用者が多い。新百合ヶ丘駅ではバスが遅れれば遅れるほど、乗り場に出来る列が多くなり、積み残しも発生する。

新08は2017年2月15日までは平尾団地を経由せず、それ以外の系統は登戸営業所の管轄だったが、2017年2月16日ダイヤ改正で移管・現行体制になった。

新百合ヶ丘駅 - 真福寺 - 虹ヶ丘方面[編集]

  • 新23:新百合ヶ丘駅 - 山口台中央 - 真福寺 - 裏門坂 - 虹が丘営業所 - もみの木台 - あざみ野駅(東急バス虹が丘営業所と共同運行)

新百合ヶ丘駅から真福寺・もみの木台経由で東急田園都市線横浜市営地下鉄ブルーラインあざみ野駅へ向かう。1989年の運行開始時から東急と共同運行しているが、当初は全便が嶮山スポーツガーデン(現:あざみ野ガーデンズ)折返しの新21系統だった。1991年(平成3年)にあざみ野駅まで延伸されて現在に至る。

東急線と小田急線を縦に結ぶだけでなく、桐蔭学園の生徒の輸送も兼ねていることから乗客は非常に多い。小田急線新百合ヶ丘駅周辺と横浜市営地下鉄を短絡する役割も持っている。混雑に対応するため、共同運行を行う東急バスは基本的に長尺車で運転されているが、小田急バスは長尺車を導入していないため他の路線と同じ一般路線車で運転する。運転間隔は新23が1時間に3-5本運転されている他、朝ラッシュ時間帯には新21が4往復していたが、2012年4月1日のダイヤ改正で平日は朝夕10分間隔、日中20分間隔に、土休日は15分間隔での運行に変化し、新21は東急バス単独の運行になった。すすき野2丁目停留所を境に新百合ヶ丘駅側は川崎市内運賃210円、あざみ野駅側は横浜市内運賃220円となっており、川崎市内停留所からあざみ野駅方向に乗車する場合は行き先を乗務員に申告して支払うようになっている。

新百合ヶ丘駅 - 新百合ヶ丘総合病院(直行バス)[編集]

新26(16-F6091)

新百合ヶ丘総合病院の開院(2012年8月1日)に併せて、新百合ヶ丘駅から直行バスの新規運行が開始となった。

登戸営業所が担当・運行しているルート上を経由しているが、「麻生区役所」・「麻生警察署」両バス停には停車しない。行き先表示では系統番号の代わりに「直通」を反転表示し、新百合ヶ丘総合病院は行き先の上に「病院直通バス」と表示する(フルカラーLED車は新百合ヶ丘駅行きのみ表示)

若葉台駅 - パークヒルズ循環[編集]

  • 若01:若葉台駅若葉台パークヒルズ → 若葉台四丁目 → 若葉台駅(京王電鉄バス[4]と共同運行)

若葉台駅バスロータリー完成時に新設された路線の一つで、若葉台北西部にある若葉台パークヒルズを循環する。全区間が武相運賃区域を走るが、元から区間の短い路線であるため前乗り中降りの乗降方式を採用している。

若葉台駅 - 黒川方面[編集]

若葉台駅発着路線の出入庫路線で、小田急では吉祥寺駅 - 吉祥寺営業所武蔵境駅 - 武蔵境営業所に次いで短い路線である。

稲城駅 - 駒沢学園方面[編集]

稲城駅と駒沢学園を結ぶ路線で、柿24や稲02・新05とともに稲城駅から駒沢学園への通学客輸送を担う。通学時間帯に合わせた運行で、休日は運休するが、柿24・稲02・新05の各系統は休日も一部便を除き乗り入れるため、同系統を利用することで駒沢学園への利用は可能である。ただし、休日に駒沢学園で授業開講や行事がある日は臨時に運行することがある。

稲城駅 - 向陽台 - 長峰方面[編集]

  • 稲10:向陽台 → 向陽台六丁目 → 稲城駅(片方向のみの運行 土休日6時15分発・6時39分発の二本 平日は運休)
  • 稲11:稲城駅 - 向陽台 - 総合体育館 - 長峰(京王電鉄バス[4]と共同運行)
  • 稲12:稲城駅 - 向陽台 - 総合体育館 - 長峰 - 若葉台駅(京王電鉄バス[4]と共同運行)
  • 若02:若葉台駅 - 長峰 - 向陽台 - 城山公園 - 南多摩駅(京王電鉄バス[4]と共同運行)

稲城駅から向陽台ニュータウンへ向かう路線で、ニュータウン開発に伴い路線が2度延伸されており、運転を開始した1988年(昭和63年)には向陽台止まりだったものが1995年(平成7年)に長峰まで、1999年(平成11年)に若葉台駅まで伸びている。現在は(小田急の場合)朝夕の一部便に稲11系統が運行されている他、稲城駅へ向陽台始発の稲10系統が土休日の朝に二本ありその他は、全て稲12系統として運行されている。

なお、2005年(平成17年)に京王との共通利用であった長峰折返場が借地の期限が来たため閉鎖され、京王は折返場を利用しない長峰循環(稲13)の運行を開始した(ただし夜間には出入庫路線として京王による長峰止まり=稲11が残存)。それに対し小田急は別の場所に新たな(長峰)折返場を開設し、長峰止まり=稲11の運行を継続している。

若02系統は2016年4月1日より運行開始。こちらは、稲城駅へは行かない路線。終点は南多摩駅(JR南武線)へ向かう。

この路線は武相運賃区域を走行するが、全区間で前乗り中降りの行き先申告制前払いが採用されている(ただし京王バスは朝のみ行き先申告制前払いで、その他の時間帯は中乗り前降りの運賃後払いが採用されているので注意)。以前まで稲11・稲12は、小田急バスで唯一の中乗り前降りの運賃後払い方式だったが、2016年6月1日より他路線と同様に前乗り中降りの行き先申告制前払い方式に統一された[3]

稲城市コミュニティバス「iバス」[編集]

  • 矢野口駅~稲城市立病院 循環(右回り):矢野口駅 - 稲城市役所 - 稲城駅 - 稲城市立病院 - 南多摩駅前 - 押立郵便局 - 矢野口駅
  • 稲城市立病院~よみうりランド丘の湯 循環(左回り):稲城市立病院 - 向陽台 - 長峰 - 駒沢学園入口 - 稲城駅 - 京王よみうりランド駅 - よみうりランド丘の湯 - 矢野口駅 - 島守神社前 - 南多摩駅前 - 稲城市立病院
  • はるひ野駅~南多摩駅前(往復):はるひ野駅 - 若葉台駅 - 上谷戸親水公園 - 向陽台 - 稲城市立病院 - 南多摩駅前
  • 平尾団地~南多摩駅前 循環(右回り):平尾団地 - 栗平駅 - 若葉台駅 - 坂浜診療所 - 長峰 - 向陽台 - 稲城市立病院 - 南多摩駅前 - 稲城長沼駅前 - 稲城市役所 - 稲城駅 - よみうりカントリークラブ前 - 平尾団地
  • 平尾団地~矢野口駅 循環(左回り):平尾団地 - 栗平駅 - よみうりカントリークラブ前 - 稲城駅 - 稲城市役所 - 矢野口駅 - 押立郵便局 - 南多摩駅前 - 稲城市立病院 - 向陽台 - 若葉台駅 - 平尾団地

玉川学園コミュニティバス(玉ちゃんバス)[編集]

玉ちゃんバス(F165・F567)
  • 北ルート:玉川学園前駅 → 月見ヶ丘 → 有楽入口 → 金井小学校 → 松風台 → 玉川学園前駅
  • 北ルート:玉川学園前駅 → 月見ヶ丘 → さくらんぼホール → 有楽入口 → 金井小学校 → 松風台 → 玉川学園前駅
  • 北ルート:金井小学校 → 松風台 → 玉川学園前駅 (始発出庫)
  • 北ルート:玉川学園前駅 → 月見ヶ丘 → 有楽入口 (最終入庫)
  • 東ルート:玉川学園前駅南口 → 鶯谷 → つつじが丘 → 昭和薬科大学 → 成瀬中央通り → 鶯谷北 → ぬぼこ山 → 玉川学園前駅南口
  • 東ルート:玉川学園前駅南口 → 鶯谷 → つつじが丘 → 東玉川学園四丁目 → 化石谷公園 → 東玉川学園四丁目 → 昭和薬科大学 → 成瀬中央通り → 鶯谷北 → ぬぼこ山 → 玉川学園前駅南口
  • 南ルート:玉川学園前駅南口 → ぬぼこ山 → 松見ヶ丘西 → 松見ヶ丘東 → のらくろ坂下 → 玉川学園前駅南口

道路が狭隘で、通常の路線バスの運行が困難だった玉川学園周辺地区の交通不便解消のために設定された路線。町田市ならびに玉川学園コミュニティバス推進協議会と三者協働で運営される。原則自治体からの運行補助金はなく通常の運賃制度のため、Suica・PASMOなども利用可能である。

周辺は神奈川中央交通の営業エリアではあるものの、玉ちゃんバスに関しては小田急バスが運行を担当することとなった。車両は神奈中のまちっこバス金森地区コミュニティバス(かわせみ号)とほぼ同じ仕様のCNG小型車ディーゼル小型車三菱ふそう・エアロミディME日野・ポンチョ)で、玉川学園在住の漫画家みつはしちかこによるイラストがラッピングされている。

北ルートは玉川学園及び金井町方面への路線で2005年3月21日に、東ルートは東玉川学園及び成瀬台方面への路線で2007年3月21日に、南ルートは玉川学園及び南大谷方面への路線で2016年2月1日に運行開始した。東ルートの鶯谷 - つつじヶ丘間は都県境上の尾根を走行し、北東側に横浜市青葉区奈良町と接する。この付近は奈良北団地にも程近い。

空港 - 各駅方面[編集]

その他の路線[編集]

  • 町田営業所 - 鶴川駅の出入庫は、神奈中バスの鶴33(鶴川駅 - 野津田車庫)と同一の経路で頻繁に回送されている。営業所開設当初より、小田急バスの車両にも鶴33系統の方向幕は設定されていたが、神奈中が先に営業していたこともあり、2016年現在まで営業運行が行われたことはない。
  • 若葉台方面への出入庫では、綾部原トンネルや尾根幹線道路を経由し回送することも多く、所管エリアから離れた京王バス南・多摩営業所付近も頻繁に走行する。
  • 稲城市向陽台にあるマンション「アルボの丘」とシャトルバス契約を締結して、専用車が2台往復している(平日の朝・夜)。

廃止・移管路線[編集]

  • 鶴12:鶴川駅 → 鶴川二丁目 → 団地南 → 鶴川団地引返場 → 国士舘大学前 → センター前 → 鶴川二丁目 → 鶴川駅(南回り)
神奈中と共同運行の路線だったが、2015年11月4日のダイヤ改正で両社とも廃止された。
柿20 (07-F9228)
小田急で唯一となる町田駅乗り入れ路線だった。柿生発は町田ターミナルが終点で、町田バスセンターから町田ターミナル・原町田三丁目を経由して柿生へ戻る(ターミナル→バスセンター間は回送)。
この路線の乗降方式は、こどもの国を境に柿生駅方面は前乗り前払い、町田方面は中乗り後払いだった。町田からこどもの国以遠に向かう場合は、こどもの国到着時に料金を精算する。
なお、横浜市内有効の乗車証での有効区間は、町田バスセンター~早野間、または柿生駅南口~上和田(横浜市内最終停留所)間のいずれかで、全線乗車は不可だった。
2011年9月1日に廃止、最末期は1日僅か2便だった。
  • 新21:新百合ヶ丘駅 - 山口台中央 - 真福寺 - 裏門坂 - 虹が丘営業所 - もみの木台 - 嶮山スポーツガーデン
新23系統の区間便。開業当初は全便がこの路線での運行。2012年4月1日のダイヤ改正で小田急バスとしての運行は終了、全便が東急バスの運用となった。
  • 新22:新百合ヶ丘駅 - 山口台中央 - 真福寺 - 大谷
新23系統の区間便扱い。大谷折返場までの路線で、主に中休やラッシュ時のバス待機の際に運行されていた。新百合ヶ丘駅発の始発便は生田営業所が担当していたが、2012年8月1日のダイヤ改正により、町田営業所としての運行は終了した(生田営業所が担当する新百合ヶ丘駅発の始発便のみとなったため)。生田営業所が担当する1便についても、2013年6月2日の登戸営業所移転に伴うダイヤ改正で廃止された。

車両[編集]

一般路線車はいすゞ・エルガの割合が高いが、三菱ふそう・エアロスターやハイブリッド車の日野・ブルーリボンシティハイブリッドも在籍している。従来から生田営業所(現在の登戸営業所)とともに、基本的には高出力エンジンの車両が選択されてきたが、近年ではエンジン出力向上により営業所に関係なく同一出力の高性能車が導入され、営業所毎のエンジン出力による振り分けは徐々に解消されつつある。

以前は小田急バスで唯一となる中乗り整理券方式路線(稲11.12)が存在したため、コミュニティバス専用車を除く全車両に整理券発行機が取り付けられていたが、2016年6月に全路線が前乗り中降りに統一された為[3]、既存の整理券発行機は使用停止され、以降投入の新車には設置されていない。また、かつては一部車両のみ運賃表示機付き案内表示機(LED式)が付いていたが、その後LED式案内表示機を搭載する全車両において案内表示機の下段を区切って運賃を表示していた。

2013年10月以降、小田急バスのマスコットキャラクター「きゅんた」の誕生1周年を機に08-F9297号車が「きゅんた」ラッピングバス(ベースカラーは青色)として運行を開始した。

また、羽田空港・成田空港リムジンバス用に三菱ふそう・エアロバス日野・セレガが配置されている。稲城市コミュニティバス「iバス」用小型車は日野・ポンチョ、玉川学園コミュニティバス(玉ちゃんバス)用の小型車は三菱ふそう・エアロミディMEと日野・ポンチョが在籍し、玉ちゃんバス用車両には黄色地に独自のイラストを入れたCNG車も配置されている。

脚注[編集]

  1. ^ a b 「エコ&環境重視! 小田急バス登戸営業所、オープン」、『バスラマ・インターナショナル』第138号、ぽると出版、2013年7月、 pp.41-43。
  2. ^ 小田急百貨店50年史 p.171
  3. ^ a b c 路線バスの運賃支払・乗降方法の変更について小田急バス
  4. ^ a b c d 実際の運行は、子会社の京王バス南が受託している。

関連項目[編集]