稲城駅

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稲城駅
稲城駅駅舎(2007年9月21日)
稲城駅駅舎(2007年9月21日)
いなぎ
Inagi
(駒沢女子大学 最寄駅)
(3.3km) 若葉台 KO39
所在地 東京都稲城市東長沼3108番地
駅番号 KO 38
所属事業者 KeioRailway logo.svg 京王電鉄
所属路線 KO 相模原線
キロ程 5.5km(調布起点)
新宿から21.0km
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線(有効長210m)
乗降人員
-統計年度-
20,956人/日
-2016年-
開業年月日 1974年昭和49年)10月18日
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改札口(2008年10月)
ホーム(2008年12月)
旧駅舎(2005年8月)

稲城駅(いなぎえき)は、東京都稲城市東長沼にある、京王電鉄相模原線である[1]駅番号KO38

歴史[編集]

多摩ニュータウンの公共交通機関の根幹となる京王相模原線の建設で、同ニュータウン東側の都心寄り玄関口として設置された駅である。同線稲城市域の通過ルートが地形の関係で鶴川街道に沿い、多摩ニュータウンの開発区域を外れているため、当駅の設置場所もニュータウン指定区域にはない。新線建設に前後し、駅近傍に稲城市の新庁舎が建設されたため、駅名を市内に既存していた南武線稲城長沼」に対比し「稲城中央」とする案もあったが結果として「稲城」に決定した。

駅開設時、稲城市域のニュータウン開発が途上状況にあり、利用者も既存地区の住民が中心であった。その後、1988年(昭和63年)に「ファインヒルいなぎ」と命名された向陽台の新住区でニュータウンの街開きが始まり、以後急速な人口の増加で駅利用が促進された。なお、向陽台へは駅から約1km先の丘陵地高台にあるため、バスによる連絡が常とう手段となっている。

駅構造[編集]

丘陵地を土工で切通しにした地形部の半径600mの曲線箇所にある相対式ホーム2面2線の地上駅で、橋上駅舎を有する。線路を挿んだ南北で地面までの高さが大きく異なっており、南口側では橋上駅舎のレベルがそのまま駅前広場・ロータリーの高さに等しく、反面北口側は階下に地面のレベルがあり、このためかつては両出口間の往来に階段を経由する必要があった。

しかし2006年平成18年)7月7日、北口の高さと同じレベルに京王ストア啓文堂書店などをテナントとする駅ビル京王リトナード稲城)の出入口が完成し、これに合わせて駅舎とホームを連絡するエスカレータエレベータが設置されるなど、駅のバリアフリー改良工事も実施された[2]

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 KO 相模原線 下り 京王多摩センター橋本方面
2 上り 調布明大前笹塚新宿都営新宿線方面

ホームのほぼ全体がカーブに差し掛かっていることから、乗降の際には電車とホームとの間隔が大きく開いている箇所がある。

利用状況[編集]

2016年度の1日平均乗降人員は20,956人である[3]。稲城市による急行停車運動が行われているが、同じ稲城市内(正確には川崎市麻生区)の駅で若葉台駅の方が増加率・利用者ともに多い。乗降人員および乗車人員の推移は下記の通り。

年度 1日平均
乗降人員[4]
1日平均
乗車人員
出典
1974年(昭和49年) 570
1975年(昭和50年) 1,572
1980年(昭和55年) 2,415
1985年(昭和60年) 3,534
1990年(平成02年) 10,711 5,288 [* 1]
1991年(平成03年) 5,760 [* 2]
1992年(平成04年) 5,575 [* 3]
1993年(平成05年) 7,241 [* 4]
1994年(平成06年) 7,742 [* 5]
1995年(平成07年) 16,593 8,268 [* 6]
1996年(平成08年) 8,882 [* 7]
1997年(平成09年) 9,173 [* 8]
1998年(平成10年) 9,474 [* 9]
1999年(平成11年) 8,995 [* 10]
2000年(平成12年) 17,754 9,022 [* 11]
2001年(平成13年) 9,030 [* 12]
2002年(平成14年) 9,041 [* 13]
2003年(平成15年) 18,187 9,128 [* 14]
2004年(平成16年) 18,232 9,151 [* 15]
2005年(平成17年) 18,679 9,301 [* 16]
2006年(平成18年) 19,642 9,715 [* 17]
2007年(平成19年) 20,585 10,169 [* 18]
2008年(平成20年) 20,380 10,066 [* 19]
2009年(平成21年) 20,218 9,989 [* 20]
2010年(平成22年) 19,705 9,739 [* 21]
2011年(平成23年) 19,443 9,621 [* 22]
2012年(平成24年) 19,758 9,732 [* 23]
2013年(平成25年) 20,127
2014年(平成26年) 20,071
2015年(平成27年) 20,333
2016年(平成28年) 20,956

駅周辺[編集]

毎年ライトアップされる南口ロータリー内のクスノキ(2008年12月)

多摩ニュータウンにおける「ファインヒルいなぎ」向陽台地区の最寄り駅としているが、駅の所在地はニュータウンの区域外に位置している。開業当初は、稲城市域のニュータウン居住区に対する入居が始まっていなかったため、同市の既存住宅地域からの駅利用に留まっていた。そのため駅前も暫く未開発で、店舗等の住民サービス施設も皆無の状態だったが、1989年(平成元年)、駒沢学園の転入で幾分は解決され、現在では「ファインヒルいなぎ」を筆頭に稲城市役所庁舎等への最寄り駅として機能しており、駅舎に隣接してショッピングセンター等も設置された。

当駅周辺の多摩ニュータウン開発は一部の区域を残し完了しているが、現在、京王よみうりランド駅寄りの線路北側の丘陵地一帯が「南山東部土地区画整理事業」として大規模に開発されている。

バス路線[編集]

当駅の南口ロータリーからは京王電鉄バス[5]小田急バスの路線のほか、稲城市コミュニティバスiバス」、羽田空港行および成田空港行のリムジンバスも発着する。

乗場 系統 主要経由地 行先 運行事業者
1番 羽田空港 京王
東京空港交通
成田空港
稲11 向陽台 長峰 京王
小田急
稲12 向陽台・長峰 若葉台駅
稲13 堂ヶ谷戸橋先廻り 長峰循環 京王
長峰小学校先廻り
稲22 稲城市立病院 聖蹟桜ヶ丘駅
新05 稲城市立病院 小田急
2番 新05
稲02
駒沢学園・平尾団地 新百合ヶ丘駅
稲02 平尾団地
稲03 駒沢学園
柿24 駒沢学園 柿生駅北口
iバス Aコース、Bコース、Dコース、Eコース

今後の計画[編集]

  • 稲城市長(当時)の石川良一は、2007年4月24日の5期目の市長就任式に合わせ20のマニフェストを発表した。その中で石川は「京王線稲城駅に急行を停車させ、増便と乗り換えがスムーズになるよう強く要請し実現させる」としている[6]
  • 京王相模原線の急行は若葉台駅を含む[7]稲城市内の三駅をすべて通過している。なお、要請時の当駅の乗降人員は相模原線の急行通過駅では京王堀之内駅(26,935人・2006年)に次ぐ第二位(19,642人・2006年)であった。
  • 西隣の若葉台駅との距離は3.3kmで、線路名称上では[8] 京王電鉄で駅間距離が最も長い区間である。この駅間付近にはここ数十年間に、新興住宅地「長峰・社の一番街~五番街」のほかに駒沢学園女子中学校・高等学校も移転してきたことから、利便性を考慮して坂浜新駅(仮称)を設置する構想がある[9]

隣の駅[編集]

KeioRailway logo.svg 京王電鉄
KO 相模原線
特急・準特急・急行
通過
区間急行・快速・各駅停車
京王よみうりランド駅 (KO37) - 稲城駅 (KO38) - 若葉台駅 (KO39)

脚注[編集]

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  1. ^ なお、当駅が地理的に稲城市の中心にある駅というわけではない。地理上の稲城市の中心に最も近い駅は南武線稲城長沼駅である。
  2. ^ 稲城市ホームページ 市長室へようこそ[リンク切れ]
  3. ^ 京王グループ 1日の駅別乗降人員
  4. ^ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
  5. ^ 実際の運行は子会社の京王バス南に委託されている。
  6. ^ テキスト版広報いなぎ・平成19年5月15日号1面
  7. ^ 若葉台駅の北口側は稲城市であるが、駅舎は神奈川県川崎市麻生区に所在する。
  8. ^ 国土交通省届出書類では京王新線京王線複々線の一部であるため、初台駅幡ヶ谷駅が京王線所属となることによる。運転系統上では両駅は京王線の列車がすべて通過するため除外され、新宿駅 - 笹塚駅間 (3.6km) が最長となる。[1]
  9. ^ 稲城市ホームページ 第三次長期総合計画[リンク切れ]

出典[編集]

東京都統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]