東急バス青葉台営業所

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青葉台営業所(環状4号側の出入口)

東急バス青葉台営業所(とうきゅうバスあおばだいえいぎょうしょ)は、神奈川県横浜市青葉区さつきが丘7の環状4号線沿いにある、東急田園都市線青葉台駅を中心に路線を展開するバスの営業所である。営業所の略号は「AO」。

沿革[編集]

横浜市北部の田園都市線沿線では、多摩田園都市の開発が始まる前後の1950年代から本格的なバス路線の整備が始まった。1966年(昭和41年)の田園都市線開通の時点では、溝の口駅から長津田駅までの神奈川県内部分につながるバスとして現在の元石川線や柿生線、綱島線などにつながる路線が少ないながらも存在し、高津営業所を中心に新羽営業所川崎営業所も所管路線を持っていた。

しかし、多摩田園都市の開発が進むにつれ人口が増加し、沿線に大規模な団地が造成されたことからバスの需要が急激に高まり、高津営業所だけでは所管しきれなくなる。当時は国道246号を使い、長距離に渡って回送で出入庫していた。この回送を解消するため、1981年(昭和56年)に青葉台営業所が開設された。虹が丘営業所よりも5年早く開設された関係上、当初は現虹が丘所管路線も担当していた。なお、東京急行電鉄では経営資源の効率化という名目で、東京都品川区にあった中延営業所を移転する形を取った。このため中延営業所は当営業所の開設と同時に廃止されている。

この営業所の特徴として、営業所周辺を通る路線が少ない関係上、高津営業所と同じく国道246号経由の出入庫系統が存在する。加え、過去に営業していた路線の免許を維持するために、出庫便や入庫便の形で1日1本しかバスの通らない区間を抱えている。

歴史[編集]

6月23日:開設。高津営業所からあざみ野線、柿生線、市が尾線、青葉台線、中山線、早野線、奈良町線を引き継ぐ。
9月30日:十日市場線、コーチ青葉台線開設。
3月1日:コーチ青葉台・市が尾両線を一般路線化。みたけ台線、市が尾循環線とする。
12月16日:所管路線に系統番号付与(柿05・柿23系統については、すでに付番済み)。
  • 2002年(平成14年)12月2日:ミッドナイトアロー青葉台線の増便として、田園都市線の終電前に「ナイトアロー」を新設。
  • 2004年(平成16年)9月16日:鷺沼 - 青葉台深夜線を開設。書類上は鴨志田団地線の延長扱い。
  • 2006年(平成18年)3月16日:横浜市営バス43系統の移譲に当たり、市が尾線市が尾 - 桐蔭学園系統を虹が丘営業所に移管。
  • 2007年(平成19年)3月16日:横浜市営バス118系統を全面移譲される。青118系統として現在も運行継続中。
  • 2008年(平成20年)5月14日:所管路線にPASMOを導入(十91、深夜高速バスを除く)。
  • 2010年(平成22年)
4月1日:市が尾線柿生 - 長津田系統(旧早野線)廃止。
7月1日:川和線が新羽営業所から移管される。引き換えに市が尾線柿生 - 市が尾系統を虹が丘営業所に移管。
  • 2013年(平成25年)3月1日:青葉台線青11系統開設。

所管路線[編集]

みたけ台線[編集]

東急コーチ塗色車で運用される青01(AO281)
かつてのデマンド時代後期に使用されていた東急コーチ7000番車
沿革

元コーチ路線。故にコーチ型中型車あるいは一般の中型車が用いられる。桜台第二公園-祥泉院と、みたけ台-もえぎ野公園がフリー降車区間となる。乗車の際は停留所から乗車する必要がある。

青葉台線(桜台方面)[編集]

  • 青11:青葉台駅 → 上谷本第一公園 → 公園坂下 → 青葉台駅(片方向循環)
沿革

比較的に上り坂が多いため、高齢者向けとされている。また、路線沿いに公園が多く「青葉台公園上」など、公園の名前をとった停留所名が多い。走行車両には01系統同様、中型車が用いられている。

十日市場線[編集]

沿革
  • 1981年(昭和56年)9月30日:十日市場線(青葉台駅 - 十日市場駅)運行開始。
  • 1983年(昭和58年)9月16日:若葉台中央まで延長(青葉台駅 - 十日市場駅 - 若葉台中央)。

青葉台駅から環状4号線を南下し、JR横浜線十日市場駅経由で横浜市旭区の若葉台団地まで至る。旭区内に乗り入れる東急バス路線は当路線が唯一である。若葉台団地という巨大団地と都心へ直接向かう東急田園都市線の駅を最短ルートで結ぶ故に乗客が非常に多く東急バス全体でも有数のドル箱路線となっており、大型短尺車、長尺車の両方が充当される。

横浜市営バス23系統青葉台駅 - 十日市場駅 - 若葉台中央線、神奈川中央交通23系統十日市場駅 - 若葉台中央線と共通乗車券取扱いをしている。ただし時刻表の掲載などは別。出入便として青葉台営業所~若葉台中央便が数本あるが、市営バスと違って十日市場駅・若葉台車庫発着はなく、逆に神奈中バスは全便が十日市場駅発着で、青葉台駅発着便がない上に本数も少ない。

青葉台駅から若葉台中央へ至る路線は他に横浜市営バスの55系統と65系統が存在するが、このバスは郵便局前を経由する最短ルートをとる。神奈川中央交通が運行する、十日市場駅発着で若葉台中央から更に相鉄本線三ツ境駅鶴ケ峰駅まで足を延ばす境21・峰02系統も、若葉台中央まで同じルートで運行する。

本数は市営23系統(青葉台駅 - 若葉台中央系統)と合わせると終日多く、平日土曜は若葉台中央行きの深夜バス(東急のみ)が深夜1時台まで設定されている。経由地違いの市営65系統も本数が多く、こちらは市営が平日土曜に若葉台中央行きの深夜バスを設定している。若葉台中央では、同じく運行本数が終日多い神奈川中央交通5・115系統(横浜駅西口行き・鶴ヶ峰駅行き)や神奈川中央交通・相鉄バス共同運行路線の116系統(三ツ境駅行き)などに容易に乗り換えができる。

成合線[編集]

青28 たちばな台二丁目にて (AO639)
  • 青27:青葉台駅 - 成合 - 桐蔭学園前 - 市が尾駅
  • 青28:青葉台駅 - 成合 - 桐蔭学園前
沿革

青葉台駅と市が尾駅を環状4号線・桐蔭学園前・横浜上麻生道路旧道経由で結ぶ路線。おもに青葉台駅 - 桐蔭学園前の通学輸送を担う。

主力は桐蔭学園前止まりの青28系統(日中毎時4〜6本)、市が尾駅まで運行する青27系統は平日土曜は毎時1~2本、休日は朝夕のみ毎時1本の運転となっている。県下屈指のマンモス校である桐蔭学園を抱えることから、朝夕には長尺車が優先的に充当されている。2008年3月28日のダイヤ改正では、青27が青葉台駅発は平日朝の1本、また市が尾駅発は最終便を除き全便桐蔭学園前経由になっている。2015年5月1日のダイヤ改正で全便桐蔭学園前経由となり、青葉台一丁目始発便も廃止となった[2]

鴨志田団地線[編集]

青31 団地中央にて(AO441)
  • 青30:青葉台駅→若草台→鴨志田団地→寺家町→ふるさと村テニスクラブ→鴨志田団地→若草台→青葉台駅
  • 青31:青葉台駅 - 若草台 - 鴨志田団地
沿革
  • 1982年(昭和57年)
7月1日:運行開始。当時は鴨志田町打ち切り。
12月1日:鴨志田団地まで延長。
  • 1984年(昭和59年)11月1日:深夜バスの運行を開始。
  • 2002年(平成14年)7月16日:寺家町乗り入れを開始[3]

青葉台駅と鴨志田団地を結ぶ青葉台営業所の幹線路線。平日は日中毎時8本、土休日は毎時6本、平日朝に至っては青葉台行きが20本設定されており、乗客も非常に多いことからやはり長尺車が投入されている。また、青31系統については、平日と土曜に深夜バスが運行される。

上記の通り、2002年7月16日より寺家町住民の便を図り、横浜市営43系統(当時)・小田急バス柿25系統とともに寺家町への乗り入れを開始。ただしこの路線に限り、甲神社入口へは向かわずに寺家町を経由した後、鴨志田団地へ戻る。寺家町循環の青30系統は日中毎時1・2本設定。平日土曜は鴨志田団地行き青31系統の深夜バスが運行されているが、平日ダイヤでは1987年以降は青葉台駅の下り終電に接続する設定となっており[4]、2013年現在は午前1時過ぎまで設定がある。

雨堤・桜台線[編集]

  • 青32:青葉台駅→桜台団地前→雨堤→青葉台駅【午前回り】
  • 青33:青葉台駅→雨堤→桜台団地前→青葉台駅【午後回り】

恩田線[編集]

青51 椎木地蔵尊入口にて(AO8788)
青55 あかね台入口にて(AO638) 神奈中エリアのためバス停ポールも片側は神奈中仕様
  • 青55:青葉台駅 - 松風台 - 中恩田橋 - あかね台
  • 青56:青葉台駅→松風台→中恩田橋→こどもの国→緑山→ことり橋→こどもの国→中恩田橋→松風台→青葉台駅
  • 青118:青葉台駅 - 公園前 - 桂台 - こどもの国 - 奈良北団地 - 奈良北団地折返場
  • 中恩田橋→松風台→青葉台駅(始発便のみ)
  • 青葉台営業所→稲荷前→田奈駅→中恩田橋→あかね台(出庫系統)

松風台線[編集]

  • 青51:青葉台駅→桂台→松風台→青葉台駅【午前回り】
  • 青52:青葉台駅→松風台→桂台→青葉台駅【午後回り】
沿革
  • 1984年(昭和59年)3月16日:恩田線(青葉台駅 - 松風台 - 日体大、青葉台駅 - 松風台 - 中恩田橋)運行開始
  • 1992年(平成4年)5月28日:恩田線を延長(青葉台駅 - 松風台 - 中恩田橋 - あかね台)、神奈川中央交通との共同運行を開始。
  • 2007年(平成19年)3月16日:横浜市営バス118系統を全面移譲される。青118系統として運行。
  • 2010年(平成22年)3月1日:青51系統を廃止の上、青51系統・青52系統の松風台循環として再編。
  • 2014年(平成26年)8月31日:青118系統緑山循環を松風台経由に変更、青56系統として運行。青55系統は神奈川中央交通との共同運行を解消。

この路線は大型短尺車が基本的に使用されるが中型車が運用に入ることもある。

青51・52系統は松風台・桂台と青葉台駅を結ぶ循環路線で、午前は青51、午後は青52で1時間に2 - 3本運転される。以前は松風台経由で日体大を結ぶ路線であったが2010年3月1日のダイヤ改正に伴い廃止されている。

青55系統は、こどもの国線恩田駅付近に広がる1990年代に開発の進んだあかね台地区と青葉台駅を結ぶ系統で、田園都市線沿いのバスにしては珍しく、途中でこどもの国線の踏切を渡る。かつては神奈川中央交通との共同運行路線であり、共通定期券の取り扱いがあったが、2014年8月31日のダイヤ改正で共同運行は解消された。開発途中に恩田駅が開業したこと、あかね台地区が長津田駅まで徒歩圏であることから本数は少なく、朝10時台以降の運転でおよそ1時間に1本の運行である。なお杉山神社前 - あかね台は東急バスで唯一の対キロ制区間(武相運賃)であるため運賃が異なるが、他系統と同様に前乗り先払いである。出庫便の田奈駅経由あかね台行きは、奈良町線の名残である。なおこの運行のみ青葉台営業所のバス停位置(出庫口付近、県道川崎町田線側)が違う

青118系統は、すみよし台まで日体大線青61系統と並行し、こどもの国経由で奈良北団地へ至る系統である。当初は緑山循環(奈良地区センター前より緑山スタジオ・ことり橋経由で青葉台駅へ向かう)を横浜市営バスと共同運行していたが、メイン路線の奈良北団地折返場系統を持つ市営の方が圧倒的に本数が多く東急バスは数えるほどの本数しかなかった。2007年3月16日、共同運行していた青葉台駅 - 緑山循環に加え、従来市営のみだった青葉台駅 - 奈良北団地折返場系統も横浜市交通局から全面移譲された。奈良北団地折返場行きが日中30分間隔で運行されている。緑山循環は1日11本と本数が少なかったが、2014年8月31日のダイヤ改正で従来の桂台経由から松風台・中恩田橋経由に経路を変更、本数も1日13本(平日。土休日は12本)に増便されて新たに青56系統を名乗るようになった。およそ1時間に1本の運転だが、2〜3時間程運転されない時間帯がある。この経路はかつて横浜市営バスが運行していた120系統(青葉台駅〜松風台〜中恩田橋〜こどもの国〜奈良町・奈良北団地)のほとんどをなぞる形になる。

日体大線[編集]

  • 青61:青葉台駅 - 桂台 - すみよし台 - 日体大
沿革

青葉台駅と日本体育大学健志台キャンパス間を公園前・桂台経由で結ぶ青葉台営業所の主要路線である。沿線に三菱ケミカル、田奈高校、横浜美術大学(横浜美術短大に新設された)といった学校・研究所に加え住宅地内を運行することから乗客は非常に多く、長尺車が優先して運用に入る。

本数は基本的に1時間に8 - 10本だが、通学時間帯と通勤時間の重なる朝ラッシュ時間帯は最大で1時間に21本ものバスが運行される。平日と土曜には深夜バスも運行。

また2002年より通学のみに重点を置いた急行便が運転を開始し、朝は日体大方面、夕方は青葉台方面で運行されていた。基本的に長尺車による運用で深夜急行バス用のワンロマ車も入る。急行便は2015年5月1日をもって全便廃止となった[2]

青葉台線(つつじが丘方面)[編集]

  • 青81:青葉台駅 - 坂上 - 千草台 - 庚申塚 - 北八朔公園入口 - 北八朔 - 青砥中央 - 中山駅北口
  • 青82:青葉台駅→坂上→千草台→第一公園→みどり台→北八朔住宅→千草台→坂上→青葉台駅
  • 青83:青葉台駅 - つつじが丘 - 梅が丘 - 千草台 - 庚申塚 - 谷本小学校 - 藤が丘駅
  • 青82:青葉台駅→坂上→千草台→北八朔住宅→第一公園(入庫系統)
  • 青82:青葉台駅→坂上→千草台→みどり台→北八朔住宅
  • 青82:北八朔住宅→千草台→坂上→青葉台駅(出庫系統)
沿革
  • 1972年(昭和47年)2月1日:青81系統運行開始
  • 1981年(昭和56年)6月23日:当営業所開設と同時に高津営業所から移管。

元々は「梅が丘経由」と「坂上経由」の藤が丘駅行きと、梅が丘経由北八朔行きで構成されていたが、青82系統(みどり台循環)の新設により藤が丘駅行きは梅が丘経由のみに、北八朔行きは坂上経由となった。

北八朔方面のバスは元々同地区からつつじが丘小学校への通学のために設定された路線であったが、川和小学校や藤が丘小学校の開校により当初の目的は失われている。北八朔付近は市街化調整区域であり田畑の多い地域である。2014年5月1日のダイヤ改正で北八朔より先県道中山北山田線(区役所通り)の川和町駅~青砥間の新道区間の開通に伴い中山駅北口へと延伸された。これにより北八朔地区から中山駅・緑区役所へのアクセスが容易になった。

みどり台循環線は高台にあり元々路線バスの運行が無かったみどり台地区と、株式会社東海の工場跡地を含めて開発され、同時期に入居開始となった横浜市営北八朔住宅(高齢者優先住戸あり)への利便性向上のため、1999年に新設。現在は港北パーキングエリアや日帰り入浴施設「ユーランド緑」などのアクセス路線でもある。当初はコーチ型の中型車が用いられていた。日中時間帯(10 - 16時台)の便はみどり台(手前の曲がり角)→ゆうふくの里(先の曲がり角)間がフリー乗降区間となる。早朝は「青葉台駅発みどり台循環」より「北八朔住宅発青葉台駅行」の始発時刻がかなり(30分程度)早い。そのため、始発から数本は青葉台営業所 - さつきが丘 - (横浜商科大学前) - 横浜商科大学入口 - 北八朔住宅の回送ルートを取って運用に入る。北八朔住宅止まりの運行もこのルートを通って営業所に回送される。

また、平日のみある「第一公園止」は第一公園でお客を下ろすとそのまま坂を下り、「みどり台団地」信号を右折し青葉台営業所へ回送される。

青82系統は狭隘道路・橋走行の関係で一般型中型車が用いられる。現在では青81系統、青83系統でも一般型中型車で運行される場合が多くなっている。

中山線[編集]

  • 青90:青葉台駅 - 青葉台営業所 - 山谷みどり台 - 中山駅北口(横浜市営バス若葉台営業所、神奈川中央交通大和営業所と共同運行)
  • 青葉台駅 - 青葉台営業所(出入庫系統、他路線の出入庫としても運行)
沿革
  • 1966年(昭和41年)4月1日東急田園都市線開通に伴い開設。当時は高津営業所所管。
  • 1981年(昭和56年)6月23日:当営業所開設と同時に移管。

青葉台駅と中山駅を短絡して結ぶ系統で、使用される車両はワンステップの大型短尺車が中心。市営はおもに中型車が運用されてきたが現在はノンステップの大型車が運用に入る。神奈中の担当便は90系統で、運行本数はそれぞれ平日朝2本と少なく、大型車による運行である。

もともとは神奈川中央交通が運行していた原町田駅 - 中山駅の路線が存在し、東急田園都市線青葉台駅開業時に後から市営と東急が参入したもの。過去には青葉台営業所発(乗車はさつきが丘から)都橋経由中山駅北口行きが1本のみ午後3時ごろにあった。このバスは北口到着後江田駅行きとなっていた回送兼用であった。

その他に青葉台駅 - 青葉台営業所間の出入庫便も頻繁に運行されており、中型車から大型長尺車まで当営業所在籍車種のほとんどが使用されている。

川和線[編集]

  • 市03:市が尾駅 - 川和町 - 貝の坂 - 梅田橋 - 小机駅 - 新横浜駅
  • 市03:市が尾駅 - 川和町 - 貝の坂(出入庫系統)
  • 市03:新横浜駅 - 小机駅 - 川向町 - 水神前 - 貝の坂(出入庫系統)
沿革
  • 1929年(昭和4年):東京横浜電鉄が神奈川自動車より東神奈川 - 川和町間を買収。戦後、横浜駅西口に乗り入れ。
  • 1966年(昭和41年)4月1日:田園都市線開通により、市が尾駅 - 横浜駅西口間の路線となる。
  • 1993年(平成5年)10月29日:市が尾駅-新横浜駅系統を新設、市営3系統と共に横浜発着便が大幅減便となる。
  • 2002年(平成14年)12月1日:新横浜発着の出入庫便が北新横浜駅に停車するようになる。
  • 2006年(平成18年)11月16日:市03系統の横浜駅西口発着、横浜駅西口 - 小机駅間の区間便を廃止、始終発時間帯に市が尾駅 - 梅田橋の区間便を運行開始。
  • 2007年(平成19年)3月16日:横浜市交通局が3系統を東急バスに移譲する(横浜市の分を東急が運行する。ただし、横浜駅 - 新横浜駅は短縮となる)。始終発時間帯に新横浜駅 - 水神前の区間便を運行開始。
  • 2010年(平成22年)7月1日:新羽営業所より移管される。それに伴い、市が尾駅 - 梅田橋・新横浜駅 - 水神前の区間便をそれぞれ貝の坂発着に改める。

東急田園都市線市が尾駅から新横浜駅までを横浜上麻生道路経由で結ぶ路線である。東急バスの路線では長距離の部類に入る。沿線にららぽーと横浜がオープンしたことで定時運行が困難になりつつある(当路線におけるららぽーと横浜の最寄停留所は薮根)。日中は毎時3本で、市が尾駅 - 貝の坂間においては市43系統と10分おきの交互運行となっている。市が尾駅 - 横浜駅西口間を横浜市営バス3系統と長らく共同運行していたが、横浜市の市営バス再編に伴い市営3系統は段階的に廃止、新横浜駅まで短縮のうえ東急バスによる単独運行となった。この短縮で東急バスから横浜駅乗り入れ路線が消滅し、短縮された又口橋 - 横浜駅西口間の輸送は横浜市営バス39系統が担うことになった。

新羽営業所時代は長尺ワンステップ車の他短尺ワンステップ車、ノンステップ車が運用に入ることが多かったが、青葉台営業所に移管以降は主に短尺ワンステップ車による運行が中心である。現在でも時折長尺ワンステップ車で運行されることがある。近年ではワンロマ車も後述のミッドナイト・アローの間合いで朝や日中を中心にこの路線で運行されることが増えている。

市が尾循環線[編集]

  • 市61:市が尾駅→市が尾中学校→泉田向→荏田西五丁目→市が尾駅【午前回り】
  • 市62:市が尾駅→荏田西五丁目→泉田向→市が尾中学校→市が尾駅【午後回り】
沿革

元コーチ路線。故にコーチ型中型車あるいは一般の中型車が使用される。荏田西四丁目 - 天ヶ谷付近はフリー乗降区間。開業時は現在のバスターミナルが完成していなかったことから、市が尾駅東口(交番脇の駐車場付近に仮設バス乗り場があった)より発着していた。

荏田南線[編集]

  • 市が尾駅 → 青葉台営業所(出入庫系統・休日深夜1便のみ)
  • 南61:センター南駅 → 大丸 → 川和町駅 → 青砥中央 → 中山駅北口(平日1便のみ)

港北ニュータウン開発初期からある歴史ある路線であったが、現在はほとんど運行されておらず、昔の路線の名残だけが残っている。沿革や過去の経緯については廃止路線を参照のこと。

新緑病院線[編集]

平日・土曜の開院時間帯のみ運行している路線。病院利用客の送迎を目的としているため運賃は無料であるが、乗車する際は病院入口にある専用券が必要であり、乗車時に券を回収箱に入れる。なお、十日市場駅より乗車する際に専用券を持っていない場合は、乗務員にその旨を伝えれば券をその場で貰える。また、土曜の最終便は病院所有の送迎車が使われるため、専用券を出す必要はない。

深夜路線[編集]

  • 鷺22:鷺沼駅→江田駅→市が尾駅→青葉台駅
沿革

平日のみ、田園都市線下り鷺沼行き最終電車に接続する深夜バスである。江田駅・市が尾駅・青葉台駅にしか停車しない。最終電車が遅れた場合は到着まで待機することがある。客数によっては増車もある。経路は、たまプラーザ駅・あざみ野駅(両停留所は通過)を経由し、江田駅から国道246号に入る。ミッドナイト・アローとは異なり、江田駅、市が尾駅からも乗車可能である。なお、書類上の路線は鴨志田団地線として含まれている。

深夜急行・高速青葉台線[編集]

渋谷駅で待機するミッドナイト・アロー青葉台線(AO324)
前よりの座席のヘッドレストに「女性専用席」の表記がある
沿革
  • 1989年(平成元年)7月3日:ミッドナイト・アローを開設。当初の途中停留所は鷺沼駅とたまプラーザ駅のみ。
  • 2002年(平成14年)12月2日:ナイト・アローを開設。当初は青葉台営業所が1便目、高津営業所が2便目を担当した。
  • 2005年(平成17年)7月:ナイト・アローの高津営業所担当分を新羽営業所へ移管。
  • 2007年(平成19年)10月1日:ナイト・アロー廃止、ミッドナイト・アローのみの運行となる。同時に青葉台営業所の単独運行になる。

東急バスにおける深夜急行バスの先駆けである。終電後の輸送をサポートするミッドナイト・アローのほか、終電前の着席需要をサポートするナイト・アローもあるが、ナイト・アローは2007年10月1日より廃止されミッドナイト・アローのみの運行に戻る。首都高速3号渋谷線東名高速道路を経由するため、高速道路での立ち席乗車が不可能であることから先着順による座席定員制としており、ワンロマ車によって運行される。最近では、前列に女性優先席が設けられている。

契約輸送[編集]

渋谷教育学園渋谷中学高等学校[編集]

上記学校は、グラウンドなどの運動設備が登戸にある。そのため渋谷の校舎からグラウンドまで生徒と教諭を輸送する。ワンロマ車が充当される。

桐蔭学園小学校[編集]

江田駅から上記学校まで児童を輸送する。マーキュリーカラーの専用車が充当される[要出典]

廃止路線[編集]

早野線[編集]

  • 柿06:柿生駅 - 日体大 - こどもの国( - 奈良町)

柿05同様柿生駅南口から発車し、神前橋まで柿05と同じ経路を走りこどもの国に至る路線だった。1997年(平成9年)2月16日限りで廃止。

市が尾線[編集]

  • 柿05:柿生駅 - 日体大 - 中恩田橋 - 田奈駅 - 長津田駅
    • 長津田駅→浅間下→青葉台駅入口→青葉台営業所(入庫便)

柿05も早野線の一つであったが、こどもの国までの区間便が廃止されたときに市が尾線に編入された。2010年(平成22年)3月31日限りで廃止。

奈良町線[編集]

  • 青葉台駅 - 青葉台営業所 - 稲荷前 - 田奈駅前 - 中恩田橋 - こどもの国( - 奈良町)

同系統および柿06用に、こどもの国-青葉台営業所の入出庫便も存在した。この名残があかね台行き出庫便である。

荏田線[編集]

市営バス旧89系統と共管路線だった。1989年8月31日限りで廃止。

  • 江田駅 - 柚の木谷 - 川和高校 - 川和町 - 中山駅北口

江田駅-中山駅は市営地下鉄あざみ野延伸後、しばらくして廃止となった。

恩田線[編集]

  • 青葉台駅 - 青葉台二丁目 - 公園前 - 桜台 - 青葉台駅

末期は日体大行きの最終便の補完という形だった。

成合線[編集]

  • 青27:青葉台一丁目→成合→桐蔭学園入口→市が尾駅(休日のみ)
  • 青27:青葉台駅 - 成合 - 桐蔭学園入口 - 市が尾駅
  • 青27:青葉台一丁目→成合→桐蔭学園(平日のみ)

日体大線[編集]

  • 青61 急行:青葉台駅 - すみよし台 - 横浜美術大学 - 日体大

記載した停留所のみの停車であったが、2015年5月1日で廃止となった。

荏田南線[編集]

  • 市72:江田駅 - 荏田南 - 都筑ふれあいの丘駅 - 大丸 - 川和高校入口 - 市が尾駅
  • 市72:江田駅 → 荏田南 → 都筑ふれあいの丘駅(平日最終便のみ)
  • 江田駅 - 青葉台営業所(出入庫系統・土休日のみ)
沿革
  • 1983年(昭和58年)8月20日:江田駅 - 荏田南 - 大丸 - 市が尾駅系統(後の市71系統)開設、当初は高津営業所が担当。
  • 1993年(平成5年)3月18日:江田駅 - 荏田南 - 中の瀬 - センター南系統(後の南301系統)開設
  • 2008年(平成20年)3月30日:横浜市営地下鉄グリーンラインの開業に伴い、都筑ふれあいの丘駅に乗り入れる便を市72として新設、南301系統は横浜市営バス301系統と同時に廃止[5]
  • 2014年(平成26年)4月1日:市72(江田駅~都筑ふれあいの丘駅)の新設、市71(江田駅〜都筑ふれあいの丘非経由~市が尾駅)の廃止。市72は日中のみの運転に。
  • 2014年(平成26年)5月1日:南61(センター南駅→中山駅北口)を新設。平日18時37分発のみ。
  • 2017年(平成29年)7月1日:市72系統(運行は6月30日限り)[6]および江田駅 - 青葉台営業所系統、青葉台営業所→市が尾駅(運行はともに6月25日限り)を廃止。市が尾駅→青葉台営業所は休日のみの運行に変更[7]

江田駅 - 荏田南 - 大丸 - 市が尾駅系統(後の市71系統)は、港北ニュータウン開発初期の1983年より運行されている路線で、開業当初は横浜市営バス301系統と共同運行していた。しかし、1993年に市営地下鉄3号線(ブルーライン)があざみ野駅まで延伸すると横浜市営バスの方は廃止され(301系統の系統番号はこの時新設された江田駅 - 荏田南 - 平台 - 仲町台駅系統に引き継がれる)、東急バス単独での運行となった。その際誕生したのが、江田駅 - 荏田南 - 中の瀬 - センター南駅系統(後の南301系統)で、この路線は1年後の1994年には横浜市営バスとの共同運行になっている。ただし、東急バスが運転しているのは平日のみで、なおかつ日中のみであった。なお、江田駅入口停留所は江田駅行きのみ停車、東口商栄会通り停留所は市が尾駅行きのみ停車(降車専用)。

長らくこの形態での運転が続いたが、2008年3月30日の横浜市営地下鉄グリーンラインの開業により運行形態を変更、南301が廃止され代わりに都筑ふれあいの丘ロータリーに乗り入れる市72が新設された。2014年4月1日には運行形態をさらに変更し、市71を廃止した上で市72の運行を日中時間帯のみに縮小、江田駅 - 都筑ふれあいの丘駅の区間便を新設した。この区間便は終点の都筑ふれあいの丘駅に到着すると回送でセンター南駅まで行き、南61系統として中山駅北口へと向かう。南61系統は2014年5月1日に県道中山北山田線の新道区間開通に伴い新設された路線で中山駅北口行きのみの運行である。ほぼ全区間において市営地下鉄グリーンラインと並行するのが特徴。

江田駅 - 都筑ふれあいの丘駅、都筑ふれあいの丘駅 - 市が尾駅は市営バスと共通定期券取扱区間。ただし、この区間を走る市営バスには取り扱いのない系統もあるので注意が必要である。なお、市72系統廃止により、この区間の共通定期券も発売を終了[6]

20 - 60分おきのランダムダイヤで運転し、区間便は平日の江田駅18時発のみの運行。基本的に中型車以外の車両が充当されるものの、500番台・1200番台のワンロマ車が運用に入ることが多い。開業時は市61,62同様に市が尾駅東口(ブックスアンドー前)より発着していた。出入庫は江田駅・市が尾駅 - 青葉台営業所を国道246号経由で行っていており、現在も市が尾駅発の入庫便が片道休日1本のみ残っている。

移管路線[編集]

市が尾中山線[編集]

2006年3月16日付で横浜市営運行の全便が東急バスへ移譲されたが、この時に全便の所管を虹が丘営業所で統一するため、青葉台が担当していた桐蔭学園止まりのシャトル便も虹が丘に移管となった。

市が尾線[編集]

  • 1981年(昭和56年)6月23日:当営業所開設と同時に高津営業所から移管。
  • 2010年(平成22年)7月1日:虹が丘営業所に移管。

車両[編集]

収容力確保のために前輪タイヤハウス上・車椅子スペース・非常口前以外は全てロングシートとした一般長尺車 (AO635) 収容力確保のために前輪タイヤハウス上・車椅子スペース・非常口前以外は全てロングシートとした一般長尺車 (AO635)
収容力確保のために前輪タイヤハウス上・車椅子スペース・非常口前以外は全てロングシートとした一般長尺車 (AO635)

日野を主体に三菱ふそうUDトラックスの車両が配置されている。

深夜路線や元コーチ路線を抱えているため、多種多様な車種が存在している。また、虹が丘営業所と同じく沿線に多くの団地を抱えており、利用者から収容力の大きいバスへの要望があった[4]ことから、その対策として1987年以降は大型長尺車が配置されている[4]ただし虹が丘営業所とは違い、標準尺車は短尺車と同じ扱いをされている。その他元コーチ路線用の中型車も所属している。また、エリア内に高台が多く、登坂力が要求されることから、エンジンが選択できる場合は強馬力仕様での導入となっている[4]。青葉台営業所では無線を活用した運行管理システムが導入されており、運転席には、営業所と交信ができるように無線機を標準装備している。

  • 一般長尺車:日野車と新羽営業所から転属のUD車がありワンステップ。当営業所に新製配置されたブルーリボンシティとブルーリボンII、新羽営業所から転属してきたブルーリボンIIとスペースランナーが在籍。収容力を少しでも増加させるため、ブルーリボンシティの車内は三方シートとなっている。いずれの車両も中扉は4枚折戸。なかでもUD製の長尺車は当営業所に3台(AO8724 - 8726)のみの少数派となっている。
  • ワンロマ車:三菱ふそう車・エアロスターが在籍。日野車はトップドアの1800番台車と前中扉・ワンステップの300番台車が配置されたが、2012年6月に新型の三菱ふそう車に置き換えられ、1800番台車は廃車、300番台車は虹が丘営業所を経て目黒営業所に転属となった。どちらも長尺車で、このうちAO1280は車内に横引きカーテンを備える。深夜急行バスや一般路線(主に荏田南線と川和線)、契約輸送として桐蔭学園生徒輸送などで使用されている。
  • 標準尺車:ブルーリボンIIとエアロスターが在籍。ブルーリボンシティはすべてノンステップで、235~237が配置されていたが、ワンステップ車より収容力が劣る上に古参車であることから2013年2月までに全廃となり、青葉台営業所から大型標準尺ノンステップ車の配置が一時期消滅した。このうち、2012年に廃車されたAO237はTOQ-BOX号となっていた。その後2015年にAO1476~AO1478の3台の三菱ノンステップ車が新製導入され、大型標準尺ノンステップの配置が復活している。2011年に新製導入されたAO1134は標準尺車のワンステップ車である。ノンステップバスは主に十日市場線で使用。
    • AO1130は先代路線塗装(復刻版)となっている。これは東急バス創立20周年企画によるもの。
  • 短尺車:三菱ふそう・日野・UDの車両が在籍し、全てワンステップ車。ノンステップ車は新羽営業所から転属してきた三菱ふそう車が1台のみ在籍していたが2014年8月に廃車。三菱ふそう車の比率が高いが近年は他営業所への転出車もあり、日野・ブルーリボンIIの比率も徐々に高くなってきている。
  • 中型車:三菱ふそうと日野の車両が在籍。三菱ふそう車は一般型のMKが在籍(コーチ型のMJは2013年に全廃)。日野車はレインボーIIが在籍。ともにナロー車は配置されていない。ほとんどがノンステップバスだが2015年に高津からMKワンステップバスが転属してきたが、現在は高津に戻ったのちに新羽に転属ののち再び高津に戻った。みたけ台線と青葉台線、市が尾循環線などで主に使用される。一時期転属車の日野HRが配置されていたこともある。
  • 小型車:ワンステップ三菱ふそう車(AO1883)が一台のみ在籍されていたが、AO1129の新製導入にともない除籍となった。現在は三菱ふそう・ローザのAO6075が新緑病院線専用として配置されている。

当営業所開設当初は中延営業所高津営業所目黒営業所からの転属車で構成され、日野車をメインにRB10形も9台在籍していた。高津営業所からの転属分にはUD車も含まれ、その後は日野車に加えUD車も新規配置されていた。しかしUD車は1988年度を最後に導入が途絶え、後に新羽営業所や都内の弦巻営業所などへの転出により一旦配置がなくなったが、川和線移管に伴い再び配置されることとなる。かつてはいすゞ製のワンロマ車が在籍していたことがある。

脚注[編集]

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  1. ^ a b より便利に東急コーチがかわります!! (PDF) 」 、『HOT ほっと TOKYU』第232号、東京急行電鉄、2001年3月1日2017年1月21日閲覧。
  2. ^ a b ダイヤ改正のお知らせ 2015年5月1日実施【青葉台駅発着路線:青30 青31 青61 青118 青27 青28 青23】【目黒駅前発着路線:黒01】”. 東急バス. 2015年4月28日閲覧。
  3. ^ 青葉台駅〜寺家町方面の系統を新設 (PDF) 」 、『HOT ほっと TOKYU』第256号、東京急行電鉄、2002年8月25日2017年1月21日閲覧。
  4. ^ a b c d バス・ジャパン8号 P.48 ISBN 479527763X
  5. ^ 東急バス ダイヤ改正と路線変更のお知らせ。 (PDF) 」 、『HOT ほっと TOKYU』第333号、東京急行電鉄、2008年3月20日2017年1月23日閲覧。
  6. ^ a b 【市72】市が尾駅~江田駅系統廃止のお知らせ 2017年7月1日(土)実施 - 東急バス 2017年5月24日
  7. ^ ダイヤ改正及び市が尾駅乗り場変更のお知らせ (PDF, 東急バス 2017年6月16日)