安藤忠夫

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安藤 忠夫(あんどう ただお、1935年昭和10年〉9月6日[1] - )は、日本警察官僚。元警視総監、初代内閣危機管理監

経歴[編集]

岡山県出身。1959年東京大学法学部を卒業し、警察庁に入庁し警視庁上野警察署に配属された[2]

以後、宮城県警察本部刑事部防犯少年課長、千葉県警察本部刑事部捜査第二課長、兵庫県警察本部刑事部捜査第二課長、建設省道路局路政課課長補佐、警視庁警備部参事官兼警備第一課長、同警務部参事官兼第一方面本部長、鈴木善幸内閣総理大臣秘書官、警視庁警備部長、警察庁交通局交通企画課長、同警務局人事課長、警視庁総務部長、千葉県警察本部長、警視庁副総監、警察庁警務局長などを歴任[2]1992年9月、警視総監に就任し1993年9月まで在任した[3]

退官後、日本道路交通情報センター理事長などを務めた。1998年から2001年まで第1次森内閣第2次森内閣内閣危機管理監に在任。その後、自動車安全運転センター理事長を務めた[2]

脚注[編集]

  1. ^ 『新訂 現代日本人名録98』1、299頁。
  2. ^ a b c 『日本警察官僚総合名鑑』179頁。
  3. ^ 『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』489頁。

参考文献[編集]

  • 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。
  • 小山善一郎・石丸陽編『日本警察官僚総合名鑑』新時代社、2005年。
  • 『新訂 現代日本人名録98』1、日外アソシエーツ、1998年。