マジェスティック・アスレティック
マジェスティック・アスレチック(Majestic Athletic)は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州バンガーに本社を置くスポーツ衣料品メーカーである。
概要
[編集]かつてはザ・ノース・フェイス、VANS、ティンバーランドといった有力ブランドを抱えるアパレル大手VFコーポレーションのスポーツライセンスグループ事業のブランドであった。
2008年にマジェスティック アジア(Majestic Asia, Incorporated)が設立され、2009年より日本支社事務所・マジェスティック ジャパンを開設。日本国内での販売活動を展開している。
2017年4月4日、マジェスティック・アスレティックブランドを含むVFコーポレーションのLSG事業が、ファナティクス社へ2億2500万ドルで売却された。売却対象にはイーストンの製造工場も含まれており、OEMではあるが同工場によるユニフォーム生産は継続される見込み[1]。以降はスポーツ用品のオンライン販売会社ファナティクスの傘下である。
野球ユニフォーム
[編集]古くからメジャーリーグベースボール(MLB)のチームに、ユニフォームサプライヤーとしてユニフォームを供給しており、1982年には練習ジャージを、2005年には全30チームのユニフォーム等を供給する独占契約を結んだ(2019年まで)[2]。
帽子の製造と流通管理はニューエラ・キャップ・カンパニーが行うが、その他はファナティクスが製造と流通管理を行う[3]。
2014年シーズンからは日本プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルス(2019年まで)、2016年シーズンからは東京ヤクルトスワローズ、福岡ソフトバンクホークス、埼玉西武ライオンズ、2017年からは千葉ロッテマリーンズ(2019年まで)のそれぞれユニフォームのオフィシャルサプライヤーとなる。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “VF Corp. to sell licensed sports group business to Fanatics Inc.”. The Business Journals (2017年4月4日). 2017年9月7日閲覧。
- ^ “Under Armour to make MLB uniforms in 2019, a year early”. ESPN.com (2017年5月20日). 2017年9月7日閲覧。
- ^ “MLB announces uniform deal with Under Armour, Fanatics starting in 2020”. ESPN.com (2016年12月5日). 2017年9月7日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ホームページ
- マジェスティック・アジア 公式ホームページ - ウェイバックマシン(2018年1月4日アーカイブ分)