キヅール
| キヅール | |
|---|---|
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| 対象 | |
| 分類 | サッカークラブのマスコットキャラクター |
| モチーフ | 折り鶴 |
| 関連グッズ |
ぬいぐるみ、クリアファイル、 折り紙、御守 |
キヅールは、Jリーグ・いわてグルージャ盛岡のマスコットキャラクター。
概要[編集]
2016年5月にマスコットキャラクターのデザインを公募することが明らかにされる[1]。チーム名の由来になっている「鶴」をモチーフにすることを条件に広く募集が行われ、当初はクラブ内での選考により同年11月の発表を目指していた[2] が、発表が無期延期となった後、2017年3月にクラブが一次選考した4作品の中から、ファン・サポーターによる一般投票で決定することとなった[3]。
2017年7月1日、投票結果が発表され、『キヅール』が選ばれた[4]。鶴を擬人化したかわいらしい雰囲気の他の3種類のイラストとは一線を画した折り鶴をモチーフとしたデザイン、後述のような特徴的なキャラクター設定が一般投票開始時から全国的に話題を呼び、クラブの広報担当者も「他のチームのマスコットにはない独特の魅力があると思う」と述べている[5]。
名前は、勝利を祈願する対象として折り鶴の「折」を「祈」に変え、「キヅール（祈鶴）」としている。一時の話題では無く、末永くグルージャ盛岡やサポーターに愛され、岩手中、日本中、世界中に羽ばたき、愛されるキャラクターになることを「祈」ったネーミングになっている。左右の翼の前面には「MORIOKA」（右）、「GRULLA」（左）とクラブの英字ロゴが表記されているが、2019年のクラブ名変更（グルージャ盛岡→いわてグルージャ盛岡）に合わせて変更されている（右が「IWATE MORIOKA」の2行表記に、左の「GRULLA」はロゴタイプのみ変更）。
誕生に併せて、CAMPFIREを通じて立体化に向けたクラウドファンディングもスタート[4][5][6]。シルエット・質感ともに、モチーフである「折り鶴」の忠実な実現につなげていく。なお制作は、美術造形スタジオ「ゼペット」（東京）が担う。体高、横幅ともに2.4メートルの巨大なマスコットになる[7]。なお、完成に先駆け、キヅールの4図面を初公開している。
同年10月15日のJ3リーグ第27節・FC琉球戦（いわぎんスタジアム）でホーム初お披露目を果たす。ピッチに登場し、軽快なパフォーマンスを披露。そのままフィールドでボールを受け取り、ドリブルで選手10人を抜き去り、最後は右足でゴールを決め、会場を沸かせた[8]。なお、この試合を通じて、同週のDAZNが選ぶJ3リーグ週間ベストプレーに選出された[9]。
2020年には『ゆるキャラグランプリ2020 THE FINAL』に初出場を果たしている[10]。
2021年8月、デビュー時からの蓄積疲労による入院のため活動を一時休止[11][12]。9月13日に退院が発表され[13][14]、9月19日のJ3リーグ第19節・テゲバジャーロ宮崎戦（いわぎんスタジアム）より活動を再開した。
プロフィール[編集]
- 誕生日は9月26日
- 折鶴ながら「折れない心」の持ち主
- サッカーはそこそこ上手い
- 落語が好き。好きな芸能人は鶴瓶。次が仁鶴。
- 得意なダンスは「鶴の恩返し」
- 選手達から勝利祈願の対象。神様のつもりで調子に乗る。
- 好きな曲は大滝詠一が1997年にリリースした大ヒット曲の「幸せな結末」[注 1]。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ グルージャが試合に勝利した際にサポーターがハミングで歌唱している曲であり、それにあわせてキヅール自身も踊るのが通例となっている。
出典[編集]
- ^ 『【募集中】グルージャ盛岡 マスコットキャラクター デザイン募集のお知らせ』（プレスリリース）グルージャ盛岡、2016年5月8日。2022年8月11日閲覧。
- ^ 『【募集中】グルージャ盛岡マスコットキャラクター デザイン発表について』（プレスリリース）グルージャ盛岡、2016年11月17日。2022年8月11日閲覧。
- ^ 『【募集中】【クラブ】グルージャ盛岡 マスコット投票開始のお知らせ』（プレスリリース）公式サイト、2017年3月25日。2017年3月25日閲覧。
- ^ a b 『【クラブ】グルージャ盛岡 マスコット投票結果および立体化プロジェクト開始のお知らせ』（プレスリリース）公式サイト、2017年7月1日。2017年7月2日閲覧。
- ^ a b “グルージャ盛岡マスコットキャラクター決定 立体化目指してCFに挑戦”. 盛岡経済新聞 (2017年7月10日). 2022年8月11日閲覧。
- ^ 『挑戦！ グルージャ盛岡 公式クラブマスコット「キヅール」立体化プロジェクト』（プレスリリース）CAMPFIRE、2017年7月1日。2017年7月2日閲覧。
- ^ “＜Ｊ３盛岡＞巨大着ぐるみ制作費 ＣＦで募集”. 河北新報. (2017年7月5日) 2017年7月6日閲覧。
- ^ “キヅールが初お目見え J3グルージャのキャラクター”. 岩手日報. (2017年10月16日) 2017年10月23日閲覧。
- ^ https://twitter.com/DAZN_JPN/status/919767583628423168
- ^ 『【クラブ】ゆるキャラ®グランプリ2020 THE FINALへのキヅール出場につきまして』（プレスリリース）公式サイト、2020年7月2日。2021年9月17日閲覧。
- ^ 『【クラブ】キヅール 緊急入院のお知らせ』（プレスリリース）公式サイト、2021年8月16日。2022年3月8日閲覧。
- ^ “キヅールが緊急入院…J3岩手の人気マスコット、約4年間の疲労蓄積か”. ゲキサカ. (2021年8月16日) 2021年8月17日閲覧。
- ^ 『【クラブ】キヅール 退院のお知らせ』（プレスリリース）公式サイト、2021年9月13日。2022年3月2日閲覧。
- ^ “キヅール復活「身体のツヤ・キレ共に最高の状態です!」J3岩手の人気マスコットが退院”. ゲキサカ. (2021年9月13日) 2021年9月17日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- マスコット - いわてグルージャ盛岡オフィシャルサイトのキヅール紹介ページ
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