エレーナ・イリニフ

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Pix.gif エレーナ・イリニフ
Elena ILINYKH
Figure skating pictogram.svg
2014 Grand Prix of Figure Skating Final Elena Ilinykh Ruslan Zhiganshin IMG 3714.JPG
2014年GPファイナルのFDにて
基本情報
代表国: ロシアの旗 ロシア
生年月日: 1994年4月25日(22歳)
出生地: カザフスタンの旗 カザフスタン
マンギスタウ州 アクタウ
身長: 164 cm
パートナー: ルスラン・ジガンシン
元パートナー: ニキータ・カツァラポフ
イワン・ブキン
コーチ: スヴェトラーナ・アレクセーエワ
エレーナ・クスタロワ
元コーチ: ニコライ・モロゾフ
デニス・サモーヒン
マリナ・ヴォイツェホフスカヤ
アレクサンドル・ズーリン
オレグ・ボルコフ
イーゴリ・シュピリバンド
マリナ・ズエワ[1]
イリーナ・ロバチェワ[1]
エカテリーナ・ヴォルコワ[1]
リュボーフィ・マレエワ[1]
ナタリヤ・ドゥビンスカヤ[1]
振付師: アントニオ・ナハロ
エレーナ・クスタロワ
オルガ・リアビニナ
元振付師: イリヤ・アベルブフ
ニコライ・モロゾフ
リュドミラ・ウラソワ
アレクサンドル・ズーリン
所属クラブ: モスクヴィチ
ISU パーソナルベストスコア
トータルスコア: 176.70 2015 CS M.オーナメント
ショートダンス: 70.12 2015 CS M.オーナメント
フリーダンス: 106.58 2015 CS M.オーナメント
 
獲得メダル
フィギュアスケート
オリンピック
Olympic rings with transparent rims.svg
2014 ソチ アイスダンス
2014 ソチ 団体戦
欧州選手権
2012 シェフィールド アイスダンス
2013 ザグレブ アイスダンス
2014 ブダペスト アイスダンス
世界ジュニア選手権
2010 ハーグ アイスダンス
ジュニアグランプリファイナル
2009 東京 アイスダンス

エレーナ・ルスラーノヴナ・イリニフロシア語: Елена Руслановна Ильиныхロシア語ラテン翻字: Elena Ruslanovna Ilinykh1994年4月25日 - )は、カザフスタン出身の女性ロシアフィギュアスケート(アイスダンス)選手。パートナーはルスラン・ジガンシンニキータ・カツァラポフイワン・ブキン

2014年ソチオリンピック銅メダリスト、団体戦金メダリスト。2010年世界ジュニアフィギュアスケート選手権優勝。

経歴[編集]

1994年カザフスタンアクタウに生まれる。4才のとき、祖母に連れられ近所のリンクの体育クラスでスケートを始める。上達の早さにコーチのエカテリーナ・ヴォルコワに選手としてのトレーニングコースに変わることを強く勧められ、やがて選手育成拠点のあるモスクワのソコリニキに移った[1]

シングルの選手として10歳の頃には3回転ジャンプも習得[1]、2004年ロシアジュニア選手権のノービスクラスでは2位にはいるが、13歳でアイスダンスに転向しアメリカマリナ・ズエワイーゴリ・シュピリバンドのもとに移りニキータ・カツァラポフとカップルを組む。しかし翌年にはカツァラポフがロシアに帰国しカップルを解消、その後良いパートナーを得られなかったことから2007年にモスクワに戻り[1]、カツァラポフとのカップルを再結成し2009年のロシアジュニア選手権で4位となる。

国際競技会デビューとなった翌2009-2010シーズン、ジュニアグランプリシリーズ2大会で優勝、ジュニアグランプリファイナルでも2位。世界ジュニア選手権で優勝する。

2010-2011シーズン、ロステレコム杯では銅メダルを獲得。ロシア選手権では3位に入り、ヨーロッパ選手権の代表に選出され、4位入賞を果たした。ロシアのカップルで2番目の成績を収めたため、世界選手権の代表にも選出された。SDは6位と上々の滑り出しだったが、FDでは地元ロシアの観客の大歓声で音楽のスタートが分からないまま演技をスタート。精彩を欠いた演技でSDより順位を1つ落とし7位入賞に留まった。シーズン終了後、アレクサンドル・ズーリンからニコライ・モロゾフへコーチを変更。変更の理由として、十分に練習環境を整えてもらえなかったことを挙げている[2]

2011-2012シーズン、NHK杯ではSDで首位に立った。しかし、FDのウォームアップ中にフェンスに衝突しひざを負傷。順位を落とし3位で大会を終え、エキシビションは欠場した[3]。続くエリック・ボンパール杯では4位。ロシア選手権では前年より順位を1つ上げ2位。ヨーロッパ選手権ではSDで7位と出遅れ最終グループ入りを逃すが、FDでは3位で総合3位まで順位を上げ、初のメダルを獲得した。4位との差はわずか0.03ポイントしかなかった。世界選手権は予選から安定した演技を見せ5位入賞。ロシアのカップルでは最上位の成績だった。

2012-2013シーズン、ロステレコム杯では2位。NHK杯ではSDの後に食中毒を起こしてしまうが、FDを滑り2位に入った。グランプリファイナルに初進出し、そこでは6位だった。ヨーロッパ選手権では前年より順位を上げ2位。世界選手権はレベルを取りこぼし9位に終わった。

2013-2014シーズン、4年連続出場のNHK杯では4位。エリック・ボンパール杯では地元のナタリー・ペシャラ / ファビアン・ブルザ組を破り2位。ヨーロッパ選手権のSDでは僅差の2位に付けるも、FDのシンクロナイズドツイズルで転倒し2年連続の2位となった。ソチオリンピックの団体戦ではFDに出場し自己ベストを更新。金メダルを獲得した。個人戦ではSD、FD共に大幅に自己ベストを更新し、銅メダルを獲得した。世界選手権ではSDのシンクロナイズドツイズルの2本目を回ることができずノーバリューとなり5位と出遅れる。FDでは1位となり巻き返すも4位に終わった。世界選手権開催中からカツァラポフの解散が取りざたされており、4月7日にルスラン・ジガンシンと新たにカップルを結成。コーチをジガンシンのコーチであるスヴェトラーナ・アレクセーエワとエレーナ・クスタロワに変更した[4][5]

2014-2015シーズン、新カップルデビュー戦の中国杯では4位。ロステレコム杯ではお互いの前のパートナーであるヴィクトリヤ・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ組を破り銀メダルを獲得した。グランプリファイナルでは6位。ロシア選手権では初優勝を果たした。欧州選手権ではSD2位となるも、FDではリフトを落下させるミスがあり8位、総合4位となりメダルを逃した。

2015-2016シーズン、中国杯で銅メダルを獲得。ロステレコム杯ではSDのシークエンシャルツイズルで転倒があり総合5位。2年連続のグランプリファイナル進出を逃した。ロシア選手権ではSDの転倒が尾を引き、FDでの挽回及ばず4位に終わった。

主な戦績[編集]

大会/年 2014-15 2015-16 2016-17
世界選手権 7
欧州選手権 4
ロシア選手権 1 4
GPファイナル 6
GPスケートアメリカ
GPロステレコム杯 2 5
GP中国杯 4 3
CS M.オーナメント 1
大会/年 2008-09 2009-10 2010-11 2011-12 2012-13 2013-14
冬季オリンピック 3
世界選手権 7 5 9 4
欧州選手権 4 3 2 2
世界国別対抗戦 5
ロシア選手権 3 2 2 2
GPファイナル 6
GPエリック杯 4 2
GP NHK杯 4 3 2 4
GPロステレコム杯 3 2
クリスタルスケート 1
世界Jr.選手権 1
ロシアJr.選手権 4 2
JGPファイナル 2
JGPトルン杯 1
JGPブダペスト 1


詳細[編集]

2016-2017 シーズン
開催日 大会名 SD FD 結果
2016年10月21日-23日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカシカゴ -


2015-2016 シーズン
開催日 大会名 SD FD 結果
2015年12月23日-27日 ロシアフィギュアスケート選手権エカテリンブルク 4
66.75
2
102.97
4
169.72
2015年11月20日-22日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 6
54.46
4
98.55
5
153.01
2015年11月6日-8日 ISUグランプリシリーズ 中国杯北京 3
63.54
3
95.46
3
159.00
2015年10月15日-18日 ISUチャレンジャーシリーズ モルドヴィアンオーナメントサランスク 1
70.12
1
106.58
1
176.70


2014-2015 シーズン
開催日 大会名 SD FD 結果
2015年4月16日-19日 2015年世界フィギュアスケート国別対抗戦東京 4
63.09
4
95.10
2
団体
2015年3月23日-29日 2015年世界フィギュアスケート選手権上海 5
69.46
9
95.38
7
164.84
2015年1月26日-2月1日 2015年ヨーロッパフィギュアスケート選手権ストックホルム 2
69.94
8
89.89
4
159.83
2014年12月24日-28日 ロシアフィギュアスケート選手権ソチ 1
70.35
2
101.06
1
171.41
2014年12月11日-14日 2014/2015 ISUグランプリファイナルバルセロナ 6
60.25
4
96.21
6
156.46
2014年11月14日-16日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 2
64.12
3
96.31
2
160.43
2014年11月7日-9日 ISUグランプリシリーズ 中国杯上海 4
60.48
4
84.22
4
144.70


2013-2014 シーズン
開催日 大会名 SD FD 結果
2014年3月24日-30日 2014年世界フィギュアスケート選手権さいたま 5
65.67
1
108.71
4
174.38
2014年2月6日-22日 ソチオリンピックソチ 3
73.04
3
110.44
3
183.48
2014年2月6日-22日 ソチオリンピック 団体戦(ソチ - 3
103.48
1
団体
2014年1月13日-19日 2014年ヨーロッパフィギュアスケート選手権ブダペスト 2
69.54
2
100.97
2
170.51
2013年12月22日-27日 ロシアフィギュアスケート選手権ソチ 2
68.67
2
99.34
2
168.01
2013年11月15日-17日 ISUグランプリシリーズ エリックボンパール杯パリ 3
69.07
2
102.82
2
171.89
2013年11月8日-10日 ISUグランプリシリーズ NHK杯東京 4
61.35
4
94.02
4
155.37


2012-2013 シーズン
開催日 大会名 SD FD 結果
2013年3月10日-17日 2013年世界フィギュアスケート選手権ロンドン 9
66.07
10
91.45
9
157.52
2013年1月23日-27日 2013年ヨーロッパフィギュアスケート選手権ザグレブ 2
68.98
1
100.16
2
169.14
2012年12月24日-28日 ロシアフィギュアスケート選手権ソチ 2
66.14
2
105.53
2
171.67
2012年12月6日-9日 2012/2013 ISUグランプリファイナルソチ 6
63.56
5
92.80
6
156.36
2012年11月23日-25日 ISUグランプリシリーズ NHK杯利府 3
59.96
2
96.66
2
156.62
2012年11月9日-11日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 2
65.70
2
92.76
2
158.46
2012年10月30日-11月4日 2012年クリスタルスケートブラショフ 1
70.95
1
103.61
1
174.56


2011-2012 シーズン
開催日 大会名 予選 SD FD 結果
2012年4月19日-22日 2012年世界フィギュアスケート国別対抗戦東京 - 5
60.44
5
86.40
5
146.84
2012年3月26日-4月1日 2012年世界フィギュアスケート選手権ニース 1
92.40
5
65.34
5
95.66
5
161.00
2012年1月23日-29日 2012年ヨーロッパフィギュアスケート選手権シェフィールド - 7
59.49
3
93.63
3
153.12
2011年12月24日-28日 ロシアフィギュアスケート選手権サランスク - 2
66.94
2
95.00
2
161.94
2011年11月18日-20日 ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯パリ - 7
58.17
7
82.15
7
140.32
2011年11月11日-13日 ISUグランプリシリーズ NHK杯札幌 - 1
61.83
3
87.65
3
149.48


2010-2011 シーズン
開催日 大会名 SD FD 結果
2011年4月24日-5月1日 2011年世界フィギュアスケート選手権モスクワ 6
65.51
10
88.99
7
154.50
2011年1月24日-30日 2011年ヨーロッパフィギュアスケート選手権ベルン 4
60.93
4
92.55
4
153.48
2010年12月25日-29日 ロシアフィギュアスケート選手権サランスク 2
62.30
4
87.42
3
149.72
2010年11月19日-21日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 6
49.14
2
85.65
3
134.79
2010年10月22日-24日 ISUグランプリシリーズ NHK杯名古屋 3
56.89
4
78.16
4
135.05


2009-2010 シーズン
開催日 大会名 CD OD FD 結果
2010年3月9日-12日 2010年世界ジュニアフィギュアスケート選手権ハーグ 1
37.52
1
59.94
1
90.82
1
188.28
2010年2月3日-6日 ロシアジュニアフィギュアスケート選手権(サランスク 2
36.85
2
60.00
2
87.66
2
184.51
2009年12月5日-6日 2009/2010 ISUジュニアグランプリファイナル東京 - 3
54.35
2
85.01
2
139.36
2009年9月10日-12日 ISUジュニアグランプリ トルン杯トルン 1
35.02
1
54.03
1
82.56
1
171.61
2009年8月27日-29日 ISUジュニアグランプリ ブダペストブダペスト 1
34.10
1
50.46
1
81.50
1
166.06


2008-2009 シーズン
開催日 大会名 CD OD FD 結果
2009年1月28日-31日 ロシアジュニアフィギュアスケート選手権(サランスク 5
29.37
5
49.28
4
77.06
4
155.71


プログラム使用曲[編集]

シーズン SD FD EX
2015-2016[6][7] ワルツ:愛にすべてを
マーチ:ウィ・ウィル・ロック・ユー
曲:クイーン
映画『フリーダ』サウンドトラックより
作曲:エリオット・ゴールデンサール
振付:アントニオ・ナハロ
I Put a Spell On You
ボーカル:アニー・レノックス
2014-2015[8][9] パソドブレ:アラゴネーズ 歌劇『カルメン』より
パソドブレ:闘牛士の歌 歌劇『カルメン』より
作曲:ジョルジュ・ビゼー
振付:アントニオ・ナハロ
Appassionata
曲:シークレット・ガーデン
アンソニーとクレオパトラ 映画 『クレオパトラ』より
作曲:アレックス・ノース
演奏:フェランテ & タイシャー
振付:イリヤ・アベルブフ
Je t'aime
ボーカル:ララ・ファビアン
Love Like a Dream
ボーカル:アーラ・プガチョワ
2013-2014[10] クイックステップ:素敵なあなた
フォックストロット:16 Tons
クイックステップ:シング・シング・シング
バレエ『白鳥の湖』より
作曲:ピョートル・チャイコフスキー
アルビノーニのアダージョ モダンアレンジ
作曲:レモ・ジャゾット
Apologize
曲:ティンバランド feat. ワンリパブリック
Snow
ボーカル:フィリップ・キルコロフ
I believe
作曲:西尾芳彦
ボーカル:ヘイリー・ウェステンラ
2012-2013 アンディジャン・ポルカ ミュージカル『ゴースト・ザ・ミュージカル』サウンドトラックより
作曲:デイヴ・スチュワート、グレン・バラード
Capricious Horses
by Garik Sukachev
Someone Like You
曲:アデル
2011-2012 Hip Hip Chin Chin
曲:クラブ・ド・ベルーガ
マシュ・ケ・ナダ
作曲:セルジオ・メンデス
Mujer Latina
作曲:Kike Santander
カッチーニのアヴェ・マリア
ボーカル:トーマス・スペンサー=ワートリー
Someone Like You
曲:アデル
Black velvet
ボーカル:アランナ・マイルズ
ある愛の詩
ボーカル:ミレイユ・マチュー
2010-2011 ワルツ:映画『アゴニー』サウンドトラックより
作曲:アルフレート・シュニトケ
タンゴ
バレエ『ドン・キホーテ』より
作曲:レオン・ミンクス
I Put a Spell on You
ボーカル:ニーナ・シモン
可愛い花
ロック・アラウンド・ザ・クロック
シーズン OD FD EX
2009-2010 Panpipes of the Andesより
曲:インカンテーション
映画『シンドラーのリスト』より
作曲:ジョン・ウィリアムズ
ミュージカル『屋根の上のバイオリン弾き』より
作曲:ジェリー・ボック
可愛い花
ロック・アラウンド・ザ・クロック

脚注[編集]

参考文献[編集]