ひと夏の経験

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ひと夏の経験
山口百恵シングル
初出アルバム『15歳のテーマ ひと夏の経験
B面 太陽の友達
リリース
ジャンル アイドル歌謡曲
時間
レーベル CBS・ソニー
作詞・作曲 千家和也(作詞)
都倉俊一(作曲)
馬飼野康二(編曲)
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間3位(オリコン
  • 1974年度年間15位(オリコン)
山口百恵 シングル 年表
春風のいたずら
1974年
ひと夏の経験
(1974年)
ちっぽけな感傷
(1974年)
収録アルバム15歳のテーマ ひと夏の経験
ひと夏の経験
(1)
わたしの悩み誰も知らない
(2)
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ひと夏の経験」(ひとなつのけいけん)は1974年6月1日に発売された山口百恵の5枚目のシングル。

概要[編集]

  • 題名の通り「ひと夏の経験」をテーマにした曲であるが、「青い果実」から始まる青い性典路線の初期に既に完成されていた曲であり、元タイトルは「甘い誘惑」。翌年の夏向けシングルとして発売された。歌詞も「女の子の一番大切なものをあげるわ」等と性的なニュアンスを多く含むが、あくまで抽象的な表現に終始している。百恵が自伝『蒼い時』で述べたところによれば、性でなく真心を表現しているとのこと。
  • リリースされて3週目でオリコンのベストテンに登場。5週後には3位まで上昇、1974年の年間第15位にランクされた。累計売上は75万枚[1]を記録。
  • この曲がヒットしたことに伴い、百恵はトップアイドルに上り詰めた。
  • 山口は当時のマスコミに、「女の子の一番大切なものとは何ですか?」と何度も質問されており[2]、「真心です」と答えている。後に「処女とでも答えて欲しいのだろうか」とも述べている[3]
  • 1975年に、この曲の歌詞について婦人団体「国際婦人年をきっかけとして行動を起こす女たちの会」(後の行動する女たちの会[4])が「女性蔑視」と主張した[5]

収録曲[編集]

全作詞: 千家和也、全作曲: 都倉俊一、全編曲: 馬飼野康二
# タイトル 作詞 作曲・編曲
1. 「ひと夏の経験」 千家和也 都倉俊一
2. 「太陽の友達」 千家和也 都倉俊一

品番[編集]

関連シングル[編集]

関連作品[編集]

カバーしたアーティスト[編集]

  • リンリン・ランラン (1974年発売、アルバム『陽気な恋のキューピッド』に収録)
  • 三東ルシア (1975年発売、アルバム『太陽の季節』に収録)
  • ブスっ子くらぶ (1987年発売、シングル)
  • OG'S (1991年発売、シングル)
  • 田中美奈子 (1992年発売、アルバム『TWO HEART』に収録)
  • クリヤ・マコト (1993年発売、アルバム『SUKI YAKI』に収録)
  • 三宅亜依 (1995年発売、アルバム『Ai-NRG』に収録)
  • GO!GO!7188 (2002年発売、アルバム『虎の穴』に収録)
  • パフィー (2004年発売、アルバム『山口百恵トリビュート Thank You For…』に収録)
  • ノーランズ (アルバム『プレイバック Part2』、『ノーランズ シング 百恵 2005』に収録)
  • 石坂ちなみ (2007年発売、シングル『ちなみんのSWEET TRAP』に収録)
  • 松尾ヒロコ (2007年発売、アルバム『ユーロの花道〜昭和ロマン歌謡〜』に収録)
  • カバーソング・ドールズ(2007年発売、アルバム『Cover Song Dolls』に収録)
  • 白石涼子 (2009年発売、アルバム『夏のあらし! キャラクターソングアルバム 歌声喫茶方舟』に収録)

脚注[編集]

  1. ^ 紙面復刻:1995年7月14日 (この道 500人の証言186・山口百恵その2)、nikkansports.com、2010年3月30日6時54分。
  2. ^ 『ロリコン 日本の少女嗜好者たちとその世界』(高月靖 著)
  3. ^ 自叙伝『蒼い時』(山口百恵 著、1981年)
  4. ^ 働く女性の40年史 - 1975(昭和50)年 世界女性会議開催。 「国際婦人年をきっかけとして行動を起こす女たちの会」結成される、日経ウーマンオンライン、2009年9月17日。
  5. ^ 「『百恵チャンも女性の敵』という女権(リブ)運動の“堂々たる論理”」『週刊朝日』1975年10月10日号、128-129頁。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]