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つぐない (テレサ・テンの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「つぐない」
テレサ・テンシングル
初出アルバム『つぐない
B面 笑って乾杯
リリース
規格 7インチレコード
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル トーラスレコード
作詞 荒木とよひさ
作曲 三木たかし
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間6位(オリコン[1]
  • 1984年度年間42位(オリコン)[1]
  • 1985年度年間58位(オリコン)
  • 8位(ザ・ベストテン
  • 1位(有線放送チャート)
  • テレサ・テン シングル 年表
    ふたたびの
    (1983年)
    つぐない
    (1984年)
    愛人
    (1985年)
    テンプレートを表示

    つぐない」は、1984年1月21日に発売されたテレサ・テンの14枚目のシングル。発売元はトーラスレコード(のちに解散。現在はユニバーサルミュージックから発売)。テレサ自身によって、「償還」というタイトルで中国語版としても発売された。

    解説

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    テレサ自身オリコンチャートでは初のベストテン入りを果たし、またTBSテレビザ・ベストテン」では、1984年7月5日に「今週のスポットライト」で初出演、翌1985年1月17日放送時に初のランクイン(8位・1週のみ)となった。また、同曲でオリコンセールスは44.2万枚[1]。別説として、売上枚数150万枚とする資料も存在する[2]。 第17回日本有線大賞、および第17回全日本有線放送大賞(年間)で、テレサ自身初となる東西有線大賞でグランプリ2冠受賞を達成した。

    1985年度の日本音楽著作権協会(JASRAC)発表による楽曲別の著作権使用料分配額(国内部門)では年間6位にランクインされた[3]

    作曲家の三木たかしスポーツ新聞の芸能欄に語ったことによると、フリオ・イグレシアスが巻き起こした“フリオ・フィーバー”の影響下にあり、後に西城秀樹もカバーした「33才」をモチーフにこの「つぐない」を完成させたそうである。

    収録曲

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    (全編曲:川口真

    1. つぐない [3:50]
      作詞:荒木とよひさ/作曲:三木たかし
    2. 笑って乾杯 [3:23]
      作詞:山口あかり/作曲:川口真

    競作・カバー

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    脚注

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    1. ^ a b c スージー鈴木 2017, p. 35.
    2. ^ 長田暁二『歌謡曲おもしろこぼれ話』社会思想社、2002年、296頁。ISBN 4390116495
    3. ^ 「浪花節だよ、首座は 昨年、国内の著作権使用料分配額 JASRAC賞決定」『朝日新聞』1986年5月6日付東京夕刊、13頁。
    4. ^ つるの剛士「つるのうた3.5」で和田アキ子、中山美穂ほかカバー”. 音楽ナタリー (2015年12月24日). 2015年12月25日閲覧。
    5. ^ あなたと共に生きてゆく~由紀さおり テレサ・テンを歌う~ 【CD】由紀さおり”. UNIVERSAL MUSIC JAPAN. 2016年8月2日閲覧。
    6. ^ JUJU|Snack JuJu Special Site”. JUJU OFFICIAL SITE. 2016年11月15日閲覧。
    7. ^ 桑田佳祐、過去に行われた『ひとり紅白歌合戦』から全3回分の名場面を凝縮したスペシャル映像を公開 M-ON Press 2019年6月7日配信、2019年6月7日閲覧

    参考文献

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    • スージー鈴木『1984年の歌謡曲』イースト・プレス〈イースト新書〉、2017年2月。ISBN 978-4-7816-5080-7 

    関連項目

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