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「Debian」の版間の差分

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これは、過去にDebianのプロジェクトリーダを務めた[[ブルース・ペレンズ]]氏が、トイ・ストーリーを製作した[[ピクサー・アニメーション・スタジオ]]社の社員であったためである。
これは、過去にDebianのプロジェクトリーダを務めた[[ブルース・ペレンズ]]氏が、トイ・ストーリーを製作した[[ピクサー・アニメーション・スタジオ]]社の社員であったためである。


{| class="prettytable"
* 1.1 - buzz ([[1996年]][[6月17日]])
! bgcolor="#B3B7FF" | バージョン
* 1.2 - rex ([[1996年]][[12月12日]])
! bgcolor="#B3B7FF" | [[コードネーム]]
* 1.3 - bo ([[1997年]][[6月2日]])
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* 2.0 - hamm ([[1998年]][[7月24日]])
! bgcolor="#B3B7FF" | [[コンピュータ・アーキテクチャ|アーキテクチャ数]]
* 2.1 - slink ([[1999年]][[3月9日]])
! bgcolor="#B3B7FF" | パッケージ数
* 2.2 - potato ([[2000年]][[8月15日]])
! bgcolor="#B3B7FF" | Debianセキュリティチームによる現在のサポート状況
* 3.0 - woody ([[2002年]][[7月19日]])
! bgcolor="#B3B7FF" | 特記事項
* 3.1 - sarge ([[2005年]][[6月6日]])
|-
* 4.0 - etch ([[2007年]][[4月8日]])
| 1.1
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| グラフィカルインストーラー, [[udev]] へ移行, モジュラー [[X.Org Server|X.Org]] へ移行, 新アーキテクチャ: <tt>amd64</tt>, 脱落アーキテクチャ: <tt>m68k</tt><ref>{{cite mailing list | url = http://lists.debian.org/debian-announce/debian-announce-2007/msg00002.html | title = Debian GNU/Linux 4.0 released | mailinglist = debian-announce | date = [[2007-04-08]] | author = Alexander Schmehl }}</ref>
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| TBA
| ''lenny''<ref>{{cite mailing list | url = http://lists.debian.org/debian-devel-announce/2006/11/msg00004.html | title = testing d-i Release Candidate 1 and more release adjustments | mailinglist = debian-devel-announce | date = [[2006-11-16]] | author = Steve Langasek }}</ref>
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| align="right" | TBA
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|}


== 移植版 ==
== 移植版 ==

2008年1月17日 (木) 05:32時点における版

 Debian GNU/Linux
Debian GNU/Linux 4.0 (KDEデスクトップ)[1]
開発者 Debian Project
OSの系統 Linux
開発状況 開発中
ソースモデル Debian Free Software Guidelines
最新安定版 4.0r2(Etch) / 2007年12月27日
リポジトリ ウィキデータを編集
アップデート方式 APT
パッケージ管理 dpkg
プラットフォーム i386, AMD64, PowerPC, 68k, SPARC, Alpha, ARM, MIPS, HPPA, S390, IA-64
カーネル種別 モノリシックカーネル
ウェブサイト debian.org
テンプレートを表示

Debian(デビアン)またはDebian Projectは、ボランティアの集まりによってフリーオペレーティングシステムを作成しようとするプロジェクト。またはそのプロジェクトによって作成されたオペレーティングシステムを指す。歴史が長く保守的なLinuxディストリビューションのDebian GNU/Linuxが最もよく知られている。 Hurdのような他のカーネルのためのDebianを提供する計画も進行中。正式リリースはされていないが、FreeBSDNetBSDをベースにした移植版もある。

歴史

プロジェクトの組織

プロジェクトは、世界中の有志の開発者によって構成されている。プロジェクトには誰でも参加できるが、正規の開発者になるためには、技術的なチェックを受ける必要がある。現在、1000名以上[2]のメンバーがいる。日本人の開発者は40人ほどである。

プロジェクトの抱負として、Debian社会契約[3]を掲げている。Debian社会契約は、プロジェクトが尊守すべき事項を定めたもので、1997年7月5日に採択された。その中のDebianフリーソフトウェアガイドライン (DFSG) は、Debianにおけるソフトウェア評価基準となっており、このガイドラインに適合しない、フリーではないと評価されたソフトウェアは、Debianの一部として提供されることはない。

プロジェクト内の意思決定はDebian憲章[4]の元で行なわれる。Debian憲章は、組織構成やその権限、投票にかけるまでの手続きなどを定めたもので、1998年12月2日に採択された。

毎年、Debian会議[5] (通称DebConf) が開催される。Debian会議は、世界中のDebian開発者が直接会談する場で、2000年7月5日に初めて開催された。資金面などの多くの障害があるため、今のところ日本で開催されたことはないが、有志によって開催が検討されている[6]


Debian GNU/Linux

Debian GNU/Linuxは、Debian Projectが作成しているLinuxディストリビューション。Linuxディストリビューションとして見た場合、コミュニティによる体制維持と、パッケージ管理システムによるコンパイル済みパッケージ (拡張子 .deb) のソフトウェアの導入が特徴となっている。

また、基本となるシステムは、Debian baseとして、最小限度にまとめられ提供されているため、必要機能を構成し易い。

メンテナンスの容易さ

APT

Debianの特長として、メンテナンスの単純さがある。パッケージ管理システムを備えており、ひとたびインストールが終了すれば、パッケージマネージャのAPT (Advanced Package Tool) により、ソフトウェアの更新が行える。パッケージのインストールは、セキュリティ関連の更新やプログラム相互の依存性確認も含めて、仮想端末 (コンソール) より容易に操作できる。

代表的なコマンドは次のとおり。

ソフトウェアをダウンロードできるサイトのリストの更新
apt-get update [ Enter ]
インストール済みのソフトウェアの更新
apt-get upgrade [ Enter ]
新しいソフトウェアのインストール
apt-get install パッケージ名 [ Enter ]

またこれらapt-getコマンドを使用すると、システムに必要なパッケージが存在しない場合、その不足している依存性パッケージを自動的に判別し、そのパッケージも同時にインストールしてくれる。

パッケージの依存関係には、大きく分けて、depends (依存)recommends (推奨)suggests (提案) という三種類の項目が設定されており、動作に必須なものがdepends、動作に必須ではないが常識的に必要とするものがrecommends、組み合わせる事で更に便利に使えるものがsuggestsに指定されている。しかしAPTでは、depends以外の項目を上手に扱えないため、これらの項目を最大限生かす事ができるaptitudeの使用がsargeでは勧められている。

APTには補助的機能を追加するフロントエンドが数多く提供されており、以下ではaptitudeを含めた幾つかのフロントエンドを紹介する。

aptitude

フルスクリーンモードのaptitude

aptitudeは、テキストベースのフロントエンド。APTと同様、仮想端末 (コンソール) で動作するが、より強力なパッケージ管理機能や、フルスクリーンモードを備えている。フルスクリーンモードで利用するには、引数をつけずに'aptitude'を起動すればよい。

aptitude [ Enter ]

aptitudeはAPTと同じ感覚のコマンドラインコマンドとしても使用できる。

aptitude update [ Enter ]
aptitude upgrade [ Enter ]
aptitude install パッケージ名 [ Enter ]

GUIフロントエンド

Synaptic
apt-watch の自動更新通知
Update Notifier の自動更新通知

ユーザーフレンドリーなユーザーインターフェイスは複数存在する。

一般的に良く知られる代表としては、Debian だけでなく RPM 系のディストリビューションにも移植された Synaptic(シナプティック)がある。Synaptic は、apt-get コマンドを使用せずにシステムの更新が全てマウスで直感的に行えるだけでなく、ソフトウェアの削除機能も備えている。

「apt-watch (アプト-ウォッチ)」は、デスクトップで使用するユーザーにとって、アップデートのリリースを直ちに通知してくれるアプレットとして極めて有効なツールである。apt-watch は、より簡易にパッケージの管理を実現するツールとして開発されたアプリケーションである。これは、ネットワークに接続し、アップデータを定期的に監視するアプレットであり、アップデータが利用可能となった時には、クライアントに自動的に更新の通知を行う。Windows Updates や Red Hat Network と同様な機能を持っている。

4.0 (Etch) では、apt-watch に加えて新たに update-manager も用意された。これは、GNOMEデスクトップ環境で利用可能なパッケージの管理ツールである。この update-manager は、Update Notifier と呼ばれるデスクトップ上のアプレットと組み合わせて利用することができる。機能的には apt-watch と似ているが、APT keyring を管理する仕組みが追加されている。なお、Update Notifier は GNOME や KDEXfce など Freedesktop.org 準拠の全てのデスクトップ環境で動作するように設計されている。

ただしこれらもアップデートの実際の内部処理は、APT が機能しているので、apt-get コマンドを実行することと大差は無い。

gdebi

GDebi パッケージ・インストーラー

Debian 4.0 では、グラフィカルなパッケージ・インストーラーが新たに提供された。このインストーラーを利用すれば、ローカルに保存した Debianパッケージ(Debファイル)がコマンド操作なしでインストール可能である。Red Hat Linux で初めて採用された Gnome-RPM[7] (あるいは gnorpm とも) というグラフィカルなインストーラーと好対照を成すツールであるが、Gnome-RPM がシェルプロンプトから RPMコマンドを実行するのと同じ機能を有するのに留まるのとは違い、gdebi は APTのようにパッケージ間の依存関係を自動的に解決する機能も併せ持っている点でより優れている。GDebi とも表記される。

debconf

パッケージ管理にはdebconfと呼ばれるフレームワークが用意されており、パッケージ作成者はユーザーに対して簡易のフロントエンドを提供できる。そのため、このフレームワークを積極的に利用しているパッケージでは、インストール後にユーザーが行うであろう初期設定の大半を、対話形式の質問に答えていくだけで、インストールと同時に終える事ができる。またdebconfのフロントエンドは、対話形式のものから、非対話形式なもの、キャラクタベースなものから、グラフィカルなものまで、ユーザーが自由に選択可能である。

リリース

公開は、四つのレベルで何時でも行なわれている。

  1. 安定版 (stable):これは、厳密に安定性を検証したリリースで、公式のリリースはこれになる。これは、おおよそ一年から二年の間隔をもって公開されている。
    • 3.1r3のr3は、3.1に対してセキュリティ等のアップデートパッケージが適用された回数を示すものである。不定期にそれまでのセキュリティアップデートを含めたリリースが行われる。なお、3.1又は、3.1r0、3.1r1に対して全ての更新を適用すると、3.1r3と同じものになる。セキュリティホールバグの修正は、主に上流から修正コードをバックポートする事で行なわれるため、ソフトウェアのバージョンナンバー自体は更新されない。
    • 次の安定版がリリースされると、それまでの安定版は一般に「旧安定版」(old stable) と呼ばれて区別される。
    • セキュリティアップデートは、次の安定版がリリースされた後も、そのまま一年間は継続して提供される。
  2. テスト版 (testing):次期の安定版となる公開テスト中の版である。次に説明する不安定版で一定期間致命的なバグが発見されなかったパッケージが、自動的にテスト版に組み入れられる。
    • デスクトップなどで使う分には支障のない程度の安定度を持っていると言われ、最新のデスクトップを使いたい場合は、このテスト版を使うことが多いようである。だがパッケージ更新が機械的に行なわれるため、依存関係が壊れやすい。
    • リリースが近付くと段階的にフリーズされ、この自動処理が止められる。すべてのRCバグ (Release Critical Bug。安定版として致命的なバグ) が無くなったとき、テスト版は安定版としてリリースされる。
    • テスト版が安定版としてリリースされる時期が近付くとセキュリティアップデートの提供が始まる。それ以前は提供されない。だが、2005年9月より、Debian開発者の有志らがDebian Testing Security Teamを結成し、非公式な形でテスト版向けのセキュリティアップデートを提供している。
  3. 不安定版 (unstable):これは、開発者向けの版である。「sid」とも呼ばれる。
    • セキュリティのアップデートは提供されないが、パッケージの更新サイクルが早いため、セキュリティの問題も比較的早く取り除かれる。またテスト版とは違い、DSA (Debian Security Advisory) によってどのバージョンから当該セキュリティホールが塞がれているか告知される。
  4. experimental:これは、影響が大きなパッケージ群が、不安定版に入れる前に一時的に置かれて、不安定版との組合せによりしばらく実験が行われる。experimentalだけで全てのインストールを行うことは出来ず、他の版との組み合わせにより動く。

なお、apt pinningの技法を使うと、一部のパッケージをより開発途上の版から借りてくる事ができる。例えば、基本的にシステムは安定版で動いているが、Webブラウザをテスト版の物を使うなどと言った事ができる。この状態でもAPTが、各パッケージの依存関係を解決してシステムの整合性を保ってくれるので、パッケージの依存関係による問題は生じないようになっている。

Debianのコードネームは、ディズニー配給の映画「トイ・ストーリー」のキャラクタから取られている。 これは、過去にDebianのプロジェクトリーダを務めたブルース・ペレンズ氏が、トイ・ストーリーを製作したピクサー・アニメーション・スタジオ社の社員であったためである。

バージョン コードネーム リリース日 アーキテクチャ数 パッケージ数 Debianセキュリティチームによる現在のサポート状況 特記事項
1.1 buzz 1996年6月17日 1 474 No dpkg, ELF へ移行, Linux 2.0[8]
1.2 rex 1996年12月12日 1 848 No -
1.3 bo 1997年6月2日 1 974 No -
2.0 hamm 1998年7月24日 2 ~ 1500 No glibc へ移行, 新アーキテクチャ: m68k[9]
2.1 slink 1999年3月9日 4 ~ 2250 No APT, 新アーキテクチャ: alpha, sparc[10]
2.2 potato 2000年8月15日 6 ~ 3900 No 新アーキテクチャ: arm, powerpc[11]
3.0 woody 2002年7月19日 11 ~ 8500 No 新アーキテクチャ: hppa, ia64, mips, mipsel, s390[12]
3.1 sarge 2005年6月6日 11 ~ 15400 2008年4月まで[13] モジュラーインストーラー, 半公式amd64 サポート
4.0 etch 2007年4月8日 11 ~ 18000 lennyがリリースされて一年経つまで[13] グラフィカルインストーラー, udev へ移行, モジュラー X.Org へ移行, 新アーキテクチャ: amd64, 脱落アーキテクチャ: m68k[14]
TBA lenny[15] 2008年後半 TBA TBA 次の安定版リリースの後一年経つまで[13]

移植版

Debianはいくつかのアーキテクチャに移植されている。以下は実際にリリースされた移植版である。括弧内はプロジェクトでの呼称である。

まだ正式リリースされていない移植版もいくつかある。

  • SuperH (sh)
  • Motorola/IBM PowerPC64 (ppc64)
  • Linksys NSLU2 (armeb)
  • Renesas Technology M32R (m32r)
  • Sun UltraSPARC (sparc64)

こちらも正式リリースはまだだが、Linuxカーネル以外への移植版もある。

  • Debian GNU/Hurd (hurd-i386)
  • Debian GNU/NetBSD (netbsd-i386, netbsd-alpha)
  • Debian GNU/kFreeBSD (kfreebsd-i386, kfreebsd-amd64)
  • Debian GNU/Solaris (solaris-i386)

Debianベースのディストリビューション

Debianはいくつかのディストリビューションのベースとして利用されている。以下はその一部である。

注釈

  1. ^ 標準のデスクトップは「GNOME」であるが、その壁紙である「Debian Swirl」の掲載は使用許諾条件に抵触する恐れがある。そのため、オプションの「KDEデスクトップ」を掲載してある。
  2. ^ http://db.debian.org/
  3. ^ http://www.debian.org/social_contract
  4. ^ http://www.debian.org/devel/constitution
  5. ^ http://www.debconf.org/
  6. ^ http://wiki.debian.org/DebConfInJapan
  7. ^ http://www.jp.redhat.com/support/manuals/RHL62/ref-guide/ch-gnorpm.html
  8. ^ A Brief History of Debian, 4.2: the 1.x Releases” ( エラー: この日付はリンクしないでください。). 2007年4月26日閲覧。 “1.1 Buzz released June 1996 (474 packages, 2.0 kernel, fully ELF, dpkg)”
  9. ^ A Brief History of Debian, 4.3: the 2.x Releases” ( エラー: この日付はリンクしないでください。). 2007年4月26日閲覧。 “Debian 2.0 (Hamm) was released July 1998 for the Intel i386 and Motorola 68000 series architectures. This release marked the move to a new version of the system C libraries (glibc2 or for historical reasons libc6).”
  10. ^ A Brief History of Debian, 4.3: the 2.x Releases” ( エラー: この日付はリンクしないでください。). 2007年4月26日閲覧。 “this release of Debian was the first to require 2 CD-ROMs for the "Official Debian CD set"”
  11. ^ Martin Schulze (2000-08-15). "Debian GNU/Linux 2.2, the "Joel 'Espy' Klecker" release". debian-announce (Mailing list). {{cite mailing list}}: |date=の日付が不正です。 (説明)
  12. ^ A Brief History of Debian, 4.4: the 3.x Releases” ( エラー: この日付はリンクしないでください。). 2007年4月26日閲覧。 “This is the first release including HP PA-RISC, IA-64, MIPS, MIPS (DEC) and IBM s/390 ports.”
  13. ^ a b c 引用エラー: 無効な <ref> タグです。「lifespan」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません
  14. ^ Alexander Schmehl (2007-04-08). "Debian GNU/Linux 4.0 released". debian-announce (Mailing list). {{cite mailing list}}: |date=の日付が不正です。 (説明)
  15. ^ Steve Langasek (2006-11-16). "testing d-i Release Candidate 1 and more release adjustments". debian-devel-announce (Mailing list). {{cite mailing list}}: |date=の日付が不正です。 (説明)

関連項目

外部リンク

プロジェクトの公式リソース

コミュニティサイト

カスタムDebianディストリビューション

Custom Debian Distributions Wiki Pageに一覧などがある。

その他