遠藤渓太

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遠藤 渓太
名前
愛称 ケータ
カタカナ エンドウ ケイタ
ラテン文字 ENDO Keita
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1997-11-22) 1997年11月22日(26歳)
出身地 神奈川県横浜市旭区
身長 175cm
体重 66kg
選手情報
在籍チーム ドイツの旗 アイントラハト・ブラウンシュヴァイク
ポジション MF(LSH)
背番号 21
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2016-2021 日本の旗 横浜F・マリノス 103 (13)
2020-2021 ドイツの旗 1.FCウニオン・ベルリン (loan) 16 (1)
2021- ドイツの旗 1.FCウニオン・ベルリン 4 (0)
2022- ドイツの旗 アイントラハト・ブラウンシュヴァイク (loan)
代表歴2
2019- 日本の旗 日本 2 (0)
獲得メダル
アジア競技大会
2018 ジャカルタ サッカー
1. 国内リーグ戦に限る。2022年7月20日現在。
2. 2019年12月18日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

遠藤 渓太(えんどう けいた、1997年11月22日 - )は、神奈川県横浜市旭区出身のプロサッカー選手2. ブンデスリーガアイントラハト・ブラウンシュヴァイク所属。ポジションはミッドフィールダー日本代表神奈川県立瀬谷高等学校卒業。

略歴

クラブ

2016年、下部組織から横浜F・マリノスに入団。同期は和田昌士。3月12日、第3節のアルビレックス新潟戦でプロ入り初出場で初先発を飾る。4月30日の湘南ベルマーレ戦でA契約に必要な出場時間450分以上を達成した。

2年目の2017年は、4月26日のルヴァンカップ第3節のアルビレックス新潟戦でプロ初得点をマーク[1]。9月30日、第28節のガンバ大阪戦では松原健の怪我によって急遽出場したが、J1リーグ初得点を決めて勝利に貢献した[2]。10月14日、第29節の大宮アルディージャ戦で今季初先発を果たした。10月21日、第30節の鹿島アントラーズ戦では決勝点を決めて勝利に貢献した。12月23日、天皇杯準決勝の柏レイソル戦では途中出場から決勝点をアシストして勝利に貢献した[3]

3年目の2018年、遠藤と同じく横浜FM下部組織出身の齋藤学が過去に着用した11番に背番号を変更[4]。10月22日、ルヴァンカップでの活躍が評価されてニューヒーロー賞に選出された[5]

2019年シーズンは、8月24日の第24節・名古屋グランパス戦にてJ1通算22000ゴールとなる得点を記録すると[6]、8月31日の第25節・ガンバ大阪戦では2試合連続ゴールを決めるなど活躍を見せる[7]。第34節・FC東京戦では途中出場から優勝を決定付ける3点目のゴールを決めた[8]。最終的にJ1ではキャリアハイとなるシーズン7得点を記録し、チームの15年ぶりとなるリーグ制覇に貢献した。

2020年7月12日、第4節のFC東京戦でJ1リーグ通算100試合出場を達成し、その試合で自ら得点を挙げた[9]。7月25日、ドイツ・ブンデスリーガ1.FCウニオン・ベルリンへの期限付き移籍(買取オプション付き)が発表された。期限付き移籍期間は2021年6月30日まで[10][11][12]。11月7日、ビーレフェルト戦で初先発を果たすと、移籍後初ゴールを決めた。[13]その後、2021年4月29日に買取オプションを行使し、完全移籍が決定した[14]

2022年7月19日、2. ブンデスリーガに昇格したアイントラハト・ブラウンシュヴァイクへレンタル移籍[15]

代表

2017年5月、FIFA U-20ワールドカップのメンバーに選出。5月27日、U-20イタリア戦でスタメンに抜擢されると堂安律の得点をアシストして決勝トーナメント進出に貢献した[16]。7月、AFC U-23選手権2018 (予選)に出場し、2試合連続で得点を決めた[17]

2019年12月にはEAFF E-1サッカー選手権2019に出場する日本代表メンバーに初選出され[18][19]、12月10日の中国戦で代表初出場。

その後の東京オリンピックの日本代表では所属クラブで結果を残せなかったこともありメンバー入りすることができなかった。

人物・エピソード

所属クラブ

個人成績

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2016 横浜FM 18 J1 23 0 5 0 2 0 30 0
2017 14 2 4 1 6 1 24 4
2018 11 27 2 9 0 1 0 37 2
2019 33 7 6 0 3 0 42 7
2020 6 2 - - 6 2
ドイツ リーグ戦 リーグ杯DFBポカール 期間通算
2020-21 ウニオン・ベルリン 18 ブンデス1部 16 1 - 1 0 17 1
2021-22 4 0 - 0 0 4 0
2022-23 ブラウンシュヴァイク 21 2. ブンデス -
通算 日本 J1 103 13 24 1 12 1 139 15
ドイツ ブンデス1部 20 1 - 1 0 21 1
総通算 123 14 24 1 13 1 160 16

その他の公式戦

国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2020 横浜FM 11 2 1
通算 AFC 2 1

タイトル

クラブ

横浜F・マリノスユース
横浜F・マリノス

代表

U-19日本代表

個人

代表歴

試合数

  • 国際Aマッチ 2試合 0得点(2019年 - )


日本代表国際Aマッチ
出場得点
2019 2 0
2021 0 0
通算 2 0

出場

No. 開催日 開催都市 スタジアム 対戦国 結果 大会
1. 2019年12月10日 大韓民国の旗釜山 釜山九徳スタジアム 中華人民共和国の旗 中国 ○2-1 EAFF E-1サッカー選手権2019
2. 2019年12月18日 釜山アシアドメインスタジアム 大韓民国の旗 韓国 ●0-1

脚注

  1. ^ 【横浜M】号泣、笑顔、苦笑 ヒーローインタビューで見えたそれぞれの思い スポーツ報知(2017年4月27日)
  2. ^ 横浜FM、土壇場ゴールで勝ち点3獲得…遠藤のJ1初ゴールが勝ち越し点 サッカーキング(2017年9月30日)
  3. ^ “東京五輪の星”横浜M・遠藤が50メートル独走Vアシスト!/天皇杯 サンスポ(2017年12月24日)
  4. ^ 目指すは「齋藤学超え」…新進気鋭の20歳・遠藤渓太が描く未来図とは【J1注目選手:横浜F・マリノス】 Goal.com(2018年10月22日)
  5. ^ 名選手への登竜門…横浜FM20歳MF遠藤渓太がニューヒーロー賞を受賞!! ゲキサカ(2018年10月22日)
  6. ^ 名古屋に5発快勝の横浜FM、MF遠藤渓太がJ1通算2万2000ゴール目を記録!”. 超WORLDサッカー (2019年8月24日). 2020年8月20日閲覧。
  7. ^ 前節2発も先発落ち…「何でだろうという気持ち」をバネに、横浜FM遠藤渓太が千金追加点 ゲキサカ(2019年9月1日)2019年9月1日閲覧。
  8. ^ 横浜FM遠藤がラスト2戦連発! 遠かった先発の座「それも含めて成長」 ゲキサカ(2019年12月8日)2019年12月11日閲覧。
  9. ^ 遠藤渓太選手J1リーグ100試合出場記念セレモニー 横浜F・マリノス 2020年7月21日
  10. ^ KEITA ENDO SIGNS FOR 1. FC UNION BERLIN 1.FCウニオン・ベルリン 2020年7月25日(2020年7月25日閲覧)
  11. ^ 遠藤渓太選手 1. FC Union Berlin (ドイツ)へ期限付き移籍のお知らせ 横浜F・マリノス 2020年7月25日
  12. ^ 「スピードとテクニック」に期待、遠藤渓太のウニオン移籍を発表”. キッカー日本語版 (2020年7月25日). 2020年7月25日閲覧。
  13. ^ 「やっぱスゲーわ」「何気に難しいやつだ」遠藤渓太が決めた待望のブンデス初ゴールにファン歓喜!負傷交代を心配する声も… サッカーダイジェスト(2020年11月8日)2020年11月8日閲覧。
  14. ^ ウニオン・ベルリン、遠藤渓太の買取オプション行使を発表”. キッカー日本語版 (2021年4月30日). 2021年4月30日閲覧。
  15. ^ 遠藤渓太がウニオン・ベルリンから2部昇格のブラウンシュヴァイクへレンタル移籍、背番号は「21」”. 超ワールドサッカー (2022年7月19日). 2022年7月20日閲覧。
  16. ^ 絶妙アシストのMF遠藤渓太、ウズウズしながら演じた“したたかな戦い” サッカーキング(2017年5月28日)
  17. ^ 中国は「死にもの狂いで来ていた」 MF遠藤渓太、2戦連発も空砲に… ゲキサカ(2017年7月24日)
  18. ^ "遠藤渓太選手・仲川輝人選手・畠中槙之輔選手 EAFF E-1サッカー選手権2019 決勝大会 SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー選出のお知らせ" (Press release). 横浜F・マリノス. 4 December 2019. 2019年12月7日閲覧
  19. ^ "SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー・スケジュール ~EAFF E-1サッカー選手権2019(12/10~18@韓国)~" (Press release). 日本サッカー協会. 4 December 2019. 2019年12月7日閲覧
  20. ^ 2016 横浜F・マリノス新体制発表会”. YouTube. 2016年1月23日閲覧。
  21. ^ “強心臓”横浜FMトップ昇格2人組、和田と遠藤がサポーターの前で一発芸”. ゲキサカ. 2016年1月23日閲覧。

関連項目

外部リンク