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西谷駅

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西谷駅
南口(2010年9月25日)
にしや
Nishiya
上星川 (1.9 km)
(1.6 km) 鶴ヶ峰
所在地 横浜市保土ケ谷区西谷町
北緯35度28分41秒 東経139度33分56秒 / 北緯35.47806度 東経139.56556度 / 35.47806; 139.56556座標: 北緯35度28分41秒 東経139度33分56秒 / 北緯35.47806度 東経139.56556度 / 35.47806; 139.56556
所属事業者 相模鉄道
所属路線 相鉄本線
キロ程 6.9 km(横浜起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線(待避線使用停止中)
乗降人員
-統計年度-
23,327人/日
-2011年-
開業年月日 1926年大正15年)12月1日
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西谷駅(にしやえき)は、神奈川県横浜市保土ケ谷区西谷町にある、相模鉄道本線である。

西谷管区として、上星川 - 鶴ヶ峰間を管理している。

駅構造

島式ホーム2面4線を有する地上駅だが、神奈川東部方面線の工事に伴い、2010年4月下旬に1番線の線路と架線が撤去され、その後2012年4月のダイヤ改正からは4番線の工事により、現在は2面2線となっている(後述)。橋上駅舎を持つ。西側直上を東海道新幹線高架橋が横切っているが、同線に駅はない。

各停のみの停車駅であるが、接近放送は「○番線に、各駅停車がまいります。白線の内側でお待ちください」と案内され、接近案内表示器も「各駅停車がまいります」と表示される。2009年8月下旬頃に駅の放送装置が改良され、番線毎に男声(関根正明)と女声(大原さやか)に分かれた他、種別や行先、停止位置や接続などが案内されるようになった。現在のところ、発車標の設置は発表されていない。

万が一ホームからの転落した時避難するスペースを確保している。またエスカレーターエレベーターが設置され ており、バリアフリーに対応している。

かつては、上りホームの階段下でカレーとラーメンの店が営業していたが、閉店後に自動販売機が設置された。また、下りホーム階段下にはトイレが設置されていたが、これも現在は駅舎部分に移設された。

のりば

1 使用停止中(待避線)
2 本線 二俣川大和海老名いずみ野線直通 いずみ野湘南台方面(本線)
3 本線 星川横浜方面(本線)
4 使用停止中(待避線)
  • 待避線使用時は、通勤ラッシュ時に4番線に各駅停車が停車し3番線から急行の通過待ちをし各駅停車横浜行きは4番線から発車した。また快速導入直後、昼間の1番線に各駅停車が停車し2番線から快速の通過待ちをする運用が行われていた。

ギャラリー

利用状況

一日あたり乗車人員の推移

2011年度の一日平均乗降人員は23,327人である[1]。近年の一日平均乗車人員推移は下記のとおり。

年度 一日平均
乗車人員[2]
1998年 13,673
1999年 12,907
2000年 12,796
2001年 12,547
2002年 12,176
2003年 12,320
2004年 12,224
2005年 12,226
2006年 11,961
2007年 12,120
2008年 12,032
2009年 11,793
2010年 11,628
2011年

駅周辺

当駅は帷子川が流れる谷地に立地しており、南北方向は共に丘陵地帯である。敷地の関係から駅前にロータリーは存在しないが、すぐ北側を国道16号(八王子街道)が通過しており、ここにバス停がある。また、ガストの向かい側に業者私設によるタクシー乗り場がある。

国道に沿ってコンビニエンスストア古本屋ファミリーレストランなどが立地する。駅の南側には西谷商店街マルエツなどの商業施設がある。南北共に丘陵部分の多くは住宅地で、特に北側には大規模な団地が造成された場所もある。このためか北側には学校が多く、特に私立の横浜商科大学高等学校の最寄り駅の一つで、朝夕は通学する生徒で賑わう。駅の北東の小高い丘には富士山神社があり、西谷の周辺を見渡すことができる。

北口

南口

バス路線

最寄りのバス停は国道16号上の西谷駅前となる。横浜市営バス神奈川中央交通相鉄バスにより以下の路線が運行されている。

  • 国道16号八王子方向
    • <119> 新井町経由 鴨居駅行(市営・神奈中) ※平日・土曜のみ
    • <62> 急行 千丸台団地行(市営・神奈中) ※日中は千丸台集会所行
    • <旭10> 鶴ヶ峰駅経由 よこはま動物園行(相鉄)
    • <横52> 鶴ヶ峰駅・川井宿経由 中山駅前行(神奈中)
    • <5> 鶴ヶ峰駅・川井宿経由 若葉台中央行(神奈中)
    • <横04> 鶴ヶ峰駅・川井宿・亀の甲山経由 鶴間駅東口行(神奈中)
    • <129> 鶴ヶ峰駅行(市営)
    • <218> 福寿荘前行/新井中学校前行(市営)
  • 国道16号横浜方向
    • <62> 急行 横浜駅西口行 (市営・神奈中)
    • <5・横04・横52・旭10> 横浜駅西口行(神奈中・相鉄)
    • <119> 峰小学校前行(市営・神奈中) ※平日・土曜のみ
    • <129> 新横浜駅行(市営)
    • <218> 望洋台入口経由 福寿荘前行/望洋台入口経由 新井中学校前行(市営)
    • <深夜> 竹山団地中央経由 緑車庫前行(市営)

歴史

  • 1926年大正15年)12月1日 - 開業。当初は下り方面単式の2面3線ホーム。
  • 1966年昭和41年)5月1日 - 橋上駅舎完成[3]、ホーム2面4線化。
  • 2010年平成22年)4月 - 神奈川東部方面線の建設準備のため、1番線の線路が一時撤去される。

駅名の由来

駅所在地のかつての地名「都筑郡西谷村」から。

新線計画

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神奈川東部方面線構想により、当駅からJR東海道貨物線横浜羽沢駅までを「相鉄・JR直通線」として新線を建設する都市計画が2010年3月15日に決定された。また、横浜羽沢駅から新横浜駅新綱島駅を経由して東京急行電鉄日吉駅までの区間についても都市計画素案として提案されている[4]

相鉄・JR直通線は2015年度、相鉄・東急直通線は2019年度に開業予定となっている。これにより、相鉄線から横浜羽沢駅を経由してJR東日本横須賀線湘南新宿ラインと、日吉駅を経由して東急電鉄の東横線目黒線と、それぞれ相互直通運転を行うことにより、東京都心へのアクセス向上が期待されている[4]

計画では、当駅の2面4線のうち、外側2線が神奈川東部方面線、内側2線が相鉄本線横浜駅方面につながる計画である。また鶴ヶ峰側を帷子川付近まで4線化し、内側2線を引き上げ線とする予定になっている[4]

2010年3月25日に西谷地区センターにて起工式が行われ[5]、その最初の準備として、4月下旬に1番線の線路が撤去された。2012年4月29日のダイヤ改正からは4番線も使用停止され、当駅での列車退避は中止となる[6]

隣の駅

相模鉄道
本線
急行・快速
通過
各駅停車
上星川駅 - 西谷駅 - 鶴ヶ峰駅

脚注

  1. ^ 相鉄グループホームページ「相鉄乗降人員」
  2. ^ 横浜市統計ポータル http://www.city.yokohama.lg.jp/ex/stat/index2.html#3
  3. ^ 『相鉄五十年史』1967年、106ページ
  4. ^ a b c 神奈川東部方面線の整備(横浜市都市整備局)
  5. ^ “相鉄線・JR直通へ 横浜・保土ケ谷区で起工式” (日本語). 朝日新聞 横浜版朝刊 (朝日新聞社). (2010年3月26日) 
  6. ^ 4月29日(日)、相鉄線のダイヤ改正を実施 相鉄ニューリリース

関連項目

外部リンク