柳ジョージ
柳 ジョージ | |
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出生名 | 柳 譲治 |
生誕 | 1948年1月30日 |
出身地 | 日本神奈川県横浜市 |
死没 | 2011年10月10日(63歳没) |
学歴 | 日本大学法学部 卒業 |
ジャンル | |
職業 | シンガーソングライター |
担当楽器 | |
活動期間 | 1969年 - 2011年 |
レーベル |
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共同作業者 | |
公式サイト | 公式ウェブサイト |
著名使用楽器 | |
フェンダー・ストラトキャスター |
柳 ジョージ(やなぎ ジョージ、英語: George Yanagi、1948年〈昭和23年〉1月30日[1] - 2011年〈平成23年〉10月10日)は、日本のミュージシャン。本名:柳 譲治(やなぎ じょうじ)[2]。神奈川県横浜市南区出身[3]。横浜市立蒔田中学校、日本大学藤沢高等学校、日本大学法学部卒業。妻は元女優の浅野真弓。
略歴
[編集]両親は戦時中に広島市内で被爆[3]。終戦後、父親は日清製粉に勤めるサラリーマンになった[3]。柳いわく「典型的な中流階級」の家に生まれ育つ。
中学時代、「ザ・ベンチャーズ」に影響されてギターを始める。その後、日本大学藤沢高等学校を経て日本大学へ進学。その頃は全共闘による学生運動が最も激しい時期であったが、柳自身はこういった紛争には参加しておらず、「自分はノンポリでした」と後に述懐している。封鎖や休講で授業が受けられなかった頃に、「クリーム」などのブルースロックやニューロックに影響され、在学中の1969年にブルースロックバンド「パワーハウス」を陳信輝らと結成してプロデビュー。但しデビュー前にベーシストが脱退してしまったため、柳は急遽ベースを担当することになった。ちなみに、柳は「クリーム」のメンバーであったエリック・クラプトンのギタープレイを習得し、後に「和製クラプトン」と呼ばれることもあったが[2]、特にファンだったわけではなかったという。
程なくして「パワーハウス」解散後、大学で勉学に励み半年遅れで卒業。卒業直後の1970年9月、横浜を拠点とする「ザ・ゴールデン・カップス」にベーシストとして加入[4]。それと並行して成毛滋ともバンド活動し、1971年6月にリリースされた「ストロベリー・パス」のアルバム『大烏が地球にやってきた日』に収録されている「アイ・ガッタ・シー・マイ・ジプシー・ウーマン」にはゲストボーカルで参加した。1972年1月に「ザ・ゴールデン・カップス」解散後、一旦サラリーマンに転ずるも、成毛に誘われて10月に渡英して現地のミュージシャンに接し、音楽活動の再開を決意[5]。
帰国後の1973~74年には、元「ザ・ゴールデン・カップス」のルイズルイス加部やデイヴ平尾らと、「柳譲治と不確定性原理」~「ママリンゴ」~「横浜よいどれバンド」~「ニュー・ゴールデン・カップス」など、名前やドラマーが目まぐるしく変わるバンドでライブ活動を行った(四ツ田ヨシヒロも一時期参加していた)。
翌1975年、広島でバンド活動をしていた上綱克彦、石井清登、宮田和昭、四ツ田ヨシヒロらと知り合い、「柳ジョージ&レイニーウッド」を結成[6](のちに宮田に代わりミッキー山本、サックスの鈴木明男が加入)。バンド名の「レイニーウッド」は、柳がロンドンのハイドパークで見た霧に煙る森から名付けた。
1978年、「柳ジョージ&レイニーウッド」がアルバム『TIME IN CHANGES』でデビュー。R&Bをベースにした音楽性は、当時としては異端であったが、1979年に萩原健一主演のテレビドラマ『死人狩り』[7]のテーマ曲に使われた「雨に泣いてる…」が大ヒット。その後も「さらばミシシッピー」「青い瞳のステラ 1962年夏…」などの楽曲を発表した。
1979年の4thアルバム『RAINY WOOD AVENUE』はオリコンアルバムチャートで初登場1位を獲得するなど高い人気を獲得し、このアルバムから「微笑の法則 〜スマイル・オン・ミー〜」がシングルカットされた。1980年12月、日本武道館で初のコンサート。
1981年末に日本武道館にて「柳ジョージ&レイニーウッド」を解散[2]。以後はソロアーティストとして活動を継続。
1982年12月、全国5か所でレイ・チャールズとジョイント・コンサートを行った。1984年7月、東京・NYフレンドシップのイベント「ハーレム少年聖歌隊 With 柳ジョージ」を全国5大都市にてコンサートを開催。同年に女優の浅野真弓と結婚。
2005年4月、「24年目の祭り」と題して、「柳ジョージ&レイニーウッド」を再結成[8]。2008年7月、「柳ジョージ&レイニーウッド」としてフジロックフェスティバルに出演。
2011年10月10日、腎不全のため横浜市内の病院で死去[2]。63歳没。
人物
[編集]- ブルースを基調とし「和製クラプトン」とも称された味わいのあるギター・プレイが特徴的だが[2]、柳自身はクラプトンは好きではなかったらしく「好きなのはデイヴ・メイスンだ」と30歳のころからよく言っていたのだという[9]。そのデイヴ・メイスンとは、1977年頃の初来日の折、雑誌で対談した。メイスンはそれを覚えていたそうで、その20年後の1997年に大阪ブルーノート、九州、沖縄の3か所で共演している。その際、柳の印象についてメイスンは「リハーサルが1日しかなかったんだけど、とても楽しかった。いいおっちゃんですよ」と話している[9]。
- 使用ギターは主にフェンダー・ストラトキャスター。但しレコーディングにおいては殆どギブソン・レスポールを使用していた。
- ザ・ドリフターズの志村けんと仲が良く、志村がレギュラー出演を務めたバラエティ番組『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』内のワンコーナーである『THE DETECTIVE STORY』のオープニングテーマを担当した。その際、志村が柳に直接オファーし、その時の印象をブログ内で「気持ちよく引き受けてくれた」と綴られている[10]。
- かなりの飛行機恐怖症。生前「あんな大きな鉄のかたまりが、空中に浮かぶことが信じられない」と発言したほどで[11]、東北あたりのコンサートだと、メンバーが全員飛行機で帰るのに1人だけ新幹線で帰ることもあった。仕事などでどうしても乗らねばならない時は、酒をしこたま飲んで寝てしまうことにしていたという。
- 生涯嗜んでいたタバコはハイライトだが、イギリスやアメリカでレコーディングが行われる時、イギリスではロスマンズ、アメリカではウィンストンをハイライト代わりに嗜んでいたという。
趣味
[編集]- 大変な読書家であった。1990年のツアーパンフレットには膨大な蔵書リストの一部が掲載されているが、「9割近くを歴史・時代小説が占める」。
- イラストを描くのが好き。独特のひょうひょうとした線で、とぼけた味わいの似顔絵を好むらしく、スタッフの似顔絵をよくいたずら描きしている。1989年のツアーでは、自分も含めたバンドメンバー全員の似顔絵をTシャツにして販売した。アルバム『全ての夏をこの一日に…』ジャケットの、マリリン・モンローのポスターとそれを見上げている少年の絵は、本人が描いている。
ディスコグラフィ
[編集]シングル
[編集]# | 発売日 | タイトル | B面 | 規格 | 規格品番 |
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ワーナー・パイオニア / Atlantic Record | |||||
1st | 1982年3月25日 | 星空の |
涙をふいて… | EP | L-1580 |
2nd | 1982年10月10日 | 歌舞伎 | 月の雫 | EP | L-1605 |
3rd | 1983年4月16日 | ランナウェイ (悲しき街角) | CROSS-EYED WOMAN | EP | L-1628 |
4th | 1984年7月5日 | ビッグ・カントリー | 逃れの街 | EP | L-1652 |
5th | 1984年9月10日 | 真夜中のテレフォン・コール | ホテル・デ・バン | EP | L-1676 |
Promotion | 1984年11月30日 | ペーパー・バック・ストーリィ | ハロー・カルフォルニア・デイズ | EP | WLS-41 |
6th | 1985年5月25日 | アウトロー物語 | ペーパーバック ストーリー | EP | L-1704 |
7th | 1985年9月25日 | コイン ランドリィ ブルース | ハロー カリフォルニア デイズ | EP | L-1719 |
8th | 1986年3月25日 | フォー・ユア・ラヴ | タイトロープ -闇に響く声- | EP | L-1734 |
9th | 1987年6月10日 | 5 TO 0 (FIVE TO MIDNIGHT) | FRANKIE | EP | L-1788 |
10th | 1988年5月10日 | フーチー・クーチー・マン | STAY -ボトルネックが泣いている- | EP | L-1840 |
8cmCD | 10SL-18 | ||||
11th | 1989年2月25日 | 明日への風 | サテン・ドール | EP | 07L7-4063 |
8cmCD | 10L3-4063 | ||||
12th | 1989年4月25日 | WANDERER (ワンダラー 天衣無縫) | I THINK OF YOU (追憶の彼方) | 8cmCD | 09L3-4078 |
13th | 1990年4月25日 | BLUE WATER/A THOUSAND DREAMS | 8cmCD | WPDL-4158 | |
14th | 1990年10月25日 | OVER THE RIVER | HOLD ME TIGHT | 8cmCD | WPDL-4184 |
15th | 1991年4月25日 | Long Time Comin' | Lazy Mamma | 8cmCD | WPDL-4199 |
ワーナーミュージック・ジャパン / Atlantic Record | |||||
16th | 1992年6月25日 | High Time | Long Way Home | 8cmCD | WPDL-4298 |
17th | 1993年3月25日 | YOKOHAMA'66 | ホテル・ロンリネス | 8cmCD | WPDL-4339 |
18th | 1993年6月25日 | 愛しき日々 (Home Town) | Little Darlin' | 8cmCD | WPDL-4353 |
MCAビクター | |||||
19th | 1994年7月6日 | めぐり逢える | WEEP NO MORE | 8cmCD | MVDD-10006 |
20th | 1994年9月21日 | 夢を追いこして | GIVE SOME LOVE BAD GENERATION |
8cmCD | MVDD-10008 |
21st | 1995年10月4日 | やっぱり彼女はスゴかった | Mother Tree やっぱりレヴューはスゴかった |
8cmCD | MVDD-30 |
22nd | 1996年4月24日 | バーニング | MISS YOU バーニング (CM Version) |
8cmCD | MVDD-10020 |
23rd | 1997年4月23日 | HURRY UP, BABY! | 想い出がありすぎて | 8cmCD | MVDH-9001 |
日本クラウン / PANAM | |||||
24th | 1998年5月21日 | Always | The Shadow Of Time | 8cmCD | CRDP-186 |
25th | 1999年1月21日 | ever&Never | One | 8cmCD | CRDP-204 |
26th | 1999年3月25日 | SUNSET HILLS/Go for “The Dream” | 8cmCD | CRDP-206 | |
27th | 1999年10月21日 | 傷心 | 石を喰え Red Light Special |
Maxi | MVDD-30 |
28th | 2000年12月16日 | 夢の果てるまで〜till the dreamings done〜 | Rain Is Gone | Maxi | CRCP-54 |
Lantis | |||||
29th | 2008年8月27日 | 鉄のララバイ | バイバイブラザー | Maxi | LACM-4523 |
アルバム
[編集]オリジナルアルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | |
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ワーナー・パイオニア / Atlantic Record | ||||
1st | 1982年6月25日 | GEORGE | LP | L-12525 |
2nd | 1983年6月29日 | VACANCY | LP | L-12545 |
1983年7月 | CD | 35XL-8 | ||
3rd | 1984年4月25日 | 全ての夏をこの一日に… | LP | L-12555 |
1984年5月25日 | CD | 35XL-39 | ||
4th | 1985年5月25日 | TOBACCO ROAD | LP | L-12585 |
1985年6月25日 | CD | 32XL-72 | ||
5th | 1987年5月25日 | NIGHT OWL CLUB | LP | L-12615 |
CD | 32XL-208 | |||
6th | 1988年5月25日 | WILLOW'S GATE | LP | L-12625 |
CD | 32XL-286 | |||
7th | 1989年5月25日 | WANDERER | LP | 25L1-68 |
CD | 29L2-68 | |||
8th | 1990年4月25日 | ATLANTIC WIRE | CD | WPCL-152 |
9th | 1991年2月25日 | Raw | CD | WPCL-212 |
ワーナーミュージック・ジャパン / Atlantic Record | ||||
10th | 1992年6月25日 | BLUESTORM | CD | WPCL-664 |
11th | 1993年4月10日 | Yokohama AREA 2 | CD | WPCL-742 |
MCAビクター | ||||
12th | 1994年8月24日 | STORAGE | CD | MVCD-14 |
13th | 1995年10月21日 | Sycamore Dr. | CD | MVCD-28 |
14th | 1996年9月4日 | BURNING | CD | MVCD-36 |
日本クラウン / PANAM | ||||
15th | 1999年1月21日 | SUNSET HILLS | CD | CRCP-20208 |
16th | 2001年1月24日 | Bluesy Sky | CD | CRCP-20261 |
カヴァーアルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | |
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ワーナー・パイオニア / Atlantic Record | ||||
1st | 1984年12月21日 | GOOD TIMES | LP | L-12575 |
1985年5月25日 | CD | 32XL-53 | ||
2nd | 1985年12月10日 | GOOD TIMES Part 2 | LP | L-12605 |
CD | 32XL-124 | |||
3rd | 1989年11月17日 | GOOD TIMES 3 | CD | 29L2-116 |
ワーナーミュージック・ジャパン / Atlantic Record | ||||
4th | 1993年12月10日 | KING BEE BLUES | CD | WPCL-777 |
ユニバーサルビクター | ||||
5th | 1997年9月22日 | Lovin' Cup | CD | MVCH-29006 |
e-smart Recordings | ||||
6th | 2003年5月21日 | scent of dreams〜夢の香り〜 | CD | GESR-0010 |
Sony Music Direct / GT music | ||||
7th | 2006年10月25日 | Still Crazy | CD | MHCL-932 |
ベストアルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
ワーナー・パイオニア / Atlantic Record | ||||
1st | 1986年6月25日 | For Your Love GEORGE YANAGI THE BEST COLLECTION | LP | L-13031 |
CD | 32XL-156 | |||
WEA Japan / Atlantic Record | ||||
2nd | 1994年7月25日 | ATLANTIC'S BEST | CD | WPC6-8044 |
3rd | 1994年10月25日 | GOOD TIMES COLLECTION | CD | WPC6-8056 |
ユニバーサルビクター | ||||
4th | 1998年11月21日 | ANTHOLOGY '94〜'97 THE BEST OF GEORGE YANAGI | CD | MVCH-29024 |
日本クラウン / PANAM | ||||
5th | 1999年11月21日 | 30th 1969-1999 | CD | CRCP-20237/8 |
ユニバーサルミュージック | ||||
6th | 2001年12月19日 | スーパー・バリュー | CD | UUCH-8003 |
7th | 2004年6月2日 | ゴールデン☆ベスト 柳ジョージ | CD | UPCY-6012 |
ワーナーミュージック・ジャパン | ||||
8th | 2005年7月27日 | 究極のベスト! 柳ジョージ | CD | WPCL-70522 |
9th | 2009年7月22日 | プレミアム・ベスト 柳ジョージ | CD | WPCL-10726 |
ワーナーミュージック・ジャパン / Atlantic Record | ||||
10th | 2012年1月25日 | GOOD TIMES COMPLETE | CD | WPCL-11027/8 |
リミックスアルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
e-smart Recordings | ||||
1st | 2003年3月20日 | CROSS OVER REMIX | CD | ESMT-1001 |
ライヴアルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
ワーナー・パイオニア / Atlantic Record | ||||
1st | 1989年12月24日 | WILLOW'S GATE TOUR | CD | 32L2-50 |
2013年2月20日 | WILLOW'S GATE TOUR (完全盤) | CD+DVD | WPZL-30536/8 | |
MCAビクター | ||||
2nd | 1995年9月21日 | Live “CLASSICS” | CD | MVCD-27 |
アトス・インターナショナル | ||||
3rd | 2012年6月27日 | 柳ジョージ Last Live 2011 NCV 10th anniversary Premium Night official bootleg | CD | ATCD-401 |
4th | 2016年10月10日 | LIVE IN TOKYO | CD | ATDV-417/8 |
コラボレーションアルバム
[編集]名義 | 発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|---|
ワーナー・パイオニア / Atlantic Record | |||||
柳ジョージ WITH アルバトロス | 1977年1月 | TAKE ONE | LP | L-4033 |
映像作品
[編集]発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
東宝 | ||||
1st | 1985年10月10日 | TOBACCO ROAD | VHS | TVD-2004 |
ワーナー・パイオニア | ||||
2nd | 1988年12月10日 | GEORGE YANAGI WILLOW'S GATE TOUR | VHS | 88L8-8003 |
LD | 68L6-8003 | |||
3rd | 1989年11月10日 | GOOD TIMES A COLLECTION OF AMERICAN STANDARDS | VHS | 55L8-8060 |
LD | 55L6-8060 | |||
ワーナーミュージック・ジャパン | ||||
4th | 1992年11月17日 | Bluestorm Rambling | VHS | WPVL-8140 |
LD | WPLL-8140 | |||
日本クラウン / PANAM | ||||
5th | 1999年12月16日 | Concert Tour'99 -Sunset Hills | VHS | CRVP-40023 |
エスピーオー | ||||
6th | 2007年1月17日 | LIFE GOES ON LIVE #3 柳ジョージ | DVD | JBMD-0043 |
アトス・インターナショナル | ||||
7th | 2012年1月31日 | LIVE'05〜Premium Nights | DVD | ATDV-266 |
2021年10月10日 | 柳ジョージ LIVE'05〜Premium Nights 完全版 | Blu-ray | ATDV-450 | |
ワーナーミュージック・ジャパン | ||||
8th | 2013年2月20日 | GOOD TIMES & BLUESTORM RAMBLING | DVD | WPBL-90208 |
アトス・インターナショナル | ||||
9th | 2018年10月10日 | LIVE at 東京厚生年金会館 1995.6.26 -完全版- | Blu-ray+CD | ATDV-439/41 |
DVD | ATDV-442 |
BOXセット
[編集]発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
ワーナーミュージック・ジャパン | ||||
1st | 2012年9月21日 | ATLANTIC SOLO WORKS 1982-1993 | CD | WQCQ-331 |
アトス・インターナショナル | ||||
2nd | 2012年11月27日 | 柳ジョージ Premium Box | DVD+CD | ATBX-291 |
参加楽曲
[編集]発売日 | 商品名 | 歌 | 楽曲 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1971年6月25日 | 大烏が地球にやってきた日 | ストロベリー・パス | 「アイ・ガッタ・シー・マイ・ジプシー・ウーマン」 | ゲストボーカルとして参加。 |
1972年 | グッドバイ・フライド・エッグ | フライド・エッグ | 「ビフォア・ユー・ディセント」 | |
1998年4月15日 | 名探偵コナン 14番目の標的 オリジナル・サウンドトラック | - | 「絆」 | アニメ映画『名探偵コナン 14番目の標的』関連曲 ギター演奏として参加。 |
伊織 | 「KIZUNA (ヴォーカル ヴァージョン)」 | |||
2005年5月25日 | 山口百恵トリビュート Thank You For…part2 | 柳ジョージ | 「夢先案内人」 | ノエビア『コスメティック ルネッサンス '88 <夏>』CMソング[12][注 1] CMバージョンとは別のアレンジとなっている。 |
2006年 | SOUNDS OF LEXUS CM SONG SELECTION[注 2] | 柳ジョージ | 「Soaring to the heart」 | LEXUS『SC430』CMソング[13] |
「Let Your Horses Run」 | ||||
2009年11月11日 | 服部克久の世界〜works | 柳ジョージ | 「すごい男の唄」 | サントリー『純生』CMソング[注 3] 本来のオリジナルである柳の歌唱によるシングルは発売されず、柳と声質が似ている三好鉄生の歌唱によるシングルが発売された。 |
タイアップ
[編集]曲名 | タイアップ | 収録作品 |
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星空の |
MBS・TBS系木曜座『さりげなく憎いやつ』主題歌[14] | シングル「星空の |
ランナウェイ (悲しき街角) | MBS系-シリーズ水曜の女『擬装結婚』[15]主題歌 | シングル「ランナウェイ (悲しき街角)」 |
逃れの街 | 東宝系映画『逃がれの街』主題歌 | シングル「ビッグ・カントリー」 |
真夜中のテレフォン・コール | NISSAN『SILVIA 1800 TURBO FISCO』CMイメージソング[16] | シングル「真夜中のテレフォン・コール」 |
ペーパー・バック・ストーリィ | 和光証券『ワリコー』テーマ曲 | Promotionシングル「ペーパー・バック・ストーリィ」 |
ハロー・カルフォルニア・デイズ | 和光証券『中期国債ファンド』テーマ曲 | |
コイン ランドリィ ブルース | ブティックJOY MISS TAKAO CFイメージソング | シングル「コイン ランドリィ ブルース」 |
フォー・ユア・ラヴ | 関西テレビ系『松本清張サスペンス』主題歌 | シングル「フォー・ユア・ラヴ」 |
タイトロープ -闇に響く声- | TBS系『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』挿入歌 | |
Every Highway Leads to You | ブリヂストン・タイヤ CFソング | ベストアルバム『For Your Love GEORGE YANAGI THE BEST COLLECTION』 |
フーチー・クーチー・マン | 東芝『インバーターエアコン』CFソング | シングル「フーチー・クーチー・マン」 |
STAY -ボトルネックが泣いている- | TBS系『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』「THE DETECTIVE STORY」オープニングテーマ | |
明日への風 | 映画『ヴイナス戦記』エンディングテーマ[17] | シングル「明日への風」 |
ワンダラー 天衣無縫 | NHK水曜ドラマ『晴のちカミナリ』テーマ[18] | シングル「WANDERER (ワンダラー 天衣無縫)」 |
BLUE WATER | ライフカードCFイメージソング[19] | シングル「BLUE WATER/A THOUSAND DREAMS」 |
A THOUSAND DREAMS | 積水ハウス『LAURA』CFイメージソング | |
OLD FASHIONED LOVE SONG | TBS系『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』「THE DETECTIVE STORY」オープニングテーマ | アルバム『ATLANTIC WIRE』 |
CAROL | ライフイメージソング | |
OVER THE RIVER | NHKドラマ10『夢帰行』テーマソング[20] | シングル「OVER THE RIVER」 |
HOLD ME TIGHT | ライフカードCFイメージソング | |
Woke Up This Morning | TBS系『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』「THE DETECTIVE STORY」オープニングテーマ | アルバム『Raw』 |
Long Way Home | サッポロ<ハイラガー>ビール CM曲 | シングル「High Time」 |
愛しき日々 (Home Town) | テレビ東京系『にっぽん美味めぐり』テーマ・ソング[21] | シングル「愛しき日々 (Home Town)」 |
めぐり逢える | NTTタウンページCMソング[22] | シングル「めぐり逢える」 |
夢を追いこして | ロッテ ガーナチョコレート TV-CFソング[23] | シングル「夢を追いこして」 |
やっぱり彼女はスゴかった[注 4] | カネボウ '95 レヴュー イメージソング[24] | シングル「やっぱり彼女はスゴかった」 |
Mother Tree | 東映映画『螢II 赤い傷痕』主題歌 | |
やっぱりレヴューはスゴかった | カネボウ '95 レヴュー CMソング | |
バーニング | アサヒスーパードライ '96 CMソング[25] | シングル「バーニング」 |
HURRY UP, BABY! | 森永製菓『ICE GUY』CMソング[26] | シングル「HURRY UP, BABY!」 |
想い出がありすぎて | 森永製菓『ミルクキャラメル』CMソング | |
FOREVER MAN | NISSAN『グロリア』CMソング[27] | カヴァーアルバム『Lovin' Cup』 |
Always | アサヒスーパードライ '98 CMソング[28] | シングル「Always」 |
Sunset Hills | テレビ東京系『徳光和夫の情報スピリッツ・夫婦の肖像』テーマ曲 | シングル「SUNSET HILLS/Go for “The Dream”」 |
Go for “The Dream” | テレビ朝日系プロ野球中継テーマ曲 | |
夢の果てるまで〜till the dreamings done〜 | テレビ東京系『いい旅・夢気分』エンディングテーマ[29] | シングル「夢の果てるまで〜till the dreamings done〜」 |
鉄のララバイ | OVA『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』オープニングテーマ[30] | シングル「鉄のララバイ」 |
映画『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ劇場版』テーマ曲[31] | ||
バイバイブラザー | OVA『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』エンディングテーマ[30] |
出演
[編集]ラジオ
[編集]- コンパーチブル ヨコハマ (FM横浜)[1]
CM
[編集]- 神奈川選挙(1987年、第11回統一地方選挙) - 地域限定CM。本人出演。
映画
[編集]- ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム(2004年、アルタミラピクチャーズ)
- 『不滅の男 エンケン対日本武道館』などの音楽映画を多く作っているアルタミラが製作した、関係者の証言を集めたドキュメンタリー。
著書
[編集]- 『敗者復活戦』小学館、1979年11月。
- 『ランナウェイ : 敗者復活戦』〈集英社文庫〉、集英社、1983年6月25日。
- 上述書に加筆された文庫版。憧れの存在だったレイ・チャールズと日本武道館で共演を果たした時のインタビューや、子ども時代の写真などが新たに掲載されている。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 『DJ名鑑 1987』三才ブックス、1987年2月15日、157頁。
- ^ a b c d e ““和製クラプトン”柳ジョージさん死去…63歳”. スポーツニッポン (2011年10月14日). 2011年10月14日閲覧。
- ^ a b c 柳ジョージ 1983, pp. 42–45
- ^ “【昭和ロックを語る時が来た!】エディ藩が明かす 柳ジョージの加入とカップス解散の真相”. 東スポWEB (2021年6月20日). 2024年2月16日閲覧。
- ^ “新史実歴史的大発見!1972年、成毛滋宅で行われた柳ジョージと、ムーのボーカリスト、関口敏郎とのセッション音源!!|DIW PRODUCTS GROUP|ディスクユニオンのレーベルグループ”. DIW PRODUCTS GROUP. 2024年2月16日閲覧。
- ^ “青い瞳のステラ、1962年 夏.../柳ジョージ & レイニーウッド”. 食卓ON楽. 広島エフエム放送 (2011年11月12日). 2016年10月12日閲覧。
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- ^ “柳ジョージさん死去 「雨に泣いてる」”. 日本経済新聞. (2011年10月14日) 2020年2月12日閲覧。
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- ^ “柳ジョージさんの死に友人・志村けん「寂しい。まだ若い」”. エンタメRBB (株式会社イード). (2011年10月14日) 2022年8月15日閲覧。
- ^ 1992年ファンクラブ会報
- ^ “CM情報”. ノエビア. 2021年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月17日閲覧。
- ^ “TOYOTA「レクサス」のCMについて教えてください!”. CDジャーナル. 音楽出版社 (2006年1月16日). 2021年8月4日閲覧。
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- ^ “めぐり逢える|柳ジョージ”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2021年7月9日閲覧。
- ^ “夢を追いこして|柳ジョージ”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2021年7月9日閲覧。
- ^ “やっぱり彼女はスゴかった|柳ジョージ”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2021年7月9日閲覧。
- ^ “バーニング|柳ジョージ”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2021年7月9日閲覧。
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- ^ “グロリア CMについて教えて。”. 日産自動車. 2022年4月27日閲覧。
- ^ “Always|柳ジョージ”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2021年7月9日閲覧。
- ^ “夢の果てるまで~till the dreamings done~|柳ジョージ”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2021年7月9日閲覧。
- ^ a b “STAFF and CAST”. ボトムズWeb|ペールゼン・ファイルズ. サンライズ. 2021年9月22日閲覧。
- ^ “STAFF and CAST”. ボトムズWeb|ペールゼン・ファイルズ劇場版. サンライズ. 2021年9月22日閲覧。
参考文献
[編集]- 柳ジョージ『敗者復活戦』小学館、1979年。
- 柳ジョージ『ランナウェイ 敗者復活戦』集英社〈集英社文庫〉、1983年。ISBN 4087510638。
- 『日本ロック大系 1957-1979』 上巻、白夜書房、1990年。ISBN 4893671863。
- 坂崎幸之助『坂崎幸之助とJ-POPフレンズ』 1巻、自由国民社、2008年。ISBN 9784426105204。
- 『ギター・マガジン』、リットーミュージック、2012年2月。
関連人物
[編集]- 萩原健一 - ドラマ『死人狩り』がテーマ曲「雨に泣いてる…」の爆発的ヒットにつながった。これ以前にも『祭りばやしが聞こえる』のテーマを柳が唄っている。1978年 - 1979年の萩原のコンサートツアーのバックは、柳とレイニーウッドが務めている(ライブLP『熱狂雷舞』徳間ジャパン)。1979年に萩原が『夜のヒットスタジオ』に出演して「大阪で生まれた女」を歌ったときのバックも、彼らである。間奏で柳がギターソロを弾いている。
- デイヴ平尾 - ゴールデン・カップス時代の同僚
- エディ藩 - ゴールデン・カップス時代の同僚
- 高倉健 - 1989年 - 1990年ごろ、柳のディナーショーの開演前に突然訪ねてきて、以前から聴いていましたと言って上等なシャンパンをプレゼントしたのだという(1991年、ツアーパンフレットより)。柳は非常に驚いたが「チャラチャラしたくないので、あまり話はしなかった」とのこと。ただし、かなり足は地についていなかった様子。ちなみに柳のカラオケの十八番は「網走番外地」(1992年、ファンクラブ会報)。
- レイ・チャールズ - 1982年に日本武道館で共演。食事の際、何が食べたいかと聞くと「何でもいいけど、肉がいい」と言って、それから「天ぷらが好きだ」とも言っていたという。当時、日本で発売されたばかりのウォークマンをプレゼントしたら、とても喜んでいたそうである。『ランナウェイ』(集英社文庫)には、レイをピアノまでエスコートする柳の写真が載っている。柳自身はレイの金銭面にシビアな面も垣間見ている。
- 司馬遼太郎 - カップス解散後、暇で本ばかり読んでいた頃、『竜馬がゆく』に感銘を受けて大ファンになった。山内容堂を主人公にした『酔って候』から曲が生まれ、発売の承諾を得るため東大阪の司馬宅まで訪れ、直接会い許可を得ている。柳はサインを貰って、子どものようにはしゃいでいた、と同行したスタッフが述懐している。最初の子どもが生まれた時、「本当は『竜馬』って名づけたかったけど、思いとどまってやめたんです(笑)」と当時のインタビューで話している。
- 北方謙三 - 北方原作の映画『逃がれの街』の音楽を柳が担当したことで出会い、もともと読書家で北方を愛読していた柳いわく「お友達になって戴いた」。北方はアルバム『GOOD TIMES III』(1989年、ワーナー)のライナーノーツに寄稿しており、雑誌『SAPIO』(1990年、小学館)でも対談している。北方は「音楽が原作の雰囲気にとても合っていた」と話し、柳は当時のラジオで、「『檻』なんか読むと、もう全部入ってるんですよ。男ってものが」と興奮気味に語っている。
- 所ジョージ - 芸名は「所沢の柳ジョージ」から来ている。
関連項目
[編集]- ブルースロック
- テンプターズ
- グループ・サウンズ
- 1982年の音楽#デビュー - 同じ年にデビューした歌手
外部リンク
[編集]- 所属レーベル