中流階級

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中流階級(ちゅうりゅうかいきゅう、Middle class)とは、社会学などでは上流階級労働者階級の間の幅広い社会階層を含む階級として定義されるものである。

生活のために労働する必要があるという点で上流階級と異なるが、労働者階級と異なり肉体労働だけでなく、頭脳労働も売ることができる。第三次産業従事者から教員、中小産業資本家まで幅広い人々が含まれ、先進工業国では人口の殆どがこの階級に含まれるとされる。構成の多様さから複数形で「中流諸階級 (middle classes)」と呼ばれる事もある。一般的には中産階級(ブルジョワジー)の意で使われることが多い。厳密にはマルクス生産手段という観点から中産階級を規定したのに対し、「中流階級」には教員個人投資家自由業者法律家など生産手段や階級闘争に関連しない職業が含まれる点で異なる。

経済との関係[編集]

米国のバラク・オバマ大統領は、中間層が経済成長の恩恵を受けるために政府が大きな役割を果たさねばならないとする[1]。第2期オバマ政権ではインフラストラクチャーや製造業への投資増や就労スキル向上のための教育投資により中間層の雇用改善を目指すことが計画されている。

脚注[編集]

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参考文献[編集]

  • アンソニー・ギデンズ『社会学 第四版』松尾精文他訳、而立書房、2006年
  • Scott,John. Marshall,Gordon.ed. Dictionary of Sociology(Third Edition). Oxford UP:Oxford. 2005

関連項目[編集]