常勤
常勤(じょうきん)は、フルタイム(fulltime)ともいい、事業所の所定労働時間を通じて勤務する労働形態のこと。これに対し、所定労働時間のうち一部を勤務する形態を非常勤、パートタイムという。
一般には、正社員がこれに該当することが多い。
日本では労働基準法により、変形労働時間制を敷かない場合にあっては、一日8時間週40時間以内の労働が義務付けられている。
常勤換算
常勤換算とは、常勤・非常勤の従事者数を「常勤」に置き換えた場合の人数、及びその換算方法をいう。
常勤者1名は、常勤に換算すると1名であり、常勤の50%の時間を勤務する非常勤者は、常勤換算は0.5名(1名×50%)ということになる。
医療・福祉の事業所の運営を定めた省令において、必要とされる資格者の数が常勤換算で定められている例が少なくない。 たとえば、訪問介護事業者は、ヘルパーを常勤換算2.5名置くことが必要である。