寺内崇幸
読売ジャイアンツ #00 | |
---|---|
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 栃木県栃木市 |
生年月日 | 1983年5月27日(41歳) |
身長 体重 |
177 cm 74 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 二塁手、三塁手、遊撃手 |
プロ入り | 2006年 大学生・社会人ドラフト6巡目 |
初出場 | 2008年5月23日 |
年俸 | 1,700万円(2012年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
この表について
|
寺内 崇幸(てらうち たかゆき、1983年5月27日 - )は栃木県栃木市出身のプロ野球選手。読売ジャイアンツ所属の内野手。
来歴・人物
栃木県立栃木工業高等学校からJR東日本入り。都市対抗野球大会ではチームの4強入りに貢献、インターコンチネンタル杯では日本代表入り。
2006年の大学生・社会人ドラフト会議において読売ジャイアンツから6巡目指名を受け入団。
2007年の春季キャンプで、金刃憲人・上野貴久・円谷英俊と共に、球団としては4年ぶりの新人一軍スタート。開幕後は二軍で経験を積む。
2008年、5月23日に一軍に昇格し、5月24日の埼玉西武ライオンズ戦にスタメン出場。帆足和幸からプロ初打席初安打を放った。6月1日の福岡ソフトバンクホークス戦では延長12回表に一時勝ち越しとなる適時三塁打を放ち、プロ入り初打点を記録した。62試合に出場し、規定打席不足(規定打席446に対して80)ながら3割を打った。
2009年は開幕一軍に選ばれると4月18日の中日ドラゴンズ戦で決勝点となるプロ初ホームランをチェン・ウェインから放った。しかし、他には打撃での目立った活躍は無く、打率は1割台に低迷。主に代走や守備固めとしてリーグ優勝に貢献した。
2010年も開幕一軍。この年は代走や守備固めのみの出場で無安打に終わる。一軍と二軍を行ったり来たりした。オフの秋季キャンプでは原辰徳監督の指示により、ベンチ入りメンバーの第三捕手になるべく捕手練習を始める。
2011年は古城茂幸から内野の守備要員のポジションを奪い、三年連続の開幕一軍を果たす。前半戦はこれまで同様代走や守備固めでの出場が主だったが、後半戦に入ると課題の打撃に改善が見られ、小笠原道大の負傷等も重なって主に相手投手が左投手の時にスタメン出場した。9月14日の横浜ベイスターズ戦ではブレント・リーチから2点適時打を放って2年ぶりに打点を挙げた。その後は7試合連続安打を記録。シーズン最後の5試合は相手投手の左右にかかわらず2番・三塁でスタメン出場した。ヤクルトとのクライマックスシリーズでは病気で一軍を外れた藤村大介に代わりセカンドでスタメン出場したが、第1ステージ初戦で勝敗を左右するバントミスを犯した。
2012年は藤村、古城、ロッテから移籍してきた高口隆行とのセカンド争いを制し、6年目で初めての開幕スタメンの座を手に入れ、ヤクルトとの開幕戦に8番・二塁手で出場した。その後もスタメン出場を続けている。
プレースタイル
- 遠投:120mと50m走:5.9秒を誇る俊足強肩の選手。本来は遊撃手だが、坂本勇人が定着しているために二塁手・三塁手を中心に守っている。
- ユーティリティーの高さを見込まれ、2010年秋季キャンプでは本格的に捕手の守備練習に取り組んだ。ただ、2011年現在で捕手としての出場はない。
- 打撃に課題があるため、守備固めや代走によって途中出場することが多い。バットを短く持って打席に立つスタイルながらミート力は低く、2009年以降は安打より三振が多い成績となっている。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2008 | 巨人 | 62 | 80 | 73 | 18 | 22 | 3 | 1 | 0 | 27 | 3 | 6 | 4 | 2 | 0 | 4 | 0 | 1 | 18 | 0 | .301 | .346 | .370 | .716 |
2009 | 78 | 92 | 84 | 7 | 14 | 2 | 0 | 1 | 19 | 1 | 2 | 0 | 4 | 0 | 2 | 0 | 2 | 22 | 2 | .167 | .205 | .226 | .431 | |
2010 | 31 | 9 | 8 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 | |
2011 | 73 | 128 | 107 | 13 | 19 | 4 | 0 | 0 | 23 | 8 | 6 | 0 | 16 | 0 | 4 | 0 | 1 | 26 | 1 | .178 | .214 | .215 | .429 | |
通算:4年 | 244 | 309 | 272 | 41 | 55 | 9 | 1 | 1 | 69 | 12 | 14 | 4 | 23 | 0 | 10 | 0 | 4 | 70 | 3 | .202 | .241 | .254 | .495 |
- 2011年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
二塁 | 三塁 | 遊撃 | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 | |
2008 | 30 | 27 | 38 | 0 | 12 | 1.000 | 22 | 5 | 15 | 3 | 3 | .870 | 6 | 1 | 8 | 0 | 1 | 1.000 |
2009 | 29 | 44 | 59 | 0 | 9 | 1.000 | 41 | 6 | 26 | 1 | 1 | .970 | 4 | 3 | 3 | 0 | 1 | 1.000 |
2010 | 12 | 7 | 11 | 0 | 2 | 1.000 | 15 | 2 | 2 | 1 | 0 | .800 | - | |||||
2011 | 25 | 39 | 38 | 1 | 7 | .987 | 49 | 18 | 54 | 2 | 2 | .973 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
通算 | 96 | 117 | 146 | 1 | 30 | .996 | 127 | 31 | 97 | 7 | 6 | .948 | 12 | 6 | 11 | 0 | 2 | 1.000 |
- 2011年度シーズン終了時
記録
- 初出場:2008年3月29日、対東京ヤクルトスワローズ2回戦(明治神宮野球場)、9回表に小笠原道大の代走として出場
- 初先発出場:2008年5月24日、対埼玉西武ライオンズ2回戦(西武ドーム)、9番・三塁手として出場、4打数1安打
- 初打席・初安打:同上、2回表に帆足和幸から中前安打
- 初盗塁:2008年6月1日、対福岡ソフトバンクホークス2回戦(福岡Yahoo! Japanドーム)、8回表に二盗(投手:小椋真介、捕手:的山哲也)
- 初打点:同上、12回表にD.J.ホールトンから右越適時三塁打
- 初本塁打:2009年4月18日、対中日ドラゴンズ2回戦(ナゴヤドーム)、8回表にチェン・ウェインから左越決勝ソロ
背番号
- 69 (2007年)
- 00 (2008年 - )