大阪シティバス
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒550-0025 大阪府大阪市西区九条南2-34-3 九条MTビル2F |
設立 | 1988年6月20日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 6120001048830 |
事業内容 |
自動車運送管理業務 バス路線施設維持管理業務 |
代表者 | 代表取締役社長 木田俊郎 |
外部リンク | http://citybus-osaka.co.jp/ |
大阪シティバス株式会社(おおさかシティバス)は、大阪市交通局が実質100%出資する大阪市の外郭団体である。
概要
業務としては、大阪市営バスの運行受託(現在3営業所)などを行っている。
自社運行路線として、「USJ直行バス」と「IKEA⇔梅田・大正 Express」の2路線がある。
- USJ直行バス
- 堺駅西口とユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を地下鉄住之江公園・ATC経由で結ぶシャトルバスである。事前予約可能で、全区間一般道経由だが座席定員制のため立席での乗車はできない。スルッとKANSAI対応カードが利用可能だが、3dayチケットやPiTaPaなどのICカードは利用できない。なお、途中停留所ではUSJ行きは乗車のみ、堺駅行きでは降車のみ可能である。2014年10月4日より地下鉄住之江公園〜堺駅西口を延伸[1]。
- IKEA⇔梅田・大正 Express
- 2016年2月1日から運行を開始した。IKEA鶴浜と大阪駅前をドーム前千代崎・大正橋経由で結ぶ路線バスである。2014年11月1日から2016年1月31日まで IKEA鶴浜⇔大正 Expressバス としてIKEA鶴浜とドーム前千代崎を大正橋経由で結んでいた路線を大阪駅前まで延伸して運行している。料金は現金でしか支払うことができず、ICカードやスルッとKANSAI対応カード等の利用はできない[2]。
沿革
- 1988年6月20日 大阪市交通局と大阪交通労働組合の共同出資で「大阪運輸振興株式会社」設立(旧所在地は大阪市西区千代崎三丁目北2-30(京セラドーム大阪内)にあった)。
- 2002年4月1日 大阪市交通局より、USJ直行バスの運行業務が移管される。同時に、大阪市営バス古市営業所・住之江営業所の業務委託を受ける。
- 2005年4月1日 大阪市営バス長吉営業所の業務委託を受ける。
- 2006年4月1日 大阪市営バス酉島営業所の業務委託を受ける。また、大交労組の保有株式を交通局が買いあげ、実質100%子会社化を行う。
- 2007年4月1日 同じ大阪市交通局の外郭団体である交通サービスへニュートラムや長堀鶴見緑地線などの駅業務受託部門を譲渡する代わりに、交通サービスの保有していた自動車整備部門を譲り受ける。
- 2009年9月28日 大阪市議会決算特別委員会にて平成22年3月末日で古市営業所を廃止することが表面化する。
- 2010年3月28日 古市営業所廃止に伴い、代替として大阪市営バス鶴町営業所の業務委託を受ける。
- 2013年4月1日 長吉営業所が廃止となり、受け持ちが3営業所となる。
- 2014年1月 新社名を一般公募する。
- 2014年4月1日 社名を「大阪運輸振興株式会社」から「大阪シティバス株式会社」に改名。
- 2014年11月1日 IKEA鶴浜⇔大正Expressバスの運行を開始。
- 2016年2月1日 IKEA鶴浜⇔大正Expressバスを大阪駅前まで延伸し、IKEA⇔梅田・大正Expressとして運行開始。
本社および営業所
車両
自社の保有車両は、USJ直行バスおよびIKEA⇔梅田・大正Expressの運行に供する車両のみである。これらの車両は、1台を除き大阪市交通局や東京都交通局(都営バス)で一般の路線バスとして使われたのを転用改造したもので、USJ直行バス用については前扉のみを使用し立席乗車はできなくなっている。
赤バスその他の車両は交通局の保有であったが、赤バスは2013年3月31日の運行を最後に廃止されている。
関連項目
注釈
- ^ バス路線の新設及び延伸を実施いたします。 - 大阪シティバス2014年9月29日
- ^ IKEA鶴浜/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン行運行事業 - 大阪シティバス2015年1月11日閲覧