ミニーマウス
ミニーマウス Minnie Mouse | |
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初登場 |
プレーン・クレイジー(初制作) 蒸気船ウィリー(初公開) |
作者 | アブ・アイワークス |
原語版声優 |
ウォルト・ディズニー(初代) マーセリット・ガーナー(2代目) テルマ・ボードマン(3代目) ルース・クリフォード(4代目) ルシー・テイラー(現在) |
日本語版声優 | |
詳細情報 | |
種族 | ハツカネズミ |
性別 | ♀ |
ミニーマウス (Minnie Mouse) はミッキーマウスの “永遠のガールフレンド” として登場するディズニーアニメのキャラクター。頭にはチャームポイントともいえる大きなリボン、それとコーディネートされたワンピースやドレスを着用し、大きめの靴を履いているスタイルが定番。デビューから暫くは一輪の花を挿した帽子を被って登場することが多かった。
概要
1928年11月18日公開の『蒸気船ウィリー』でスクリーンデビュー。しかし厳密には同年5月15日に試写されたサイレント映画『プレーン・クレイジー』他で既にミッキーと共演している。『プレーン・クレイジー』を含むデビュー前の2作は『蒸気船ウィリー』公開後にトーキーで公開されている。
ミニーを主人公にしたアニメシリーズはないが、70を超える作品にミッキーマウスやプルートと共に出演している。
また1929年8月28日公開の『ミッキーのフォーリーズ』にて披露されたミニーのテーマソング「ミニーのユー・フー(ヨー・ホー)」は世界初のアニメソングとされている。
声の出演
- 原語版声優
作品 | 声優 |
蒸気船ウィリー〜プレーン・クレイジー(1928年 - 1929年) | ウォルト・ディズニー |
バーン・ダンス〜ミッキーの一難去ってまた一難(1929年 - 1939年) ミッキーのミニー救出大作戦[1](2013年) |
マーセリット・ガーナー |
ミッキーのつむじ風〜ミッキーの青春手帳(1941年) | テルマ・ボードマン |
ミッキーの誕生日〜プルートのクリスマス・ツリー (1942年 - 1952年) |
ルース・クリフォード |
ミッキーのクリスマスキャロル〜(1983年 - ) | ルシー・テイラー |
- 吹き替え声優
性格
誰よりもミッキーを大切に思っている女の子。おしゃれが大好きで感受性も豊か、歌やダンスも得意である。親切で思いやりもあるので友達も多い人気者である。時に気が強い場面もある(『プレーン・クレイジー』は無理矢理キスをしてきたミッキーに平手打ちしている)。一番の親友はドナルドダックの恋人のデイジーダックで一緒にショッピングに出かけたりして遊んでいる(別の友達はグーフィー、チップ&デール、クララベル・カウ、ホーレス・ホースカラー、クララ・クラックとプルート)。幼なじみのモーティマー・マウスはミニーのことが好きでミッキーの恋のライバル。
- 口癖
- 「Why, hello!」、「Yoo-hoooo!」、「Oh, Mickey」、「Aren't you sweet」
- 趣味
- お菓子作り・ショッピング・音楽・ダンス・ガーデニング。
家族
孤児であり、出演した作品に両親や兄弟が登場するシーンはない。コミック・ストリップには、おじにモーティマー・マウス(幼なじみと同名のキャラクター)、双子の姪ミリー・マウスとメロディ・マウス(w:Millie and Melody Mouse)が登場している。 ミニーの正確な誕生日は明らかにされていない。しかし、ディズニージュニアch.では、ミニーの誕生日を11月18日として、特集番組を放送している(ミッキーも両親・兄弟がいるものの実は孤児という設定。しかしミッキーは公式に誕生日が設定されている)。
ペット
飼い犬の名はフィフィといいミッキーの飼い犬プルートとの間に5匹の子犬がいる。またミニーがプルートを飼ったこともある。飼い猫の名はフィガロ。このフィガロは元は『ピノキオ』にてゼペットの飼い猫として登場していたキャラクターである。
フィガロは『フィガロの短編映画シリーズ』としてスピンオフ作品が制作されている。
本名について
1942年1月19日から同年5月2日まで出版されていた漫画雑誌『The Gleam』の中の作品は本名のミネルヴァ・マウス (Minerva Mouse) として名前が紹介されている。しかし、これは現時点での公式な設定ではない。「ミネルヴァ」はまだ細かなキャラクター設定がされていない頃に登場したキャラクターであり、公式には『ミニーマウス』という名前しか登録されていない。 しかしながら一般的にミニー (Minnie) はミネルヴァ (Minerva) の愛称であり、歴史的経緯からコミック作品の名前を出自としていることは自明である。公式においてキャラクターの名称が設定されるのは、しばしば事後的なものであった。たとえばデイジーダックは、当初ドンナダックであり、チップとデールは名前さえもたない時期の作品から現在ではクレジットされている。ファンによって受容されていくことにより、キャラクターの肉付けもなされるという事実として、ミニーの本名をまつわる事例は象徴的である。
その他
- ダッフィーの作成者である。
外部リンク
- ^ アーカイブから音声を抽出し使用したライブラリー出演