ベル (美女と野獣)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ベル
Belle
初登場 美女と野獣
原語版声優 ペイジ・オハラ
日本語版声優 伊東恵里
詳細情報
種族 人間
性別

ベル (Belle) は、1991年公開のディズニーの長編アニメーション映画『美女と野獣』のヒロインディズニープリンセスの一人。

声優[編集]

作品 声優
美女と野獣(1991年)
美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント(1997年)
美女と野獣 ベルのファンタジーワールド(1998年)
キングダム ハーツII(2005年)
ペイジ・オハラ
伊東恵里
ハウス・オブ・マウス(2001年) ジョディ・ベンソン
伊東恵里
Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ(2011年) ジュリー・ネイサンソン

設定[編集]

人物[編集]

ベルは聡明で自由な考えの持ち主である。読書や空想を好むが、これが近隣の住人の無理解の一因となっている。相手が誰であろうと臆することなく自分の考えを述べることができる。また、彼女はとても思いやりがある。短所としては、好奇心が非常に強いため、とった行動がトラブルの原因になることがある。また、自分が間違っていないと思っているときは決して考えを曲げない。そのためコグスワースに「頑固だ」と評された。

野獣とのダンスシーンでベルが着ていた衣装は後に同じディズニーの作品であるガーゴイルズエリサ・マーザがウルフフォックス戦でゴライアスとダンスを踊るシーンでエリサの衣装に流用されている。

年齢[編集]

映画では彼女の年齢についての言及は一切ない。日本劇場公開時のパンフレット[1]には18歳であると書かれていたが、現在は15歳[2]と紹介されることが多い。

家族[編集]

父親のモーリスと二人暮らし。アニメ映画では母親はすでに亡くなっていると設定されている。フロリダのウォルト・ディズニー・ワールドのマジック・キングダム・パークにあるアトラクション「エンチャンテッド・テール・ウィズ・ベル」にはベルの母親と幼少の頃のベルの絵が飾られている。母親はベル(15歳)と似た容姿だった。

アニメーション[編集]

美女と野獣[編集]

フランスの小さな田舎町で年老いた発明家の父モーリスと二人暮らしをしている。本の虫で、町の人からは町一番の美女だが変わり者だと思われ、ベルも彼らと馴染めないと感じていた。町の人気者ガストンに口説かれ続けているが、ベルにとってガストンは「不作法でうぬぼれ屋」であり恋愛対象としてみることはできず、困るばかりだった。

ある日発明大会に出かけたモーリスを乗せているはずの馬フィリップが家に戻ってきた。父の身を心配したベルはフィリップに乗り、古城に辿り着く。城に入り中を探すと牢に入ったモーリスの姿を発見する。直後城の主人と名乗る恐ろしい姿をした野獣が現れた。モーリスが勝手に城に入ったと怒る野獣に、病気のモーリスのかわりに自分が城で死ぬまで暮らすと約束した。

野獣の粗暴な振る舞いに耐え切れず一度は城から逃げ出したベルだったが、野獣が彼女をオオカミの群れから救ったことがきっかけで、彼の優しい心を見出し、二人で時間を過ごすことが増えていった。ある夜モーリスを心配したベルは魔法の鏡でモーリスを映し出すと、モーリスはベルを助けようと単身森に入り、倒れていた。ベルはモーリスが死ぬかもしれないと動揺する。すると野獣がベルを釈放してくれたので彼に感謝し、モーリスを見つけ家に戻った。

再会を喜ぶモーリスとベルの家に医者のダルク達がやって来た。ベルがいない間町民に「恐ろしい野獣がいる」と助けを求め続けたモーリスを精神病院に連れていこうとする。ガストンは止めて欲しいなら自分と結婚しろとベルに強要した。絶対に結婚したくなかったベルはモーリスの発言を証明するために魔法の鏡で野獣の姿を映し出した。それを見たガストン達は野獣を殺しに城に向う。ベルは止めようとするが、モーリスと地下貯蔵庫に閉じこめられてしまう。

チップが機転をきかせて脱出に成功したベル達は城に急いだ。城に到着するとちょうど屋根上でガストンが野獣を殺そうとしているところであった。負傷しながらも野獣は無事だったが、ベルに近づくとガストンに刺され、ベルといくつかの言葉を交わした後死んだ。一人残されたベルは泣きながら野獣の亡骸に愛の告白をした。すると野獣の亡骸が姿を変え人間の若い男性になった。彼は呪いで野獣の姿になった人間の王子で、ベルが野獣を愛したので呪いが解けて生き返ることができたのだ。ベルと王子がキスした後、城全体と召使いにかけられていた呪いも解けた。

美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント[編集]

呪いが解ける前のクリスマスの話。クリスマス・イヴの日、ベルはコグスワースから野獣がクリスマスを嫌っていることを聞かされる。野獣は今まで城でクリスマスを祝うことを禁じていた。しかしベルは野獣に抵抗し、クリスマスを祝おうと準備を始める。

パイプオルガンにされた宮廷楽師フォルテは、城の中で唯一呪いが解けることを願わずにいた。自分を疎んじていた野獣が、呪われてからと言うものフォルテのことを頼りにするようになったからである。そのため、クリスマスを祝おうとするベルの計画を邪魔しようと企てる。

フォルテの助言に従い、クリスマスツリーに合う木を求めてベルはチップと城の外に出た。しかし木を見つけた後、凍った池の中に落ちてしまう。池の中で意識を失ったベルを野獣は救出したが、彼はフォルテに騙されベルが城から逃げ出したと誤解していた。

野獣は激怒してベルを城の牢に閉じこめるが、ベルが野獣のために書いた本を読んで考えを改めた。ベルに許しを請い、ベルも彼を許す。

諦められないフォルテは呪いを継続させるため皆を殺そうとする。幸い野獣がフォルテの鍵盤を破壊し、バランスを失ったフォルテは転倒して死ぬ。その後城の皆でクリスマスを祝った。

一年後のクリスマスには、城の近隣の住人を招いてのパーティが催された。パーティの最中、ベルは王子に一輪のバラをプレゼントされた。

キングダムハーツシリーズ[編集]

キングダム ハーツ』、『キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ』、『キングダム ハーツII』、『キングダム ハーツ 358/2 Days』の四作に登場。シリーズの世界では「闇無き心」を持つ「セブンプリンセス」の一人とされている。

  • キングダムハーツ - 闇の扉を開くための鍵としてホロウバスティオンに連れ去られたが、ビースト(このシリーズの野獣は一貫して「ビースト」と呼ばれている)とソラに救われて無事に元の世界に戻った。
  • キングダムハーツ チェインオブメモリーズ - KHCOMではソラの記憶の幻影としての存在として登場している。再びマレフィセントによってビーストと離ればなれになった。ビーストはベルを救出するために、もう一度マレフィセントとの戦闘においてソラを支援した。
  • キングダムハーツ 358/2Days - 『KH』での出来事の後、ビーストとすれ違いが生じていたが、あるきっかけから元の関係に戻っていった。しかし、ビーストがザルディンから偽りを吹き込んでいったため、再びすれ違いが生じ、『KH2』の事件に至った。
  • キングダムハーツII - ザルディンがビーストの心を強さを狙ったため、ベルや城の使用人も被害を受けた。ゲームの後半でザルディンに魔法のバラごと人質にとられたが、隙をついて逃げた。ソラ達の協力でビーストと仲直りし、エンディングで人間に戻ったビーストと平穏に過ごしていることが示唆されている。

ミュージカル[編集]

ミュージカル版『美女と野獣』は日本では劇団四季によって上演されている。日本語版でベルを演じた女優は次のような人物がいる。

後注[編集]

  1. ^ 株式会社スタジオジャンプ[編](1992年9月23日)東宝 出版・商品事業室発行P.8。
  2. ^ 美女と野獣 ブルーレイ&DVD 公式サイトキャラクター紹介ページ。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]