AT&Tパーク

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AT&Tパーク
AT&T Park
AT&Tパーク
施設データ
所在地 24 Willie Mays Plaza
San Francisco, California
94107
起工 1997年12月11日
開場 2000年3月31日
所有者 China Basin Ballpark Corp.
グラウンド 天然芝(Sports Turf)
ダグアウト ホーム - 三塁側
ビジター - 一塁側
建設費 3億5700万ドル
設計者 HOK Sport
建設者 Huber, Hunt & Nichols, Inc.
Kajima Construction Services
旧称
パシフィック・ベル・パーク(2000年 - 2003年)
SBCパーク(2004年 - 2006年)
使用チーム • 開催試合
サンフランシスコ・ジャイアンツMLB)(2000年 - 現在)
サンフランシスコ・デイモンズ(XFL)(2001年)
エメラルドボウル(2002年 - 現在)
収容能力
41,503人
グラウンドデータ
球場規模 左翼 - 339 ft (約103.3 m)
左中間 - 364 ft (約110.9 m)
中堅 - 399 ft (約121.6 m)
右中間 - 421 ft (約128.3 m)
右翼 - 309 ft (約94.2 m)
バックネット - 48 ft (約14.6 m)
フェンス 右翼 - 25 ft (約7.6 m)
その他 - 8 ft (約2.4 m)
右翼フェンスの高さは25フィート(約7.6メートル)。下の遊歩道からフィールドを覗き込む人の姿も
右翼フェンスの高さは25フィート(約7.6メートル)。下の遊歩道からフィールドを覗き込む人の姿も
巨大グラブとコーラ瓶
巨大グラブとコーラ瓶

AT&TパークAT&T Park )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコにある野球場。旧称パシフィック・ベル・パークPacific Bell Park )、SBCパークSBC Park )。MLBサンフランシスコ・ジャイアンツが本拠地球場としている。

野球専用球場として建設されたが、開場から2年目の2001年からはアメリカンフットボールサッカーなどの他競技の会場としても使用されている。特にアメリカンフットボールでは、2001年にはXFLサンフランシスコ・デーモンズの本拠地として使用され、2002年からはNCAAカレッジフットボールボウル・ゲームエメラルド・ボウル」が毎年末に開催されている。

MLBの球場では初めて、日系企業(カジマ・インターナショナル)が球場建設に本格参入した。また、住民投票の結果税金の投入が認められなかったこともあって、総工費約3億5700万ドルは地方自治体の援助なし。これはロサンゼルス・ドジャースの本拠地ドジャー・スタジアム以来38年ぶりのことだった。

目次

[編集] フィールドの特徴

本塁から左翼まで339フィート(約103.3メートル)あるのに対し、右翼までが309フィート(約94.2メートル)しかない。そのため右翼方向のフェンスは高さ25フィート(約7.6メートル)もある。さらに右中間は最深部が420フィート(約128メートル)もあり、これは本塁から中堅までより長い。この独特の構造と高いフェンス、そして海からの向かい風が相まって、打者不利な球場であり、特に左打者には非常に不利である。 そのため、ジャイアンツ所属選手でこの球場が本拠地となった2000年以降、シーズン30本塁打以上を記録した選手はバリー・ボンズ(2000年〜2004年)、ジェフ・ケント(2000年、2002年)、リッチ・オーリリア(2001年)のわずか3人である(しかも40本塁打以上はボンズのみ)。左打者に至ってはボンズを除くと2000年のJ・T・スノウが記録した19本塁打が最多であり、スイッチヒッターを含めても2006年のレイ・ダーラムが記録した26本塁打が最多である(2007年シーズン終了時点、ジャイアンツ公式サイトより)。 本塁打パークファクターが1を超えた年は無く、打者不利であることが統計指標からも裏付けられている。また、パークファクターから三塁打が出やすい傾向があることがわかる。

投手が投球練習をするブルペンは、ファウルゾーンに設置されている。

[編集] 設備、アトラクション、演出

右翼フェンス後方がサンフランシスコ湾の入り江になっている。この入り江は、ジャイアンツの往年の名選手ウィリー・マッコビーの名を取って「マッコビー・コーブ」と名付けられた。右翼席も小さいため、場外ホームランが出ると、そのほとんどが海へ“着弾”する。海に飛び込む特大アーチはスプラッシュ・ヒットと呼ばれており、中にはこのスプラッシュ・ヒットボール目当てに、入り江で舟に乗って待ち構えているファンもいる(特にバリー・ボンズが大リーグ新記録のシーズン73本塁打を記録した2001年には、新記録ボール目当てに多くのファンが集まった)。ボンズがスプラッシュ・ヒットを多く打っているため、他の打者でも簡単に海へ打てるように思えるが、実際には前述のとおり極めて打者不利な球場であり、右中間方向は深いため130メートル以上飛ばさないとスプラッシュ・ヒットとはならない。したがって並みの打者ではそうそう打てるものではない。ジャイアンツ公式サイトでは、スプラッシュ・ヒットを放った選手のリストが掲載され、ジャイアンツ所属選手に関してはその映像を見ることができる[1]

右翼立ち見席兼通路の下には「ナットホール」という遊歩道があり、アーチ状のところから試合を無料観戦できる。「3回、5回、7回に他の人と交代しましょう」と書かれた看板があり、交代観戦を呼びかけている。

対する左翼席後方には、巨大なグラブコカ・コーラの瓶がある。グラブはビンテージ・スタイルで、世界最大級の大きさを誇る。サンフランシスコの対岸にある学園都市バークレーに在住の芸術家が製作した。ホームから500フィート(約152.4メートル)も離れたところにあり、未だこのグローブに収まる大ホームランを放った選手はいない。隣にあるコカ・コーラの瓶は長さ約24メートル。中は4つの滑り台になっている。

[編集] 主要な出来事

  • 2000年3月31日、ブルワーズとのオープン戦で開場。
  • 2000年4月11日、ドジャース戦で大リーグ公式戦初開催(ドジャース 6-5 ジャイアンツ)。
  • バリー・ボンズが数々の歴史的な本塁打を放っている。
    • 2001年10月5日、シーズン新記録となる71号を放った。
    • 2001年4月17日に通算500本塁打、2002年8月9日に通算600本塁打、2004年9月18日に通算700本塁打を達成している。
    • 2006年5月28日、歴代単独2位となる通算715号本塁打を放つ。
    • 2007年8月7日、歴代単独1位となる通算756号本塁打を放つ。
  • ワールドシリーズ開催:2002年
  • 2006年2月10日、米国代表日本代表のサッカー親善試合(国際Aマッチ)が本球場で行われ、3-2で米国代表が勝利した。サッカー場とは違う芝の状態や照明灯の位置に、選手は試合前から戸惑っていた[1]
  • 2007年7月10日、オールスターゲーム開催。イチローマリナーズ)がオールスター史上初のランニングホームランを放った。

[編集] 外部リンク

  1. ^ The Official Site of The San Francisco Giants: Ballpark: Splash Hits(英語)
ウィキメディア・コモンズ
前本拠地:
キャンドルスティック・パーク
1960年 - 1999年
サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地
2000 - 現在
次本拠地:
n/a
-
先代:
PNCパーク
2006年
MLBオールスターゲーム
開催場
第78回(2007年
次代:
ヤンキー・スタジアム
2008年