超兄貴

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超兄貴』(ちょうあにき)は、1992年12月25日メサイヤが発売したPCエンジンSUPER CD-ROM²用横スクロール型シューティングゲーム

本項では、これを原典として製作されたゲーム続編(移植作含む)、および各メディア作品についても解説する。詳細は目次からそれぞれの項目を参照のこと。

目次

[編集] 概要

特異な世界観と、絵柄的に異様な自機オプションと敵キャラ、特徴的なBGMカルトな人気を博し、伝説のバカゲーと称されている。

以後も他機種への移植を含む数本の続編が作られ、CDドラマ、漫画小説ライトノベル)などにもメディアミックス展開された。

2007年10月23日よりWiiバーチャルコンソールで配信開始された(要800Wiiポイント)。

[編集] 解説

シューティングゲームは、SF宇宙戦闘機戦ストーリーを王道とするが、新機軸を求めてほのぼのファンタジー系、ハイファンタジー系、和テイスト、実在系などの様々なテーマ上の趣向が凝らされる。

本作はそのうちの一つ、『パロディウスだ!』に代表されるイロモノ系シューティングゲームの一つの到達点である。『R-TYPE』など、敵キャラに生理的グロテスクを加味したものが先行しているが、自機オプション含め、ある種の悪趣味なグラフィックを笑いの方向に昇華させる事に成功した稀有な例ともいえる。

なお、本作の「お題」はマニュアルやオープニングからはあくまでも表向き「筋肉美」という事になっているが、その実「ハードゲイ」であるのは製作発表時から暗黙の了解にして周知の事実である。

自機オプションの名称「サムソン」「アドン」、敵キャラの側近「さぶ」、また田丸浩史による本作のコミカライズ作品でもアドン&サムソンの兄「バラン」(『薔薇族』に由来)など、当時の男性同性愛者向け専門誌の名称で、さらに本作のタイトルの元である「兄貴」は、同性愛者同士において責め役に対して受け役の用いる呼称として一般的なもの、と認知されていたものである。

そのためもあり、最初にこのタイトルで雑誌に掲載された後、社内で横槍が入り、直後に「超裸漢マッスルシューター」という、幾分か当り障りの無い名称に改題させられかけた。しかし、社内クーデター(営業担当者・談)により「超兄貴」に戻されたというエピソードもある。

[編集] ゲーム性

このゲームが伝説として名の残るものとなったのは、キャラの色物ぶりに対し、ゲーム性はまともであり、横スクロールシューティングとしてはごく普通に楽しめるものだったことが挙げられる。このゲームは、先に発売されていたメガドライブ版『ジノーグ』を事実上の母体としており、製作スタッフ陣も同一である。特異なステージクリア時のデモもそのまま『ジノーグ』から引き継がれている。難易度は高かったが、初代超兄貴では男の(メンズ)ビームがほぼ連続で発射できるため、『ジノーグ』よりも難易度がかなり下がっている。続編や他機種版は連続発射が出来ないので、発射タイミングを図る必要があった。

プレーヤーはオプションのアドンとサムソンの使い方に慣れてくると、後は弾除けを極めればよくなる。またアドンとサムソンを盾にしない弾除けに習熟すれば、フォーメーション固定で、アドンとサムソンを画面端で重ね合わせる事により、「アドンとサムソンがイダテンの兄貴に寄り添う」形になり、より笑いを誘った。この技はプレイステーション・セガサターン版でも使えた。

なお、プレイステーション2版の『聖なるプロテイン伝説』では他機種版とは異なり、システム上サムソン&アドンのどちらかをどうしても盾にしなければならなかった。

[編集] 背景設定

大銀河ボディービルコンテストにおいて10連覇の偉業を成し遂げたビルダー星帝王「ボ帝ビル(ぼていびる)」は、プロテイン資源の枯渇に悩み、ついに近隣星系を無差別侵攻しプロテイン採掘プラントを乱立させ始めた。危機を感じた天界はビルダー軍討伐を命じ、イダテンベンテンを派遣した。イダテンらとビルダー軍の汗臭く暑苦しい戦いの幕は切って落とされた…。

[編集] 登場キャラ

[編集] 自機

イダテン(偉丈夫系美青年)、ベンテン(妖艶系美女)
スタート及びコンティニュー時に選択(一人プレイ専用)。IIボタン押し続けで男らしく連射(連射パッド不要)。タメてタメて溜まりきったところで離した瞬間、「ドピュっと(発売当時、児童向けの新作ゲーム紹介番組に出演したメサイヤ広報担当者による公式表現)」男の一撃「メンズビーム」を発射する。なお女性であるベンテンは同じ操作で斜め攻撃も行える「スプラッシュビーム」を放つ。

[編集] オプション

サムソン&アドン
手枷足枷貞操帯をしたスキンヘッドのボディビルダーコンビ。『愛・超兄貴』では黒いハンドウエイト、アンクルウエイト、パンツ姿。『究極無敵銀河最強男』ではウエイトはシルバー、パンツは赤。
ビルダー軍に囚われていたが、イダテン達によって救出。恩を返すため協力する。頭頂部には穴が開いており、ここからメンズビームを放ち、プロテインでパワーアップ。防弾限界を超えると切なげな断末魔を発し退場。
トレーニングをこよなく愛し、彼らにとって筋肉は正義。漫画や小説ではトレーニングすることとイダテン・ベンテンへの忠誠心以外を、どこかに置いて来ていることが強調されたキャラクターになっている。漫画版ではさらに、サムソンが一時期オカマで且つショタコンになる(元々ゲイではあるが)。田丸浩史による漫画版ではアドンは保安官、サムソンはアドンの助手のサミー(女性)として登場し、バラン(後述)と出会った後に性転換したという設定である[1]
天使
自機にベンテンを選択した場合稀に出現するオプション。続編にてミカ&エルと命名されている。ただし作品世界内の時系列では『究極無敵銀河最強男』の方が過去。
攻撃手段としては放物線上に落下する爆弾を持っていた。
うみにん
レアな隠しオプション。見るからにやる気なさげ。
もともとは『改造町人シュビビンマン3』に登場した隠しアイテムキャラだったが、後にキャラクターが独自の人気を得て一人歩きする。
小説版ではボ帝ビルの筋肉のほとんどを吸い取り、痩せ男として排出。再び一から健全にトレーニングさせる気にさせ、更生させた(ゲームではこのような機能はない)。
漫画版では「彼女」となっている。
バラン
サムソン&アドンの長兄。『究極無敵銀河最強男』で登場。バリアとして3人の身を守るが、当たり判定が大きすぎてすぐに退場してしまう。
漫画版では「ボディビル仮面」と名乗り、素顔を隠して登場するがベンテンにあっさりばれる。
田丸浩史による漫画版では保安官のアドンと助手のサミーがいちゃついている事に腹を立て、ちょっかいを出し一騎打ちとなる所だったがトランプによる麻雀に変更され、最終的に裸一貫となって逃げ出した[1]

[編集] 敵キャラ

究極無敵銀河最強男
ボ帝ビルがボ帝と呼ばれる以前の豪快なマッチョ兄貴。時系列では最初のラストボス。ボ帝ビルに姿は似ているが別人。名前は「究極…男」と省略されることが多い。
オープニングの暴走シーンで股間にダメージが当たるとあっけなく死ぬがゲームオーバー(タイムパラドックスだから)になる。
ボ帝ビルとの違いはボ帝は巨大メカに搭乗するが、究極…男は彼自らが巨大化する。おなら攻撃をするなど。
逞(たくま)と純也
時系列最初のボスキャラ。大きい方が逞で股間でのびのびしているのが純也である。
画像は英語版で確認でき、実写なのでグロテスクさが倍増している。
アダム
星(月)の下半分に浸かりきって浮遊する謎の多いボスキャラ。
爆裂乱闘編』では自キャラの座を得る。爆裂乱闘編のみ自キャラとして操作可能。
最新作『零・超兄貴』にも登場。
サブ&マリン
リーゼント姿の潜水艦。上半分のサブが後に『爆裂乱闘編』で自キャラの座を得る。爆裂乱闘編のみ自キャラとして操作可能。
シェル・ジ・アニキ
海底の面(タイトルは「男の海」)で登場したボスキャラ。
最初はカーテン越しにシャワーを浴びている女性のシルエットが現れたが、しばらくするとシルエットごとカーテンがはがれ、スクワットをしているマッチョ兄貴が現れ、見る者を唖然とさせた。
エル&トポ
般若の面を被った男のシンクロナイズドスイミングコンビ。
漫画版超兄貴には第四話で登場。第一話冒頭でイダテンは、姿を現していない彼らによって命を落とすが、後に偽イダテン(イダテンそっくりのきこり・ジョーイ)にメンズビーム一撃で倒されてしまう。あまりにも弱かったため、本物のイダテンが彼らによって倒されたことは恥ずかしいので秘密にされていた。彼らの攻撃方法はポージングによる威嚇しか無く、どうやってイダテン(本物)に致命傷を与えたのかはまったく不明。死ぬ前に「あんなザコにやられるとは」と言っているため、彼らが弱いことは知っていたが、彼らに気をとられている間に他の敵からの攻撃を受け、命を落としたと推測される。
ボ帝ビル
ビルダーの王様。凄まじき腹筋による必殺技、「ボ帝カッター」を腹から放つ。さぶ&ローズを手下に従えていた。
ある一定のダメージを受けた後、巨大メカに搭乗するが、これもマッチョ兄貴だった。
巨大メカの片方の手がなくなっているが、それは先にボスキャラとして分離して襲撃したため。
後に『爆裂乱闘編』で再登場する。この場合のみ、自キャラとして操作可能。既婚者で恐妻家らしい。
獰猛スイマー1000
続編の『愛・超兄貴』で登場。『ぶんぶく茶釜』のマッチョ兄貴版で海底を自由気ままに泳ぐ。鍋の蓋からおでんが飛び出すので要注意。『究極無敵銀河最強男』では背景として登場。
ボ帝コンシャス
『愛・超兄貴』に登場。夫のボ帝ビル亡き後に復讐の為、ネオビルダー軍を結成したが、本来敵であるはずのイダテンに惚れ込んで逃避行に走る。この時点で主役がイダテンからアドン&サムソンに交代する。
等身大の設定画と実際にゲームで登場した巨大メカとは容姿が異なる。
MAMI19(19)
『爆裂乱闘編』のみに登場した。南極観測船をモデルにした女性キャラで甲板の上にいる小さなマッチョ兄貴が操作する。自キャラとして操作可能。
宇宙戦艦YAROU
『超兄貴~究極無敵銀河最強男』に登場した一画面に入り切れないありがちな戦艦ボス(『R-TYPE』のパロディ)。とてつもなく広い脳天メンズビームを放つ。弱点は股間の第三艦橋。破壊すると機能が停止する。
ス帝ロイド
超兄貴~聖なるプロテイン伝説』に登場した歴代最後のボス。容姿はボ帝ビルに酷似している。マントを羽織っている。

[編集] BGM

異様な世界観を完璧に表現しきったやたらと重厚かつ意表をつくBGMは好評で、複数の関連CDが発売され、作曲者の葉山宏治は一躍ゲーム音楽界の寵児ならぬ「兄貴」となった。サウンドトラックCDでも「超兄貴-兄貴のすべて-」については、コンシューマーゲームのサントラとしては異例のロングセラーとなり、ゲームソフト自体の販売本数の数倍に値する枚数が販売されたと言われ、このサントラのヒットこそがゲームの続編製作への大きな原動力となっている。

その他にも愛・超兄貴では岩崎琢 超兄貴 爆烈乱闘篇では溝口功笠原咲奈恵が作曲しており 究極無敵~ではそれまで超兄貴シリーズのBGMを担当していたサウンドクリエイターが集結した。 超兄貴~聖なるプロテイン伝説~では主に畑亜貴が作曲しており葉山宏治は数曲のみとなっている。

2009年3月にガンホー・ワークスより発売予定である「零・超兄貴」では再び葉山が作曲担当となり、全曲にわたり新曲を用いる事となると伝えられている[1]

また、1994年、テレビ朝日の火曜ドラマ枠で『お父さんは心配症』が実写化された際には本作のサウンドトラックが音楽として使用され、何とも言えない独特の雰囲気を醸し出していた。その他、筋肉番付(ラストバトル)、モグモグGOMBOジャングルTV 〜タモリの法則〜(黒人カーニバル)などで主要BGMに使用されている。

[編集] 関連CD

超兄貴-兄貴のすべて-
NECアベニュー NACL-1088(1993年)、後にコロムビアミュージックエンタテインメントから再発(1998年)
仁義無き兄貴
NECアベニュー NADL-1061
超兄貴・男の魂
ファースト・スマイルエンタテインメント
兄貴新世界
オーマガトキ
上記4つのアルバムは、全面的に葉山宏治の手によるもの。
超兄貴ショー(出演:岩田光央菅原正志愛河里花子金月真美他)
東芝EMI TYCY-5456
超兄貴ショーII
東芝EMI/ユーメックス TYCY-5490
「I」と共にドラマが収録されており、アドン役の菅原正志の演技がとてつもなく濃い。一方岩田光央演じるイダテンは非常に情けないキャラとして描かれている。
超兄貴 ~究極無敵銀河最強男~
東芝EMI/ユーメックス TYCY-5487

[編集] 担当声優

超兄貴(初代)
イダテン:置鮎龍太郎
ベンテン:住友優子
アドン/サムソン:不明(スタッフロールに掛川裕彦田中宏幸の名がある)
うみにん:声なし
天使:声なし
ボ帝ビル:声なし
愛・超兄貴
アドン:戸谷公次
サムソン:郷里大輔
ベンテン:新山志保
ボ帝コンシャス:新山志保
超兄貴 爆裂乱闘編
ほぼすべてのキャラクター:社内スタッフか?
うみにん:声なし
超兄貴 究極無敵銀河最強男
イダテン:置鮎龍太郎
ベンテン:富沢美智恵
アドン/バラン:玄田哲章
サムソン:郷里大輔
天使:山本圭子
うみにん:?
究極無敵銀河最強男:柴田秀勝
超兄貴 男の魂札
声入らず
超兄貴 聖なるプロテイン伝説
MEN吉:山田茉莉
アドン/サムソン:不明
零・超兄貴
イダテン:堀越省之助
ベンテン:橘U子
アドン:林和良
サムソン:御園行洋
ミカ&エル:かぬか光明
ショウテン:青山穣
バラン:名村幸太朗

[編集] 続編と移植作品

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています
愛・超兄貴(PCエンジン)1995年2月24日発売
第1作目から2年後という設定で、イダテンがビルダー星系の不穏な動き察知、単身調査に向かうが消息を絶ち、それを知ったベンテンに派遣されたアドンとサムソンが戦う。
本作は業界初の自称『弾を撃たないシューティングゲーム』である。簡単なコマンド操作で汗と気合いを飛ばすことによって敵を撃破(悩殺)する。男のビーム(メンズビーム)は技を何度も入力してポージングを行い、男のエネルギーを貯めないと発射できない。
ステージは全4ステージとなっている。体力の概念があり、満タン時で3つ、アイテムで回復することが出来る。2人同時プレイが可能で、1Pはアドン、2Pはサムソンを操作する(ただ、2人の違いは全くと言っていいほどない)。
残機制ではなく、時間制となっており(画面では砂時計で表示)、ベンテンが時折出すアイテムやステージクリア時のスコアからのボーナスで時間が増加する。倒されるとペナルティが付き、残り時間がなくなるとゲームオーバーとなる。コンティニューはない。
現在はバーチャルコンソールでダウンロード可能(800Wiiポイント)。
超兄貴 爆烈乱闘篇(スーパーファミコン
本作はシューティングゲームではなく対戦型格闘ゲームである。地面がなく、空中を浮いている。
各キャラクター毎に強力な巨大ビーム技を持つ。それだけでなく、独自の必殺技も持っていた。
ビーム技を発射する為には、無防備で踊る(ポージングする)必要があった。エネルギーを貯める為である。
超兄貴~究極無敵銀河最強男~(プレイステーション
時系列ではこの作品が最初にあたる。実写版で、アドンとサムソンはボディービルダーの小沼敏雄が、敵キャラは小沼のお弟子。天使はプロデューサーの娘が演じている。『熱血硬派くにおくん』のディレクター。
この作品と「究極…男の逆襲」、「聖なるプロテイン伝説」は防弾限界を超えても切なげな断末魔を挙げることなくその場に残るが、ふて腐れて敵ボスの側についてしまう。
超兄貴~究極…男の逆襲~セガサターン
究極無敵銀河最強男と同じだが、若干難易度が上昇している。
プレステ版では坊主頭だった敵キャラが全員スキンヘッドに変更されている。
超兄貴 男の魂札ワンダースワン
カードゲーム型RPG。
超兄貴~聖なるプロテイン伝説~プレイステーション2
彩京との協力によって弾幕の激しいゲームとなっている。また彩京らしく、前半3面がランダムになっている。
ステージ名が『○○の試練』になっており、『萌の試練』と言う変り種もある。最終面は『漢の試練』。
サムソンとアドンの防弾限界を超えるとふて腐れて嫌々ながらも盾に徹する。
ほかに、「筋肉体操のうた」という癖の強い歌が流れる。
PCエンジン レトロゲーム 超兄貴 Full版(Windows
『超兄貴』の完全移植版。ただし、購入にはクレジットカードが要るので、要注意。
零・超兄貴(プレイステーション・ポータブル
開発はエクストリーム。販売元は、ガンホー・ワークス。2009年3月19日発売。
メサイアブランドの利用・商品化権代理店となっているソフトメーカー・エクストリームが“極秘プロジェクト”と称して公開。本作キャラクターのイラストを掲載したWebサイトも公開されている。
時間軸は初代の直後である。

以下の作品は携帯電話向けコンテンツである。

i(愛)・超兄貴『激烈縄跳び編』(NTTドコモ携帯電話iモード
縄跳びを続けることによってどれだけの汗を流したかを競うバカゲー。中期以降のiモード(FOMA)で遊べる。
超兄貴 漢のメンズビーム(au携帯電話・BREW

[編集] メディアミックス

漫画版と小説版が存在する。共にイダテン本人が主役ではなく、別人物がイダテンに成り代わる展開となっている。そしてどちらも常人の常識が一切通用しないアドン&サムソンにブンブン振り回されることとなる。

[編集] 漫画版

田丸浩史作、月刊少年キャプテン連載。
キャプテンコミックス(全3巻)として刊行後、エンターブレインより未収録の番外編も収録した完璧版(上下巻)が刊行。

[編集] キャラクター

ジョーイ=デマイオ
漫画版の主人公。語尾に「だス」を付ける。元々の職業は木こりだったが、イダテンの死に際に偶然立ち会い、アドン、サムソンにイダテンと勘違いされ、以降はイダテンとして戦いに巻き込まれていく。性格は相当なお調子者でスケベ。怠け者でもあり、そのせいか連載初期はそこそこ筋肉質だったが、どんどん体型が華奢になっていき、マッチョだらけの周りから浮いた存在となる。ただの人間なのでメンズビームは撃てなかったが、ベンテンから貰った腕当て(籠手)によって撃てるようになる。最終話でボ帝に完敗するも、うみにんを雇って暗殺を企てるなど、正義感に乏しいヒーローらしからぬ人物。
ベンテン
イダテンとは違い、一応はゲーム版と同一人物。しかし姉御肌的な性格がエスカレートしており、かなり粗暴なヤンキーキャラとなっている。イダテンが偽者であることをすぐ見抜いたが、事情を理解しイダテン(ジョーイ)にイダテンの遺志を託す。

[編集] 漫画版オリジナルキャラクター

ニュート=ロルス
惑星エデンの村外れに住んでいた少女。ひょんな事からイダテン、アドン、サムソンと知り合い、帝国軍との戦いに巻き込まれ家を4度も破壊される。しかし相当に図太くしたたかな性格でもあり、イダテン一行に壊された家の代わりに豪邸をプレゼントすることを約束させたり、なぜかイダテンに敗れた帝国軍の人間を子分に従え、面倒を見ている。
ガスパリ様
ボ帝の部下で軍服マニア。イダテン一行に取り入って暗殺を企てたが失敗し、自警団に逮捕される。脱獄し、惑星テレマでイダテンを狙撃しようとするが、またもや失敗。イダテンを倒すために樽に入って滝を下るという意味不明で危険な特訓を実行し行方不明となる。
エデン自警団
惑星エデンの犯罪者を取り締まる自警団。エデンの法律では犯罪者に賞金が懸けられているため賞金稼ぎが存在するが、彼らのいる町ではまともな商売にはならない。メンバーは5人で『秘密戦隊ゴレンジャー』がモチーフ。浮浪者風の容姿をした垢(あか)露出癖のある変態煽(あお)喪服を着た葬儀屋のような男で常にカレーを食べている忌(き)くいだおれ太郎のような衣装を着た御堂(みど)、紅一点で太腿がムチムチの腿(もも)というメンバー。
キャプテン・モーロック
通称ジジイ。エデン自警団のトップ。ブルセラマニアで宇宙船にその手のグッズを大量に隠していた。左手はカギ爪の義手で、右目は義眼。自分の宇宙船を盗んだイダテン一行を戦闘用人型兵器(ジジイ本人以外に垢、腿が搭乗)で追い、抹殺と証拠隠滅を図るものの失敗し自爆。死亡したと思いきや巨大人型兵器「ディエス・イレ」として復活。しかし帝国軍の巨大人型兵器「グローリー・オブ・アキレス」に敗れ、改めて死亡。
HAIL-9000(へいる-きゅうせん)
イダテン達の宇宙船のメインコンピュータで、宇宙船の機能を掌る。『2001年宇宙の旅』の人工知能HAL 9000が元ネタ。船内では基本は音声だけだが、ホログラムにより骸骨のような姿で現れることが出来る。人間とほとんど遜色ない感情を持っており、性格は生真面目でかなりのお人好し。宇宙船を盗んだイダテン達を簡単に信用し、仲間となってしまう。小型化し船外にも出られる。
オリンポ=ゴンザレス
惑星エデンの首都、アングラの市長で事実上の惑星エデンの支配者だった。しかし、ボ帝に拉致され、肥満体のためボ帝に嫌われあっさりと死刑が決まる。しかし死刑執行前日に人型兵器「ムシャ」を使い脱獄。ボ帝を倒そうとしたが阻まれ、死刑免除とエデンの支配者に戻ることを引き換えにイダテンを倒すことを命じられる。しかしイダテンの宇宙船を追いかける自警団の人型兵器をイダテンの仲間と勘違いし戦闘に入る。勝利するものの、自警団の人型兵器の自爆に巻き込まれ死亡。
なお、ゲーム版に市長の顔を模した物体が登場しており、厳密には漫画オリジナルではない。
超能力者
イダテンを倒すためにボ帝が送り込んだ刺客の2人組。名前は両者とも不明。イダテン達の弱点を透視したり、体の動きを操ったりなどの能力を使って追い詰めるが、イダテンの船酔いが原因で敗北。同時に彼らがかけていた洗脳が解け、ボ星では民衆の反乱が起こる。
超頭脳歩兵中隊BVD
帝国軍によって滅ぼされた男星の生き残りでボ帝に敵対する組織。全員が学ランにメガネという「ガリ勉」スタイルで統一されている。全員の知能指数を足すとIQ10000らしいが、実は124人いるため平均約80と大して頭がいいわけではない。帝国軍の超巨大人型兵器「グローリー・オブ・アキレス」に対抗し巨大人型兵器「ディエス・イレ」を開発し挑むが、あっさりと敗れる。隊長と思われる代表人物の名前は中本
メヂナ=麻原(まはら)
通称筋肉仙人。惑星テレマの山奥に住む仙人で、筋肉のことなら知らないことは無い。しかし本人の肉体はただの老人で、簡単に骨折する。1086歳。
麻原尚景(まはら しょうけい)
筋肉仙人の孫で、外見は何の変哲も無い少年に見えるものの、外見からは想像も付かない力と筋肉に対する知識を持つ。しかし実は1008歳で本気を出すと少年の姿からはかけ離れた筋骨隆々の大男に変身する。
ロルフ君
脱獄したガスパリ様が惑星テレマで雇ったバイトの助手。正体は人型兵器の自爆から間一髪生き残ったエデン自警団の。ガスパリ様に対して意味不明かつ危険な特訓方法を思いつき実行させ、行方不明にさせた張本人。
無敵銀河最強男
PS版『究極無敵宇宙最強男』に名前のみ登場したキャラ。よってほぼ漫画版オリジナルキャラと呼んでも差し支え無い。犬の頭の形をしたマスクを被った筋骨隆々の男で、銀河最強の男だったが、本屋エロ本を万引きしようとして注意した店員と喧嘩をし敗れる。その店員が後に究極無敵銀河最強男になった。

[編集] 小説版

三浦徹也作、角川スニーカー文庫

[編集] 外部リンク

[編集] 脚注

  1. ^ a b 同人誌として発表された作品だが後に完璧版に収録
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