超兄貴
『超兄貴』(ちょうあにき)は、1992年12月25日にメサイヤが発売したPCエンジンSUPER CD-ROM²用横スクロール型シューティングゲーム。
本項では、これを原典として製作されたゲーム続編(移植作含む)、および各メディア作品についても解説する。詳細は目次からそれぞれの項目を参照のこと。
目次 |
[編集] 概要
特異な世界観と、絵柄的に異様な自機オプションと敵キャラ、特徴的なBGMを持ったシューティングゲーム。 以後も他機種への移植を含む数本の続編が作られ、CDドラマ、漫画、小説(ライトノベル)などにもメディアミックス展開された。 2007年10月23日よりWiiのバーチャルコンソールで、2010年12月15日にはゲームアーカイブス(PSP・PS3)で配信されている。
[編集] 背景設定
「ボ星」を中心とする「ビルダー帝国」を支配する、大銀河ボディービルコンテストにおいて10連覇の偉業を成し遂げた帝王「ボ帝ビル(ぼていびる)」は、プロテイン資源の枯渇に悩み、ついに近隣星系を無差別侵攻しプロテイン採掘プラントを乱立させ始めた。危機を感じた天界はビルダー軍討伐を命じ、イダテンとベンテンを派遣した。イダテンらとビルダー軍の汗臭く暑苦しい戦いの幕は切って落とされた…。
[編集] 登場キャラ
[編集] 自機
- イダテン(偉丈夫系美青年)、ベンテン(妖艶系美女)
- スタート及びコンティニュー時に選択(一人プレイ専用)。IIボタン押し続けで男らしく連射(連射パッド不要)。タメてタメて溜まりきったところで離した瞬間、「ドピュっと(発売当時、児童向けの新作ゲーム紹介番組に出演したメサイヤ広報担当者による公式表現)」男の一撃「メンズビーム」を発射する。なお女性であるベンテンは同じ操作で斜め攻撃も行える「スプラッシュビーム」を放つ。
[編集] オプション
- サムソン&アドン
- 手枷、足枷、貞操帯をしたスキンヘッドのボディビルダーコンビ。『愛・超兄貴』では黒いハンドウエイト、アンクルウエイト、パンツ姿。『超兄貴~究極無敵銀河最強男~』(以下、『究極無敵銀河最強男』)ではウエイトはシルバー、パンツは赤。
- ビルダー軍に侵略を受けた星の王子である(王位継承者は長兄バラン(後述))。
- ビルダー軍に囚われていたが、イダテン達によって救出。恩を返すため協力する。頭頂部には穴が開いており、ここからメンズビームを放ち、プロテインでパワーアップ。防弾限界を超えると切なげな断末魔を発し退場。
- トレーニングをこよなく愛し、彼らにとって筋肉は正義。漫画や小説ではトレーニングすることとイダテン・ベンテンへの忠誠心以外を、どこかに置いて来ていることが強調されたキャラクターになっている。漫画版ではさらに、サムソンが一時期オカマで且つショタコンになる(元々ゲイではあるが)。
- 田丸浩史による漫画版ではアドンは保安官、サムソンはアドンの助手のサミー(女性)として登場し、バランと出会った後に性転換したという設定である[1]。
- 天使
- 自機にベンテンを選択した場合稀に出現するオプション。続編にてミカ&エルと命名されている(ただし作品世界内の時系列では『究極無敵銀河最強男』の方が過去)。
- 攻撃手段としては放物線上に落下する爆弾を持っていた。
- うみにん
- レアな隠しオプション。見るからにやる気なさげ。
- もともとは『改造町人シュビビンマン3』に登場した隠しキャラだったが、後にキャラクターが独自の人気を得て一人歩きする。
- 小説版ではボ帝ビルの筋肉のほとんどを吸い取り、痩せ男として排出。再び一から健全にトレーニングさせる気にさせ、更生させた。
- 漫画版では「彼女」となっている。
- バラン
- サムソン&アドンの長兄。元は漫画版オリジナルキャラで「ボディビル仮面」と名乗り、素顔を隠して登場するがベンテンにあっさりばれる。
- かつて保安官のアドンと助手のサミーがいちゃついている事に腹を立て、ちょっかいを出し一騎打ちとなる所だったがカード麻雀に変更され、最終的に裸一貫となって逃げ出した[1]。
- 後にゲーム本編に逆輸入される形で『究極無敵銀河最強男』に登場。バリアとして3人の身を守るが、当たり判定が大きすぎてすぐに退場してしまう。
[編集] 敵キャラ
- 究極無敵銀河最強男
- 『究極無敵銀河最強男』のラスボス。ボ帝ビルがボ帝と呼ばれる以前に現れた豪快なマッチョ兄貴で、名前は「究極…男」と省略されることが多い。
- オープニングの暴走シーンで自機として操作する事になるが、キャラが巨大過ぎるため当り判定が判り辛く、股間にダメージが当たるとあっけなく死ぬ[2]。
- ボ帝ビルとの違いはボ帝は巨大メカに搭乗するが、究極…男は彼自身が巨大化する。
- 逞(たくま)と純也
- 『究極無敵銀河最強男』のステージ1のボス。大きい方が逞で、股間でのびのびしているのが純也である。
- サブ&マリン
- 『超兄貴』でボスキャラとして登場して以降、シリーズ作品に背景等として度々登場。革ジャンにリーゼント姿の潜水艦。上半分のサブが後に『爆裂乱闘編』で自キャラの座を得た。
- 戦闘列車
- 『超兄貴』のステージ3に登場。
- テーマ曲「ドイツ人ジャーマン(サントラ「超兄貴-兄貴のすべて-」に収録)」の秀逸さと共にプレイヤーに強烈な印象を与えた。
- シェル・ジ・アニキ
- 『超兄貴』の海底の面(タイトルは「男の海」)で登場したボスキャラ。
- ボッティチェッリの『ヴィーナスの誕生』を髣髴させるデザイン。最初はカーテン越しにシャワーを浴びている女性のシルエットが現れたが、しばらくするとシルエットごとカーテンがはがれ、スクワットをしているマッチョ兄貴が現れ、見る者を唖然とさせた。
- テーマ曲は「あこがれのマッチョダンディー(サントラ「超兄貴-兄貴のすべて-」に収録)」。
- エル&トポ
- 般若の面を被った男と水泳用眼鏡を掛けた男のシンクロナイズドスイミングコンビ。どちらが『エル』でどちらが『トポ』かは不明。ボ帝ビルを護る四天王である。
- 漫画版超兄貴には第四話で登場。第一話冒頭でイダテンは姿を現していない彼らによって命を落とすが、後に偽イダテン(イダテンそっくりの木こり・ジョーイ)のメンズビーム一撃で倒されてしまう。あまりにも弱かったため、本物のイダテンが彼らによって倒されたことは恥ずかしいので秘密にされていた。彼らの攻撃方法はポージングによる威嚇しか無く、どうやってイダテン(本物)に致命傷を与えたのかはまったく不明[3]。
- テーマ曲は「Sexy Dynamite.(サントラ「超兄貴-兄貴のすべて-」に収録)」。
- ボ帝ビル
- 『超兄貴』のラスボス。「ボ帝」というのはボ星帝国の帝王という意味であり、後にコンシャスも名乗っている。
- このため彼個人を略して呼ぶ場合、厳密には名前である「ビル」を使うのが妥当だが、ほとんどあらゆるメディアで「ボ帝」と略される。ボ帝と言えば、ボ帝ビルの事を指すと考えてほぼ間違いない。
- 銀河ボディビルコンテスト10連覇を誇るビルダー星の帝王で、凄まじき腹筋によりイダテンらのメンズビームが爪楊枝に見えるほど太い必殺技「ボ帝カッター」を腹から放つ。さぶ&ローズを手下に従えていた。
- 一定のダメージを受けると、巨大メカに搭乗する。これもマッチョ兄貴風の外見をしており片方の手がなくなっているが、これは先にボスキャラとして片方が分離して襲撃したため。
- 後に『爆裂乱闘編』で再登場した。この場合のみ、自キャラとして操作可能。既婚者で恐妻家らしい。
- アダム
- 『愛・超兄貴』でステージ1のボスとして登場。星(月)の下半分に浸かりきって浮遊する謎の多いボスキャラ。
- 最新作『零・超兄貴』にも登場した他『超兄貴 爆裂乱闘編』(以下、『爆裂乱闘編』)では自キャラの座を得た。
- 獰猛スイマー1000
- 『愛・超兄貴』でステージ3のボスとして登場。『ぶんぶく茶釜』のマッチョ兄貴版で海底を自由気ままに泳ぐ。鍋の蓋からおでんが飛び出すので要注意。
- 『究極無敵銀河最強男』では背景として登場した。
- ボ帝コンシャス
- 『愛・超兄貴』のラスボス。ボ帝ビルの正妃で、夫のボ帝ビル亡き後に復讐の為「ネオビルダー軍」を結成した。
- 『愛・超兄貴』のマルチエンディングの内「バッドエンド」になると、本来敵であるはずのイダテンと恋に落ち逃避行に走る。これが公式ストーリーとなり、以降のゲームでは主役がイダテンからアドン&サムソンに交代する。
- 等身大の設定画と実際にゲームで登場した巨大メカとは容姿が異なる。
- MAMI19
- 『爆裂乱闘編』にのみ登場した南極観測船をモデルにした女性キャラ。甲板の上にいる小さなマッチョ兄貴が操作する。自キャラとして操作可能。
- 宇宙戦艦YAROU
- 『究極無敵銀河最強男』に登場した一画面に入り切れないありがちな戦艦ボス(『R-TYPE』のパロディ)。とてつもなく広い脳天メンズビームを放つ。弱点は股間の第三艦橋。破壊すると機能が停止する。
- ス帝ロイド
- 『超兄貴~聖なるプロテイン伝説~』に登場した歴代最後のボス。容姿はボ帝ビルに酷似しており、マントを羽織っている。
[編集] BGM
「超兄貴」のBGMは葉山宏治が手掛けた。しかし、以降の作品群におけるメイン作曲家は一定していない。「愛・超兄貴」では岩崎琢、「超兄貴 爆烈乱闘篇」では溝口功・笠原咲奈恵が作曲している。そして「究極無敵銀河最強男」ではそれまで超兄貴シリーズのBGMを担当していたサウンドクリエイターが集結した。メサイヤのゲーム事業撤退後にライセンス許諾の形で制作された「超兄貴~聖なるプロテイン伝説~」では葉山のシリーズ復帰が話題として用いられたものの、実際には大半の曲は畑亜貴と不気味社によるものであり、葉山の楽曲は数曲のみに留まった。
2009年3月にガンホー・ワークスより発売された「零・超兄貴」では再び葉山が作曲担当となり、全曲にわたり新曲が用いられている[4]。
また、1994年、テレビ朝日の火曜ドラマ枠で少女漫画『お父さんは心配症』が実写ドラマ化された際には初作のサウンドトラックが劇伴音楽として使用された。その他、筋肉番付(ラストバトル)、モグモグGOMBO・ジャングルTV 〜タモリの法則〜(黒人カーニバル)などで主要BGMに使用されている。
[編集] 関連CD
- 超兄貴-兄貴のすべて-
- NECアベニュー NACL-1088(1993年)、後にコロムビアミュージックエンタテインメントから再発(1998年)
- 仁義無き兄貴
- NECアベニュー NADL-1061
- 超兄貴・男の魂
- ファースト・スマイルエンタテインメント
- 兄貴新世界
- オーマガトキ
- 上記4つのアルバムは、全面的に葉山宏治の手によるもの。
- 超兄貴ショー(出演:岩田光央、菅原正志、愛河里花子、金月真美他)
- 東芝EMI TYCY-5456
- 超兄貴ショーII
- 東芝EMI/ユーメックス TYCY-5490
- 「I」と共にドラマが収録されており、アドン役の菅原正志の演技がとてつもなく濃い。一方岩田光央演じるイダテンは非常に情けないキャラとして描かれている。
- 超兄貴 ~究極無敵銀河最強男~
- 東芝EMI/ユーメックス TYCY-5487
[編集] 担当声優
- 超兄貴(初代)
- イダテン:置鮎龍太郎
- ベンテン:住友優子
- アドン/サムソン:不明(スタッフロールに掛川裕彦、田中宏幸の名がある)
- うみにん:声なし
- 天使:声なし
- ボ帝ビル:声なし
- 愛・超兄貴
- アドン:戸谷公次
- サムソン:郷里大輔
- ベンテン:新山志保
- ボ帝コンシャス:新山志保
- 超兄貴 爆裂乱闘編
- ほぼ全てのキャラクター:社内スタッフ
- うみにん:声なし
- 超兄貴 究極無敵銀河最強男
- イダテン:置鮎龍太郎
- ベンテン:富沢美智恵
- アドン/バラン:玄田哲章
- サムソン:郷里大輔
- 天使:山本圭子
- うみにん:不明
- 究極無敵銀河最強男:柴田秀勝
- 超兄貴 聖なるプロテイン伝説
- MEN吉:山田茉莉
- アドン/サムソン:不明
- 零・超兄貴
- イダテン:堀越省之助
- ベンテン:橘U子
- アドン:林和良
- サムソン:御園行洋
- ミカ&エル:かぬか光明
- ショウテン:青山穣
- バラン:名村幸太朗
[編集] 続編と移植作品
- 愛・超兄貴(PCエンジン)1995年2月24日発売
- 『超兄貴』から2年後という設定で、イダテンがビルダー星系の不穏な動き察知、単身調査に向かうが消息を絶ち、それを知ったベンテンに派遣されたアドンとサムソンが戦う。
- 本作は業界初の自称『弾を撃たないシューティングゲーム』である。簡単なコマンド操作で汗と気合いを飛ばすことによって敵を撃破(悩殺)する。男のビーム(メンズビーム)は技を何度も入力してポージングを行い、男のエネルギーを貯めないと発射できない。
- ステージは全4ステージとなっている。体力の概念があり、満タン時で3つ、アイテムで回復することが出来る。2人同時プレイが可能で、1Pはアドン、2Pはサムソンを操作する(ただ、2人の違いは全くと言っていいほどない)。
- 残機制ではなく、時間制となっており(画面では砂時計で表示)、ベンテンが時折出すアイテムやステージクリア時のスコアからのボーナスで時間が増加する。倒されるとペナルティが付き、残り時間がなくなるとゲームオーバーとなる(コンティニューはない)。
- 現在はバーチャルコンソールでダウンロード可能(800Wiiポイント)。
- 超兄貴 爆烈乱闘篇(スーパーファミコン)
- 本作はシューティングゲームではなく対戦型格闘ゲームである。地面がなく、空中を浮いている。
- 各キャラクター毎に強力な巨大ビーム技を持つ。それだけでなく、独自の必殺技も持っていた。
- ビーム技を発射する為には、無防備で踊る(ポージングする)必要があった。エネルギーを貯める為である。
- 超兄貴~究極無敵銀河最強男~(プレイステーション)
- 時系列ではこの作品が最初にあたる。プロデューサーは岸本良久。実写版で、アドンとサムソンはボディービルダーの小沼敏雄が、敵キャラは小沼の弟子。天使はプロデューサーの娘が演じている。
- この作品と『究極…男の逆襲』『聖なるプロテイン伝説』は防弾限界を超えても切なげな断末魔を挙げることなくその場に残るが、ふて腐れて敵ボスの側についてしまう。
- また本作の特典映像として、制作現場の一部と小沼のポージングを観ることができる。また本作のOPはスタッフのお遊びで作ったものが採用されたとのこと。
- 2009年3月11日よりゲームアーカイブスにて配信が行われている。
- 超兄貴〜究極…男の逆襲〜(セガサターン)
- 『究極無敵銀河最強男』と同じ内容だが、若干難易度が上昇している。
- プレイステーション版では坊主頭だった敵キャラが全員スキンヘッドに変更されている。
- 当時のセガサターンのレーティングで推奨年齢18歳以上の年齢制限がなされていた。
- 超兄貴 男の魂札(ワンダースワン)
- カードゲーム型RPG。
- 超兄貴〜聖なるプロテイン伝説〜(プレイステーション2)
- 彩京との協力によって弾幕の激しいゲームとなっている。また彩京らしく、前半3面がランダムになっている。
- ステージ名が『○○の試練』になっており『萌の試練』と言う変り種もある。最終面は『漢の試練』。
- サムソンとアドンの防弾限界を超えるとふて腐れて嫌々ながらも盾に徹する。
- 他にも『筋肉体操のうた』という癖の強い歌が流れる。
- PCエンジン レトロゲーム 超兄貴 Full版(Windows)
- 『超兄貴』の完全移植版。ただし、購入にはクレジットカードが要るので要注意。
- 零・超兄貴(プレイステーション・ポータブル)
- 開発はエクストリーム。販売元は、ガンホー・ワークス。2009年3月19日発売。
- メサイアブランドの利用・商品化権代理店となっているソフトメーカー・エクストリームが“極秘プロジェクト”と称して公開。本作キャラクターのイラストを掲載したWebサイトも公開されている。
- 時間軸は初代の直後である。
以下の作品は携帯電話向けコンテンツである。
- i(愛)・超兄貴『激烈縄跳び編』(NTTドコモ携帯電話・iモード)
- 縄跳びを続けることによってどれだけの汗を流したかを競うゲーム。中期以降のiモード(FOMA)で遊べる。
- 超兄貴 漢のメンズビーム(au携帯電話・BREW)
- アドンとサムソンを自機として操作するシューティングゲーム。
[編集] メディアミックス
漫画版と小説版が存在する。共にイダテン本人が主役ではなく、別の人物がイダテンに成り代わる展開となっている。そしてどちらも常人の常識が一切通用しないアドン&サムソンにブンブン振り回されることとなる。
[編集] 漫画版
田丸浩史作、月刊少年キャプテン連載。
キャプテンコミックス(全3巻)として刊行後、2004年にはエンターブレイン(eb社)より未収録の番外編も収録した完璧版(上下巻)が刊行。
2010年11月には完璧版を基にカラー原稿完全再現・2つ折カラーポスター封入・単行本初収録読み切りなどの細かい増補稿が成された「超兄貴 FUG(ファイナルアップグレード)」がeb社から刊行された。
[編集] キャラクター
- ジョーイ=デマイオ
- 漫画版の主人公。語尾に「だス」を付ける。元々の職業は木こりだったが、イダテンの死に際に偶然立ち会い、アドン、サムソンにイダテンと勘違いされ、以降は「イダテン」として戦いに巻き込まれていく。性格は相当なお調子者でスケベ。怠け者でもあり、そのせいか連載初期はそこそこ筋肉質だったが、どんどん体型が華奢になっていき、マッチョだらけの周りから浮いた存在となる(ただし、かつてエデン柔軟大会で優勝した経験があり人並はよりは強い)。ただの人間なのでメンズビームは撃てなかったが、ベンテンから貰った腕当て(籠手)によって撃てるようになる。最終話でボ帝に完敗するも、うみにんを雇って暗殺を企てるなど、正義感に乏しいヒーローらしからぬ人物。
- ベンテン
- イダテンとは違い、ゲーム版と同一人物。しかし姉御肌的な性格がエスカレートしており、かなり粗暴なヤンキーキャラとなっている。イダテンが偽者であることをすぐ見抜いたが、事情を理解しイダテン(ジョーイ)にイダテンの遺志を託す。
- さぶ兄、ドブ
- 原作において兵器「移動番屋」を漕いでいた2人組。さぶは太り気味の大男(後述の四天王・さぶとは別人)、ドブは小柄で細身の男。「移動番屋」でイダテンたちを襲撃するも、怒りのニュートに一撃で倒され、再登場するもメンズビームを打てるようになったイダテン(ジョーイ)に倒される。その後は任務失敗のため帰れなくなったためニュートの世話になりはじめ、「ニュートの親分」と呼ぶなど家族同然の間柄となる。
- 四天王
- ボ帝に仕える四天王。名前はそれぞれ「エル」「トポ」「さぶ」「ろうず」。その肉体美においては最強クラスの実力を誇る(らしい)が、戦闘能力は皆無に等しく、前者二人はイダテンたちに、後者二人はベンテンにあっさりとやられる。エル・トポはさぶ兄とドブと共にニュートの世話になりはじめる。
- シェル・ザ・アニキ[5]
- ボ帝の部下としてボ星近くの宙域でイダテンたちを待ち構えていた。れっきとした人間のようだが、生身で宇宙空間にいても何ともない上に途轍もなく巨大。「宇宙の塵どころか超ひもまで分解する」と意気込んでいたが、宇宙船内を凝視したところイダテンたちに幽霊と勘違いされて、全力転進のロケット噴射によって戦うことなく彼方へ吹っ飛ばされてしまった。
[編集] 漫画版オリジナルキャラクター
- ニュート=ロルス
- 惑星エデンの村外れに住んでいた少女。ひょんな事からイダテン、アドン、サムソンと知り合い、帝国軍との戦いに巻き込まれ家を4度も破壊される。しかし相当に図太くしたたかな性格でもあり、イダテン一行に壊された家の代わりに豪邸をプレゼントすることを約束させたり、なぜかイダテンに敗れた帝国軍の人間を子分に従え、面倒を見ている。
- 名前の元ネタはイタリアのプログレッシブ・ロックバンド「ニュー・トロルス」[6]。
- ガスパリ様
- ボ帝の部下で軍服マニア。イダテン一行に取り入って暗殺を企てたが失敗し、自警団に逮捕される。脱獄し、惑星テレマでイダテンを狙撃しようとするが、またもや失敗。イダテンを倒すために樽に入って滝を下るという意味不明で危険な特訓を実行し行方不明となる。
- 名前の元ネタは連載当時に活動していたボディービルダー「リッチ・ギャスパリ」[6]。
- エデン自警団
- 惑星エデンの犯罪者を取り締まる自警団。エデンの法律では犯罪者に賞金が懸けられているため賞金稼ぎが存在するが、彼らのいる町ではまともな商売にはならない。メンバーは5人で『秘密戦隊ゴレンジャー』がモチーフ。浮浪者風の容姿をした「垢(あか)」、露出癖のある「煽(あお)」、喪服を着た葬儀屋のような男で常にカレーを食べている「忌(き)」、くいだおれ太郎のような衣装を着た「御堂(みど)」、紅一点で太腿がムチムチの「腿(もも)」というメンバー。
- キャプテン・モーロック
- 通称「ジジイ」。エデン自警団のトップ。ブルセラマニアで宇宙船にその手のグッズを大量に隠していた。左手はカギ爪の義手で左足は義足、右目は義眼。自分の宇宙船を盗んだイダテン一行を戦闘用人型兵器・メガマン(ジジイ本人以外に垢、腿が搭乗)で追い、(趣味を知ったことから)抹殺と証拠隠滅を図るものの失敗し、垢独断の自爆に巻き込まれる。死亡したと思いきや、瀕死で回収されており巨大人型兵器「ディエス・イレ」の頭部として復活(なぜか巨大化している)。しかし帝国軍の巨大人型兵器「グローリー・オブ・アキレス」に敗れ、ばらばらに吹っ飛ばされてしまった(頭は一応無事のままだったので、死亡したかは不明)。
- HAIL-9000(へいる-きゅうせん)
- イダテン達の宇宙船のメインコンピュータで、宇宙船の機能を掌る。『2001年宇宙の旅』の人工知能HAL 9000が元ネタ。船内では基本は音声だけだが、ホログラムによりリアルな骸骨のような姿で現れることが出来る。人間とほとんど遜色ない感情を持っており、性格は生真面目でかなりのお人好し。宇宙船を盗んだイダテン達を簡単に信用し、仲間となってしまう。「HAIL-68000」という小型化端末になることで船外にも出られる。
- HAIL自身はモーロックに趣味に呆れつつも慕っていたが、モーロックは彼を売り払い新しい宇宙船を買う予定で、証拠隠滅のためイダテンごと破壊するのにも躊躇する様子は無かった。
- オリンポ=ゴンザレス
- 惑星エデンの首都、アングラの市長で事実上の惑星エデンの支配者だった。しかし、ボ帝に拉致され、肥満体のためボ帝に嫌われあっさりと死刑が決まる。しかし死刑執行前日に人型兵器「ムシャ」を使い脱獄。ボ帝を倒そうとしたが阻まれ、死刑免除とエデンの支配者に戻ることを引き換えにイダテンを倒すことを命じられる。しかしイダテンの宇宙船を追いかける自警団の人型兵器をイダテンの仲間と勘違いし戦闘に入る。勝利するものの、自警団の人型兵器の自爆に巻き込まれ死亡。
なお、ゲーム版に市長の顔を模した物体が登場しており、厳密には漫画オリジナルではない。 - 超能力者
- イダテンを倒すためにボ帝が送り込んだ刺客の2人組。名前は両者とも不明。イダテン達の弱点を透視したり、体の動きを操ったりなどの能力を使って追い詰めるが、イダテンの船酔いが原因で敗北。同時に彼らがかけていた洗脳が解け、ボ星では民衆の反乱が起こる。
- 超頭脳歩兵中隊BVD
- 帝国軍によって滅ぼされた男星の生き残りでボ帝に敵対する組織。全員が学ランにメガネという「ガリ勉」スタイルで統一されている。全員の知能指数を足すとIQ10000らしいが、実は124人いるため平均約80と大して頭がいいわけではない。帝国軍の超巨大人型兵器「グローリー・オブ・アキレス」に対抗し巨大人型兵器「ディエス・イレ」を開発し挑むが、あっさりと敗れる。隊長と思われる代表人物の名前は「中本」。
- メヂナ=麻原(まばら)
- 通称「筋肉仙人」。惑星テレマの山奥に住む仙人で、筋肉のことなら知らないことは無い。しかし本人の肉体はただの老人で、簡単に骨折する。1086歳。
- 麻原尚景(まばら しょうけい)
- 筋肉仙人の孫で、外見は何の変哲も無い少年に見えるものの、祖父の持てるすべてを受け継いでおり、高い実力を持つ。実は1008歳で本気を出すと少年の姿からはかけ離れた筋骨隆々の大男に変身する。
- ロルフ君
- 脱獄したガスパリ様が惑星テレマで雇ったバイトの助手。正体は人型兵器の自爆から間一髪生き残ったエデン自警団の「腿」。ガスパリ様に対して意味不明かつ危険な特訓方法を思いつき実行させ、行方不明にさせた張本人。
- 無敵銀河最強男
- PS版『究極無敵銀河最強男』に名前のみ登場したキャラ。よってほぼ漫画版オリジナルキャラと呼んでも差し支え無い。犬の頭の形をしたマスクを被った筋骨隆々の男で、銀河最強の男だったが、本屋でエロ本を万引きしようとして注意した店員と喧嘩をし敗れる。その店員が後に究極無敵銀河最強男になった。
[編集] 小説版
[編集] キャラクター
- ユウ
- 格闘家の青年。格闘の神・イダテンを崇拝している。漫画版のジョーイ以上に平凡で普通な少年で、ひょんなことからイダテンにボ帝ビル打倒を託されるが、アドン、サムソン、ベンテンらにブンブン振り回されることになる。
- レイ
- ユウの恋人。ユウとはまるでバカップルのような相思相愛ぶり。細腕で大人しいが、ユウの見ていない所では本性を表し、凄まじいパワーと達人のごとき格闘技術であらゆる敵を圧倒する。
- ガンテツ
- 英雄神イダテンの司祭にして格闘家、ユウの師匠であり、レイの父親。「聖マッスルの宝」の鍵が隠された神殿を預かっている。何かと理不尽な難癖を付けてはユウに鉄拳制裁を施すが、やりすぎてユウの意識が飛ぶと即座に怒れる娘に叩きのめされる。
- 逞と純也
- 正式な肩書きは「ボ星ビルダー軍特攻隊長・胸鎖乳突筋の逞」と「親衛隊長・大腿直筋の純也」。『究極無敵銀河最強男』のボスキャラとは別人と思われ、小市民的なボ星の軍人たちである。戦艦を預かり「聖マッスルの宝」探索の任に就いたが、アドン・サムソン他の非常識な面々に散々な目に遭わされる。
- また、この小説には「宇宙戦艦YAROU」も登場するが、こちらもボ星宇宙軍の旗艦(全8画面に及ぶ巨大戦艦である)の名前として使われており『究極無敵銀河最強男』のYAROUとは描写が異なる。
- メカアニキ
- イダテン(が降りたユウ)とアドン・サムソンを分断するという、無茶な任務を振られたボ帝のじいやが、苦し紛れに編み出した秘密兵器。鋼鉄のダッチガイ「伊集院二号」を改装したもので、基本的には四角い鉄の塊だが、イダテンのものを模した装飾を付けている。片言で「オレ、イダテン」と言う事が可能で、頭の中身が空っぽのアドン・サムソンを見事誘い出すことに成功した。
- 最高司祭
- イダテンが信徒のため二億年前に隠した「聖マッスルの宝」の秘密を受け継ぐ、イダテン教団の最高権力者。「聖マッスルの宝」を求めるボ帝に拉致される。ボ帝としては正統に宝を継承するつもりで、誠意と贅を尽くし、考え得る最高のもてなしで司祭を遇したのだが、それらの仕打ちは価値観の全てが男性の肉体に収束するボ星独特の文化によるものであったため、極めて強烈でセクシャルな拷問として機能した。結果として司祭は精神に深い傷を負う事になった。
[編集] 脚注
- ^ a b 連載終了直後に「少年キャプテン」に発表された作品。後に完璧版に収録された。
- ^ 死ぬとストーリーが続かなくなり(タイムパラドックスだから)ゲームオーバーになる。
- ^ イダテンが死ぬ前に「あんなザコにやられるとは」と言っているため「彼らが弱いことは知っていたが、彼らに気をとられている間に他の敵からの攻撃を受け命を落とした」と推測される。
- ^ http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080808/aniki.htm
- ^ 漫画では完全版を含めて“ザ”となっている。
- ^ a b FUG版『田丸詩汁』出張版の上巻掲載分より。
[編集] 外部リンク
- 超兄貴オフィシャルWEBサイト(エクストリーム内)
- 株式会社エクストリーム
- メサイヤ(エクストリーム内)
- 超兄貴~聖なるプロテイン伝説~(chouaniki.comは閉鎖)[リンク切れ]
- 零・超兄貴オフィシャルWEBサイト
- バーチャルコンソール 超兄貴
- バーチャルコンソール 愛・超兄貴
- PCエンジンアーカイブス 超兄貴
- プロジェクトEGG