保守政党

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保守政党(ほしゅせいとう、: conservative parties)は、現在の体制の価値を擁護・強調・代表する政党。もしくは伝統的な社会的価値観を擁護・強調・代表する政党。

概要[編集]

前者の意味においては、社会主義もしくは共産主義的な価値観を有する革新政党に対して、現在既存の自由主義資本主義などの価値観を擁護・強調・代表する政党を指し、政治思想的には保守には属しない「リベラル」な政党も保守政党にあたることになる。それに対して後者の意味においては保守主義を掲げる政党のみを限定して保守政党と定義することが出来る。日本では多くの場合に後者の意味で保守政党という言葉を用いる。

保守政党は古い政党の形態である幹部政党名望家政党の体質を継承している政党が多い。普通選挙の導入後は社会主義政党などの革新政党が導入した大衆組織政党の要素も導入するようになった。だが、今日でも議会の有力者集団の影響力が強く、議員達は選挙のための得票を議会外の政党組織・党員ではなく、個人後援会の拡大に依拠することが多い。そのため、個人後援会の力が強い議員は党そのものの支持率などに関わり無く選挙を有利に戦うことが出来るために、重要法案の採決に際して党議拘束に反する動きを取って党執行部に反旗を翻すことも珍しくない。保守主義に拠らない(前者の定義における)保守政党においては、その政治信条・イデオロギーに幅が見られることは珍しくない。また、一部の保守主義を掲げる政党を除けば、超時代的な整然とした信条・イデオロギーを有しているわけではなく、人間の多くが有する「今の生活を変えたくない」という変化や未知に対する不安心理が最大の支持基盤と言える。それだけに時代及び人心の変化に応じて柔軟な対応を採ることも可能となり、幅広い政治戦略・戦術が可能となる。

日本の保守政党[編集]

日本において2014年現在、政党要件を満たし国会に議席を持つ政党の内、自身を保守政党と規定している政党を挙げる。

参考文献[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]