ロータス・エクセル

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ロータス・エクセル
概要
販売期間 1982年 - 1992年
ボディ
乗車定員 4人
ボディタイプ 2ドアクーペ
駆動方式 FR
パワートレイン
エンジン 2,174cc 水冷直列DOHC16バルブ
変速機 4AT/5MT
前後:ダブルウィッシュボーン
前後:ダブルウィッシュボーン
車両寸法
ホイールベース 2,483mm
全長 4,375mm
全幅 1,815mm
全高 1,203mm
車両重量 1,210kg
系譜
先代 ロータス・エクラ
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エクセルExcel )は、イギリスの自動車メーカーであるロータス・カーズが製造・販売していた、2+2乗りFRレイアウトのスポーツカーである。ロータス社内のモデルナンバーは89。

概要[編集]

2代目エリートファストバッククーペ版であるロータス・エクラの後継車種として1982年に発売された。当初は、「エクラ・エクセル」として発売されたが、その後、エクセルが正式名称となった。

エスプリなどと同じ2.2リットル水冷直列4気筒DOHCエンジンを鋼製バックボーンフレームに搭載し、ボディーはロータス伝統のFRPを採用した。内装は2+2で、本革シートと木目が張られたダッシュボードという豪奢なものであった。

当時、提携関係にあったトヨタの部品を採用し、トヨタ製W58型5速マニュアルトランスミッションが組み合わされ、ホイールやドアノブに2代目セリカXX用の部品を採用するなど、トヨタ製部品を使用することで、コストダウンと信頼性向上が図られた。

1985年には圧縮比の変更により最大出力を180PSにアップしたSEを追加。1986年にはZF製4HP22オートマチックトランスミッションを搭載したSAが追加された。1992年まで生産された。10年間の総生産台数は2159台。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]