スホーイ

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株式会社スホーイ・カンパニー
ОАО «Компания „Сухой“»
Sukhoi Company (JSC)
種類 公開株式会社
略称 スホーイ
Su
本社所在地 ロシアの旗 ロシア
モスクワ
設立 1934年
業種 輸送用機器
事業内容 航空機
主要株主 統一航空機製造会社 (98.83%)
主要子会社 Sukhoi Civil Aircraft 87.93%
Sukhoi Design Bureau 50.0%
KnAAPO 74.5%
NAPO 74.5%
ベリエフ 38.0%
イルクート 11.89%
関係する人物 パーヴェル・スホーイ
外部リンク http://www.sukhoi.org/
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スホーイOKB

スホーイロシア語: Сухой英語: Sukhoiスホイとも)は、ロシアの主要航空機メーカー。ソ連時代はスホーイ設計局として軍用機戦闘機攻撃機など)を手がけ、現在は株式会社スホーイ・カンパニー (ロシア語:ОАО «Компания „Сухой“») となり、民間機も製造している。

歴史と概要[編集]

ソ連時代の1939年にパーヴェル・スホーイによりスホーイ設計局(OKB-51、プレフィックスSu)として設立された。モスクワにJSCスホーイ設計局(現本社、ОАО «ОКБ Сухого»)があり、工場はノヴォシビルスクОАО «НАПО им. В. П. Чкалова»)、コムソモリスク・ナ・アムーレОАО «КнААПО им. Ю. А. Гагарина»)、イルクーツクОАО «Корпорация „Иркут“»)の3カ所にある。フィンメカニカが、スホーイの民間部門の25%株主となっている[1]。ロシア政府はスホーイとミグイリューシンイルクートツポレフヤコヴレフを「統一航空機製造会社」(Объединённая авиастроительная корпорация,ОАК)という名の新会社に統合しようとしており[2]、各社は現在統一航空機製造会社の傘下に入っている。

なお、OKBは「試作設計局」(一般にたんに「設計局」と訳される)を意味するロシア語の略語「ОКБ」のラテン文字転写。

ロシア空軍海軍では、スホーイの航空機は現在Su-24Su-25Su-27Su-30Su-33の6機種が運用中である。

ロシア以外には、ベラルーシウクライナカザフスタンウズベキスタングルジアインド中華人民共和国ポーランドチェコ共和国スロバキアハンガリードイツ(旧東ドイツ運用)・シリアアルジェリア北朝鮮ベトナムアフガニスタンイエメンエジプトリビアイランアンゴラエチオピアペルーなど各国で軍用機が運用されており、確認されているだけでも合計で2,000機以上[要出典]が輸出され続けた。また、Su-26Su-29Su-31はアクロバティック用航空機として主要な機種の一つである。なお、スホーイ製の航空機の整備・補修などはウクライナやベラルーシなどロシア海外でも独自に行われている。また、旧ソ連各国からの中古機の転売も行われている。

主要製品[編集]

Su-2(展示機)
ポーランド空軍のSu-20(展示機)
Su-26M
Su-27
スホーイ・スーパージェット100

引用符で囲まれていない軍用機名称は北大西洋条約機構(NATO)が識別用に付けたNATOコードネーム

初期[編集]

再開後[編集]

  • Su-7 フィッター 戦闘爆撃機
  • Su-9 フィッシュポット 迎撃戦闘機
  • Su-11 フィッシュポットC 迎撃戦闘機
  • Su-15 フラゴン 迎撃戦闘機
  • Su-17 / Su-20 / Su-22 フィッター 戦闘爆撃機
  • Su-24 フェンサー 戦闘爆撃機
  • Su-25 フロッグフット 攻撃機 "グラーチュ" (シュトゥルモヴィーク)
  • Su-26 単座アクロバット機(民間機)
  • Su-27 フランカーA/B 戦闘機 "ジュラーヴリク"
  • Su-29 複座アクロバット機(民間機)
  • Su-30 フランカーF1/F2/G/H 戦闘機
  • Su-31 単座アクロバット機(民間機)
  • Su-32 Su-34の輸出型
  • Su-33 フランカーD 艦載戦闘機
  • Su-32/34 フルバック 戦闘爆撃機 "Platypus"(カモノハシ)
  • Su-35 / Su-27M フランカーE1 戦闘機
  • Su-35 / Su-27SM2 戦闘機
  • Su-39 / Su-25TM フロッグフット 対地攻撃機(対戦車特化型)
  • S-21 超音速ビジネスジェット機
  • S-51 超音速旅客ジェット機
  • Su-80 双発ターボプロップSTOL機
  • スホーイ・スーパージェット100 民間用地域ジェット機

試作機[編集]

Su-9 («K»)
Su-47
T-4

初期[編集]

再開後[編集]

  • Su-37 フラウンダー 戦闘攻撃機
  • Su-37 フランカーE2 研究用戦闘機("ターミネーター"、改良されたSu-35)
  • Su-38 農業用プロペラ機
  • S-32 ジェット戦闘機
  • Su-47(S-37) ファーキン 多目的戦闘機 "ベルクト"
  • S-54 高等練習機/軽攻撃機
  • T-4 超音速爆撃機
  • PAK FA(T-50) 次世代ステルス戦闘機
  • KR-860 大型旅客機

機体番号[編集]

Su-17(«R»)

スホーイOKBでは、他局同様ときおり機体呼称を再利用した。たとえば、1949年製のSu-17と1969年製のSu-17は同一名称であるが、相互に直接の関係はない。前者は、大量生産されず試作のみに終わっている。また、スホーイにおけるプロトタイプの呼称は翼面図に基づく場合がある。デルタ翼機には“T”のプレフィックスが付けられ(例:T-3)、後退翼前進翼機には“S”が付けられる(例:S-37)。

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]