「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の版間の差分

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* 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。

2020年11月4日 (水) 10:15時点における版

ハリー・ポッターシリーズ > ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
Harry Potter and the Order of the Phoenix
著者 J・K・ローリング
訳者 松岡佑子
イラスト イギリスの旗 ジェイソン・コッククロフト
日本の旗 ダン・シュレシンジャー
発行日 イギリスの旗 2003年6月21日
日本の旗 2004年9月1日
発行元 イギリスの旗 Bloomsbury Publishing
日本の旗 静山社
ジャンル ファンタジー
イギリスの旗 イギリス
言語 英語
形態 上製本
ページ数 イギリスの旗 766
前作 ハリー・ポッターと炎のゴブレット
次作 ハリー・ポッターと謎のプリンス
コード イギリスの旗 ISBN 0-7475-5100-6
日本の旗 ISBN 4-915512-57-6
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(ハリー・ポッターとふしちょうのきしだん、原題: Harry Potter and the Order of the Phoenix)は、J・K・ローリング2003年に発表した、小説『ハリー・ポッター』シリーズの第5巻である。2007年7月20日に同じ題名で映画版が公開された。

概要

ホグワーツ魔法魔術学校の5年生となったハリー・ポッターが、真実を受け入れようとしない魔法省と対立しながら、ヴォルデモートの謀略を阻止するまでの1年間を描く。

あらすじ

夏休み、路地を歩いていたハリーと従兄のダドリー・ダーズリーは、突如として現れた吸魂鬼に襲われる。ハリーは魔法を使って窮地を脱するが、魔法省は、「未成年の魔法使いは、自衛以外の魔法の使用を禁じられている」として、ハリーをホグワーツ魔法魔術学校から退学させようとする。だが、魔法省とアルバス・ダンブルドア校長の話し合いの結果、退学処分の是非については後日、魔法省で行なわれる懲戒尋問によって決定されることとなる。

その後ハリーは、自分を迎えに来た不死鳥の騎士団のメンバーとともにダーズリー家を発ち、騎士団の本部、ブラック邸に向かう。そこにはシリウス・ブラックロン・ウィーズリーとその家族、ハーマイオニー・グレンジャーといった面々がいた。そしてその夜、ハリーは騎士団のメンバーから、ヴォルデモートが「極秘にしか手に入らないもの」を探していることを聞かされる。

1995年8月12日、ハリーの尋問が行なわれる。尋問官として、魔法大臣コーネリウス・ファッジ、魔法法執行部部長アメリア・ボーンズ、上級次官ドローレス・アンブリッジが、被告側の証人としてダンブルドアとアラベラ・フィッグが出席。結果、ハリーは自衛のために魔法を使ったことが証明され、無罪放免となる。

夏休み終盤、ロンとハーマイオニーがグリフィンドール寮の監督生に選ばれる。このため、ハリーはホグワーツ特急でふたりと別のコンパートメントに座ることになるが、レイブンクロー生のルーナ・ラブグッドと出会うきっかけになる。ホグワーツに到着すると、そこにはルビウス・ハグリッドの姿はなく、さらに「闇の魔術に対する防衛術」の教授にアンブリッジが就任していた。

アンブリッジの授業は「防衛術の理論」という本を読ませ、実技をまったく扱わないというものだった。これについてハリー、ロン、ハーマイオニーは、シリウスから「魔法省は、ダンブルドアが学生を率いて私設軍団を組織するのを阻止するため、アンブリッジを派遣して学生に闘う訓練をさせないようにしている」という話を聞く。これを受けてハーマイオニーは、学生たちで「闇の魔術に対する防衛術」の実技を学ぶこと、その教師役をハリーが務めることを提案、ダンブルドア軍団(通称DA)が結成される。一方でアンブリッジは「ホグワーツ高等尋問官」に就任し、シビル・トレローニーを停職にするなどして、魔法省の力を背景に権力を振るう。

寮対抗クィディッチ試合では、卒業したオリバー・ウッドの後任として、ロンがグリフィンドール代表チームのキーパーになる。しかしグリフィンドール対スリザリン戦の終了後、ドラコ・マルフォイがウィーズリー一家やハリーの母親を侮辱し、これに反応してドラコに殴りかかったハリーとフレッド、ジョージは、アンブリッジによって終身クィディッチ禁止令を出される。

そしてその日の午後、ハリーたち3人はついにハグリッドが戻って来たことを知り、さっそく彼のもとを訪れるが、切り傷だらけのハグリッドの姿を見て愕然とする。巨人への友好を求めに行っていたハグリッドはその理由を話す。途中で巨人の長が変わったため、はっきりとした良い成果が出たわけではないという。半人間を憎むアンブリッジはハグリッドを解雇しようともくろんでいるため、ハリーは心配する。

後日、アズカバンから死喰い人が10人脱獄したというニュースが入り、ダンブルドア軍団にも活が入る。そのなかにはネビル・ロングボトムの両親を廃人にしたとされるベラトリックス・レストレンジも含まれていた。ハリーは、ダンブルドア軍団に参加した初恋の相手チョウ・チャンと付き合うこととなる。しかし、チョウの友人が密告したためにダンブルドア軍団の活動がアンブリッジに露見し、ハリーとチョウの関係も破局を迎える。

O.W.Lの試験(通称ふくろう、普通レベル魔法試験)の途中、ハリーはシリウスが拷問される夢を見る。アンブリッジの放逐に成功し、ハリーはロン、ハーマイオニー、ネビル、ジニー、ルーナとともに夢に出てきた魔法省の神秘部へと向かう。12個の回る部屋、謎の石のアーチの部屋、時計の部屋などを巡り、ついにハリーは「武器」である「予言」を見つけるが、同じく予言を手に入れようとする死喰い人が突入してくる。多勢に無勢で、六人の力では歯が立たない。しかし、そこに不死鳥の騎士団のメンバーが救援に駆けつける。激しい戦いの最中に予言は砕かれる。そしてその直後、シリウスはベラトリックスの放った呪文で命を落とし、「ベールの彼方に」姿を消す。怒りと悲しみで見境をなくしたハリーは、ベラトリックスを殺そうとする。その後、ダンブルドアが現れ、死喰い人を捕らえて神秘部の戦いは騎士団の勝利に終わる。ハリーは逃げるベラトリックスを追い、魔法省のアトリウムで対峙するが、そこにヴォルデモート本人が現れる。ヴォルデモートはハリーのあとを追ってきたダンブルドアと決闘を繰り広げたすえに敗北し、ベラトリックスとともに逃亡する。

酷く損傷したアトリウムにはファッジをはじめとする魔法省の高官が駆けつけ、ついにファッジもヴォルデモートの復活を認める。ハリーはダンブルドアの手で校長室に移され、予言の内容を知らされる。父親が捕えられたドラコはハリーへの憎しみを燃やし、失脚したアンブリッジはホグワーツを去る。ファッジがヴォルデモート復活を公言し、魔法界がふたたび暗雲に包まれようとするなか、みずからの使命を知ったハリーは友人たちに励まされ、邪悪との対決の決意を新たにダーズリー家へ戻っていく。

設定

この巻では、魔法省からホグワーツに対して「教育令」が公布・施行される。

教育令第22号
ホグワーツ魔法魔術学校の校長が空席の教授職に候補者を用意することができなかった場合、魔法省がその人選を行う。
この教育令により、アンブリッジは「闇の魔術に対する防衛術」の教授に就任する。
教育令第23号
ホグワーツ高等尋問官を新たに設ける。
ホグワーツ高等尋問官は、同僚の教師を査察する権利を有し、教師たちが魔法省の要求する基準を満たしているかどうかを判断する。基準を満たしていないと判断された場合、ホグワーツ高等尋問官はその教師を停職・解雇することができる。
ホグワーツ高等尋問官に就任したアンブリッジは、シビル・トレローニールビウス・ハグリッドセブルス・スネイプを停職とし、トレローニーを解雇する(ホグワーツ城から追い出そうとするが、それは校長の権限であるとしてダンブルドアに阻止される)。ただしスネイプの停職については彼がアンブリッジの指示に従わなかったがゆえの処置である。
教育令第24号
これに則って告示された「ホグワーツ高等尋問官令」によって、ホグワーツにおける各種団体、チーム、クラブなどはいったん解散させられ、ホグワーツ高等尋問官から再結成の許可を受けなければならなくなる。なお、この省令に違反した場合は退学処分となる。
この法令が公布される2日前、魔法省が嫌う「闇の魔術に対する防衛術」の実技訓練を目的とした秘密組織(ダンブルドア軍団)が結成されており、その報告を受けたアンブリッジと魔法省が組織の解散を狙って急遽制定を図ったと思われる。
また、寮対抗クィディッチ試合の代表チームもこの省令に該当するが、このとき、スリザリン代表チームは再結成申請直後に許可が下りるのに対し、グリフィンドール代表チームはなかなか許可が下りない。
教育令第25号
ホグワーツ高等尋問官は、ホグワーツの生徒に関する処罰、制裁、特権の剥奪に最高の権限を持つ。
この省令によりアンブリッジは、ほかの教職員が命じた処罰、制裁、特権の剥奪を変更できるようになる。

映画

ウィザーディング・ワールド > ハリー・ポッター (映画シリーズ) > ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
Harry Potter And The Order Of The Phoenix
監督 デヴィッド・イェーツ
脚本 マイケル・ゴールデンバーグ
原作 J・K・ローリング
製作 デヴィッド・ハイマン
デヴィッド・バロン
製作総指揮 ライオネル・ウィグラム
出演者 ダニエル・ラドクリフ
ルパート・グリント
エマ・ワトソン
ヘレナ・ボナム=カーター
ロビー・コルトレーン
レイフ・ファインズ
マイケル・ガンボン
ブレンダン・グリーソン
リチャード・グリフィス
ジェイソン・アイザックス
ゲイリー・オールドマン
アラン・リックマン
フィオナ・ショウ
マギー・スミス
イメルダ・スタウントン
デヴィッド・シューリス
エマ・トンプソン
デイビッド・ブラッドリー
ワーウィック・デイヴィス
トム・フェルトン
ロバート・ハーディー
ジョージ・ハリス
ナタリア・テナ
ジュリー・ウォルターズ
マーク・ウィリアムズ
音楽 ニコラス・フーパー
撮影 スワヴォミール・イジャック
編集 マーク・デイ
製作会社
配給 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗イギリスの旗 2007年7月13日
日本の旗 2007年7月20日
上映時間 138分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
イギリスの旗 イギリス
言語 英語
製作費 $150,000,000[1]
興行収入 $938,212,738[1]
94億円[2] 日本の旗
前作 ハリー・ポッターと
炎のゴブレット
次作 ハリー・ポッターと
謎のプリンス
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日本では2007年7月20日に公開された。

ワールド・プレミアおよび世界最速上映は6月28日に東京・六本木ヒルズ内にて行なわれ、それに際して、ダニエル・ラドクリフが2度目の訪日をした。一部のシーン(約20分間)を3次元映像化したIMAX 3D版も制作された。

原作の長さはシリーズ最長だが、サブストーリーが極端に削り落とされたため、映画の長さ自体は短い(上映時間の最長は『秘密の部屋』の161分、最短は『死の秘宝 PART2』の130分)。

スタッフ

キャスト

役名 俳優 日本語吹替え
ハリー・ポッター ダニエル・ラドクリフ 小野賢章
ロン・ウィーズリー ルパート・グリント 常盤祐貴
ハーマイオニー・グレンジャー エマ・ワトソン 須藤祐実
アルバス・ダンブルドア マイケル・ガンボン 永井一郎
ミネルバ・マクゴナガル マギー・スミス 谷育子
セブルス・スネイプ   アラン・リックマン 土師孝也
学生時 アレック・ホプキンス
ドローレス・アンブリッジ イメルダ・スタウントン 小宮和枝
シリウス・ブラック   ゲイリー・オールドマン 辻親八
学生時 ジェームズ・ウォルターズ
リーマス・ルーピン   デヴィッド・シューリス 郷田ほづみ
学生時 ジェームズ・ウテツィン
アラスター・ムーディ ブレンダン・グリーソン 小林修
ルビウス・ハグリッド ロビー・コルトレーン 斎藤志郎
シビル・トレローニー エマ・トンプソン 幸田直子
フィリウス・フリットウィック ワーウィック・デイヴィス 田村錦人
ウィルヘルミーナ・グラブリー=プランク アップルブルック
アーガス・フィルチ デイビッド・ブラッドリー
ルーナ・ラブグッド イヴァナ・リンチ 三村ゆうな
チョウ・チャン ケイティ・リューング 川庄美雪
ネビル・ロングボトム マシュー・ルイス 上野容
ジニー・ウィーズリー ボニー・ライト 高野朱華
フレッド・ウィーズリー ジェームズ・フェルプス 尾崎光洋
ジョージ・ウィーズリー オリバー・フェルプス
ニンファドーラ・トンクス ナタリア・テナ 日野未歩
キングズリー・シャックルボルト ジョージ・ハリス 立川三貴
モリー・ウィーズリー ジュリー・ウォルターズ 一龍斎貞友
アーサー・ウィーズリー マーク・ウィリアムズ 梅津秀行
ベラトリックス・レストレンジ ヘレナ・ボナム=カーター[注 1] 高乃麗
ルシウス・マルフォイ ジェイソン・アイザックス 諸角憲一
ドラコ・マルフォイ トム・フェルトン 三枝享祐
コーネリウス・ファッジ ロバート・ハーディ 篠原大作
バーノン・ダーズリー リチャード・グリフィス 楠見尚己
ペチュニア・ダーズリー フィオナ・ショウ さとうあい
ダドリー・ダーズリー ハリー・メリング 忍足航己
シェーマス・フィネガン デヴォン・マーレイ 渡辺悠
ディーン・トーマス アルフレッド・イーノック 山本隆平
パーバティ・パチル シェファーリ・チョウドリー 沢城みゆき
パドマ・パチル アフシャン・アザド 斎藤千和
ナイジェル・ウォルバート ウィリアム・メリング 海鋒拓也
ビンセント・クラッブ ジェイミー・ウェイレット 忍足航己
グレゴリー・ゴイル ジョシュア・ハードマン 海宝直人
クリーチャーの声 ティモシー・ベイトソン 柴田秀勝
アラベラ・フィッグ キャスリン・ハンター 京田尚子
アメリア・ボーンズ シアン・トーマス 一柳みる
パーシー・ウィーズリー クリス・ランキン
ドーリッシュ リチャード・リーフ
マファルダ・ホップカークの声 ジェシカ・スティーブンソン 堀越真己
グロウプ トニー・モーズレー
マゴリアン マイケル・ウィルドマン
ベイン ジェイソン・パイパー
アントニン・ドロホフ アーベン・バジラクタラジ
ワルデン・マクネア ピーター・ベスト
トラバース Tav MacDougall
オーガスタス・ルックウッド ガンディー・エバンズ
エルファイアス・ドージ ピーター・カートライト
エメリーン・バンス ブリジット・ミラー
アバーフォース・ダンブルドア ジム・マクマナス 石住昭彦
フィニアス・ナイジェラス・ブラック ジョン・アッタベリー
エバラード サム・ビーズリー
フランク・ロングボトム ジェームズ・ペイトン
アリス・ロングボトム リサ・ウッド
ピアーズ・ポルキス ジェーソン・ボイド
マルコム リチャード・マックリン
テレビの天気予報士 マイルズ・ジャップ
セドリック・ディゴリー(回想) ロバート・パティンソン
ザカリアス・スミス ニック・シム
(ノンクレジット)
ゴブリン ラスティ・ゴフ
(ノンクレジット)
浦山迅
ジェームズ・ポッター 写真 エイドリアン・ローリンズ
学生時 ロビー・ジャーヴィス 大原崇
リリー・ポッター 写真 ジェラルディン・ソマーヴィル
学生時 スージー・シンナー
ピーター・ペティグリュー 写真 ティモシー・スポール
(ノンクレジット)
学生時 チャールズ・ヒューズ
ヴォルデモート レイフ・ファインズ 江原正士

ソフト化

日本ではワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントよりブルーレイ、DVDが発売。

  • ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 期間限定生産版(DVD1枚組、2007年11月21日発売)
  • ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 特別版(DVD3枚組、2007年11月21日発売)
  • 【初回限定生産】ハリー・ポッター 第1章〜第5章 プレミアム・ボックス(DVD12枚組、2007年11月21日発売)
  • ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ブルーレイ(1枚組)
  • 【初回限定生産】ハリー・ポッター 第1章〜第5章 Blu-rayお買い得パック(ブルーレイ5枚組、2008年12月17日発売)
  • ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 コレクターズ・エディション(Blu-ray版:2枚組、DVD版:3枚組、2016年5月11日発売)
  • ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 〈4K ULTRA HD&ブルーレイセット〉(3枚組、2017年4月19日発売)

サウンドトラック

テレビ放送

回数 テレビ局 番組名 放送日 放送時間 視聴率 備考
初回 日本テレビ 金曜ロードショー
→金曜ロードSHOW!
2009年7月17日 21:00 - 23:39 - 地上波初放送
45分拡大
2回目 2010年11月19日 20:00 - 22:54 60分拡大、60分繰上げ
3回目 2013年8月23日 21:00 - 23:29 35分拡大
4回目 2017年11月3日 21:00 - 23:24 30分拡大
  • 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。

ゲーム

エレクトロニック・アーツより5機種で発売されている。

ニンテンドーDS版、PlayStation 2版、PLAYSTATION 3版、Xbox 360版は2007年11月22日発売。Wii版は2007年8月2日に発売された。

ただし、国外ではゲームボーイアドバンス版、PlayStation Portable版が発売されており合計8つのハードで展開された。

このほかにゲームではないが、トレーディングカードシリーズが作成されている。

日本語版の訳題について

出版元の静山社は最初、『ハリー・ポッターと不死鳥の勲章』の仮題を発表していたが、のちに『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』と改めた。

変更の原因となった "order" については多数の訳語があるため、無難に「不死鳥の勲章」として仮題を発表した。orderは「騎士団」のほか、同時にその構成員であることを示す「記章(勲章)」の意味もあり、「騎士団勲章」の意味で使われることも多い(例:ガーター勲章 / The Order of the Garter)。本シリーズにおける「マーリン勲章」も原文では「Order of Merlin」である。

その後、原書第5巻が発売され、第4章でハーマイオニーが "secret society" (秘密同盟)の意味であると説明するなどして、作品内での意味が判明すると、訳題も変更された。

脚注

注釈

  1. ^ ヘレン・マックロリーが演じる予定だったが、妊娠のため降板。

出典

  1. ^ a b Harry Potter And The Order Of The Phoenix (2007)”. Box Office Mojo. 2009年11月29日閲覧。
  2. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社、2012年、670頁。

外部リンク