「巨神兵東京に現わる」の版間の差分

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== ストーリー ==
== ストーリー ==
[[東京]]に一人で暮らしている女性の「私」のところに、突然弟がやってきて「明日、この街は滅ぶ」と予言めいたことを言い出す。いつもはそんなことを言わない弟を訝しく思いながらも取り合わない「私」だったが、翌日に突然異形の巨人「巨神兵」たちが東京に現れ、街を焼き尽くしていく。
[[東京]]に一人で暮らしている女性の「私」のところに、突然弟がやってきて「明日、この街は滅ぶ」と予言めいたことを言い出す。いつもはそんなことを言わない弟を訝しく思いながらも取り合わない「私」だったが、翌日に突然異形の巨人「巨神兵」たちが東京に現れ、街を焼き尽くしていく。

== キャスト ==
* 声:[[林原めぐみ]]


== スタッフ ==
== スタッフ ==
<!-- 映画クレジット順 -->
* 製作:[[庵野秀明]]、[[鈴木敏夫]]
* 製作:[[庵野秀明]]、[[鈴木敏夫]]
* 巨神兵:[[宮崎駿]]
* 巨神兵:[[宮崎駿|宮﨑駿]]
* 言葉:[[舞城王太郎]]
* 監督・画コンテ:[[樋口真嗣]]
* 脚本・光学作画:庵野秀明
* 脚本:庵野秀明
* 画コンテ:[[樋口真嗣]]
* 音楽:[[岩崎太整]]
* プロデューサー:小林毅
* 製作補:[[川上量生]]、橋田真、[[轟木一騎]]
* 監督補・特殊技術統括:[[尾上克郎]]
* 監督補・特殊技術統括:[[尾上克郎]]
* 美術監督:[[三池敏夫]]
* 美術監督:[[三池敏夫]]
* 美術:稻付正人
* 美術:稻付正人
* 攝影:鈴木啓造、桜井景一
* 攝影:鈴木啓造、[[桜井景一]]
* 照明:安藤和也
* 照明:安藤和也
* 特殊効果・操演:関山和昭
* 特殊効果・操演:関山和昭
* テクニカル プロデューサー:[[大屋哲男]]
* 編集:佐藤敦紀
* 編集・VFXスーパーバイザー:[[佐藤敦紀]]
* 巨神兵デザイン:[[前田真宏 (アニメ監督)|前田真宏]]
* 巨神兵造型:[[竹谷隆之]]
* 整音:[[山田陽]]
* 音響効果:[[アニメサウンドプロダクション|野口透]]
* 巨神兵操演:[[村本明久]]
* 巨神兵操演:村本明久
* 音響効果:野口透
* 助監督:中山権正
* 音楽:岩崎太整
* 制作担当:三松貴
* 言語:[[舞城王太郎]]
* 劇場版マネージメント:緒方智幸
* プロデューサー:小林毅
* 劇場版編集:[[李英美]]
* 製作補:[[川上量生]]、橋田真、[[轟木一騎]]
* 巨神兵造型
** イメージデザイン:[[前田真宏 (アニメ監督)|前田真宏]]
** 雛形造型:[[竹谷隆之]]
** メカニカル造型:倉橋正幸、桑島健一
** 特殊造型:上村邦賢、佃博之、高橋洋史、伊禮博一
** 造型監修:百武朋
** フォーム テクニシャン:並河学
** 雛形造型協力:宮脇修一([[海洋堂]])
* 背景
** 背景美術:[[島倉二千六]]、矢萩峰之
* ミニチュア
** ミニチュア造型:岩崎憲彦、伊原弘、木場太郎、堀礼法
* 作画
** 光学作画:庵野秀明
* 制作:[[特撮研究所]]、[[カラー (アニメ制作会社)|カラー]]
* 制作:[[特撮研究所]]、[[カラー (アニメ制作会社)|カラー]]
* 製作:[[スタジオジブリ]]
* 製作:[[スタジオジブリ]]
* 監督:樋口真嗣

* 企画:庵野秀明<ref>{{Cite web|title=館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技|url=http://www.ntv.co.jp/tokusatsu/movie.html|website=www.ntv.co.jp|accessdate=2020-02-21}}</ref>(ノンクレジット)
== キャスト ==
* 声:[[林原めぐみ]]


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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[[Category:2010年代の特撮作品]]
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[[Category:スタジオジブリ]]
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[[Category:映画のスピンオフ作品]]
[[Category:映画のスピンオフ作品]]

2020年2月21日 (金) 07:26時点における版

巨神兵東京に現わる
監督 樋口真嗣
脚本 庵野秀明
製作 小林毅
ナレーター 林原めぐみ
音楽 岩崎太整
撮影 鈴木啓造
桜井景一
編集 佐藤敦紀
制作会社 特撮研究所
カラー
製作会社 スタジオジブリ
公開 日本の旗 2012年7月10日
上映時間 9分3秒
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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巨神兵東京に現わる 劇場版
監督 樋口真嗣
脚本 庵野秀明
製作 小林毅
ナレーター 林原めぐみ
音楽 岩崎太整
撮影 鈴木啓造
桜井景一
編集 佐藤敦紀
李英美
制作会社 特撮研究所
カラー
製作会社 スタジオジブリ
公開 日本の旗 2012年11月17日
上映時間 10分7秒
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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巨神兵東京に現わる』(きょしんへいとうきょうにあらわる)は、東京都現代美術館2012年7月10日より開催された展覧会「館長 庵野秀明特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」にて公開された特撮短編映画[1][2]

概要

2012年7月10日より開催され、その後全国を巡回した展覧会「館長 庵野秀明 特撮博物館」の館長を務める庵野秀明による企画作品。『風の谷のナウシカ』に登場する巨神兵を用いたスピンオフ作品となっている。

本作品ではCGを一切使用しないという制約の下、新旧様々な手法による特撮技術とデジタル合成のみで製作されている[3]。ミニチュアは一部を新造したほか、マーブリング・ファインアーツ東宝特撮研究所で保管していたものも総動員された[2]

2012年11月17日より、『巨神兵東京に現わる 劇場版』のタイトルで『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』と同時上映された[4]。特撮博物館上映版と違い、エンドロールの追加、音声の調整に加え、映像の調整として巨神兵の羽や電柱、火花等に3DCGを使用している[5]。 2013年4月24日発売の同作のBD/DVDにも映像特典として収録。

舞城王太郎による「言語」(劇中テキスト)は、雑誌『文藝』2013年夏季号の「特集:舞城王太郎」に全文掲載された[6]

2013年2月23日、VFX-JAPANアワードの「CM、博展映像部門」を受賞した[7]

2014年9月5日の『金曜ロードSHOW!』で『巨神兵東京に現わる 劇場版 TV版』が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q TV版』と合わせて地上波初放送された。視聴率は関東地区で10.0%を記録した。

ストーリー

東京に一人で暮らしている女性の「私」のところに、突然弟がやってきて「明日、この街は滅ぶ」と予言めいたことを言い出す。いつもはそんなことを言わない弟を訝しく思いながらも取り合わない「私」だったが、翌日に突然異形の巨人「巨神兵」たちが東京に現れ、街を焼き尽くしていく。

キャスト

スタッフ

脚注

  1. ^ ナウシカの“巨神兵”が特撮短編映画化 企画は“エヴァ”の庵野秀明 ORICON STYLE 2012年5月10日
  2. ^ a b 「宇宙船vol.140特別付録 宇宙船 YEARBOOK 2013」『宇宙船』vol.140(2013.春号)、ホビージャパン、2013年4月1日、別冊p.32、ISBN 978-4798605944 
  3. ^ - 東京都現代美術館の企画展「館長 庵野秀明 特撮博物館」が開催
  4. ^ 『ヱヴァQ』同時上映に『巨神兵東京に現わる』が決定!ジブリ鈴木Pの提案で実現! - シネマトゥデイ
  5. ^ - CG WORLD.jp 日本にCGフルアニメは根付くのか?: 第11回 樋口真嗣(映画監督・特技監督)
  6. ^ 文藝 2013年夏季号”. 河出書房新社. 2013年4月5日閲覧。
  7. ^ 「三丁目の夕日’64」、もののけ島、巨神兵など VFX-JAPANアワード受賞 | アニメ!アニメ!
  8. ^ 館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技”. www.ntv.co.jp. 2020年2月21日閲覧。

外部リンク