西村義明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search

西村 義明(にしむら よしあき、1977年 - )は日本アニメーションプロデューサー東京都大田区[1]出身。元スタジオジブリ所属で、自身が設立したスタジオポノックの代表取締役を務める。

経歴[編集]

アメリカ留学から帰国後の2002年にスタジオジブリに入社[2]。当初は著作権法務関係の部署に所属、次いで『ハウルの動く城』『ゲド戦記』『崖の上のポニョ』で宣伝を担当[2]2006年にスタジオジブリが公開したフランスのアニメ映画『王と鳥』の宣伝プロデューサーを担当した[2]。同年11月から、当時企画が進行していた高畑勲監督作品の担当プロデューサーとなる[3][4]。この企画には先に担当者が1名おり、2名体制で取り組んだ[3]。2008年5月、企画が最終的に『竹取物語』を原作とした『かぐや姫の物語』に決まる[4]。しかし、同年8月に先任者が降板、以後西村が一人で担当することとなる[3]。その後、さらに5年あまりの歳月をかけ、2013年11月に公開にこぎ着けた。

2014年3月、2014年夏公開予定の映画『思い出のマーニー』のプロデューサーとなり、従来は鈴木敏夫がおこなっていた業務を引き継ぐことが明らかにされた[5]

2015年6月、同年4月にスタジオポノックを設立し、西日本旅客鉄道(JR西日本)のキャンペーン用アニメを手がけていたことが明らかになった[6]。その時点ではスタジオジブリ社員という身分も継続していると報じられていたが[6]、実際には2014年末に退社していた[7][8]

批判[編集]

2016年6月に行われた英紙ガーディアンの取材において、ジブリに女性監督がいなかった理由を「『女性は現実主義的、男性は理想主義的』であり、(ジブリが重要視する)ファンタジー映画には理想主義的なアプローチが必要だから」と発言、男性監督が選ばれてきたことは偶然ではないと答えた[7]。これが世界的に非難されたことを受け、西村は6月13日にスタジオポノックのtwitterにおいて、問題となった発言につき「男性は観念的な傾向が強く、現実を生きる力は女性の方が長けている。そういう差別的で偏った考えは、確かに自分の中にありました。反省し、勉強します。映画を作るのに性別は関係ありません。深くお詫びいたします」と謝罪した[8]

代表作[編集]

公開日 作品名 制作(配給) 役職
2004年11月20日 ハウルの動く城 徳間書店
スタジオジブリ
ウォルト・ディズニー・カンパニー
日テレ
電通
三菱商事
東宝
制作業務
2013年11月23日 かぐや姫の物語 スタジオジブリ
ウォルト・ディズニー・カンパニー
日テレ
電通
博報堂DYメディアパートナーズ
三菱商事
KDDI
(東宝)
プロデューサー
2014年7月19日 思い出のマーニー スタジオジブリ
ウォルト・ディズニー・カンパニー
日テレ
電通
博報堂DYメディアパートナーズ
三菱商事
KDDI
(東宝)
プロデューサー
2017年7月8日[9] メアリと魔女の花 プロデューサー
2018年8月24日予定 ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間― プロデューサー

参考文献[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]