新検見川駅
新検見川駅 | |
---|---|
西口(2013年9月) | |
しんけみがわ Shin-Kemigawa | |
◄JB 35 幕張 (1.6 km) (2.7 km) 稲毛 JB 37► | |
所在地 | 千葉市花見川区南花園二丁目1-1 |
駅番号 | JB36 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 |
■総武線(各駅停車) (線路名称上は総武本線) |
キロ程 |
33.2 km(東京起点) 千葉から6.0 km |
電報略号 | ケミ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
[JR 1]20,422人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1951年(昭和26年)7月15日[1] |
備考 | 業務委託駅[2] |
新検見川駅(しんけみがわえき)は、千葉県千葉市花見川区南花園二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)総武本線の駅である。運行系統としては緩行線を走行する総武緩行線が停車する。駅番号はJB 36。
歴史
[編集]- 1951年(昭和26年)7月15日:日本国有鉄道の駅として開業[1]。旅客のみの扱い。
- 1978年(昭和53年)6月16日:新駅舎完成[3]。駅舎が橋上駅舎となり、ホームは島式となった。また、北・南・西口が作られた。
- 1986年(昭和61年) 3月20日:みどりの窓口を開設[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[5]。
- 1993年(平成5年)5月29日:自動改札機を設置し、供用開始[6]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2009年(平成21年)
- 2017年(平成29年)
- 2019年(令和元年)7月1日:業務委託化[2]。
- 2021年(令和3年)11月9日:駅ナカシェアオフィス「STATION WORK」のテレワークブース「STATION BOOTH」が開設[8]。
駅名の由来
[編集]幕張本郷 - 千葉間は京成千葉線とほぼ併走している。併走区間で唯一京成より後に開業した。そのため、検見川という駅名は使えず、前に『新』を付けて、新検見川とした。京成千葉線の検見川駅は徒歩圏内に位置している[注釈 1]。
周辺地域
[編集]沿線住民からは「シンケミ」の愛称で親しまれており、付近には飲み屋などの飲食店の他、緑地や公園も多数存在する。また、駅全体が花園台地の中に位置しており、1駅隣の幕張駅とは高低差がある。JR東日本の駅において、千葉市花見川区役所の最寄り駅である。
駅構造
[編集]複々線上の緩行線上に設けられた島式ホーム1面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を有している。JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している千葉統括センター(稲毛駅)管理の業務委託駅[2]。駅舎への出入口は線路を挟んで両側にある。
Suica対応自動改札機、指定席券売機、乗車駅証明書発行機(稼働時間:始発 - 6時30分)設置駅。
2009年3月にエレベーターが完成。それに伴い北口の階段が全面改修された。さらに同年11月16日から2010年3月中旬まで駅舎内の改良工事を行っている。これに伴い2009年11月28日から改札口が移動したが、2010年2月20日に元の位置に戻り、若干拡張された。同日、駅舎内は左側通行に変更され、それに伴いエスカレーターの進行方向も変更している。
2017年2月25日より、始発から午前6時30分までの間は遠隔対応(インターホン対応は稲毛駅が行う)、一部の自動券売機のみ稼働する[7]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 総武線(各駅停車) | 西行 | 西船橋・秋葉原・新宿方面 |
2 | 東行 | 稲毛・千葉方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
南口駅前ロータリー(2013年12月)
-
改札口(2019年12月)
-
ホーム(2019年12月)
駅舎内の施設
[編集]利用状況
[編集]2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は20,422人である[JR 1]。
開業後の年度別[注釈 3]1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度別1日平均乗車人員(1951年 - 2000年)
[編集]年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1951年(昭和26年) | [備考 1]1,992 | [千葉県統計 1] |
1952年(昭和27年) | 2,645 | [千葉県統計 2] |
1953年(昭和28年) | 3,059 | [千葉県統計 3] |
1954年(昭和29年) | 3,142 | [千葉県統計 4] |
1955年(昭和30年) | 3,414 | [千葉県統計 5] |
1956年(昭和31年) | 3,795 | [千葉県統計 6] |
1957年(昭和32年) | 3,939 | [千葉県統計 7] |
1958年(昭和33年) | 4,209 | [千葉県統計 8] |
1959年(昭和34年) | 4,918 | [千葉県統計 9] |
1960年(昭和35年) | 5,675 | [千葉県統計 10] |
1961年(昭和36年) | 6,217 | [千葉県統計 11] |
1962年(昭和37年) | 7,023 | [千葉県統計 12] |
1963年(昭和38年) | 8,092 | [千葉県統計 13] |
1964年(昭和39年) | 8,947 | [千葉県統計 14] |
1965年(昭和40年) | 9,561 | [千葉県統計 15] |
1966年(昭和41年) | 10,469 | [千葉県統計 16] |
1967年(昭和42年) | 11,039 | [千葉県統計 17] |
1968年(昭和43年) | 11,732 | [千葉県統計 18] |
1969年(昭和44年) | 11,878 | [千葉県統計 19] |
1970年(昭和45年) | 12,811 | [千葉県統計 20] |
1971年(昭和46年) | 13,371 | [千葉県統計 21] |
1972年(昭和47年) | 14,913 | [千葉県統計 22] |
1973年(昭和48年) | 19,387 | [千葉県統計 23] |
1974年(昭和49年) | 22,673 | [千葉県統計 24] |
1975年(昭和50年) | 26,683 | [千葉県統計 25] |
1976年(昭和51年) | 29,684 | [千葉県統計 26] |
1977年(昭和52年) | 30,354 | [千葉県統計 27] |
1978年(昭和53年) | 32,049 | [千葉県統計 28] |
1979年(昭和54年) | 34,686 | [千葉県統計 29] |
1980年(昭和55年) | 36,192 | [千葉県統計 30] |
1981年(昭和56年) | 36,525 | [千葉県統計 31] |
1982年(昭和57年) | 36,174 | [千葉県統計 32] |
1983年(昭和58年) | 35,519 | [千葉県統計 33] |
1984年(昭和59年) | 36,688 | [千葉県統計 34] |
1985年(昭和60年) | 36,574 | [千葉県統計 35] |
1986年(昭和61年) | 31,086 | [千葉県統計 36] |
1987年(昭和62年) | 30,065 | [千葉県統計 37] |
1988年(昭和63年) | 30,711 | [千葉県統計 38] |
1989年(平成元年) | 30,830 | [千葉県統計 39] |
1990年(平成 | 2年)29,887 | [千葉県統計 40] |
1991年(平成 | 3年)29,545 | [千葉県統計 41] |
1992年(平成 | 4年)29,282 | [千葉県統計 42] |
1993年(平成 | 5年)29,196 | [千葉県統計 43] |
1994年(平成 | 6年)28,527 | [千葉県統計 44] |
1995年(平成 | 7年)28,085 | [千葉県統計 45] |
1996年(平成 | 8年)27,751 | [千葉県統計 46] |
1997年(平成 | 9年)26,829 | [千葉県統計 47] |
1998年(平成10年) | 26,352 | [千葉県統計 48] |
1999年(平成11年) | 25,971 | [千葉県統計 49] |
2000年(平成12年) | [JR 2]25,695 | [千葉県統計 50] |
年度別1日平均乗車人員(2001年以降)
[編集]年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
2001年(平成13年) | [JR 3]25,560 | [千葉県統計 51] |
2002年(平成14年) | [JR 4]25,201 | [千葉県統計 52] |
2003年(平成15年) | [JR 5]24,987 | [千葉県統計 53] |
2004年(平成16年) | [JR 6]24,594 | [千葉県統計 54] |
2005年(平成17年) | [JR 7]24,143 | [千葉県統計 55] |
2006年(平成18年) | [JR 8]24,061 | [千葉県統計 56] |
2007年(平成19年) | [JR 9]23,852 | [千葉県統計 57] |
2008年(平成20年) | [JR 10]23,800 | [千葉県統計 58] |
2009年(平成21年) | [JR 11]23,337 | [千葉県統計 59] |
2010年(平成22年) | [JR 12]23,101 | [千葉県統計 60] |
2011年(平成23年) | [JR 13]22,873 | [千葉県統計 61] |
2012年(平成24年) | [JR 14]22,894 | [千葉県統計 62] |
2013年(平成25年) | [JR 15]23,467 | [千葉県統計 63] |
2014年(平成26年) | [JR 16]23,084 | [千葉県統計 64] |
2015年(平成27年) | [JR 17]23,208 | [千葉県統計 65] |
2016年(平成28年) | [JR 18]23,005 | [千葉県統計 66] |
2017年(平成29年) | [JR 19]22,940 | [千葉県統計 67] |
2018年(平成30年) | [JR 20]23,046 | [千葉県統計 68] |
2019年(令和元年) | [JR 21]22,703 | [千葉県統計 69] |
2020年(令和 | 2年)[JR 22]17,876 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 23]18,578 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 24]19,677 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 1]20,422 |
- 備考
- ^ 1951年7月15日開業。開業日から同年12月31日までの計170日間を集計したデータ。
駅周辺
[編集]南口
[編集]- 京成電鉄千葉線 検見川駅 - 徒歩約5分程度
- 東関東自動車道
- 国道14号
- 国道357号
- 千葉西警察署 新検見川駅前交番
- 千葉検見川郵便局
- 検見川送信所
- 検見川無線グラウンド
- 西友 新検見川店
- 検見川神社
- 千葉市新検見川公園
※JR京葉線︎ ︎ ︎検見川浜駅は、3km近く離れている。
北口
[編集]- 千葉花園郵便局
- 千葉市立花園中学校
- 千葉市立花園小学校
- 東京大学大学院薬学系研究科附属薬用植物園
- 東京大学検見川総合運動場
- さつきが丘団地
- 西小中台団地
- ヤックスドラッグ 新検見川店
- 千葉銀行 新検見川支店
- 京葉銀行 新検見川支店
- 千葉興業銀行 検見川支店
- 千葉信用金庫 花園支店
- 千葉市花園公園
バス路線
[編集]北口は駅からやや離れた場所に、南口は駅前のロータリーにバス停留所が設置されている。
北口
[編集]新検見川駅
[編集]京成バスが運行する路線バスが発着する。
乗り場 | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 京成バス | 検01・検31:さつきが丘団地 / 草野車庫 検01:いきいきプラザ |
|
2 | 検01・検11:花見川区役所 | 平日朝夕を除き南口からも発着 | |
3 | 検21・検23:いきいきプラザ / 草野車庫 検22:こてはし団地 |
1日1本のみ | |
4 | 八千02・八千04:八千代台駅 八千03:柏井高校 |
「八千03」は平日のみ | |
5 | 検11:新検見川駅南口 検31:海浜病院 八千02・八千04:海浜幕張駅 |
「検31」は平日のみ |
ターミナル前
[編集]平和交通が運行する路線バスが発着する。
- 西小中台団地 ※南口からも発着
- 新検見川駅(西小中台団地循環) ※南口からも発着。平日夕方 - 夜間のみ
- 新検見川駅
南口
[編集]京成バス・千葉海浜交通・平和交通が運行する路線バスが発着する。
乗り場 | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 京成バス | 検11:花見川区役所 | 北口からも発着 |
千葉海浜交通 | 海浜幕張駅 海浜病院 幕張豊砂駅(イオンモール幕張新都心) 検見川浜駅 |
幕張豊砂駅(イオンモール幕張新都心)行は土休日のみ 検見川浜駅行は朝のみ | |
2 | 平和交通 | 新検見川駅(西小中台団地循環) 西小中台団地 にれの木台中央 |
新検見川駅行は北口からも発着。平日夕方 - 夜間のみ 西小中台団地行は北口からも発着 にれの木台中央行は平日朝3本のみ |
3 | 千葉海浜交通 | 検見川浜駅 | |
4 | 磯辺高校 稲毛ヨットハーバー 海浜病院 |
||
5 | 検見川浜駅 | 朝は1番のりばから発車 |
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 三好好三『総武線120年の軌跡』JTBパブリッシング、2014年2月。ISBN 978-4533096310
- ^ a b c “営業施策について提案される!” (PDF). JR東労組千葉地方本部 (2019年4月30日). 2020年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月27日閲覧。
- ^ 手塚博礼『花園地区のうつりかわり』千葉市花園地区社会教育振興会、1980年(文献にページ番号の記載なし)
- ^ “総武線4駅に「みどりの窓口」新設”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1986年3月20日)
- ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、19頁。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '94年版』ジェー・アール・アール、1994年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-115-5。
- ^ a b c “3月ダイヤ改正を提案”. JR千葉支社. 2018年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月13日閲覧。
- ^ 『STATION WORKは全国300カ所超のネットワークへ 〜エキナカからマチナカへの展開により、多様な働き方を実現します〜』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2021年11月8日。オリジナルの2021年11月8日時点におけるアーカイブ 。2021年11月8日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
[編集]- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月24日閲覧。
利用状況に関する資料
[編集]- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- 千葉県統計年鑑
- ^ 昭和27年
- ^ 『千葉市勢要覧 昭和28年版』199頁
- ^ 昭和29年
- ^ 昭和30年
- ^ 昭和31年
- ^ 昭和32年
- ^ 昭和33年
- ^ 昭和34年
- ^ 昭和35年
- ^ 昭和36年
- ^ 昭和37年
- ^ 昭和38年
- ^ 昭和39年
- ^ 昭和40年
- ^ 昭和41年
- ^ 昭和42年
- ^ 昭和43年
- ^ 昭和44年
- ^ 昭和45年
- ^ 昭和46年
- ^ 昭和47年
- ^ 昭和48年
- ^ 昭和49年
- ^ 昭和50年
- ^ 昭和51年
- ^ 昭和52年
- ^ 昭和53年
- ^ 昭和54年
- ^ 昭和55年
- ^ 昭和56年
- ^ 昭和57年
- ^ 昭和58年
- ^ 昭和59年
- ^ 昭和60年
- ^ 昭和61年
- ^ 昭和62年
- ^ 昭和63年
- ^ 平成元年
- ^ 平成2年
- ^ 平成3年
- ^ 平成4年
- ^ 平成5年
- ^ 平成6年
- ^ 平成7年
- ^ 平成8年
- ^ 平成9年
- ^ 平成10年
- ^ 平成11年
- ^ 平成12年
- ^ 平成13年
- ^ 平成14年
- ^ 平成15年
- ^ 平成16年
- ^ 平成17年
- ^ 平成18年
- ^ 平成19年
- ^ 平成20年
- ^ 平成21年
- ^ 平成22年
- ^ 平成23年
- ^ 平成24年
- ^ 平成25年
- ^ 平成26年
- ^ 平成27年
- ^ 平成28年
- ^ 平成29年
- ^ 平成30年
- ^ 令和元年
- ^ 令和2年
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(新検見川駅):JR東日本