下村陽子
下村陽子 | |
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生誕 | 1967年10月19日(57歳) |
出身地 | 日本 兵庫県 |
学歴 | 大阪音楽大学短期大学部音楽科器楽専攻卒業 |
ジャンル | ゲームミュージック |
職業 |
作曲家 編曲家 |
担当楽器 | ピアノ |
活動期間 | 1988年 - |
事務所 | MSエンタテインメント |
共同作業者 | ALPH LYLA |
公式サイト | http://www.midiplex.com/ |
下村 陽子(しもむら ようこ、1967年10月19日 - )は、日本の作曲家、編曲家。兵庫県生まれ。大阪音楽大学短期大学部音楽科器楽専攻卒業。
主にゲームミュージックの作曲活動で知られる。担当作品に『ストリートファイターII』、『スーパーマリオRPG』『マリオ&ルイージRPG』シリーズ、『キングダム ハーツ シリーズ』、『ファイナルファンタジーXV』など。
カプコン、スクウェア(現スクウェア・エニックス)を経て、フリー。ゲーム以外にも映画やテレビアニメ、舞台作品に関わり、活躍の場を広げている。
来歴
[編集]4歳の頃にピアノを始める。小学6年生の時に本人いわく「スイッチが入って」練習に熱を入れるようになり、中学からは音楽漬けの生活を送る。高校の時には指揮を習い、ブラスバンドではフルートを担当した[1]。大阪音楽大学短期大学部でピアノを専攻。また、副専攻で作曲を学んだ[2][3]。
卒業後、カプコンに入社。『ストリートファイターII』など数々の音楽を手がける。しかし、コンシューマーゲームの制作から外れ、アーケードゲームの担当に移ったことや、「RPGが作りたかった」という理由から、1993年、スクウェアに転職[4][5]。念願のファンタジーRPGである『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』をはじめ数々の音楽を手がける[6][7]
2002年末にスクウェアを退社し、フリーとして活動を行う[8][9]。その後も、古巣のカプコン、スクウェアの後継会社であるスクウェア・エニックスや任天堂の作品など、ゲーム音楽を中心に活動を行っている。
人物
[編集]自分自身を『直情型』と評するように[10]、直感的な作曲傾向が見られるが、『パラサイト・イヴ』では感情を封印した曲作りを行っている[11]。同作の制作中からMacintoshを仕事に取り入れるようになり、楽曲制作にはDigital Performerを使用している[12]。通称「下村節」と呼ばれ最も得意としているのは16ビートのバトル曲。[要出典]
最も感動したゲーム音楽には『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の「おおぞらをとぶ」(すぎやまこういち作曲)を挙げており、「これほどの曲が作れたなら、その瞬間に死んでも構わない」と思わせる程の衝撃であったと語っている[13]。また、凄いと思ったミュージックコンポーザーに任天堂の近藤浩治[13]、クラシックの分野で好きな作曲家にラフマニノフ、ショパンらを挙げている[14]。
担当作品
[編集]ゲームソフト
[編集]※印が付いている作品は数曲のみの一部参加タイトル。また、印が付いていないタイトルも、一部他の作曲者による楽曲が含まれているものがある。
カプコン在籍時代
[編集]カプコンサウンドチーム「ALPH LYLA」の一員としての仕事のため、メイン担当作品でも他のコンポーザーの曲が含まれている作品も存在する。この頃は「ぴぃ♪」「SHIMO P」などの名前で活動していた。
- ハイスクールカンちゃん
- サムライソード (FC ディスクシステム、1988年)
- F1ドリーム (PCエンジン Huカード、1989年)
- Disney Adventures in the Magic Kingdom (NES、1990年) - ディズニー版権のゲーム
- 水島新司の大甲子園 (FC、1990年)
- 人間兵器デッドフォックス※ (FC、1990年) - 一部作曲担当
- レッドアリーマー 魔界村外伝※ (GB、1990年)- 一部作曲担当
- ファイナルファイト※ (AC/SFC、1990年) - 一部作曲担当
- ニモ (AC、1990年)
- アドベンチャークイズ2 ハテナ?の大冒険※ (AC、1990年) - 一部作曲担当
- 麻雀学園 スーパー○禁版※ (AC、1990年) - 一部作曲担当
- ストリートファイターII (AC/SFC、1991年) - 3曲を除いた全曲及び効果音担当[15]、ストリートファイターII'およびストリートファイターII' TURBO (1992年)も担当
- ザ・キングオブドラゴンズ (AC、1991年)
- ポンピングワールド※ (PCエンジン CD-ROM²、1991年) - アレンジ半数と一部作曲担当
- キャプテンコマンドー (AC、1991年) - 一部作曲担当
- Block Block(AC、1991年)一部作曲担当
- バース※ (AC、1992年) - ボーナスステージ1曲担当[16]
- パニッシャー (AC、1993年)
- ブレス オブ ファイア 竜の戦士※ (SFC、1993年) - 1曲(「商都」)担当[17]
スクウェア(現スクウェア・エニックス)在籍時代
[編集]- ライブ・ア・ライブ (SFC、1994年)
- フロントミッション※ (SFC、1995年) - 松枝賀子と共作、半数担当
- スーパーマリオRPG (SFC、1996年) - スクウェアと任天堂の共同作品
- トバルNo.1※ (PS、1996年) - 複数の作曲家と共作、数曲担当
- パラサイト・イヴ (PS、1998年)
- 聖剣伝説 LEGEND OF MANA (PS、1999年) - 関連歌のプロデュースと一部作詞も担当
- はたらくチョコボ (WS、2000年)
- キングダム ハーツ (PS2、2002年) - キングダムハーツ ファイナルミックスも担当
フリー以降
[編集]メイン担当作品
[編集]メインコンポーザーとして関わったタイトル。他の作曲家との共同担当を含む。
- マリオ&ルイージRPGシリーズ
- マリオ&ルイージRPG (GBA、任天堂、2003年)
- マリオ&ルイージRPG2 (DS、任天堂、2005年)
- マリオ&ルイージRPG3!!! (DS、任天堂、2009年)
- マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー(3DS、任天堂、2013年)
- マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX (3DS、任天堂、2015年)
- マリオ&ルイージRPG1 DX(3DS、任天堂、2017年)
- マリオ&ルイージRPG3 DX(3DS、任天堂、2018年)
- キングダム ハーツ シリーズ
- キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ (GBA、スクウェア・エニックス、2004年)
- キングダム ハーツII (PS2、スクウェア・エニックス、2005年) - キングダム ハーツII ファイナル ミックス+(2007年)も担当
- キングダム ハーツ 358/2 Days (DS、スクウェア・エニックス、2009年)
- キングダム ハーツ コーデッド (携帯電話、スクウェア・エニックス、2009年) - キングダム ハーツ Re:コーデッド(DS、2010年)も担当
- キングダム ハーツ バース バイ スリープ (PSP、スクウェア・エニックス、2010年) - キングダム ハーツ バース バイ スリープ ファイナル ミックス(2011年)も担当
- キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス](3DS、スクウェア・エニックス、2012年) - 石元丈晴、関戸剛と共作
- キングダム ハーツ HD 1.5 リミックス(PS3、スクウェア・エニックス、2013年)
- キングダム ハーツ キー(PC、スクウェア・エニックス、2013年)
- キングダム ハーツ HD 2.5 リミックス(PS3、スクウェア・エニックス、2014年)
- キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ (PS4、スクウェア・エニックス、2017年)
- キングダム ハーツ HD 1.5+2.5 リミックス (PS4、スクウェア・エニックス、2017年)
- キングダム ハーツIII(PS4/Xbox One、スクウェア・エニックス、2019年)
- キングダム ハーツ メロディ オブ メモリー(PS4/Xbox One/Switch、スクウェア・エニックス、2020年)
- 聖剣伝説 HEROES of MANA (DS、スクウェア・エニックス、2007年)
- ルミナスアーク2 ウィル (DS、マーベラスエンターテイメント、2008年) - 複数の作曲家と共作、10曲担当
- ゼノブレイド (Wii、任天堂、2010年) - 複数の作曲家と共作、メインテーマを含む11曲担当
- ラストランカー (PSP、カプコン、2010年)
- ラインアタックヒーローズ (Wiiウェア、任天堂、2010年)
- ラジアントヒストリア(DS、アトラス、2010年)
- ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー (3DS、アトラス、2017年) - OPテーマを含む5曲を追加で書き下ろし
- The 3rd Birthday (PSP、スクウェア・エニックス、2010年) - 鈴木光人、関戸剛と共作
- 騎士とドラゴン (スマートフォン、リプレーション、2013年)
- サモンズボード (スマートフォン、ガンホー、2014年)
- V.D. -バニッシュメント・デイ-(PC、DMM.com、2014年)
- ブレイブリーゲート〜時の妖精と不思議な迷宮(スマートフォン、サイバーエージェント、2015年) - 複数の作曲家と共作[18]
- 誰ガ為のアルケミスト(スマートフォン、Fuji&gumi Games、2016年[19]) - 一部を除いたほとんどの楽曲を担当
- ファイナルファンタジーXV (PS4/Xbox One、スクウェア・エニックス、2016年)
- マジシャンズデッド(AC、バイキング、2016年) - 甲田雅人と共作
- エグリア 〜赤いぼうしの伝説〜(スマートフォン、DMM.com、2017年) - 弘田佳孝と共作
- エグリア 〜最期のたまご〜(スマートフォン、DMM.com/ブラウニーズ、2018年) - 弘田佳孝と共作
- EGGLIA Rebirth(Switch、ブラウニーズ、2021年) - 弘田佳孝と共作
- クラッシュ・オブ・パンツァー(PC/スマートフォン、DMM.com、2017年)
- 黒騎士と白の魔王(スマートフォン、grani、2017年) - 景山将太と共作
- 交響性ミリオンアーサー(スマートフォン、スクウェア・エニックス、2018年)
- 聖剣伝説 Legend of Mana (Switch/PS4/Windows/スマートフォン、スクウェア・エニックス、2021年) - HDリマスター版のアレンジBGMは古川亮が編曲を担当
- グランサガ(スマートフォン、NPIXEL、2021年)
- ライブアライブ(Switch、スクウェア・エニックス、2022年) - リメイク版
- マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル(Switch、任天堂、2022年) - グラント・カークホープ、ガレス・コーカーと共作
- アスタータタリクス(スマートフォン、Studio FgG、2023年)
- スーパーマリオRPG(Switch、任天堂、スクウェア・エニックス、2023年)- リメイク版 [20]
一部参加作品
[編集]ゲストコンポーザーとして参加したタイトル。1曲、あるいは数曲の提供が中心。
- pop'n musicシリーズ
- pop'n music 13 カーニバル (AC/PS2、コナミデジタルエンタテインメント、2005年) - 「Majestic Fire」提供
- pop'n music 17 THE MOVIE (AC、コナミデジタルエンタテインメント、2009年) - 「明日への誓い」提供、軟鉄兄弟とのコラボレーション。pop'n music portable (PSP、2010年)にも収録
- モンスターキングダム・ジュエルサモナー (PSP、SCE、2006年) - 数曲担当
- 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
- 大乱闘スマッシュブラザーズX (Wii、任天堂、2008年) - アレンジ3曲担当
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U (3DS、Wii U、任天堂、2014年)プレイヤーキャラクター・リュウ関連でも参加[21]
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(Switch、任天堂、2018年)プレイヤーキャラクター・ソラ関連でも参加
- 王様物語 (Wii、マーベラスエンターテイメント、2009年) - 「ボレロ」アレンジ担当
- 勇者30 SECOND (PSP、マーベラスエンターテイメント、2011年) - 「Intro of THE GOD 9」「Battle of THE GOD 9」提供
- DEMONS' SCORE (スマートフォン、スクウェア・エニックス、2012年) - 「Azazel Del cielo ardlente」提供
- エクステトラ(Vita/3DS、フリュー、2013年) - メインテーマ担当
- 聖剣伝説 RISE of MANA (スマートフォン、スクウェア・エニックス、2014年) - 「心踊りし魂の住処」提供
- テラバトル (スマートフォン、ミストウォーカー、2014年) - ラミア戦担当
- かくりよの門(PC、アピリッツ、2014年) - 「異邦の守護者」提供
- ファイナルファンタジー レコードキーパー(スマートフォン、スクウェア・エニックス、2014年) - 「記憶の大地」提供。楽曲提供は2018年
- クロノスリング(スマートフォン、コナミデジタルエンタテインメント、2015年) - 伊藤賢治、Evan Callと共作。テーマ曲「CHRONOS RING」担当(後に『jubeat plus』と『REFLEC BEAT plus』にも収録)
- ひめため!〜騎士団のお宝探索記〜(スマートフォン、ゲームオン、2015年)
- 蒼海の武装商船(プライヴァティア)(PC、アピリッツ、2015年) - 本拠地楽曲担当
- チュウニズム(アーケード、セガ・インタラクティブ、2015年) - 「Tango Rouge」提供
- QLTON(スマートフォン、enish、2016年)
- ワールド オブ ファイナルファンタジー(PS4/Vita、スクウェア・エニックス、2017年) - DLC「セイヴァー召喚:ソラ」のバトル曲を担当
- REFLEC BEAT 悠久のリフレシア(AC、コナミデジタルエンタテインメント、2017年) - 「忘れられたピアノの記憶」提供
- ミリオンアーサー アルカナブラッド(AC、スクウェア・エニックス、2017年) - 「Nitou Arthur Theme」「Iai Arthur Theme」提供
- ロストアーカイブ(スマートフォン、クローバーラボ、2019年) - メインテーマ担当
- 錬神のアストラル(スマートフォン、エヌ・シー・ジャパン、2019年) - パリバトル曲担当
- ベア・ナックルIV(DotEmu、2020年) - 「Shiva」提供
- ラクガキ キングダム(スマートフォン、タイトー、2021年) - 「夢と幻想の円舞曲」提供
- シン・クロニクル(スマートフォン、セガ、2022年) - 「La Giustizia」提供
- ARCHELAND(スマートフォン/PC、ZlonGame、2022年)
- TERAVIT(PC、サイバーステップ、2023年)
映画
[編集]- KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV(2016年) - メインテーマ
- ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年)
テレビアニメ
[編集]- DAN DOH!!(2004年)
- 極上生徒会(2005年)
- ハイスコアガール(2018年)
- ハイスコアガールII(2019年)
- 聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-(2022年)
- 魔法使いになれなかった女の子の話(2024年)
テレビ番組
[編集]舞台作品
[編集]- Pures 「終わらない僕たちの夜〜The spring time of life〜」(2006年)
- R:MIX 「魔王降臨」(2006年)
- Puresセカンドエディション 「バレンタイン☆キッス」(2007年) - 複数の作曲家と共作、数曲担当
- R:MIX 「ストラルドブラグ」(2007年、2010年) - 複数の作曲家と共作、数曲担当
- R:MIX 「魔王転生」(2008年) - 複数の作曲家と共作、数曲担当
- 宝塚歌劇団 「天は赤い河のほとり」(2018年) - 2曲提供
ソロアルバム
[編集]- drammatica -The Very Best of Yoko Shimomura- (2008年) - 作曲家20周年記念アルバム。
- memória! The Very Best of Yoko Shimomura (2014年) - 作曲家25周年記念アルバム。
アレンジアルバム
[編集]- parasite eve remixes (1998年)
- STREET FIGHTER Tribute Album(2003年)
- Piano Collections KINGDOM HEARTS (2009年)
- Piano Collections KINGDOM HEARTS FIELD & BATTLE (2010年)
- 聖剣伝説 LEGEND OF MANA Arrangement Album -Promise- (2015年)
- Piano Collections FINAL FANTASY XV (2017年)
楽曲提供
[編集]- ファイナルファンタジーX ヴォーカルコレクション - 『Get Happy!』(2002年)
- NORN9 ノルン+ノネット Cantare Vol.1 - キャラクターイメージソング『新たな誓い』(2014年)
- NORN9 ノルン+ノネット Cantare Vol.2 - キャラクターイメージソング『導きの星』(2014年)
- ブラックDPG - C/W曲『邪88(よこしまはーと)』(2015年)
- ラグビーワールドカップ2019 選手入場曲(アンセム)『暁に咲く - Blooming in the Dawn -』[22][23](2019年)
- OLDCODEX 『Deeply Mind』(2019年)
- XXXテンタシオン 『Nocturne』(2019年)
- suis from ヨルシカ 『#時をめくる指』ゆうちょPay オリジナルイメージソング(2020年)
- 交響的おとぎ話『Merregnon:Land of Silence』(2021年)ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団初演
- GLEAT - テーマ曲『GLEAT THEME』(2021年)
- 星街すいせい『ザイオン』(2023年)
作品解説
[編集]- 『マリオ&ルイージRPGシリーズ』
- 『マリオ&ルイージRPGシリーズ』のBGMは元の『マリオシリーズ』の雰囲気を踏襲したラテンテイストのものが主だが、ラストバトルのBGMはそれまでの雰囲気とは一変した非常に重厚なBGMとなっている。これは「自分の世界とは違う異質なものを作るため、それまで作ってきた世界観を忘れて作曲しているから」だと語っている[24]。
備考
[編集]- ゲームソフトでは『サムライソード』がデビュー作だが、それ以前にメダルゲーム『ハイスクールカンちゃん』のBGMを担当しており、これがカプコンでの初仕事となっている[25]。
- 『バハムートラグーン』のサウンドトラック(松枝賀子作曲)のライナーノーツに、一言だけゲスト出演している。
- 1999年、ヴィーナスフォートのクリスマスパレード用音楽を担当した。
- 2007年3月21日、女性歌手・茶太とのコラボレーションでアルバム『murmur』を発表した。また、2008年4月23日に発売された茶太のミニアルバム『空の記憶』にも1曲参加している。
- 2008年3月26日、スクウェア・エニックスより過去に下村が担当した複数のゲームソフトのBGMを新録音でオーケストラアレンジしたベストアルバム『drammatica -The Very Best of Yoko Shimomura-』が発売され、ボーナストラックとして『ファイナルファンタジー ヴェルサスXIII』(『ファイナルファンタジーXV』に改題)の楽曲も収録されている。
- 2008年12月24日、ティームエンタテインメントより発売されたコラボレーションアルバム『メッセージ』にて、女性歌手・真理絵とのコラボレーションで1曲参加している。
- 2014年2月10日、作曲家生活25周年を記念し自身初のコンサートを行った[26]。
- 2022年1月23日、テレビ番組『COOL JAPAN〜発掘!かっこいいニッポン〜』に出演[27]。
脚注
[編集]- ^ 下村陽子さんが音楽の出会いを告白! 『ピアコレ KH』インタビュー前編電撃オンライン(2009年5月)
- ^ 下村陽子インタビューredbull(2014年9月)
- ^ 『Keyboard magazine 2017年 SUMMER Vol.397』リットーミュージック、2017年、p62
- ^ スペシャルインタビュー第5回 下村陽子「3回 カプコン退職、スクウェアへ」 ジーエー・コア(2010年6月20日時点のアーカイブ)
- ^ 「ストII」「キングダム ハーツ」の楽曲を手掛けた下村陽子さん「今も自信はないんです」求められることに全力で応えて広げた世界(2020年)
- ^ 「『聖剣伝説』25th Anniversary Concert」の開催に向け,作曲家の伊藤賢治氏,菊田裕樹氏,下村陽子氏に作曲当時のことを振り返ってもらった 4gamer.net(2016年12月)
- ^ 鳴っているか分からないぐらいでいい 名曲を生み出してきた下村陽子がアニメ「ハイスコアガール」で目指した意外な曲作り。 ねとらぼ(2018年9月)
- ^ スペシャルインタビュー第5回 下村陽子「下村陽子のこれまでと、これから」ジーエー・コア(2010年6月20日時点のアーカイブ)
- ^ 田渕亮「特集ゲームオンガク INTERVIEW下村陽子」『DTM magazine 2014年9月号』寺島情報企画、2014年、p33-35
- ^ サウンドトラックCD『ライブ・ア・ライブ オリジナル・サウンド・ヴァージョン』ライナーノーツより
- ^ サウンドトラックCD『パラサイト・イヴ オリジナル・サウンドトラック』ライナーノーツより
- ^ 田渕亮「特集ゲームオンガク INTERVIEW下村陽子」『DTM magazine 2014年9月号』寺島情報企画、2014年、p35
- ^ a b 『週刊ファミ通 2010年3月11日増刊号』 エンターブレイン刊 「すばらしきゲームミュージックの世界」ミュージックコンポーザーインタビューより
- ^ マジカル・プラネット: 菊田裕樹 & 下村陽子 Archived 2012年11月5日, at the Wayback Machine.ジェリアスカ.com(2009年8月)
- ^ ステージBGMのうち1曲(サガットステージ)と、システムBGMのうち2曲を別の人物が担当。マジカル・プラネット: 菊田裕樹 & 下村陽子 - ジェリアスカ.com Archived 2012年11月5日, at the Wayback Machine.より
- ^ ゲームミュージック・コア スペシャルインタビュー 第5回 下村陽子 インタビュー 3/4回 - 1 - ジーエー・コア(2009年6月14日時点のアーカイブ)
- ^ ゲームミュージック・コア スペシャルインタビュー 第5回 下村陽子 インタビュー 3/4回 - 2 - ジーエー・コア(2009年6月14日時点のアーカイブ)
- ^ ブレイブリーゲート 〜時の妖精と不思議な迷宮〜 - 制作実績 _ ゲームサウンド制作 株式会社ノイジークローク
- ^ 『月刊アプリスタイル』2015年12月号、P56。
- ^ midiplexの2023年6月21日のツイート、2023年6月21日閲覧。
- ^ 週刊ファミ通 2015年7月9日号「桜井政博のゲームについて思うこと Vol.481 リュウ、ロイ、リュカ参戦!!」P251。
- ^ midiplexのツイート(1175040663546560512)
- ^ Rugby World Cup 2019 選手入場曲「暁に咲く - Blooming in the Dawn -」 - YouTube(下村陽子オフィシャルYouTubeチャンネル)
- ^ クラブニンテンドーの会員オリジナルグッズ『マリオ&ルイージRPG サウンドセレクション』(非売品)のライナーノーツより
- ^ ゲームミュージック・コア スペシャルインタビュー 第5回 下村陽子 インタビュー 1/4回 - 1 - ジーエー・コア(2011年8月17日時点のアーカイブ)
- ^ “ありがとう”って何回言っても足りない…『キングダム ハーツ』『ストII』等の作曲家・下村陽子さんの25周年記念ライブレポート。 インサイド(2014年2月)
- ^ 1/23放送の『COOL JAPAN~発掘!かっこいいニッポン~』は日本ゲームのこだわりに迫る 電撃オンライン(2022年1月)
参考文献
[編集]- 田渕亮「特集ゲームオンガク SPECIAL INTERVIEW 2 下村陽子 楽曲が彩るのはゲームの世界観」『DTM magazine 2014年9月号』寺島情報企画、2014年。
- 「ゲーム・ミュージックのメロディ職人たち Yoko Shimomura Interview」『Keyboard magazine 2017年 SUMMER Vol.397』リットーミュージック、2017年。
- 田中“hally”治久、糸田屯『ゲーム音楽家インタヴュー集──プロのベテラン18人が語るそれぞれのルーツ』Pヴァイン、2023年。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Yoko Shimomura (midiplex) - X(旧Twitter)
- studio * midiplex(公式サイト)
- ツレヅレ(公式ブログ)
- drammatica -The Very Best of Yoko Shimomura- - SQUARE ENIX MUSIC
- memória! The Very Best of Yoko Shimomura - SQUARE ENIX MUSIC
- Yoko Shimomura OFFICIAL - YouTubeチャンネル
- ゲームミュージック&アニメ専門店 ga-core ジーエー・コア - 特集アーカイブ(スペシャルインタビュー第5回 下村陽子) - ウェイバックマシン(2010年9月1日アーカイブ分)
- ストリートファイターII 下村陽子インタビュー - RED BULL MUSIC ACADEMY
- ゲーム音楽と歩んだ25年 ~下村陽子ロングインタビュー~ - 2083WEB