夏の魔物 (ユニット)

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夏の魔物
別名 DPG
THE 夏の魔物
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ロック
活動期間 2013年 - 2015年(DPG)
2015年 - 2017年(夏の魔物)
2017年 - 2019年(THE 夏の魔物)
レーベル ポニーキャニオン(夏の魔物)
バップ(THE 夏の魔物)
ビクターエンタテインメント(THE 夏の魔物)

夏の魔物(なつのまもの)とは、ロックフェス「夏の魔物」の主催者、成田大致(なりただいち)によって結成された、かつて存在した音楽ユニットである。

来歴[編集]

前史(THE WAYBARK〜SILLYTHING)[編集]

バンド「THE WAYBARK」(ザ・ウェイバー、2002年結成)のヴォーカルだった成田大致が、2006年にロックフェス「夏の魔物」を立ち上げる。

THE WAYBARKは2012年4月15日に活動終了、即「SILLYTHING」(シリーシング)を結成[1]。9月には1stアルバム『cross wizard』をリリースするが、THE WAYBARKからのメンバーは成田の「音楽でプロレスをやりたい」という概念が理解できずに全員脱退してしまう[2]。同年12月6日に解散を発表[3]、ツアーファイナルはキャンセルとなった。

DPG[編集]

2013年
  • 3月、オーディションにより選ばれたエンターテイメントグループ「DPG」が誕生。バンドマン、プロレスラーなど様々なジャンルのメンバーによって構成される。

夏の魔物[編集]

2015年
  • 3月20日、「DPG」から「夏の魔物」に改名。
  • 6月12日、ケンドー・リリコ脱退。ポニーキャニオンよりメジャーデビューすることを発表。ケンドー・チャンが加入。
  • 8月26日、「恋愛至上主義サマーエブリデイ / どきめきライブ・ラリ」をリリース。
2016年
  • 7月15日、鏡るびいが加入。
  • 9月7日、アルバム『夏の魔物』をリリース。
2017年
  • 1月3日、塚本舞の脱退が発表される。

THE 夏の魔物[編集]

2017年
  • 1月6日、「夏の魔物」から「THE 夏の魔物」に改名。また、ケンドー・チャンが泉茉里に名義を改めることを発表。さらに、元BELLRING少女ハート朝倉みずほが麻宮みずほと名前を改め加入。
  • 9月17日、音楽性の違いにより麻宮みずほが脱退することが発表。
  • 10月25日、バップから1stアルバム「THE 夏の魔物」をリリース。
2018年
2019年
  • 3月31日、「THE 夏の魔物」解散[5]

メンバー[編集]

  • 成田大致(DPG - 2019年3月31日)
  • 大内ライダー → 大内雷電(DPG - 2019年1月6日)
  • アントーニオ本多 (DPG - 2019年3月31日)
  • 細身のシャイボーイ(DPG - 2014年6月25日)
  • 福田洋(トランザム★ヒロシ)(DPG - 2014年8月8日)
  • ユカ・サカザキ(坂崎ユカ)(DPG - 2014年2月3日)
    ※2013年12月15日 - 2014年2月3日はブラックDPGとして活動
  • ケンドー・リリコ(辰巳リカ)(DPG - 2015年6月12日)
    ※2013年12月15日 - 2015年1月30日はブラックDPGとして活動
  • ステファニー・アユミ(高田あゆみ)(DPG - 2013年12月1日、2014年2月3日 - 2014年12月25日)
  • ささかまリス子(安藤紗々)(2013年9月 - 2014年8月)
  • すーちーぱいぱい(2013年10月24日 - 2014年3月31日)
  • 朝比奈P夕子(2014年2月3日 - ?)
  • 李星帆(2014年12月15日 - ?)
  • 塚本舞(2014年12月15日 - 2017年3月17日)
  • ケンドー・チャン → 泉茉里(2015年6月12日 - 2018年9月9日)
  • 鏡るびい(2016年7月15日 - 2019年3月31日)
  • 麻宮みずほ(2017年1月6日 - 2017年10月29日)
  • 浅森咲希奈(2018年9月 - 2019年3月31日)
  • Mai-kou(2018年10月 - 2019年3月17日)

ディスコグラフィー[編集]

DPG[編集]

シングル[編集]

# リリース日 タイトル レーベル 品番 収録曲 備考
1st 2013年8月7日 夏の魔物エンタメユニット『DPG』登場!!! 虎の穴レコード TRAN-001 リングの魔物

サマーロマンサー キュンキュンポンプ

2nd 2014年2月15日 恋シチャイナRPG/バンキュッボン 恋シチャイナRPG

バンキュッボン 恋シチャイナRPG(FUNKOTER’S EDIT)

3rd 2014年6月25日 スーパーエンタメ大戦 夏の魔物エンタメユニット DPG VS ブラックDPG 虎の穴レコード / SPACE SHOWER MUSIC DQC-1304 キカイノココロ

ダダダダダン キカイノココロ (FUNKOT魔改造 BY DJ JET BARON)

DPG盤
DQC-1305 ブラックDPG盤
DQC-1306 VS盤
4th 2015年1月14日 新生プロレス研究会 DQC-1417 爆裂レボリューション

デス・デス

DPG盤
DQC-1418 ブラックDPG盤
DQC-1419 VS盤

夏の魔物[編集]

シングル[編集]

# リリース日 タイトル レーベル 品番 収録曲 備考
1st 2015年8月26日 恋愛至上主義サマーエブリデイ/どきめきライブ・ラリ ポニーキャニオン PCCA-04265 恋愛至上主義サマーエブリデイ

どきめきライブ・ラリ 絶句東京 恋愛至上主義サマーエブリデイ(Inst.) どきめきライブ・ラリ(Inst.) 絶句東京(Inst.)

イラストジャケットVer.
PCCA-04266 夏の魔物Ver.
PCCA-04267 ブラックDPG Ver.
2nd 2016年1月20日 東京妄想フォーエバーヤング/ダーリン no cry!!! PCCA-04334 東京妄想フォーエバーヤング

ダーリン no cry!!! 邪88 東京妄想フォーエバーヤング(Inst.) ダーリン no cry!!!(Inst.) 邪88(Inst.)

イラストジャケットVer.
PCCA-04335 夏の魔物Ver.
PCCA-04336 ブラックDPG Ver.
3rd 2016年6月22日 魔物、BOM-BA-YE ~魂ノ覚醒編~/バイバイトレイン PCCA-04389 魔物、BOM-BA-YE ~魂ノ覚醒編~

バイバイトレイン グギギギギギギギ デッドエンド! 魔物、BOM-BA-YE ~魂ノ覚醒編~(Inst.) バイバイトレイン(Inst.) グギギギギギギギ デッドエンド!(Inst.)

イラストジャケットVer.
PCCA-04390 夏の魔物Ver.
PCCA-04391 ブラックDPG Ver.

アルバム[編集]

# リリース日 タイトル レーベル 品番 収録曲 備考
1st 2016年9月7日 夏の魔物 ポニーキャニオン PCCA-04414 恋愛至上主義サマーエブリデイ

どきめきライブ・ラリ 東京妄想フォーエバーヤング ダーリンno cry!! 魔物、BOM-BA-YE 〜魂ノ覚醒編〜 バイバイトレイン SUNSET HEART ATTACK(リアレンジ) リングの魔物(リアレンジ) 他

初回限定盤A(CD+DVD)
PCCA-04415 初回限定盤B(2CD)
PCCA-04416 通常盤(CD only)

THE 夏の魔物[編集]

シングル[編集]

# リリース日 タイトル レーベル 品番 収録曲 備考
1st 2017年3月15日 僕と君のロックンロール MAMONO RECORDS NNMM-0001 僕と君のロックンロール

over the hill

出会い盤
NNMM-0002 別れ盤
2nd 2018年7月20日 音楽の魔物 MAMONO RECORDS 音楽の魔物

ケモマモハート

ジャケットデザイン:原田ちあき

アルバム[編集]

# リリース日 タイトル レーベル 品番 収録曲 備考
1st 2017年10月25日 THE 夏の魔物 VAP VPCC-81986 涙。

魔物BOM-BA-YE ~魂ノ覚醒編~

TYPE A
VPCC-81987 TYPE B
2nd 2018年12月19日 この部屋が世界のすべてである僕、あるいは君の物語 ビクターエンタテイメント VIZL-1504 1.誰にも邪魔されない部屋で始まる君のための協奏曲、第壱楽章

2.コンプレクサー狂想組曲

3.音楽の魔物

4.Matsuri Grrrl

5.恋の天国はケモマモハート

6.ミックステープ

7.あいゆめじごく

8.生きとし生けるすべてのバカ者たちへ

9.さよならメモリー

10.恋愛至上主義サマーエブリデイ

DVD付きの初回限定盤
VICL-65089 通常盤

ミニアルバム[編集]

# リリース日 タイトル レーベル 品番 収録曲 備考
1st 2017年10月25日 シン・マモノボンバイエ EP VAP VPCC-82342 シン・魔物BOM-BA-YE ~魂ノ共鳴編~ 通常盤
VPCC-82343 ガールズ盤

脚注[編集]

  1. ^ THE WAYBARK、SILLYTHINGとして再始動”. BARKS (2014年4月21日). 2017年2月9日閲覧。
  2. ^ 「AOMORI ROCK FESTIVAL '12~夏の魔物~」野望実現!成田大致×吉田豪”. 2017年2月15日閲覧。
  3. ^ SILLYTHINGが解散を発表”. 音楽ナタリー (2014年12月6日). 2017年2月9日閲覧。
  4. ^ 成田大致が語る、THE 夏の魔物がセカンドアルバム『この部屋が世界のすべてである僕、あるいは君の物語』”. ロックを軸にしたWEBマガジン[Rock is – ロックイズ]. 2019年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月25日閲覧。
  5. ^ THE 夏の魔物、今月で解散「フェスを存続させようと踏ん切りをつけた」”. 2019年4月6日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]