コンテンツにスキップ

葉君璋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。唐貴台湾棒球好開示 (会話 | 投稿記録) による 2023年3月6日 (月) 14:48個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

葉 君璋
味全ドラゴンズ 監督 #27
2012年3月12日
基本情報
国籍 中華民国の旗 中華民国台湾
出身地 台北市
生年月日 (1972-10-25) 1972年10月25日(52歳)
身長
体重
177 cm
85 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 1996年
初出場 1996年4月8日
最終出場 2011年9月30日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
指導歴
国際大会
代表チーム チャイニーズタイペイの旗 チャイニーズタイペイ
五輪 2004年2008年
WBC 2006年
葉君璋
各種表記
発音転記: イエ・ジュンジャン
英語名 Chun-Chang Yeh
テンプレートを表示
獲得メダル
男子 野球
チャイニーズタイペイの旗 チャイニーズタイペイ
アジア競技大会
2006
1994

葉 君璋(イエ・ジュンジャン、1972年10月25日 - )は、台湾台北市出身の元プロ野球選手捕手)右投げ右打ち。

経歴

プロ入りとドラゴンズ時代

1994年10月に開催された広島アジア競技大会の野球チャイニーズタイペイ代表に選出された。

1996年中華職業棒球大聯盟(CPBL)の味全ドラゴンズに入団。

ブルズ時代

2000年興農ブルズに移籍。

2004年8月に開催されたアテネオリンピックの野球チャイニーズタイペイ代表に選出された。

2006年開幕前の3月に開催された第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)チャイニーズタイペイ代表に選出された。オフの11月から12月にかけて開催されたドーハアジア競技大会の野球チャイニーズタイペイ代表に選出された。同大会では優勝を果たした。

2008年8月に開催された北京オリンピックの野球チャイニーズタイペイ代表に選出され、2大会連続2度目の選出を果たした。

エレファンツ時代

2010年兄弟エレファンツに移籍。

2011年オフに兄弟を戦力外になり、現役引退。

引退後

2012年からクリーブランド・インディアンスの傘下マイナーリーグベースボール#概要のバッテリーコーチを務めた。

2015年6月23日から義大ライノズ(後の富邦ガーディアンズ)の一軍監督を務めた。

2016年開幕前の1月29日に「侍ジャパン強化試合 日本 vs チャイニーズタイペイ」のチャイニーズタイペイ代表コーチを務めることが発表された[1]

2018年7月30日、成績不振により義大の後継球団である富邦ガーディアンズの監督を辞任した。

2019年4月15日、20年振りに台湾プロ野球に復活することが決定した味全ドラゴンズの監督に就任した。

プレースタイル

台湾を代表するベテラン捕手であり、長年にわたり野球中華民国代表に選出された。打撃は非力で安定性を欠くが、守備ではインサイドワークに定評がありベテランならではの熟練のリードが持ち味。肩は弱いが、国内では高い盗塁阻止率を誇る。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
1996 味全 72 236 221 31 59 5 1 1 69 24 5 5 5 0 8 0 2 32 5 .267 .299 .312 .611
1997 96 390 358 34 71 11 0 0 82 24 10 5 11 1 15 0 5 65 7 .198 .240 .229 .469
1998 101 359 308 27 60 10 1 1 75 25 3 7 15 3 28 0 5 71 8 .195 .270 .244 .514
1999 91 324 287 34 74 8 2 0 86 29 8 2 10 3 14 1 10 53 10 .258 .312 .300 .612
2000 興農 85 298 273 28 72 10 0 0 82 22 2 4 4 0 17 0 4 41 6 .264 .316 .300 .617
2001 88 329 304 30 77 9 1 1 91 25 2 1 8 0 15 0 2 35 15 .253 .293 .299 .592
2002 85 313 278 28 59 13 1 1 77 18 1 1 8 2 22 1 3 44 11 .212 .275 .277 .552
2003 81 286 249 22 64 6 1 0 72 29 1 2 7 2 17 0 11 41 5 .257 .330 .289 .619
2004 77 233 202 22 45 2 0 0 47 12 0 1 5 1 21 0 4 44 3 .223 .307 .233 .540
2005 101 346 321 28 68 11 0 1 82 20 1 2 12 0 8 1 5 70 6 .212 .243 .255 .498
2006 100 341 303 22 75 11 1 0 88 32 0 1 17 3 12 0 6 38 15 .248 .287 .290 .577
2007 69 237 218 19 53 8 1 1 66 20 1 2 5 1 6 0 7 33 2 .243 .284 .303 .587
2008 97 337 311 26 70 11 1 0 83 26 2 3 5 1 20 0 0 32 14 .225 .271 .267 .538
2009 92 290 262 32 61 10 1 0 73 26 0 0 8 1 17 0 2 42 7 .233 .284 .279 .562
2010 兄弟 67 188 168 13 31 4 1 0 37 9 0 2 5 2 10 0 3 32 5 .185 .240 .220 .461
2011 67 146 124 8 22 1 0 0 23 14 0 0 13 1 7 0 1 18 7 .177 .226 .185 .411
通算:16年 1369 4653 4187 404 961 130 12 6 1133 355 36 38 138 21 237 3 70 691 126 .230 .281 .271 .551
  • 各年度の太字はリーグ最高

表彰

  • ベストナイン:3回 (2000年 - 2002年)
  • ゴールデングラブ賞:3回 (2000年 - 2002年)
  • 台湾シリーズMVP:1回 (2005年)

背番号

  • 27 (1996年 - 2011年、2016年 - )
  • 90 (2014年)
  • 80 (2015年)

代表歴

脚注

  1. ^ 中職日職對抗賽 代表隊參賽名單出爐 中華職棒大聯盟全球資訊網The Official Site of CPBL (中国語) (2016年1月29日) 2016年2月17日閲覧

外部リンク