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『Happy Ending 』(ハッピイ・エンディング)は、2020年3月21日 (2020-03-21 ) に発売された大滝詠一 のアルバム 。
解説
デビュー50周年を記念してリリースされた本作は、1990年 (1990 ) 代半ば以降、主に「幸せな結末 」「恋するふたり 」「Happy Endで始めよう 」といったドラマ主題歌制作時のセッションから生まれた未発表曲や、ドラマ主題歌の別バージョンなど、貴重な初出音源11トラックを収録。通常盤、初回限定盤、アナログ完全生産限定盤の3形態で発売され、初回限定盤には「Niagara TV Special Vol.1」と題されたディスクが1枚付属する[ 1] [ 3] 。
1997年 (1997 ) にフジテレビ系 ドラマ『ラブジェネレーション 』の主題歌として発表された「幸せな結末」は、12年ぶりのシングルで、80年代の半ばから活動再開を待ち望んでいたファンの期待に応え大きな話題になった作品だった。2003年 (2003 ) にも『東京ラブ・シネマ 』の主題歌「恋するふたり」がリリースされたが、本作は、それらのTV関連の音源で構成された、その間のミッシング・リンクと言えるのかもしれない[ 4] 。
初回生産限定盤CD Disc2に付属された本ディスクは『Niagara TV Special Vol.1』と題され、主にテレビ・ドラマの本編やスポットCMなどで使用された大滝詠一作品の中から、これまで未商品化だったレアなヴァージョンばかりを集めた全12トラック入りの作品となっている[ 5] 。
リリース、プロモーション、マーケティング
予約特典のポストカードはデザイナー / イラストレーターの中山泰がデザインを手がけており、大滝のファースト・アルバム 『大瀧詠一 』[ 注釈 1] のジャケットと、そのジャケットをベースに作成されたシングル「幸せな結末」[ 注釈 2] のジャケット、そしてその流れをくむ今回の『Happy Ending』の絵柄がそれぞれ使用された3枚セットとなっている[ 3] 。
収録曲
DISC 1 "Happy Ending"
Niagara Dreaming – (1:08) [ 1] [ 2]
作曲:大瀧詠一 / 編曲:多羅尾伴内
幸せな結末 (Album Ver.) – (4:33) [ 1] [ 2]
作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
ナイアガラ慕情 – (3:30) [ 1] [ 2]
作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
恋するふたり (Album Ver.) – (4:42) [ 1] [ 2]
作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
イスタンブール・マンボ – (3:09) [ 1] [ 2]
Happy Endで始めよう (バカラック Ver.) – (3:44) [ 1] [ 2]
作詞:多幸福 / 作曲:多羅尾伴内 / 編曲:Rinky O'hen
ガラスの入江* – (3:33) [ 1] [ 2]
作詞:松本隆 / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
Dream Boy* – (3:30) [ 1] [ 2]
作詞:D.Silverthorn / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
ダンスが終わる前に – (2:21) [ 1] [ 2]
作詞 / 作曲:佐野元春 / 編曲:井上鑑 © M's Factory Music Publishers, Inc.
So Long – (4:04) [ 1] [ 2]
作詞:小野小福 / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:Chelsea
Happy Ending* – (3:19) [ 1] [ 2]
作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
*Niagara Fall of Sound Orchestral
DISC 2: "NIAGARA TV Special Vol.1"
君は天然色 (かくしごと Ver.) – (1:32) [ 1]
作詞:松本隆 / 作曲:大瀧詠一
恋するカレン (一番大切なデート Ver.) – (2:49) [ 1]
作詞:松本隆 / 作曲:大瀧詠一
恋するふたり (15sec Ver.) – (0:28) [ 1]
作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一
恋するふたり (東京ラブ・シネマ Ver.) – (2:22) [ 1]
作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一
イスタンブール・マンボ * (Inst Ver.) – (2:58) [ 1]
恋するふたり (Strings Fever Ver.) – (4:53) [ 1]
作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一
幸せな結末 (CM Ver.) – (0:18) [ 1]
作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一
幸せな結末 (ラブジェネレーション Ver.) – (3:06) [ 1]
作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一
ナイアガラ慕情* (Inst Ver.) – (3:31) [ 1]
作曲:大瀧詠一
Happy Endで始めよう* (Harmonica Ver.) – (3:44) [ 1]
作詞:多幸福 / 作曲:多羅尾伴内
マルチスコープのテーマ – (1:25) [ 1]
作詞:伊藤アキラ / 作曲:大瀧詠一
恋のナックルボール (前田幸長 Ver.) – (2:18) [ 1]
作詞:松本隆 / 作曲:大瀧詠一
*Niagara Fall of Sound Orchestral
クレジット
Assistant Engineer
:
Yuta Yoneyama . Takemasa Kosaka . Naoki Kawashima . Satoshi Bono . Masayuki Haru (Sony Music Studios Tokyo)
CD Mastering at Sony Music Studios Tokyo
Engineer : Tetsuya Naitoh (Sony Music Studios Tokyo)
Front Cover Design : Yasushi Nakayama
Art Design : Takashi Okada
A&R
:
Naoki Yoshitake (Sony Music Records ) Shintaro Ohta (Sony Music Records) Eisuke Yamashita (Sony Music Records)
Director : Masaaki Shirota
Co-Producer : Osamu Sakaguchi (The Niagara Enterprises)
Supervisor : Shikoh Ohtaki and Family
Produced by Eiichi Ohtaki
SRJL 1140
解説
CDと同時発売となるアナログ盤は完全生産限定盤としてリリース。アナログ盤は、180g重量盤による完全限定生産。カッティングはロンドンのメトロポリス・マスタリングにてマット・コルトンが担当、ハーフスピードカッティングが施されている。レーベルはプロモーション盤に使われたブルーレーベルを使用、帯の代わりにステッカーが貼られている。
アナログ盤は2020年3月21日 (2020-03-21 ) のリリース後、即日完売となったことを受け、同年8月8日から開催されたアナログイベント『CITY POP on VINYL 2020』参加に合わせてアンコールプレスされることが決定し、再発売された[ 6] 。
収録曲
Side-1
Niagara Dreaming
作曲:大瀧詠一 / 編曲:多羅尾伴内
幸せな結末 (Album Ver.)
作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
ナイアガラ慕情
作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
恋するふたり (Album Ver.)
作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
イスタンブール・マンボ
Happy Endで始めよう (バカラック Ver.)
作詞:多幸福 / 作曲:多羅尾伴内 / 編曲:Rinky O'hen
Side-2
ガラスの入江*
作詞:松本隆 / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
Dream Boy*
作詞:D.Silverthorn / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
ダンスが終わる前に
作詞 / 作曲:佐野元春 / 編曲:井上鑑 © M's Factory Music Publishers, Inc.
So Long
作詞:小野小福 / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:Chelsea
Happy Ending*
作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
*Niagara Fall of Sound Orchestral
クレジット
Recorded and Mixed at
Sony Music Studios Tokyo Shinanomachi Studio
Assistant Engineer
:
Yuta Yoneyama . Takemasa Kosaka . Naoki Kawashima . Satoshi Bono . Masayuki Haru (Sony Music Studios Tokyo)
Mastering at
:
Sony Music Studios Tokyo Metropolis Mastering. London
Engineer
:
Tetsuya Naitoh (Sony Music Studios Tokyo) Matt Colton (Metropolis Mastering. London)
Half Speed Vinil Cutting : Matt Colton (Metropolis Mastering. London)
Front Cover Design : Yasushi Nakayama
Art Design : Takashi Okada
A&R
:
Naoki Yoshitake (Sony Music Records ) Shintaro Ohta (Sony Music Records) Eisuke Yamashita (Sony Music Records)
Director : Masaaki Shirota
Co-Producer : Osamu Sakaguchi (The Niagara Enterprises)
Supervisor : Shikoh Ohtaki and Family
Produced by Eiichi Ohtaki
リリース日一覧
地域
リリース日
レーベル
規格
カタログ番号
備考
日本
2020年3月21日 (2020-03-21 )
NIAGARA ⁄ Sony Music Labels Inc.
SRCL 11430~1【初回生産限定盤】 SRCL 11432【通常盤】
初回生産限定盤は「Niagara TV Special Vol.1」を収録したDisc2との2枚組。三方背ボックス仕様。
LP
SRJL 1140
全11曲収録。完全生産限定盤。
脚注
注釈
出典
外部リンク
SonyMusic
KING (1971年 (1971 ) -1972年 (1972 ) )
Bellwood / KING
(1972年 (1972 ) -1973年 (1973 ) )
シングル
空飛ぶくじら (1972年6月25日 (1972-06-25 ) )
スタジオ・アルバム
大瀧詠一 (1972年11月25日 (1972-11-25 ) )
NIAGARA ⁄
COLUMBIA (1976年 (1976 ) -1980年 (1980 ) )
NIAGARA /
CBS/SONY (1981年 (1981 ) -1991年 (1991 ) )
シングル スタジオ・アルバム その他 (CM集・ インストゥルメンタル・ 編集盤等) ボックス・セット
その他(プロデュース作品・提供曲・作品集・編集盤等)
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