コンテンツにスキップ

Happy Ending

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。とろ肉ハウス (会話 | 投稿記録) による 2023年1月24日 (火) 09:19個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (特別:LintErrors/misc-tidy-replacement-issues)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

『Happy Ending』
大滝詠一スタジオ・アルバム
リリース
録音 Sony Music Studios Tokyo Shinanomachi Studio
ジャンル ポップス
時間
レーベル NIAGARA / Sony Music Labels Inc.
プロデュース 大瀧詠一
大滝詠一 アルバム 年表
  • Happy Ending
  • (2020年 (2020)
EANコード
  • EAN 4547366440614, ASIN B082PQ9T72(初回生産限定盤)
  • EAN 4547366440621, ASIN B082PQTRL3(通常盤)
ナイアガラ・レーベル 年表
  • Happy Ending / 大滝詠一
  • (2020年 (2020)
テンプレートを表示

Happy Ending』(ハッピイ・エンディング)は、2020年3月21日 (2020-03-21)に発売された大滝詠一アルバム

解説

デビュー50周年を記念してリリースされた本作は、1990年 (1990)代半ば以降、主に「幸せな結末」「恋するふたり」「Happy Endで始めよう」といったドラマ主題歌制作時のセッションから生まれた未発表曲や、ドラマ主題歌の別バージョンなど、貴重な初出音源11トラックを収録。通常盤、初回限定盤、アナログ完全生産限定盤の3形態で発売され、初回限定盤には「Niagara TV Special Vol.1」と題されたディスクが1枚付属する[1][3]

1997年 (1997)フジテレビ系ドラマ『ラブジェネレーション』の主題歌として発表された「幸せな結末」は、12年ぶりのシングルで、80年代の半ばから活動再開を待ち望んでいたファンの期待に応え大きな話題になった作品だった。2003年 (2003)にも『東京ラブ・シネマ』の主題歌「恋するふたり」がリリースされたが、本作は、それらのTV関連の音源で構成された、その間のミッシング・リンクと言えるのかもしれない[4]

初回生産限定盤CD Disc2に付属された本ディスクは『Niagara TV Special Vol.1』と題され、主にテレビ・ドラマの本編やスポットCMなどで使用された大滝詠一作品の中から、これまで未商品化だったレアなヴァージョンばかりを集めた全12トラック入りの作品となっている[5]

リリース、プロモーション、マーケティング

予約特典のポストカードはデザイナー / イラストレーターの中山泰がデザインを手がけており、大滝のファースト・アルバム大瀧詠一[注釈 1]のジャケットと、そのジャケットをベースに作成されたシングル「幸せな結末」[注釈 2]のジャケット、そしてその流れをくむ今回の『Happy Ending』の絵柄がそれぞれ使用された3枚セットとなっている[3]

収録曲

DISC 1 "Happy Ending"

  1. Niagara Dreaming  – (1:08)[1][2]
    作曲:大瀧詠一 / 編曲:多羅尾伴内
  2. 幸せな結末 (Album Ver.)  – (4:33)[1][2]
    作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
  3. ナイアガラ慕情  – (3:30)[1][2]
    作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
  4. 恋するふたり (Album Ver.)  – (4:42)[1][2]
    作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
  5. イスタンブール・マンボ  – (3:09)[1][2]
    • 作詞 / 作曲:Jimmy Kennedy & Nat Simon / 編曲:井上鑑
    • ©by ALAMO MUSIC INC.
    • All rights reserved. Used by permission.
  6. Happy Endで始めよう (バカラック Ver.)  – (3:44)[1][2]
    作詞:多幸福 / 作曲:多羅尾伴内 / 編曲:Rinky O'hen
  7. ガラスの入江*  – (3:33)[1][2]
    作詞:松本隆 / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
  8. Dream Boy*  – (3:30)[1][2]
    作詞:D.Silverthorn / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
  9. ダンスが終わる前に  – (2:21)[1][2]
    • 作詞 / 作曲:佐野元春 / 編曲:井上鑑
    • © M's Factory Music Publishers, Inc.
  10. So Long  – (4:04)[1][2]
    作詞:小野小福 / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:Chelsea
  11. Happy Ending*  – (3:19)[1][2]
    作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
*Niagara Fall of Sound Orchestral

DISC 2: "NIAGARA TV Special Vol.1"

  1. 君は天然色 (かくしごと Ver.)  – (1:32)[1]
    作詞:松本隆 / 作曲:大瀧詠一
  2. 恋するカレン (一番大切なデート Ver.)  – (2:49)[1]
    作詞:松本隆 / 作曲:大瀧詠一
  3. 恋するふたり (15sec Ver.)  – (0:28)[1]
    作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一
  4. 恋するふたり (東京ラブ・シネマ Ver.)  – (2:22)[1]
    作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一
  5. イスタンブール・マンボ* (Inst Ver.)  – (2:58)[1]
  6. 恋するふたり (Strings Fever Ver.)  – (4:53)[1]
    作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一
  7. 幸せな結末 (CM Ver.)  – (0:18)[1]
    作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一
  8. 幸せな結末 (ラブジェネレーション Ver.)  – (3:06)[1]
    作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一
  9. ナイアガラ慕情* (Inst Ver.)  – (3:31)[1]
    作曲:大瀧詠一
  10. Happy Endで始めよう* (Harmonica Ver.)  – (3:44)[1]
    作詞:多幸福 / 作曲:多羅尾伴内
  11. マルチスコープのテーマ  – (1:25)[1]
    作詞:伊藤アキラ / 作曲:大瀧詠一
  12. 恋のナックルボール (前田幸長 Ver.)  – (2:18)[1]
    作詞:松本隆 / 作曲:大瀧詠一
*Niagara Fall of Sound Orchestral

クレジット

Recorded and Mixed at
Engineer  : 
 
Assistant Engineer  : 
  • Yuta Yoneyama . Takemasa Kosaka . Naoki Kawashima .
  • Satoshi Bono . Masayuki Haru (Sony Music Studios Tokyo)
 
CD Mastering at Sony Music Studios Tokyo
Engineer : Tetsuya Naitoh (Sony Music Studios Tokyo)
 
Front Cover Design : Yasushi Nakayama
Art Design : Takashi Okada
 
A&R  : 
  • Naoki Yoshitake (Sony Music Records)
  • Shintaro Ohta (Sony Music Records)
  • Eisuke Yamashita (Sony Music Records)
 
Director : Masaaki Shirota
 
Co-Producer : Osamu Sakaguchi (The Niagara Enterprises)
 
Supervisor : Shikoh Ohtaki and Family
 
Special Thanks to  : 
 
Produced by Eiichi Ohtaki

SRJL 1140

『Happy Ending』
大滝詠一スタジオ・アルバム
リリース
録音 Sony Music Studios Tokyo Shinanomachi Studio
ジャンル ポップス
レーベル NIAGARASony Music Labels Inc.
プロデュース 大瀧詠一
EANコード
EAN 4547366440638, ASIN B082PQ2ZCP
テンプレートを表示

解説

CDと同時発売となるアナログ盤は完全生産限定盤としてリリース。アナログ盤は、180g重量盤による完全限定生産。カッティングはロンドンのメトロポリス・マスタリングにてマット・コルトンが担当、ハーフスピードカッティングが施されている。レーベルはプロモーション盤に使われたブルーレーベルを使用、帯の代わりにステッカーが貼られている。

アナログ盤は2020年3月21日 (2020-03-21)のリリース後、即日完売となったことを受け、同年8月8日から開催されたアナログイベント『CITY POP on VINYL 2020』参加に合わせてアンコールプレスされることが決定し、再発売された[6]

収録曲

Side-1

  1. Niagara Dreaming
    作曲:大瀧詠一 / 編曲:多羅尾伴内
  2. 幸せな結末 (Album Ver.)
    作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
  3. ナイアガラ慕情
    作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
  4. 恋するふたり (Album Ver.)
    作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
  5. イスタンブール・マンボ
    • 作詞 / 作曲:Jimmy Kennedy & Nat Simon / 編曲:井上鑑
    • ©by ALAMO MUSIC INC.
    • All rights reserved. Used by permission.
  6. Happy Endで始めよう (バカラック Ver.)
    作詞:多幸福 / 作曲:多羅尾伴内 / 編曲:Rinky O'hen

Side-2

  1. ガラスの入江*
    作詞:松本隆 / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
  2. Dream Boy*
    作詞:D.Silverthorn / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
  3. ダンスが終わる前に
    • 作詞 / 作曲:佐野元春 / 編曲:井上鑑
    • © M's Factory Music Publishers, Inc.
  4. So Long
    作詞:小野小福 / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:Chelsea
  5. Happy Ending*
    作詞:多幸福 / 作曲:大瀧詠一 / 編曲:井上鑑
*Niagara Fall of Sound Orchestral

クレジット

Recorded and Mixed at
  • Sony Music Studios Tokyo
  • Shinanomachi Studio
Engineer  : 
 
Assistant Engineer  : 
  • Yuta Yoneyama . Takemasa Kosaka . Naoki Kawashima .
  • Satoshi Bono . Masayuki Haru (Sony Music Studios Tokyo)
 
Mastering at  : 
  • Sony Music Studios Tokyo
  • Metropolis Mastering. London
Engineer  : 
  • Tetsuya Naitoh (Sony Music Studios Tokyo)
  • Matt Colton (Metropolis Mastering. London)
 
Half Speed Vinil Cutting : Matt Colton (Metropolis Mastering. London)
 
Front Cover Design : Yasushi Nakayama
Art Design : Takashi Okada
 
A&R  : 
  • Naoki Yoshitake (Sony Music Records)
  • Shintaro Ohta (Sony Music Records)
  • Eisuke Yamashita (Sony Music Records)
 
Director : Masaaki Shirota
 
Co-Producer : Osamu Sakaguchi (The Niagara Enterprises)
 
Supervisor : Shikoh Ohtaki and Family
 
Special Thanks to  : 
 
Produced by Eiichi Ohtaki

リリース日一覧

地域 リリース日 レーベル 規格 カタログ番号 備考
日本 2020年3月21日 (2020-03-21) NIAGARASony Music Labels Inc.
  • 2CD
  • CD
  • SRCL 11430~1【初回生産限定盤】
  • SRCL 11432【通常盤】
初回生産限定盤は「Niagara TV Special Vol.1」を収録したDisc2との2枚組。三方背ボックス仕様。
LP
SRJL 1140 全11曲収録。完全生産限定盤。

脚注

注釈

  1. ^ 大瀧詠一』 1972年11月25日 (1972-11-25)発売 BELLWOODKING LP:OFL-7
  2. ^ 幸せな結末」 1997年11月12日 (1997-11-12)発売 NIAGARA / Sony Records CD:SRDL 4500

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 大瀧詠一/Happy Ending<初回生産限定盤>” (日本語). TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社. 2021年2月26日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 大瀧詠一/Happy Ending<通常盤>” (日本語). TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社. 2021年2月26日閲覧。
  3. ^ a b 大滝詠一50周年記念盤、収録曲はドラマ主題歌セッションから生まれた初出音源”. ナタリー. 株式会社ナターシャ (2020年1月21日). 2021年3月9日閲覧。
  4. ^ 「特集 大滝詠一『Happy Ending』」『レコード・コレクターズ』第39巻第6号、株式会社ミュージック・マガジン、2020年4月1日、33頁、JAN 4910196370404。「特集 大滝詠一『Happy Ending』」 
  5. ^ 木村ユタカ「特集 大滝詠一『Happy Ending』」『レコード・コレクターズ』第39巻第6号、株式会社ミュージック・マガジン、2020年4月1日、48-55頁、JAN 4910196370404。「『Happy Ending』全曲ガイド」 
  6. ^ 大滝詠一デビュー50周年記念アルバム『Happy Ending』アナログ完全生産限定盤のアンコールプレスが決定!!”. 大滝詠一 | ソニーミュージックオフィシャルサイト. Sony Music Entertainment (Japan) Inc. (2020年6月15日). 2021年3月9日閲覧。

外部リンク

SonyMusic